JPH0743776U - 内燃機関の振動消去装置 - Google Patents

内燃機関の振動消去装置

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JPH0743776U JP000165U JP16595U JPH0743776U JP H0743776 U JPH0743776 U JP H0743776U JP 000165 U JP000165 U JP 000165U JP 16595 U JP16595 U JP 16595U JP H0743776 U JPH0743776 U JP H0743776U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案の目的は8気筒水平対向内燃機関にお
いてヨーイング偶力により発生される振動を消去するこ
とが出来る振動消去装置を提供することである。 【構成】クランクシャフト10の両端の第1及び第2ピ
ニオン18,20には相互に正反対の方向で同じ大きさ
の遠心力50,52を発生させる重り22,24が設け
られ、機関ハウジング12においてピストン19及びシ
リンダが配置されている平面内で第1及び第2ピニオン
に噛合された1対の第1アイドラギヤ30,32と第2
アイドラギヤ26にも相互に正反対の方向で同じ大きさ
の遠心力54,56を発生させる重り34,36,28
が設けられている。第1ピニオン側遠心力50,54の
合力と第2ピニオン側遠心力52,56の合力とは相互
に正反対の方向で同じ大きさであり、クランクシャフト
上に作用するピストンの往復動作によって発生される一
次偶力(即ちヨーイング偶力)を打ち消す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は内燃機関の振動消去装置に関するものであり、特に4つのクランク ピンを有しているクランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関において発 生する振動を消去する振動消去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水平対向内燃機関は、機関ハウジング中に回転自在に設けられている細 長いクランクシャフトを有している。このクランクシャフトは、ピストン・コネ クティングロッドを取り付ける為にクランクシャフトの回転中心線から半径方向 に離間して配置されている複数のクランクピンを有している。
【0003】 従来知られている水平対向内燃機関、特に4つのクランクピンを有しているク ランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関においては、機関における燃焼 とピストンの往復動作とによって生じる一次振動力については通常は釣り合いが 取られているが、クランクシャフトの回転により発生するヨーイング偶力 (yawing couple)、即ちヨーイング・モーメント(yawing moment),については釣り合いが取られていない。隣接した2対のピス トンが正反対の方向に往復動することによりクランクシャフト上に正反対の方向 に向いて負荷されている等しい大きさの力は振動力を釣り合わせているが、これ らの振動力はクランクシャフトの回転中心線に沿った方向において相互に離間し ている位置に負荷されているので位置に負荷されているのでヨーイング偶力が発 生される。ヨーイング偶力はクランクシャフトの回転中心線に対して直交する線 の回りでクランクシャフトを捻る力を発生させて機関に振動を発生させる。これ らのヨーイング偶力は、12及び16気筒水平対向内燃機関においては内的に釣 り合いが取られるが、4つのクランクピンを有しているクランクシャフトを備え た8気筒水平対向内燃機関においては内的に釣り合いを取ることができない。こ のような機関においては、一直線上に配置された2つのピストンが同一のクラン クピンを共有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記事情の下でなされ、この考案の目的は、4つのクランクピンを 有しているクランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関においてヨーイン グ偶力により発生される振動を消去することが出来る振動消去装置を提供するこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、この考案に従った内燃機関の振動消去装置は 、ピストン及びシリンダが所定の平面内に配置されており、機関ハウジングに細 長いクランクシャフトが回転自在に設けられており、クランクシャフトが4つの クランクピンを有している8気筒水平対向内燃機関に使用され、ピストンの往復 動によりクランクシャフト上に負荷される一次偶力により発生する振動を打消す ものであって:クランクシャフトのクランクピンに対して周方向に離間した所定 の第1の位置においてクランクシャフトに取り付けられ、クランクシャフトの回 転により第1の平面内で回転する第1の釣合い重りと;クランクシャフトの回転 中心線に沿った方向に第1の釣合い重りから離間しているとともにクランクシャ フトのクランクピンに対して周方向に離間した所定の第2の位置においてクラン クシャフトに取り付けられ、クランクシャフトの回転により第2の平面内で回転 する第2の釣合い重りと;第1のアイドラ手段と;上記第1の平面と実質的に平 行な平面内で上記ハウジングに第1のアイドラ手段を回転自在に設置する手段と ;第2のアイドラ手段と;上記第2の平面と実質的に平行な平面内で上記ハウジ ングに第2のアイドラ手段を回転自在に設置する手段と;上記第1及び第2のア イドラ手段をクランクシャフトと同期して回転駆動させる手段と;を備えていて 、第1及び第2のアイドラ手段の夫々は夫々の回転中心線から離間しているとと もに相互及びクランクシャフトに関して周方向に離間した所定の位置に重り部を 含んでいて、これらの重り部はクランクシャフトの回転により第1の釣合い重り 及び第1のアイドラ手段に発生する遠心力の強さと第2の釣合い重り及び第2の アイドラ手段に発生する遠心力の強さとが上記所定の平面内で相互に正反対の方 向を向き実質的に等しい大きさにしていて、これらの重り部と第1及び第2の釣 合い重りとはクランクピンに対して周方向に離間していて第1の釣合い重り及び 第1のアイドラ手段に発生する遠心力と第2の釣合い重り及び第2のアイドラ手 段に発生する遠心力との合力が上記一次偶力を実質的に打ち消す、ことを特徴と している。
【0006】
【作用及び効果】
クランクシャフトの回転中に第1及び第2の釣合い重りは、第1及び第2のア イドラ手段の重り部と同様に、機関シリンダの平面内で遠心力を発生させる。さ らに第1及び第2の釣合い重りは、第1及び第2のアイドラ手段の重り部と同様 に、これらが発生する遠心力がクランクシャフトの回転により発生されるモーメ ントを打ち消し、ひいては機関の振動を減少させるように相互に周方向に離間し ている。
【0007】 もし望むのであれば、第1及び第2のアイドラ手段の夫々として1つあるいは 2つのアイドラギヤを機関ハウジングに回転自在に設け、このアイドラギヤをク ランクシャフトの一端及び/または他端に固定され第1及び第2の釣合い重りが 設けられているピニオンに噛合させることも出来る。2つのアイドラギヤが2つ のピニオンのいずれか一方あるいは両方により採用されている場合には、アイド ラギヤ上で重り部を構成している重りの重量がクランクシャフトの回転により発 生される遠心力を打ち消すように調整される。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例の振動消去装置を備えた水平対向内燃機関は、所定の回転中 心線14の回りで回転自在となるように機関ハウジング12に設けられているク ランクシャフト10を有している。クランクシャフト10は、8気筒水平対向内 燃機関の為の従来から良く知られている構造をしており、それ故に回転中心線1 4から半径方向に離間している4つのクランクピン16を有している。
【0009】 1対の相互に対向しているピストン19(図には1つしか示されていない)が 夫々のクランクピン16に機械的に連結されており、これら1対の相互に対向し ているピストン19は同一平面内に配置されている。
【0010】 第1のピニオン18がクランクシャフト10の前端に同軸に固定されており、 従って第1のピニオン18はクランクシャフト10とともに回転する。また同様 に第2のピニオン20がクランクシャフト10の後端に同軸に固定されており、 従って第2のピニオン20もクランクシャフト10とともに回転する。第1及び 第2のピニオン18及び20の夫々は夫々の回転中心線から半径方向に離間した 位置に釣り合い重り22及び24を有している。釣り合い重り22及び24は、 相互に実質的に等しい釣り合いモーメントを有している。
【0011】 さらに図1を参照すると、後側アイドラギヤ26が機関ハウジング12に回転 自在に設けられており、第2のピニオン20と同じ平面内に配置されて第2のピ ニオン20と噛合している。後側アイドラギヤ26は自身の回転中心線から半径 方向に離間した位置に重り部28を有しており、重り部28の重量は第2のピニ オン20の釣り合い重り24の重量と等しい。
【0012】 上記の記載と同様に、1対の前側アイドラギヤ30及び32が機関ハウジング 12に回転自在に設けられており、これらは第1のピニオン18と同じ平面内に 配置されて第1のピニオン18と噛合している。1対の前側アイドラギヤ30及 び32の夫々も自身の回転中心線から半径方向に離間した位置に1/2重り34 及び36を有しており、1/2重り34及び36の夫々は第1のピニオン18の 釣り合い重り22と比べて実質的に1/2である釣り合いモーメントを有してい る。
【0013】 図2には、反時計回り方向に回転しているクランクシャフト10の第1及び第 2のピニオン18及び20が、後側アイドラギヤ26及び1対の前側アイドラギ ヤ30,32とともに、概略的に示されている。第1及び第2のピニオン18及 び20の反時計回り方向への回転は、後側アイドラギヤ26及び1対の前側アイ ドラギヤ30,32の時計回り方向への回転を生じさせる。さらに、第1及び第 2のピニオン18及び20の回転中心線、及び後側アイドラギヤ26及び1対の 前側アイドラギヤ30,32の夫々の回転中心線は全て所定の平面内に配置され ている。
【0014】 ことが出来るようにクランクピン16に対して半径方向に離間している。
【0015】 重り部28,1/2重り34,36,釣り合い重り22,24,及びクランク ピン16の相互間の周方向における相対的な位置関係はクランクシャフト10の 形状に対応して変化するが、その位置関係は当業者であれば容易に決定すること が出来る。テイラー(Tailor)著,「内燃機関(Internal Cobustion Engines)」のVol.2,257ページを参照せ よ。
【0016】 上述した実施例では第1のピニオン18に噛合している1対の前側アイドラギ ヤ30,32と第2のピニオン20に噛合している1つの後側アイドラギヤ26 とが使用されているが、この発明の理念に従えば1つあるいは複数のアイドラギ ヤを第1及び第2のピニオン18,20のいずれか一方あるいは両方に使用して も良い。さらに、クランクシャフトの一端の単一のあるいは複数のアイドラギヤ により発生される遠心力がクランクシャフトの他端の単一のあるいは複数のアイ ドラギヤにより発生される遠心力と大きさが同じで方向が正反対であり、アイド ラギヤ上の重り部が前述したヨーイング偶力を打ち消すことが出来るようにクラ ンクピンに対して周方向に適当に離間していることのみが必要である。
【0017】 また、上述した実施例ではピニオンとアイドラギヤとの2つの組み合わせがク ランクシャフトの両端に設けられていたが、ピニオンとアイドラギヤとの一方の 組み合わせがクランクシャフトの回転中心線に沿った方向において他方のピニオ ンとアイドラギヤとの組み合わせから離間してさえいれば、上記2つの組み合わ せは回転中心線に沿った方向におけるクランクシャフトの中間領域に設けられて いても良いし、回転中心線に沿った方向においてクランクシャフトの両端から離 間して設けられていても良い。
【提出日】平成7年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は内燃機関の振動消去装置に関するものであり、特に4つのクランク ピンを有しているクランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関において発 生する振動を消去する振動消去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水平対向内燃機関は、機関ハウジング中に回転自在に設けられている細 長いクランクシャフトを有している。このクランクシャフトは、ピストン・コネ クティングロッドを取り付ける為にクランクシャフトの回転中心線から半径方向 に離間して配置されている複数のクランクピンを有している。
【0003】 従来知られている水平対向内燃機関、特に4つのクランクピンを有しているク ランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関においては、機関における燃焼 とピストンの往復動作とによって生じる一次振動力については通常は釣り合いが 取られているが、クランクシャフトの回転により発生するヨーイング偶力(ya wing couple)、即ちヨーイング・モーメント(yawing mo ment),については釣り合いが取られていない。すなわち、これらの内燃機 関では、通常は 隣接した2対のピストンが正反対の方向に往復動するように構成されており、 クランクシャフト上に正反対の方向に向いて負荷される等しい大き さの力を釣り合わせているが、これらの力はクランクシャフトの回転中心線に沿 った方向において相互に離間している位置に負荷されているので、クランクシャ フトには ヨーイング偶力が発生される。ヨーイング偶力はクランクシャフトの回 転中心線に対して直交する線の回りでクランクシャフトを捻る力を発生させて機 関に振動を発生させる。これらのヨーイング偶力は、12及び16気筒水平対向 内燃機関においては内的に釣り合いが取られるが、4つのクランクピンを有して いるクランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関においては内的に釣り合 いを取ることができない。このような機関においては、一直線上に配置された2 つのピストンが同一のクランクピンを共有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記事情の下でなされ、この考案の目的は、4つのクランクピンを 有しているクランクシャフトを備えた8気筒水平対向内燃機関においてヨーイン グ偶力により発生される振動を消去することが出来る振動消去装置を提供するこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、この考案に従った内燃機関の振動消去装置は 、ピストン及びシリンダが所定の平面内に配置されており、機関ハウジングに細 長いクランクシャフトが回転自在に設けられており、クランクシャフトが4つの クランクピンを有している8気筒水平対向内燃機関に使用され、ピストンの往復 動によりクランクシャフト上に負荷される一次偶力により発生する振動を打消す ものであって:クランクシャフトのクランクピンに対して周方向に離間した所定 の第1の位置においてクランクシャフトに取り付けられ、クランクシャフトの回 転により第1の平面内で回転する第1の釣合い重りと;クランクシャフトの回転 中心線に沿った方向に第1の釣合い重りから離間しているとともにクランクシャ フトのクランクピンに対して周方向に離間した所定の第2の位置においてクラン クシャフトに取り付けられ、クランクシャフトの回転により第2の平面内で回転 する第2の釣合い重りと;第1のアイドラ手段と;上記第1の平面と実質的に平 行な平面内で上記ハウジングに第1のアイドラ手段を回転自在に設置する手段と ;第2のアイドラ手段と;上記第2の平面と実質的に平行な平面内で上記ハウジ ングに第2のアイドラ手段を回転自在に設置する手段と;上記第1及び第2のア イドラ手段をクランクシャフトと同期して回転駆動させる手段と;を備えていて 、第1及び第2のアイドラ手段の夫々は夫々の回転中心線から離間しているとと もに相互及びクランクシャフトに関して周方向に離間した所定の位置に重り部を 含んでいて、これらの重り部はクランクシャフトの回転により第1の釣合い重り 及び第1のアイドラ手段に発生する遠心力の強さと第2の釣合い重り及び第2の アイドラ手段に発生する遠心力の強さとが上記所定の平面内で相互に正反対の方 向を向き実質的に等しい大きさにしていて、これらの重り部と第1及び第2の釣 合い重りとはクランクピンに対して周方向に離間していて第1の釣合い重り及び 第1のアイドラ手段に発生する遠心力と第2の釣合い重り及び第2のアイドラ手 段に発生する遠心力との合力が上記一次偶力を実質的に打ち消す、ことを特徴と している。
【0006】
【作用及び効果】
上記の第1の釣り合い重りと第2の釣り合い重り、および第1のアイドラ手段 の重り部と第2のアイドラ手段の重り部とは互いに反対方向の遠心力を発生させ るので、これらは互いに釣り合い、振動力を発生させることはない。しかし、こ れら第1及び第2の釣り合い重り、および第1及び第2のアイドラ手段の重り部 は、互いにクランクシャフトの軸方向に離間して配置されているので、これらが 回転されるとヨーイング偶力が発生し、これが上記のクランクシャフトに負荷さ れるヨーイング偶力を相殺し、振動の発生を防止する。なお、これらの第1及び 第2の釣り合い重り、第1及び第2のアイドラ手段の重り部の質量、回転中心か らの偏心距離等は、クランクシャフトの形状、すなわちクランクピンの配置や相 互の周方向の角度位置関係、それらの偏心量等に対応して設定され、これらのク ランクピンによるヨーイング偶力を完全に相殺するように設計される。
【0007】 もし望むのであれば、第1及び第2のアイドラ手段の夫々として1つあるいは 2つのアイドラギヤを機関ハウジングに回転自在に設け、このアイドラギヤをク ランクシャフトの一端及び/または他端に固定され第1及び第2の釣合い重りが 設けられているピニオンに噛合させることも出来る。2つのアイドラギヤが2つ のピニオンのいずれか一方あるいは両方により採用されている場合には、アイド ラギヤ上で重り部を構成している重りの重量がクランクシャフトの回転により発 生される遠心力を打ち消すように調整される。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例の振動消去装置を備えた水平対向内燃機関は、所定の回転中 心線14の回りで回転自在となるように機関ハウジング12に設けられているク ランクシャフト10を有している。クランクシャフト10は、8気筒水平対向内 燃機関用として従来から公知の構造の一例のものであり、回転中心線14から半 径方向に離間している4つのクランクピン16を有している。
【0009】 1対の相互に対向しているピストン19(図には1つしか示されていない)が 夫々のクランクピン16に機械的に連結されており、これら1対の相互に対向し ているピストン19は同一平面内に配置されている。
【0010】 第1のピニオン18がクランクシャフト10の前端に同軸に固定されており、 従って第1のピニオン18はクランクシャフト10とともに回転する。また同様 に第2のピニオン20がクランクシャフト10の後端に同軸に固定されており、 従って第2のピニオン20もクランクシャフト10とともに回転する。第1及び 第2のピニオン18及び20の夫々は夫々の回転中心線から半径方向に離間した 位置に釣り合い重り22及び24を有している。釣り合い重り22及び24は、 相互に実質的に等しい釣り合いモーメントを有している。
【0011】 さらに図1を参照すると、後側アイドラギヤ26が機関ハウジング12に回転 自在に設けられており、第2のピニオン20と同じ平面内に配置されて第2のピ ニオン20と噛合している。後側アイドラギヤ26は自身の回転中心線から半径 方向に離間した位置に重り部28を有しており、重り部28の重量は第2のピニ オン20の釣り合い重り24の重量と等しい。
【0012】 上記の記載と同様に、1対の前側アイドラギヤ30及び32が機関ハウジング 12に回転自在に設けられており、これらは第1のピニオン18と同じ平面内に 配置されて第1のピニオン18と噛合している。1対の前側アイドラギヤ30及 び32の夫々も自身の回転中心線から半径方向に離間した位置に1/2重り34 及び36を有しており、1/2重り34及び36の夫々は第1のピニオン18の 釣り合い重り22と比べて実質的に1/2である釣り合いモーメントを有してい る。
【0013】 図2には、反時計回り方向に回転しているクランクシャフト10の第1及び第 2のピニオン18及び20が、後側アイドラギヤ26及び1対の前側アイドラギ ヤ30,32とともに、概略的に示されている。第1及び第2のピニオン18及 び20の反時計回り方向への回転は、後側アイドラギヤ26及び1対の前側アイ ドラギヤ30,32の時計回り方向への回転を生じさせる。さらに、第1及び第 2のピニオン18及び20の回転中心線、及び後側アイドラギヤ26及び1対の 前側アイドラギヤ30,32の夫々の回転中心線は全て所定の平面内に配置され ている。
【0014】 重り部28,1/2重り34,36,釣り合い重り22,24,及びクランク ピン16の相互間の周方向における相対的な位置関係はクランクシャフト10の 形状に対応して変化するが、その位置関係は当業者であれば容易に決定すること が出来る。テイラー(Tailor)著,「内燃機関(Internal Co bustion Engines)」のVol.2,257ページを参照せよ。
【0015】 上述した実施例では第1のピニオン18に噛合している1対の前側アイドラギ ヤ30,32と第2のピニオン20に噛合している1つの後側アイドラギヤ26 とが使用されているが、この発明の理念に従えば1つあるいは複数のアイドラギ ヤを第1及び第2のピニオン18,20のいずれか一方あるいは両方に使用して も良い。さらに、クランクシャフトの一端の単一のあるいは複数のアイドラギヤ により発生される遠心力がクランクシャフトの他端の単一のあるいは複数のアイ ドラギヤにより発生される遠心力と大きさが同じで方向が正反対であり、アイド ラギヤ上の重り部が前述したヨーイング偶力を打ち消すことが出来るようにクラ ンクピンに対して周方向に適当に離間していることのみが必要である。
【0016】 また、上述した実施例ではピニオンとアイドラギヤとの2つの組み合わせがク ランクシャフトの両端に設けられていたが、ピニオンとアイドラギヤとの一方の 組み合わせがクランクシャフトの回転中心線に沿った方向において他方のピニオ ンとアイドラギヤとの組み合わせから離間してさえいれば、上記2つの組み合わ せは回転中心線に沿った方向におけるクランクシャフトの中間領域に設けられて いても良いし、回転中心線に沿った方向においてクランクシャフトの両端から離 間して設けられていても良い。
【0017】 また、上記の実施例は、図1に示すような形状のクランクシャフトに対応した ものであるが、このクランクシャフトの形状、すなわちクランクピンの配置やそ の偏心量等は、クランクシャフトの形式によって各種の種類があり、上記の釣り 合い重りやアイドラ手段の重り部の構成、配置はこれらクランクシャフトの形状 に適宜対応して設定されることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の振動消去装置を備えた8気
筒水平対向内燃機関の4つのクランクピンを有している
クランクシャフトを示す概略的な斜視図である。
【図2】この考案の実施例の振動消去装置の作用を説明
する為の概略図である。
【符号の説明】
10…クランクシャフト、12…機関ハウジング、14
…回転中心線、16…クランクピン、18…第1のピニ
オン(同期回転駆動手段)、19…ピストン、20…第
2のピニオン(同期回転駆動手段)、22…釣合い重り
(第1の釣合い重り)、24…釣合い重り(第2の釣合
い重り)、26…後側アイドラギヤ(第1のアイドラ手
段)、28…重り部、30,32…前側アイドラギヤ
(第2のアイドラ手段)、34,36…重り部、50,
52,54,56…遠心力ベクトル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 内燃機関の振動消去装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の振動消去装置を備えた8気
筒水平対向内燃機関の4つのクランクピンを有している
クランクシャフトを示す概略的な斜視図である。
【図2】この考案の実施例の振動消去装置の作用を説明
する為の概略図である。
【符号の説明】 10…クランクシャフト、12…機関ハウジング、14
…回転中心線、16…クランクピン、18…第1のピニ
オン(同期回転駆動手段)、19…ピストン、20…第
2のピニオン(同期回転駆動手段)、22…釣合い重り
(第1の釣合い重り)、24…釣合い重り(第2の釣合
い重り)、26…後側アイドラギヤ(第1のアイドラ手
段)、28…重り部、30,32…前側アイドラギヤ
(第2のアイドラ手段)、34,36…重り部、50,
52,54,56…遠心力ベクトル。

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン(19)及びシリンダが所定の
    平面内に配置されており、機関ハウジング(12)に細
    長いクランクシャフト(10)が回転自在に設けられて
    おり、クランクシャフトが4つのクランクピン(16)
    を有している8気筒水平対向内燃機関に使用され、ピス
    トンの往復動によりクランクシャフト上に負荷される一
    次偶力により発生する振動を打消すものであって:クラ
    ンクシャフトのクランクピンに対して周方向に離間した
    所定の第1の位置においてクランクシャフトに取り付け
    られ、クランクシャフトの回転により第1の平面内で回
    転する第1の釣合い重り(22)と;クランクシャフト
    の回転中心線に沿った方向に第1の釣合い重りから離間
    しているとともにクランクシャフトのクランクピンに対
    して周方向に離間した所定の第2の位置においてクラン
    クシャフトに取り付けられ、クランクシャフトの回転に
    より第2の平面内で回転する第2の釣合い重り(24)
    と;第1のアイドラ手段(26)と;上記第1の平面と
    実質的に平行な平面内で上記ハウジングに第1のアイド
    ラ手段を回転自在に設置する手段と;第2のアイドラ手
    段(30,32)と;上記第2の平面と実質的に平行な
    平面内で上記ハウジングに第2のアイドラ手段を回転自
    在に設置する手段と;上記第1及び第2のアイドラ手段
    (26,30,32)をクランクシャフトと同期して回
    転駆動させる同期回転駆動手段(18,20)と;を備
    えていて、 第1及び第2のアイドラ手段(26,30,32)の夫
    々は夫々の回転中心線から離間しているとともに相互及
    びクランクシャフトに関して周方向に離間した所定の位
    置に重り部(28,34,36)を含んでいて、これら
    の重り部はクランクシャフトの回転により第1の釣合い
    重り及び第1のアイドラ手段に発生する遠心力の強さと
    第2の釣合い重り及び第2のアイドラ手段に発生する遠
    心力の強さとが上記所定の平面内で相互に正反対の方向
    を向き実質的に等しい大きさにしていて、 これらの重り部と第1及び第2の釣合い重りとはクラン
    クピンに対して周方向に離間していて第1の釣合い重り
    及び第1のアイドラ手段に発生する遠心力と第2の釣合
    い重り及び第2のアイドラ手段に発生する遠心力との合
    力が上記一次偶力を実質的に打ち消す、 ことを特徴とする内燃機関の振動消去装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の釣合い重りの夫々がピニ
    オンを備えていることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関の振動消去装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のアイドラ手段の夫々が夫
    々の対応する第1及び第2の釣合い重りのピニオンと噛
    み合う少なくとも1つのギヤを備えていることを特徴と
    する請求項2に記載の内燃機関の振動消去装置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の釣合い重りが回転中心線
    に沿った方向におけるクランクシャフトの両端に固定さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の
    振動消去装置。
  5. 【請求項5】 回転駆動させる手段が第1及び第2のア
    イドラ手段を第1及び第2の釣合い重りの回転方向とは
    正反対の方向に回転させる正反対回転駆動手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の振動
    消去装置。
  6. 【請求項6】 第1及び第2の釣合い重りが実質的に略
    180°だけ周方向に相互に離間していることを特徴と
    する請求項1に記載の内燃機関の振動消去装置。
  7. 【請求項7】 第1及び第2のアイドラ手段の重り部が
    実質的に略180°だけ周方向に相互に離間しているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の振動消去装
    置。
  8. 【請求項8】 第1のアイドラ手段が1対の回転部材を
    有しており、1対の回転部材の夫々が上記重り部の釣合
    いモーメントの実質的に1/2である重りを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の振動消去
    装置。
  9. 【請求項9】 第1及び第2の釣合い重りのピニオンの
    夫々の回転中心線と第1及び第2のアイドラ手段の夫々
    の回転中心線との全てが上記所定の平面内に配置されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の振動
    消去装置。
  10. 【請求項10】 第1のアイドラ手段が単一のアイドラ
    部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関の振動消去装置。
  11. 【請求項11】 第2のアイドラ手段が単一のアイドラ
    部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関の振動消去装置。
JP1995000165U 1984-12-03 1995-01-23 内燃機関の振動消去装置 Expired - Lifetime JP2546003Y2 (ja)

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US677388 1991-04-01

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JPH0743776U true JPH0743776U (ja) 1995-09-12
JP2546003Y2 JP2546003Y2 (ja) 1997-08-27

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DE (1) DE3541831A1 (ja)
FR (1) FR2574118A1 (ja)
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IT (1) IT1183985B (ja)
NZ (1) NZ214338A (ja)
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