JPS60171253A - 合わせガラスの製造法 - Google Patents

合わせガラスの製造法

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JPS60171253A
JPS60171253A JP2810784A JP2810784A JPS60171253A JP S60171253 A JPS60171253 A JP S60171253A JP 2810784 A JP2810784 A JP 2810784A JP 2810784 A JP2810784 A JP 2810784A JP S60171253 A JPS60171253 A JP S60171253A
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bag
vinyl acetate
water
laminated glass
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Teruo Hori
照夫 堀
Masamitsu Nakabayashi
中林 正光
Yuzo Furukawa
古川 雄三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレン/酢酸ビニル共重合体の部分ケン化
物に酸を反応させることによシ得られるカルボキシル基
含有樹脂を中間膜として用いる合せガラスの製造法に関
する。
本発明は簡便な方法にもかかわらず品質の安定した合わ
せガラスの製造法を提供するものであり、特に曲面をイ
jする合わせ力゛ラヌの製造法に鈎する。
一般に合わせガラスを製造する一モの中間膜として可塑
化ボリビニルプチラー/I/膜がよく知られているが、
この1漢を用いる方法は、通常予備後盾と本接着の2つ
の工程から成る上に、たとえばオートクレーブなどの大
規模な股や10を必要とするなどの難点がある。
一方、エチレン/61=酸ビニル共重合体ケン化物のカ
ルボキシル父性体あるいは有機過酸化物を添加したエチ
レン/酢酸ビニル共重合体を合わせガラスの中間膜とし
て利用することも提案されている。これらの樹脂金中間
膜とする合わせガラスの製造にはオートクレーブ中での
加熱・加圧操作は特に必要ではなく、真壁枠中でたとえ
ば遠赤外線加熱炉や熱風加熱炉を用いて加熱する方法が
採られる。したがって可塑化ポリビニールブチフール1
模を中間膜とする合わせガラスを製造する場合のような
大規模な設備を必要としないという利点を有している反
面、炉を用いる加熱方式では、温度分布が生じやすいた
め、ガラス面全体が均一に加熱されないような事態がし
ばしば発生し、このため泡が発生したり歪のある不良品
合わせガラスの発生率が極めて高いという欠点を有して
いる。
本発明者等はエチレン/酢酸ビニル共重合体ケン化物の
カルボキシA/変性体を中間膜とする合わせガラスの製
造法について検討を加え、遂に本発明に到達した。
すなわち本発明は約20〜50重量%の酢酸ビニ/L’
を含有するエチレン/酢酸ビニル共重合体の約10〜9
0%部分ケン化物に酸を反応させることにより得られる
カルボキシル基含有樹脂のIll t−2枚のガラスの
間に挾持させ、これを柔軟で密閉しうる袋に入れ、袋の
内部を減圧に保ちながら、その袋t80〜100℃の液
体に浸漬することを特徴とする合せガラスの製造法であ
る。
本発明で用いられる約20〜50重′jjk%の酢酸ビ
ニ)vを含有するエチレン/酢酸ビニル共重合体の約1
0〜90%部分ケン化物にf41’ii反応させること
により得られる力ρボキシ〃基含有樹脂(以下、HEV
E−Cと略称するンはそれ自体公知の樹脂であり、公知
の方法によル製造することができる。
このような樹脂として、具体的にはダ、ミヲン■c−2
280、C−1590、C−1553A 。
C−1570Aなど(武田楽品工業(田Idl挙げるこ
とができる。
本発明において特に好ましいHEVA−Cは特願昭58
−209611号明#16に開示した方法により製造し
たものでおる。
すなわち、酢を俊ビニルの含量が約20〜50重量%で
あるエチレン−酢酸ビニlv共本合体を50℃以上の沸
点を有する有ja浴謀に溶解させ、この溶液中で共重合
体tアルカリアルコラ−Fを用いて、このアルコフート
1七pに刻して0.1〜3モルの水の存在下にケン化し
、次いでとリケン化物を含む溶液に不飽和カルボン酸ま
たはシカ〜ボン酸無水物を加えて反応させ、さらにこの
反応液を水と接触させることによりs造したものである
エチレン/酢酸ビニルハム合体(以下、ETAと略する
こともある)としては、酢酸ビニ/l/含量が約20〜
50重!lk%のもので、メルトインデックス(AsT
Mn−1238による)が0.5〜500を有するもの
が挙けられる。該ETAは、公知のたとえば米国特許第
2,200.429号明則書などに記載された方法によ
り合成する事ができる。このようなEVAを53”C以
上の沸点を有する有機溶媒に浴IIl′fさせる。かか
る有機溶媒として、たトエハベンゼン、)/l/エン、
O−キシレン、夙−キVvン、エチルベンゼン、グロビ
pベンゼンなどの芳會族灰化水素類、あるいはたとえば
n−ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族、)16環
族次化水素類紮挙げることが出来る。これら有機溶媒の
うち、好ましいものとして水と共沸するキシレン、)/
l/エンなどの芳會族度化水素類および100C以上の
1り1点を有する溶媒を挙げることができる。これら溶
媒はEVAを溶解させるに必要な;&tk用いれば充分
であるが、次の反応を円滑に進行させるためには通常E
vA100ffii部に対して150重1に部具上の溶
媒を用いるのが好ましい。
次いで、このようにして調製されたETA溶液は、これ
に低級アルコールが加えられたのち、特足+jKの水の
存仕下にアルカリアルコラード触媒を用いてケン化反応
に付される。
低級アルコールとしては、たとえばメチルアルコール、
エチルアルコール、プロピルアルコ−/1/lイソプロ
ピルアルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコ
ール、式−ブチルアルコール。
tert−ブチルアルコールなど金挙けることができ、
通常メタノールが用いられる。これら低級アルコールは
、麗図するケン化度によっても異なるが、通富原料BV
A中の酢酸ビニルのモル数に対し、11は0.1〜1(
l(Wモルが用いられる。触媒としてのアμカリアpコ
ラートとしては、たとえばナトリウムメトキサイド、ナ
トリウムエトキサイド、カリウムメトキサイド、カリウ
ムエトキサイド、リチウムメトキサイド、カリウム−t
−ブトキサイドなどアルカリ金属のアルコフートが用い
られる。これらアルカリアルコラード触媒の使用景は意
図するケン化度によって変わるが通常原料ETA中に存
在する酢酸ビニμのモ/I/数のほば0.01〜1倍モ
ルである。
この方法はこのようなケン化反応の工程においてアルカ
リ7μコラート1モルに対して0.1〜3モルの水を存
在させることを特徴とするものであり、0.1モルより
少ない場合には、ケン化物の着色防止効果ははとんど認
められず、また3モ/I/を越えた場合には意図するケ
ン化度を有するケン化物を導びくために過剰のアルカリ
触媒およびアルコ−/l/を必要とし、このことは経済
的に不利なばかりでなく、このような条件下に製造され
たケン化物から得られるカルポキVIV基含有樹脂は、
合せガラス中間膜などの製品とした場合不透明さが増す
など品質面においても問題が生じる。
本発明のケン化反応は、匠来から行なわれている条件、
たとえば40〜60℃で行なわれ、ケン化度が意図する
値に達した時点で、反応系に水を加えて反応全完全に停
止させる。意図するケン化度のものを得るためには、低
級アルコールおよび触媒の汝を調節すればよい。水の存
在下でのケン化反応は、水が存在しない条件下でのケン
化反応と比べ一般に過剰量のア〜コーA/j必要とする
本発明のこの工程におけるケン化度については、特に制
限はないが通常はは10〜90%、好ましくは30〜T
口%のケン化度を有するケン化物を生成させる。このも
ののメルトインデックス(M工、)扇min )は通常
1〜450である。
上記ケン化反応での反応液は、引き続いて不飽和カルボ
ン酸あるいは酸無水物による酸変性反応に付されるが、
この反応に先だってケン化反応液を加熱して、反応の停
止に用いた水および反応によって副生じた低沸点物を留
去させ取り除いておく処理をしておくことが好ましい。
特に酸無水物を用いる場合には、水が反応系に存在する
と変性反応に支障を来たすため、実質的に水を取シ除い
ておくことが必要である。
不飽和カルボン酸を反応させるには、ラジカル形成物質
の存在下に加熱することによって行なわれる。ここで、
不飽和カルボン酸とは一般式CHR’−CRCOOHに
おいてRおよびR′が水素、アルキル基。
カルボキシル基または力〃ボン峻エステ〃で示されるも
のであり、具体的にはたとえばアクリ/l/酸。
メタクリル酸、クロトン1浚、イタコン1駿などのモノ
カルボン酸、ジカルボン酸があげられる。不飽和カルボ
ン酸の使用量は、該ケン化物に対して多くとも約5瓜量
%、好ましくは約0.2〜3M量%程度である。ラジカ
ル形成物質とはグラフト重合の実施温度で容易に分解し
てフジカ1vft形成することのできる物質であシ、た
とえば過酸化ベンゾイル、過酸化フウロイμ、過酸化ジ
クミルなどの有核過酸化物やα、α′−アゾビスイソブ
チロニトリルなどの含屋素化合物などがあげられる。こ
れらのラジカル形成物質は、該ケン化物に対して約0.
05〜3班量%、好ましくは約0.1〜1正量%の量で
用いられる。加熱温度は用いられる不飽和カルボン酸あ
るいは溶剤の楓類などによって一概にはいえないが、お
よそ50〜150 ’Cであシ、加熱時間は約0.1〜
5時間である。また酸無水物を反応させるには、熱処理
した反応液に酸無水物を加え、約50〜150℃で約0
.1〜5時間加熱することによっておこなわれる。ここ
表わされるもので、Pはたとえば二価の芳食族あるいは
脂肪族残基を示し、具体的には、たとえば無水マレイン
酸、無水コハク酸、無水グルタル酸。
無水フタル酸、無水イタコン1俊、無水トリメリツ) 
#l12.無水ハイミック酸などがあげられる。上記の
反応で酸無水物はケン化物中に含有されるOH基により
開環して I となっているもの占−0 −COOH と1[[定される。酸無水物の汝は該ケン化物中に含有
されるビニルアルコール単位のうち、少なくとも約2モ
)v%組以上好ましくは約5〜50モ/l’%を反応さ
せる(エステμ化する)に必要な賦である。
このような酸変性反応によって得られた反応欧は、次い
で水と接触させる。水と接触させる方法としては、たと
えば反応液中に水を注入する方法あるいは水中に反応液
を注入する方法などを挙けることかできる。これらいず
れの方法においても激しく 4r/押下に注入混合して
反応液と水とを充分に接触せしめるのがよい。またカフ
ムを用いてこの中で同表接触せしめる方法を採ってもよ
い。水の量は特に制限があるものではないが、パッチ式
の場合通常反応液中の固型分100重量部に対して、水
をほぼ200〜1000(好ましくは300〜600)
重量部が用いられる。接触温度は室温でも充分であるが
、通常加温(80〜120℃)された状態の中で接触さ
せる。
このように水と充分接触させた反応液は、たとえばこれ
全加熱して反応液中に存在する溶媒をある程度まで留去
(水と共沸する溶媒を用いた場合には、水と一緒に留去
)してゆくと、反応液は次第に乳化してくる。反応液中
の固形分100重旦部に対して、溶媒の量t−10〜1
00(好ましくは20〜80)N承部と祠節することに
よシ最も艮好な乳化状態を保つことができる。なお、反
応液から溶媒を留去したのち、水と接触させ、次いで乳
化させる方法を採ってもよい。乳化した系を徴しく4i
長拌しながら冷却(酸変性反応によって生成したカルボ
キシ/I/y性体の融点50〜100℃よりも低い温度
まで)することにより、EvAケン化物から)IEVA
−Cが顆粒状で析出する。このようにして−粒状で析出
したHEVA−Cは、たとえばp過や遠心分離などの公
知の分離手段を用いて分離したあと、たとえばAを乾燥
や流動乾燥など公知の乾燥手段金用いて乾燥することに
より採取することができる。本発明では通常1〜501
11KOH/Iの酸価を有するHEVA−Cを用いるこ
とができる。
本発明では以上説明したHEVA−Cの膜(フィルムあ
るいはシート)として用いられるが、このようなフィル
ムあるいはシートはたとえばT−ダイ押出iaなと慣用
の手段を用いて製造することができる。すなわち、実質
的に分解しない成形温度でシート状に押出し、好ましく
はエンボスm棟入り剣状ロールを通すことによって成形
が行われる。任意のエンボス横様の形成は、シートのプ
ロツキイブ防止および合わせガラス製造過程での脱気に
対して有効でおる。該シートの厚みは特に規定されない
が、一般には約0.1〜1関、好ましくは200〜50
0μ程度である。
なお、耐光性が特に要求される場合にはHEVA−Cに
耐光安定剤を添加しておくことが好ましく、たとえば2
−ヒドロキV−4−メトキクベンゾフェノン、2 、2
’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−メトキシ−2′−カルボキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフ
ェノンなどのベンゾフェノン系、2− (2’−ヒドロ
キシ−3’、5’−ジ第3ブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2− (2’−ヒドロキS/ −5−メチル
フェニル)ベンゾトリアシーμ、2− (2’−ヒドロ
キy −5−第3オクチμフエニ)V )ベンゾトリア
ゾールなどのベンゾトリアゾーlv糸、フェニルサリチ
レート、p−オクチルフェニルサリチレートなどのサリ
チ/I/酸エステル糸、ニッケル粗塩糸、ヒンダードア
ミン糸などが耐光安定剤として用いられる。これらの1
111光安定剤はまた、ヒンダードフェノ−!糸、ホス
ファイ1−糸などの酸化防止剤と併用するととによって
、そこに相乗効果が期待できる場合もある。また、合わ
せガラス中間膜としての性能を損なわない範囲において
他の樹脂や無根充填材を添加してもよい。
本発明の方法によって合わせガラス會製迫するには、ま
ず上記HKVA−Ct7)暎を2枚のガラスの間に挾持
させる。曲面ガラスの場合には、その曲面に/f−+っ
た曲面の膜を用いてもよい。候は通常用いるガラスの大
きさとほぼ同じ大きさのものを用いる。必要に応じてク
ランプなどを用いて1足させてもよい。次いで、このガ
ラスの積層体を柔軟でかつ密閉しうる袋へ、その四口部
よ勺挿入する。開口部を閉め、脱気口より真壁フィンを
用いて袋の内部を減圧にする。減圧友は、合わせガラス
の厚さ、大きさなどにも左右されるが通常+00To−
r r以下、好ましくは30 Torr以下とする。
このように内部を減圧にした袋をその減圧を保ちながら
85〜100℃に加熱した液体に浸漬する。
浸漬時間はHEVA−Cの膜の種類、ガラスの厚さなど
によっても左右されるが通常10〜15分間である。8
5〜+00”Cに加熱した液体として85〜100℃の
熱水、沸騰水が最も好ましい。
このように加熱した液体に浸漬する前に、場合によって
は、50〜60℃の液体に浸漬させる予備浸漬を行なっ
てもよい。加熱後、袋を液体中から取り出して放冷して
もよいし、また冷水に浸漬して予冷を行なってもよい。
このようにして合わせガラスを製造することができる。
なお、袋の材質としては、たとえばネオブレンゴム、ブ
チルゴム等の合成ゴム、hl/ナイロン。
J/pET 、ポリプロピレン/6−ナイロン。
PP/ポリエステル等のブフスチック 積層体フィルム
を挙げることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
実施例1 シn袢観、コンデンサー、温度計ならびに窺素ガヌ導入
管を装備した201ステンレス製反応器に工業用キシレ
ン51および高圧重合法で合成されたメルトインデック
ス(F/ 10m1n ; As 1M+238−65
Tによる。以下同じ)30.酢酸ビニル含量33重量%
のB V A 2 kq全金入、内温か40〜50℃に
なるまで加温して均一の溶液とした。この溶液に予め調
整したメタノ−/L/194ノ124%のナトリウムメ
トギサイドーメタノー/L/溶液69fおよび水7.2
ノを添加し、撹拌下45〜55℃で60分間反応させた
後、水27fを加えてケン化反応を完全に停止させた。
得られたケン化物のケン化度は、#1は50%であった
次いで窒素ガス気流下、内温をあげて低湘点物を留去さ
せながら120℃まで上ケトさせた。アクリル酸20f
と過酸化ベンゾイル2yを加え、120°Cで30分間
’11拌下にグフフト反応を行ないケン化物を酸で変性
させた。引き続い−にの粘調反応溶液を窒素ガスの加圧
下にコンデンサー、窒素ガス導入管、iM度計を装備し
た20Ijヘンシエルミキサーに移し、内温を100℃
まで下げた後、80℃に加温した温水121加えた。こ
の混合物を回転数510rpm の撹拌下に加熱して系
内に残存するキシレンの量が固形分10000重量対し
、60重At部になるまでキシレンを水との共沸により
留去した。キシレンの留去を終えた時点で、糸は乳化し
た。
この乳化物をヘンンエルミキサーのジャケットに冷水を
入れながら、510rpm の撹拌下に冷却を行なうと
、平均粒径2wtの顆粒状物が得られた。これ全速心労
離し、さらに真空下50℃で4時間乾燥し、F記の物性
を有するカルボキシル基含有樹脂1835yを得た。
ビニルアルコ−/L/含旦 T、0モル%アクリル[俊
含量 0.3重量% 酢酸ソーダ含量 0.1重量% メルトインデックス(’l/10m1n) 20y1色
度 全く着色せず こうして製造した樹脂に0.5部のチヌビン326(チ
バ・ガイギー社製品)をメルトブレンドしてベレットを
作成し、このベレットとT−ダイ押出成形観音用いて樹
脂温度+ 00 ”Cでシート状に押出し、エンポヌ模
様入シ引取ロールでシート両面にエンボス模様を付しな
がら厚さ0.4朋のHEVA−Cの膜(シート)を調製
した。
このようにして得られたシートを厚さ3−9直径30硼
のフロートガラスでつくられた円型の一組の曲面ガラス
の間に挾持させ、これをCPP/6−ナイロン積層体か
ら作成した袋の中に入れ、袋の開口部をヒートシールし
た後、室温下で脱気口より島津製KD−300型真空ポ
ンプで排気した。
真空をひいたままの状態でとの真駅表金60℃の温水に
3分間浸漬し、次いで煮沸水に15分間浸漬して加熱し
た。袋を煮沸水から取り出し、これ金50℃の温水に3
分間浸漬し冷却した後、真をポンプの運転をとめ、真空
袋を開いて曲面ガラスをとり出した。このようにして無
色、透明で、かつ気泡の残留していない接ya層厚み約
0.4mの曲面合わせガラスが得られた。
なお、真空袋として透明のものを用いたため合わせガラ
ス製造中内部の状態が十分に観察出来た。
この曲面合わせガラスを、まず65′Cの温水に3分間
浸漬し、引続いて沸騰水中にほぼ鉛直の状態で2時間保
持する耐熱性試験を行なったが、合わせガラスの白湯あ
るいは剥離などの損傷は全く生じなかった。
実施例2 i;1拌m、コンデンサー、温度計ならびに窒素ガス導
入管を装備した20gステンレス製反応器に工業用キシ
レン51と高圧重合法で合成されたメルトインデックス
30.酢酸ビニμ含量33.ffi量%のE V A 
2 *g+を入れ、内温か40〜50℃になるまで加温
して均一の溶液とした。この溶液に予め調整したメタノ
−1v904F、24%のナトリウムメ(キサイド−メ
タノール溶液103fおよび水6.69を添加し、攪拌
下45〜55℃で60分曲尺応させた後、水40Fを加
えてケン化反応を完全に停止させた。このようにして得
られたケン化物のケl化度は約70%であった。次いで
窒素ガス気流下で内温を上げて低沸点物及び水を留去さ
せながら125℃まで上昇させた。この温度で工業用キ
シレン1#を留出させた後、窒素ガスの供給を止め、内
温か100℃になるまで冷却した。ヘキサヒドロ無水フ
タル酸106fを反応器に添加し、41に押下100〜
105℃で60分間反応を行なった。この反応溶液で鼠
素ガヌの加圧下にコンデンサー、窒素ガス導入管、温度
計を装備した201へンシェルミキサーに移し、80℃
に加温した温水121を加えた。この混合物を回転数5
10 rpm の攪拌下に加熱を行ない系内に残存する
キシレンの量が固形分100重量部に対し、70重斌部
になるまで、キシレンを水との共沸により留去した。キ
シレンの留去を終えた時点で糸は乳化していた。この乳
化物をへンV工〃ミキサーのジャケットに水を入れなか
ら510rpmの撹拌下に冷却を行なうと平均粒径2鱈
の顆粒状物が得られた。これを遠心分離し、さらに真空
下50℃で4時間乾燥し、下記の物性を有するuEvA
−c1920jF?得た。
ビニμアルコール含量 7.0モ/L’%酸含量 1.
9モル% 酢酸ソーダ含量 0.1wt % メルトインデックス(f/10m1n) 1 5着色度
 全く着色せず このようにして製造したHEVA−Cに0.5重量部の
チヌビン326(チバ・ガイギー社製品)をメルトブレ
ンドしてペレットを作成し、押出機を用いて実り市例1
と同様に厚さ0.4絹の両面エンボスシートを作成した
このエンボスシートを用いて実施例1と同様の方法で曲
面合わせガラスft製造したところ無色・透明でかつ残
留気泡のない合わせガラスを得た。
実施例1と同様に耐熱性M験をおこなったところ、合わ
せガラスには全く損傷は生じなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 約20〜50東凧%の酢酸ビニ/L/′f:含有するエ
    チレン/酢酸ビニル共重合体の約10〜90%部分ケン
    化物に酸を反応させることにより得られる力〜ホキシル
    基含有樹脂の膜を2枚のガラスの間に挾持させ、これ全
    柔軟で臀閑しうる袋に入れ、袋の内部全減圧に保ちなが
    ら、その表金80〜100℃の液体に浸屓することを特
    徴とする合せガラスの製造法。
JP2810784A 1983-11-07 1984-02-16 合わせガラスの製造法 Granted JPS60171253A (ja)

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US06/668,822 US4614781A (en) 1983-11-07 1984-11-06 Resin from saponified ethylene-vinyl acetate copolymers, production and use thereof
DE8484113355T DE3480341D1 (en) 1983-11-07 1984-11-06 Resin from saponified ethylene-vinyl acetate copolymers, production and use thereof
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JPH0214855A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Showa Denko Kk 積層安全ガラス

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