JPS60171189A - 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 - Google Patents
熱転写プリンタのキヤリツジ機構Info
- Publication number
- JPS60171189A JPS60171189A JP2605384A JP2605384A JPS60171189A JP S60171189 A JPS60171189 A JP S60171189A JP 2605384 A JP2605384 A JP 2605384A JP 2605384 A JP2605384 A JP 2605384A JP S60171189 A JPS60171189 A JP S60171189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- solenoid
- carriage
- shaft
- platen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/38—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、熱転写プリンタのキャリッジ機構に係り、特
に、インクリボンの使用効率を上げるために、任意の範
囲、スペースデータが続いたらリボンの巻き取りを停止
するスキップ機能を有し、かつ構造が非常に簡単で小形
とした、熱転写プリンタのキャリッジ機構に関するもの
である。
に、インクリボンの使用効率を上げるために、任意の範
囲、スペースデータが続いたらリボンの巻き取りを停止
するスキップ機能を有し、かつ構造が非常に簡単で小形
とした、熱転写プリンタのキャリッジ機構に関するもの
である。
熱転写プリンタのキャリッジの具備すべき機能として、
(1)キャリッジ自体の横行移動機能、(2)感熱ヘッ
ドのプラテンへの押し付け、引き離し機能、(3)リボ
ンの巻き取り機能、(4)スキップ機能(キャリッジの
印字方向移動中にスペースデータが続いたら感熱ヘッド
をプラテンから戻すと同時にリボンの巻き取りを停止さ
せる機能)の4つがある。
(1)キャリッジ自体の横行移動機能、(2)感熱ヘッ
ドのプラテンへの押し付け、引き離し機能、(3)リボ
ンの巻き取り機能、(4)スキップ機能(キャリッジの
印字方向移動中にスペースデータが続いたら感熱ヘッド
をプラテンから戻すと同時にリボンの巻き取りを停止さ
せる機能)の4つがある。
以上の4つの機能を全て満足させるキャリッジ′ 機構
を得るために、従来では次の方式が採用されている。
を得るために、従来では次の方式が採用されている。
(1)キャリッジの横行移動の駆動源とリボン巻き取り
の駆動源とを分ゆて、それぞれステップモーターを使用
し、感熱ヘッドのプラテンへの押し付け、戻し動作をソ
レノイドで行なわせる。
の駆動源とを分ゆて、それぞれステップモーターを使用
し、感熱ヘッドのプラテンへの押し付け、戻し動作をソ
レノイドで行なわせる。
スキップ時のリボン巻き取り停止動作は、リボン巻き取
り用ステップモーターを制御することにより行なわせる
方式(2モーター、1ソレノイド方式)。
り用ステップモーターを制御することにより行なわせる
方式(2モーター、1ソレノイド方式)。
(2)キャリッジの横行移動とリボンの巻き取り動作と
を、1個のステップモーターで行なわせ、別に設けた、
もう1個のステップモーターで、感熱ヘッドとプラテン
への押し付け、戻し動作と、スキップ時のリボン巻き取
シ停止用のクラッチの制御とを行なわせる方式(2モ一
タ一方式)。
を、1個のステップモーターで行なわせ、別に設けた、
もう1個のステップモーターで、感熱ヘッドとプラテン
への押し付け、戻し動作と、スキップ時のリボン巻き取
シ停止用のクラッチの制御とを行なわせる方式(2モ一
タ一方式)。
上記のいずれの方式においても、スキップ時に転写フィ
ルムリボンの巻き取り動作を停止させる機能を満足させ
るため、キャリッジにステップモーターを搭載する方式
であり、これらは、以下に示すような欠点がある。
ルムリボンの巻き取り動作を停止させる機能を満足させ
るため、キャリッジにステップモーターを搭載する方式
であり、これらは、以下に示すような欠点がある。
(1)キャリッジ自体が大形化する。したがって製品の
コンパクト化が図れない。
コンパクト化が図れない。
(2) キャリッジ自体の構造が複雑となり、部品点数
も増大する。
も増大する。
(3)駆動回路の構成が複雑となり、構成に要する部品
点数も増大する。
点数も増大する。
したがって、スキップ機能も満足して、しかも寸法の小
形化を図ることが可能で、簡単な構成のキャリッジ機構
が必要となる。すなわち、スキップ機能用としてのステ
ップモーターやソレノイド等のアクチュエータを設けな
いで、スキップ機能無しの構成と同等の簡単な構成で、
スキップ機能も満足させるキャリッジ機構の提供が必要
となった。
形化を図ることが可能で、簡単な構成のキャリッジ機構
が必要となる。すなわち、スキップ機能用としてのステ
ップモーターやソレノイド等のアクチュエータを設けな
いで、スキップ機能無しの構成と同等の簡単な構成で、
スキップ機能も満足させるキャリッジ機構の提供が必要
となった。
しかして、スキップ動作を行なわせる目的は、次の2点
である。
である。
(1) 転写フィルムリボンあるいはリボンカセットは
、その1巻きを巻き終わったら捨ててしまう消耗品であ
る。したがって、1巻きの転写フィルムリボンを長期間
使用させるためには、転写不要のスペースデータの際に
、キャリッジが走行しても転写フィルムリボンの巻き取
りを行な。
、その1巻きを巻き終わったら捨ててしまう消耗品であ
る。したがって、1巻きの転写フィルムリボンを長期間
使用させるためには、転写不要のスペースデータの際に
、キャリッジが走行しても転写フィルムリボンの巻き取
りを行な。
わせないことが必要となる。これにより、リボンの交換
期間も長くなるため、運転コストが小さくなり、ユーザ
ーにとって多大の効果となる。
期間も長くなるため、運転コストが小さくなり、ユーザ
ーにとって多大の効果となる。
特に、縦罫線を被転写紙の両端にのみ転写させる様な場
合(図表の枠のみ作成の場合等)には、罫線と罫線との
間は全てスペースであり、このような場合、スキップ機
能がないと転写フィルムリボンの多大な消耗を防止でき
ない。
合(図表の枠のみ作成の場合等)には、罫線と罫線との
間は全てスペースであり、このような場合、スキップ機
能がないと転写フィルムリボンの多大な消耗を防止でき
ない。
(2) スペースデータ時、キャリッジの横行速度を印
字速度より太きく(i、s〜2倍)することにより、実
効印字速度は増大し、被転写紙1枚当りの転写時間を短
縮できる。すなわち、転写時の印字速度は、転写フィル
ム上に塗布されたインクの溶融時間によシ制限されるが
、スペースデータ時は転写の必要がないので、キャリッ
ジの慣行速度を大きくとれる。こnにより、縦罫線の両
端のみの転写の場合等に多大な運転時間の短縮化が図れ
る。
字速度より太きく(i、s〜2倍)することにより、実
効印字速度は増大し、被転写紙1枚当りの転写時間を短
縮できる。すなわち、転写時の印字速度は、転写フィル
ム上に塗布されたインクの溶融時間によシ制限されるが
、スペースデータ時は転写の必要がないので、キャリッ
ジの慣行速度を大きくとれる。こnにより、縦罫線の両
端のみの転写の場合等に多大な運転時間の短縮化が図れ
る。
以上のような理由で、スキップ機能があることはユーザ
ーによって多大なメリットとなるものである。
ーによって多大なメリットとなるものである。
本発明は、スキップ機能用として、スキップモーターや
ソレノイド等のアクチュエータを設けずに、すなわち従
来のものにおいてのスキップ機能無しの構成と同等の簡
単な構成で、しかもスキップ機能をも満足させる、熱転
写プリンタのキャリッジ機構の徒供を、その目的とする
ものである。
ソレノイド等のアクチュエータを設けずに、すなわち従
来のものにおいてのスキップ機能無しの構成と同等の簡
単な構成で、しかもスキップ機能をも満足させる、熱転
写プリンタのキャリッジ機構の徒供を、その目的とする
ものである。
本発明に係る熱転写プリンタのキャリッジ機構の構成は
、被転写紙を支持するプラテンと、感熱ヘッドと、転写
フィルムリボンを内蔵したリボンカセットおよび、その
感熱ヘッドとリボンカセットとを搭載して横行移動をさ
せるキャリッジ等からなる熱転写プリンタにおいて、前
記キャリッジ内に、一定速のリボン送り軸を設けること
なく、リボン巻き取り軸のみを設けるように構成すると
ともに、感熱ヘッドをプラテンに押し付ける駆動力を与
えるソレノイドと、そのソレノイドの蚊引時における吸
引力の一部をたわみにより蓄えるようにしたばね材とを
設け、前記ソレノイドの吸引解除時の、前記ばね材に蓄
えた力の解放により、上記リボン巻き取シ軸の回転を停
止せしめるように構成したものである。
、被転写紙を支持するプラテンと、感熱ヘッドと、転写
フィルムリボンを内蔵したリボンカセットおよび、その
感熱ヘッドとリボンカセットとを搭載して横行移動をさ
せるキャリッジ等からなる熱転写プリンタにおいて、前
記キャリッジ内に、一定速のリボン送り軸を設けること
なく、リボン巻き取り軸のみを設けるように構成すると
ともに、感熱ヘッドをプラテンに押し付ける駆動力を与
えるソレノイドと、そのソレノイドの蚊引時における吸
引力の一部をたわみにより蓄えるようにしたばね材とを
設け、前記ソレノイドの吸引解除時の、前記ばね材に蓄
えた力の解放により、上記リボン巻き取シ軸の回転を停
止せしめるように構成したものである。
さらに詳しくは、次のとおりである。
さきに述べたとおりのスキップ用として、従来のような
アクチェータとしてのステップモーターやソレノイド等
を設けずに、感熱ヘッドをプラテンに押し付ける駆動源
として最も小形で駆動回路構成も簡単なソレノイドを用
い、このソレノイドの吸引および吸引解除を利用し、ソ
レノイドが吸引しているとき(感熱ヘッドを押し付けて
いるとき)には、リボンの巻き取り動作を行なわせ、ソ
レノイドの吸引力が解除されているとき(感熱ヘッドが
プラテンから離れて戻っているとき)には、リボンの巻
き取り動作を停止させる構造として、スキップ機構を構
成させる・ようにしたものである。
アクチェータとしてのステップモーターやソレノイド等
を設けずに、感熱ヘッドをプラテンに押し付ける駆動源
として最も小形で駆動回路構成も簡単なソレノイドを用
い、このソレノイドの吸引および吸引解除を利用し、ソ
レノイドが吸引しているとき(感熱ヘッドを押し付けて
いるとき)には、リボンの巻き取り動作を行なわせ、ソ
レノイドの吸引力が解除されているとき(感熱ヘッドが
プラテンから離れて戻っているとき)には、リボンの巻
き取り動作を停止させる構造として、スキップ機構を構
成させる・ようにしたものである。
すなわち、感熱ヘッドをプラテンに押し付ける駆動源と
して、寸法が小さく、その駆動回路構成も簡単なソレノ
イドを用いて駆動力を与えるようにしたものである。そ
して、そのソレノイドの吸引時(感熱ヘッドの押し付は
時)に、その吸引力の一部を別に設けたばね材をたわま
せることによシ蓄え、ソレノイドの吸引力解除(感熱ヘ
ッドの戻し)と同時に、上記ばjコ材に蓄えたエネルギ
ーを解放させることにより、キャリッジ内に設けた転写
フィルム巻き取シ用の軸の回転を停止させるように構成
して、スキップ機能を持たせる構成のものとしたもので
ある。
して、寸法が小さく、その駆動回路構成も簡単なソレノ
イドを用いて駆動力を与えるようにしたものである。そ
して、そのソレノイドの吸引時(感熱ヘッドの押し付は
時)に、その吸引力の一部を別に設けたばね材をたわま
せることによシ蓄え、ソレノイドの吸引力解除(感熱ヘ
ッドの戻し)と同時に、上記ばjコ材に蓄えたエネルギ
ーを解放させることにより、キャリッジ内に設けた転写
フィルム巻き取シ用の軸の回転を停止させるように構成
して、スキップ機能を持たせる構成のものとしたもので
ある。
しかして、本構成を採用するために、リボンを一定速度
で走行させるためのリボン送り軸を設けずに、リボン巻
き取り軸のみでリボンの巻き取り動作を行なわせるよう
に構成したものである。
で走行させるためのリボン送り軸を設けずに、リボン巻
き取り軸のみでリボンの巻き取り動作を行なわせるよう
に構成したものである。
すなわち、感熱ヘッドが、リボンおよび被転写紙を介し
てプラテンローラーに押し付けられながら横行移動(印
字)を行なう際、リボンと感熱ヘッド間の摩擦係数μm
と、リボンと被転写紙との間の摩擦係数μ2との差(μ
m−約0.07.μ2=約0.3)によって、感熱ヘッ
ドが一定速で移動することにより、リボンが被転写紙に
付着したまま、当該リボンもヘッド横行速度と同じ速度
で吐き出されることとなる。
てプラテンローラーに押し付けられながら横行移動(印
字)を行なう際、リボンと感熱ヘッド間の摩擦係数μm
と、リボンと被転写紙との間の摩擦係数μ2との差(μ
m−約0.07.μ2=約0.3)によって、感熱ヘッ
ドが一定速で移動することにより、リボンが被転写紙に
付着したまま、当該リボンもヘッド横行速度と同じ速度
で吐き出されることとなる。
このように構成すれば、リボン巻き取り軸のみの回転、
停止動作を与えることによシ、印字時のリボン巻き取シ
動作、スキップ時のリボン巻き取り停止動作、キャリッ
ジリターン時のリボン巻キ取り停止動作を与える仁とが
できるものである。
停止動作を与えることによシ、印字時のリボン巻き取シ
動作、スキップ時のリボン巻き取り停止動作、キャリッ
ジリターン時のリボン巻キ取り停止動作を与える仁とが
できるものである。
これにより、非常に簡単な構成で、スキップ機能を有す
る熱転写プリンタのキャリッジ機構が得られるようにし
たものである。
る熱転写プリンタのキャリッジ機構が得られるようにし
たものである。
本発明に係る熱転写プリンタのキャリッジ機構の実施列
を、各図を参照して説明する。
を、各図を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る熱転写プリンタのキ
ャリッジ機構を備えた熱転写プリンタの概略斜視図、第
2図は、そのリボンカセットの拡大内部構成図、第3図
は、本発明の一実施例に係る、熱転写プリンタのキャリ
ッジ機構の内部構成図、第4図は、第3図の、A−I線
に沿う拡大断面図、第5図は、印字時の動作説明図、第
6図は、スキップ時およびキャリッジリターン時の動作
説明図、第7図は、スキップ時にソレノイド係合レバー
に作用する回転モーメントの説明図である。
ャリッジ機構を備えた熱転写プリンタの概略斜視図、第
2図は、そのリボンカセットの拡大内部構成図、第3図
は、本発明の一実施例に係る、熱転写プリンタのキャリ
ッジ機構の内部構成図、第4図は、第3図の、A−I線
に沿う拡大断面図、第5図は、印字時の動作説明図、第
6図は、スキップ時およびキャリッジリターン時の動作
説明図、第7図は、スキップ時にソレノイド係合レバー
に作用する回転モーメントの説明図である。
まず、第1図において、1,2は側板、3は軸、4はキ
ャリッジ、5はリボンカセット、6は感熱ヘッド、7は
インクリボン、8はキャリッジモーター、9はタイミン
グベルト、10はラインフィードモーター、11はプラ
テン、12はギヤ、13は被転写紙、14はプラテンノ
ブ、15は紙ガイド、16はリリースレフ<−、17は
軸、18は押さtロー−y−119it、ホームポジシ
ョンセンサ、20はフラットケーブルで、52は制御器
を示すものである。
ャリッジ、5はリボンカセット、6は感熱ヘッド、7は
インクリボン、8はキャリッジモーター、9はタイミン
グベルト、10はラインフィードモーター、11はプラ
テン、12はギヤ、13は被転写紙、14はプラテンノ
ブ、15は紙ガイド、16はリリースレフ<−、17は
軸、18は押さtロー−y−119it、ホームポジシ
ョンセンサ、20はフラットケーブルで、52は制御器
を示すものである。
すなわち、側板1と側板2との間には、軸3゜3が固定
されている。また、軸3上を摺、助可能にキャリッジ4
が配置され、キャリッジ4上には、リボンカセット5寂
よび感熱ヘッド6が搭載され、前記リボンカセット5内
にはインクリボン7が収納されている。
されている。また、軸3上を摺、助可能にキャリッジ4
が配置され、キャリッジ4上には、リボンカセット5寂
よび感熱ヘッド6が搭載され、前記リボンカセット5内
にはインクリボン7が収納されている。
キャリッジ4は、キャリッジモーター8により、タイミ
ングベルト9を介して、図では左右方向に移動可能な構
成としている。
ングベルト9を介して、図では左右方向に移動可能な構
成としている。
そして、ラインフィードモーター10により、プラテン
11の軸に締結されたギヤ12に駆動力を伝達し、被転
写紙13を送るものである。また、プラテンノブ14を
手で廻しても、同様に紙送りが可能なものである。
11の軸に締結されたギヤ12に駆動力を伝達し、被転
写紙13を送るものである。また、プラテンノブ14を
手で廻しても、同様に紙送りが可能なものである。
しかして、リリースレバニ16を前後方向に移動さ、せ
ることにより、軸17に摺動可能に配置された紙押さえ
ローラー18を、紙面に押し付けたり、紙面から離した
りする構造になっている。
ることにより、軸17に摺動可能に配置された紙押さえ
ローラー18を、紙面に押し付けたり、紙面から離した
りする構造になっている。
19は、既述のようにホームポジションセンサであり、
フラットケーブル20は、感熱ヘッド6等に通電させる
ためのものである。
フラットケーブル20は、感熱ヘッド6等に通電させる
ためのものである。
この熱転写プリンタは、キャリッジ4が右方向に移動す
るときのみ印字をする片方向印字方式で、右方向に移動
するときはインクリボン7を巻き取り、左方向に移動す
るときはインクリボン7を巻き取らない方式のプリンタ
である。また、キャリッジモーター8.ラインフィード
モーター10゜感熱ヘッド6、ホームポジション七ン?
19等t;i、制御器52で制御されるようになってい
るものである。
るときのみ印字をする片方向印字方式で、右方向に移動
するときはインクリボン7を巻き取り、左方向に移動す
るときはインクリボン7を巻き取らない方式のプリンタ
である。また、キャリッジモーター8.ラインフィード
モーター10゜感熱ヘッド6、ホームポジション七ン?
19等t;i、制御器52で制御されるようになってい
るものである。
第2図は、キャリッジ4上に搭載したリボンカセット5
の内部構造図で娶・す、カセット5の内部を上方向から
見た図である。
の内部構造図で娶・す、カセット5の内部を上方向から
見た図である。
図で、7aは転写後のインクリボン、21は送り出しコ
ア、22,23.26はガイドローラー、24.25は
固定ガイドピン、27は巻き取りコア、28はリボン巻
き取り軸である°。
ア、22,23.26はガイドローラー、24.25は
固定ガイドピン、27は巻き取りコア、28はリボン巻
き取り軸である°。
すなわち、送り出しコア21に巻かれた未使用のインク
リボン7は、順に、ガイドローラー22゜23、固定ガ
イドピン24.感熱ヘッド6、固定ガイドピン25.ガ
イドローラー26を経て、巻き取りコア27の図示矢印
方向の回転により、転写後のインクリボン7aが巻き取
られる構成となっている。また巻き取りコア27は、そ
の詳細を後述する、キャリッジ4に設けたリボン巻き取
り軸28と係合するように構成されるものである。
リボン7は、順に、ガイドローラー22゜23、固定ガ
イドピン24.感熱ヘッド6、固定ガイドピン25.ガ
イドローラー26を経て、巻き取りコア27の図示矢印
方向の回転により、転写後のインクリボン7aが巻き取
られる構成となっている。また巻き取りコア27は、そ
の詳細を後述する、キャリッジ4に設けたリボン巻き取
り軸28と係合するように構成されるものである。
なお、さきの〔発明の概要〕のところで述べたように、
リボン送り軸は設けず、感熱ヘッド6でインクリボン7
を、一定速で送り出させるようにしたものであり、これ
についても後述する。
リボン送り軸は設けず、感熱ヘッド6でインクリボン7
を、一定速で送り出させるようにしたものであり、これ
についても後述する。
次に、その一実施例に係るキャリッジ機構の構造を、第
3図および第4図を用いて説明する。
3図および第4図を用いて説明する。
既述のように、第3図は、実施例に係るキャリッジ機構
の内部構造図であり、プリンタの上方向から見た図であ
り、第4図は、第3図のA−B−C−D−E−1”−C
x−H−I線に沿う断面を示すものである。
の内部構造図であり、プリンタの上方向から見た図であ
り、第4図は、第3図のA−B−C−D−E−1”−C
x−H−I線に沿う断面を示すものである。
まず最初に、第3図について説明する。なお、この図は
印字状態、すなわち感熱ヘッド6がプラテン11に押し
付けられながら横行移動し、転写後のインクリボン7a
の巻き取りが行なわれているときの状態を示している。
印字状態、すなわち感熱ヘッド6がプラテン11に押し
付けられながら横行移動し、転写後のインクリボン7a
の巻き取りが行なわれているときの状態を示している。
図で、29はソレノイド、30はプランジャー、31は
ピン、32はソレノイド係合レバー、32aは、ソレノ
イド係合レバー32の一端、32bは突起部、32Cは
歯部または爪部、33は固定軸、34はヘソ下支持板、
35は固定軸、36は押しばね機構、37は、押しばね
、38は歯車、39゜40はプーリー、41は従動プー
リーであり、53はキャリッジケースである。なお、2
8aは、後述する突出部である。
ピン、32はソレノイド係合レバー、32aは、ソレノ
イド係合レバー32の一端、32bは突起部、32Cは
歯部または爪部、33は固定軸、34はヘソ下支持板、
35は固定軸、36は押しばね機構、37は、押しばね
、38は歯車、39゜40はプーリー、41は従動プー
リーであり、53はキャリッジケースである。なお、2
8aは、後述する突出部である。
すなわち、キャリッジケース53内に、感熱ヘッド6の
プラテン11への押し付は動作の駆動源として、ソレノ
イド29を配設するようにしたものであシ、このソレノ
イド29は、一方向のみに吸引力を発生させるソレノイ
ドである。
プラテン11への押し付は動作の駆動源として、ソレノ
イド29を配設するようにしたものであシ、このソレノ
イド29は、一方向のみに吸引力を発生させるソレノイ
ドである。
そして、ソレノイド29のプランジャー30に゛は、ピ
ン31を介してソレノイド係合レバー32の−yd 3
28部を保合させるようにしたものであるが、このソレ
ノイド係合レバー32は、m1足軸33を中心にして自
由に回動することが可能なように取り付けられている。
ン31を介してソレノイド係合レバー32の−yd 3
28部を保合させるようにしたものであるが、このソレ
ノイド係合レバー32は、m1足軸33を中心にして自
由に回動することが可能なように取り付けられている。
また、ソレノイド係合レバー32には、突起部32bを
設けるものである。
設けるものである。
しかして、感熱ヘッド6を支持するヘッド支持板34と
ソレノイド係合レバー32の前記突起部32bとの間に
、固定軸35を中心にして自由に回動することが可能な
押しばね機構36を配設するものである。
ソレノイド係合レバー32の前記突起部32bとの間に
、固定軸35を中心にして自由に回動することが可能な
押しばね機構36を配設するものである。
そして、ソレノイド29のプランジャー30の吸引時、
ソレノイド係合レバー32が転角し、突起部32bが押
しばね機構36の押しばね37を介して、ヘッド支持板
34に取付けられた感熱ヘッド6をプラテン11に押し
付けるように構成したものである。なお、上記の押しば
ね機構36は、ある一定以上のソレノイド29の吸引力
が感熱ヘッド6に伝わらないようにするためのりミツタ
ーの役目をも持たせたものである。
ソレノイド係合レバー32が転角し、突起部32bが押
しばね機構36の押しばね37を介して、ヘッド支持板
34に取付けられた感熱ヘッド6をプラテン11に押し
付けるように構成したものである。なお、上記の押しば
ね機構36は、ある一定以上のソレノイド29の吸引力
が感熱ヘッド6に伝わらないようにするためのりミツタ
ーの役目をも持たせたものである。
また、ソレノイド係合レバー32には、固定軸33を中
心にしてプランジャー保合部に係る一端32aの反対側
に係合部に係る歯部または爪部32Cを設けたものであ
る。
心にしてプランジャー保合部に係る一端32aの反対側
に係合部に係る歯部または爪部32Cを設けたものであ
る。
そして、この歯部または爪部32Cが、ソレノイド29
の吸引力解放時に、後述の第4図で説明するヘッド戻し
ばね51の力によシ転角して、リボン巻き取り軸28と
一体に設けた歯車38と係合するように構成したもので
ある。なお、リボン巻き取シ軸28には、プーリー39
を配設しタイミングベルト9と保合、動作させるもので
、このフ−IJ−39の取シ付は構造については第4図
で詳述する。
の吸引力解放時に、後述の第4図で説明するヘッド戻し
ばね51の力によシ転角して、リボン巻き取り軸28と
一体に設けた歯車38と係合するように構成したもので
ある。なお、リボン巻き取シ軸28には、プーリー39
を配設しタイミングベルト9と保合、動作させるもので
、このフ−IJ−39の取シ付は構造については第4図
で詳述する。
なお、既述のごとく、40は、キャリッジモーター8(
第1図)の軸に固定されたキャリッジ横行移動用のプー
リーである。
第1図)の軸に固定されたキャリッジ横行移動用のプー
リーである。
次に、第4図について説明する。
図で、42.43は上板、下板、44.45は軸受、4
6は固定ビン、47は摩擦板、48は軸受、49は押し
ばね、50は軸、51は、ばね材に係るヘッド戻しばね
、53aはボス部外周である。
6は固定ビン、47は摩擦板、48は軸受、49は押し
ばね、50は軸、51は、ばね材に係るヘッド戻しばね
、53aはボス部外周である。
すなわち、キャリッジケース53内に、上板42および
下板43を設け、これらの間で、リボン巻き取シ軸28
.ルノイド係合し・C−32゜押しはね36等を支持す
るものである。
下板43を設け、これらの間で、リボン巻き取シ軸28
.ルノイド係合し・C−32゜押しはね36等を支持す
るものである。
そのリボン巻き取り軸28の取り付は構造について、ま
ず説明する。
ず説明する。
リボン巻き取り軸28の上部に、上板42から9突出部
28aを設け、カセットケースに係るリボ゛ンカセット
5内に収納されたリボン巻き取りコア27を係合させる
ようにしたものである。そして、上板42に取付けた軸
受44と下板43に取り付けた軸受45とにより軸部を
支持させたものである。
28aを設け、カセットケースに係るリボ゛ンカセット
5内に収納されたリボン巻き取りコア27を係合させる
ようにしたものである。そして、上板42に取付けた軸
受44と下板43に取り付けた軸受45とにより軸部を
支持させたものである。
また、下部に歯車38を設け、固定ピン46により I
Jボン巻き取り軸28と一体に固定するものであり、こ
のリボン巻き取り軸28の上部には、つば部28bを設
け、このつば部28bの下面には摩擦板47を設けて、
接着剤等で一体に固定するようにしたものである。
Jボン巻き取り軸28と一体に固定するものであり、こ
のリボン巻き取り軸28の上部には、つば部28bを設
け、このつば部28bの下面には摩擦板47を設けて、
接着剤等で一体に固定するようにしたものである。
前記の摩擦板47の下部には、軸受48を介して回転自
在にプーリー39を設け、その外周部にタイミングベル
ト9を係合させ、プーリー39と歯車38との間に押し
ばね49を配設し、摩擦板47に押力を与えるように構
成したものである。
在にプーリー39を設け、その外周部にタイミングベル
ト9を係合させ、プーリー39と歯車38との間に押し
ばね49を配設し、摩擦板47に押力を与えるように構
成したものである。
これにより、タイミングベルト9より与えられたプーリ
ー39の回転トルクは、摩擦板47を介してリボン巻き
取り軸28に伝達されるが、摩擦板47の摩擦力により
伝達される方式であるため、リボン巻き取り軸28に、
ある一定以上の伝達トルクが作用すると、プーリー39
が回転しても、摩擦板47とプーリー39間ですベシ、
回転が伝わらない構成となるものである。
ー39の回転トルクは、摩擦板47を介してリボン巻き
取り軸28に伝達されるが、摩擦板47の摩擦力により
伝達される方式であるため、リボン巻き取り軸28に、
ある一定以上の伝達トルクが作用すると、プーリー39
が回転しても、摩擦板47とプーリー39間ですベシ、
回転が伝わらない構成となるものである。
次に、感熱ヘッド6の戻し機構について説明する。
感熱ヘッド6を柩り付けるヘッド支持板34の下部に軸
50を設け、この軸50を中心にして回動可能なように
ヘッド支持板34を取り付けるものである。なお、軸5
0の両端はキャリッジケース53により支持されている
ようにしたものである(図示省略)。
50を設け、この軸50を中心にして回動可能なように
ヘッド支持板34を取り付けるものである。なお、軸5
0の両端はキャリッジケース53により支持されている
ようにしたものである(図示省略)。
しかして、ヘッド支持板34とキャリッジケース53の
ボス部外周53aとの間には、上記の軸50を中心にし
て、トグル状の、ばね材に係るヘッド戻しはね51を配
設したものである。そして常時、感熱ヘッド6をプラテ
ン11から引き離そうとする力を与えておくようにした
ものである。
ボス部外周53aとの間には、上記の軸50を中心にし
て、トグル状の、ばね材に係るヘッド戻しはね51を配
設したものである。そして常時、感熱ヘッド6をプラテ
ン11から引き離そうとする力を与えておくようにした
ものである。
このように構成すると、ソレノイド29の吸引力が作用
していないときには、上記ヘッド戻しば、ね51の力に
より、ヘッド支持板34がプラテン11から引き離し、
このヘッド支持板34が押しばね機構36を押してソレ
ノイド係合レバー32を転角させ、ソレノイド係合レバ
ー32の歯部−iたは爪部32cが、リボン巻き取シ軸
28に一体に設けた歯車38と係合するものである。し
たがって、リボン巻き取シ軸28の回転は止められる、
一方、ソレノイド29の吸引時には、その吸引力によシ
、ソレノイド係合レバー32を転角させ、リボン巻き取
り軸2Bの歯車38とソレノイド係合レバー32の歯部
または爪部32C部の噛み合いを引き離すと同時に、ソ
レノイド係合レバー32の突起°部32bが押しばね機
構36を押して転角させ、前記ヘッド戻しばね51をた
わませながらヘッド支持板34をプラテン11に押し付
ける構成となっているものである。
していないときには、上記ヘッド戻しば、ね51の力に
より、ヘッド支持板34がプラテン11から引き離し、
このヘッド支持板34が押しばね機構36を押してソレ
ノイド係合レバー32を転角させ、ソレノイド係合レバ
ー32の歯部−iたは爪部32cが、リボン巻き取シ軸
28に一体に設けた歯車38と係合するものである。し
たがって、リボン巻き取シ軸28の回転は止められる、
一方、ソレノイド29の吸引時には、その吸引力によシ
、ソレノイド係合レバー32を転角させ、リボン巻き取
り軸2Bの歯車38とソレノイド係合レバー32の歯部
または爪部32C部の噛み合いを引き離すと同時に、ソ
レノイド係合レバー32の突起°部32bが押しばね機
構36を押して転角させ、前記ヘッド戻しばね51をた
わませながらヘッド支持板34をプラテン11に押し付
ける構成となっているものである。
次に、印字時とスキップ時、キャリッジリターン時との
動作を、第5図および第6図を用いて説明する。
動作を、第5図および第6図を用いて説明する。
既述のように、第5図は、印字時の状態を示し、第6図
は、スキップ時およびキャリッジリターン時の状態を示
すものである。
は、スキップ時およびキャリッジリターン時の状態を示
すものである。
まず、第5図の印字状態の場合について説明する。
印字時は、さきに述べたキャリッジモーター8の回転に
より、タイミングベルト9が、図示の矢印Aの方向に移
動し、キャリッジ4の全体を右方向に移動させると同時
に、リボン巻き取り軸28のプーリー39に矢印Bの方
向に回転力を与えるものである。
より、タイミングベルト9が、図示の矢印Aの方向に移
動し、キャリッジ4の全体を右方向に移動させると同時
に、リボン巻き取り軸28のプーリー39に矢印Bの方
向に回転力を与えるものである。
この状態で、印字のためにソレノイド29が吸引される
と、プシンジャー30がソレノイド係合レバー32の一
端32aの部分をソレノイド29側に引っ張り、ソレノ
イド係合レバー32の歯部または爪部32Cとリボン巻
き取シ軸28の歯車38との噛み合いをはずすものであ
る。。
と、プシンジャー30がソレノイド係合レバー32の一
端32aの部分をソレノイド29側に引っ張り、ソレノ
イド係合レバー32の歯部または爪部32Cとリボン巻
き取シ軸28の歯車38との噛み合いをはずすものであ
る。。
したがって、リボン巻き取り軸28が矢印B方向に回転
し始め、リボンカセット5内のインクリボ/7の巻き取
りが開始される。同時に、ソレノイド係合レバー32の
突起部32bが押しばね機構36を押して転角させるこ
とによシ、ヘッド支持板34の下部に設けた上記ヘッド
戻しばね51の力に打ち勝って、ヘッド支持−34に取
り付けた感熱ヘッド6をプラテン11に押し付けて印字
が行なわれる。
し始め、リボンカセット5内のインクリボ/7の巻き取
りが開始される。同時に、ソレノイド係合レバー32の
突起部32bが押しばね機構36を押して転角させるこ
とによシ、ヘッド支持板34の下部に設けた上記ヘッド
戻しばね51の力に打ち勝って、ヘッド支持−34に取
り付けた感熱ヘッド6をプラテン11に押し付けて印字
が行なわれる。
感熱ヘッド6が、インクリボン7および被転写紙13を
介してプラテン11に押し付けられながら右方向に移動
すると、感熱ヘッド6により転写後のインクリボン7a
が、感熱ヘッド6の横行移動速度で吐き出され、吐き出
されたインクリボン7aがリボン巻き取り軸28に係合
した巻き取りコア27により巻き取られる。
介してプラテン11に押し付けられながら右方向に移動
すると、感熱ヘッド6により転写後のインクリボン7a
が、感熱ヘッド6の横行移動速度で吐き出され、吐き出
されたインクリボン7aがリボン巻き取り軸28に係合
した巻き取りコア27により巻き取られる。
この場合、転写後のインクリボン7aを巻き取るに従っ
て、巻き取り径が増大するため、リボン巻き取り軸28
に、上記のすべり機構がないと巻き取り速度が増大し、
感熱ヘッド6と巻き取りコア29との間のリボン7に過
大な張力を発生させ、インクリボン切れを生じさせてし
まうものである。
て、巻き取り径が増大するため、リボン巻き取り軸28
に、上記のすべり機構がないと巻き取り速度が増大し、
感熱ヘッド6と巻き取りコア29との間のリボン7に過
大な張力を発生させ、インクリボン切れを生じさせてし
まうものである。
しかし、上記の構成のようにすべり機構を設ければ、プ
ーリー39とコイル巻き取り軸28との間のすベシによ
り、常に、感熱ヘッド6で吐き出されたインクリボン7
aの吐き出し速度と同じ速度で、たるみを防止し、良好
に巻き取ることができるものである。
ーリー39とコイル巻き取り軸28との間のすベシによ
り、常に、感熱ヘッド6で吐き出されたインクリボン7
aの吐き出し速度と同じ速度で、たるみを防止し、良好
に巻き取ることができるものである。
次に、第6図を用いて、スキップ時とキャリッジリター
ン時の動作について説明する。
ン時の動作について説明する。
まず、スキップ時の動作について説明する。
すなわち、スキップ時にも、印字状態と同方向にプーリ
ー39に回転力が与えられている。この状態で、スキッ
プのためにソレノイド29への通電が止められ、その吸
引力が解除されると、さきに述べたヘッド戻しばね51
がたわむことによシ、ヘッド戻しばね51に蓄えられた
エネルギーが瞬間的に解放されることにより、ヘッド押
しばね機構36を介してソレノイド係合レバー32の歯
部またに爪部32cが、リボン巻き取り軸28の歯車3
Bの回転速度よりも速い速度で歯車38に押し付けられ
て係合するため、歯部または爪部32Cが歯車38に弾
かれることなく噛み合い、リボン巻き取り軸28の回転
が止められる。
ー39に回転力が与えられている。この状態で、スキッ
プのためにソレノイド29への通電が止められ、その吸
引力が解除されると、さきに述べたヘッド戻しばね51
がたわむことによシ、ヘッド戻しばね51に蓄えられた
エネルギーが瞬間的に解放されることにより、ヘッド押
しばね機構36を介してソレノイド係合レバー32の歯
部またに爪部32cが、リボン巻き取り軸28の歯車3
Bの回転速度よりも速い速度で歯車38に押し付けられ
て係合するため、歯部または爪部32Cが歯車38に弾
かれることなく噛み合い、リボン巻き取り軸28の回転
が止められる。
この際、プーリー39にはタイミングベルト9により回
転力が与えられているが、上記したプーリー39のすべ
り機構により、プーリー39が回転しても、リボン巻き
取り軸28は回転しない。
転力が与えられているが、上記したプーリー39のすべ
り機構により、プーリー39が回転しても、リボン巻き
取り軸28は回転しない。
次に、キャリッジリターン時の動作について説明する。
この場合において、さきのスキップ時の動作と異なるの
は、プーリー39の回転方向のみである。
は、プーリー39の回転方向のみである。
すなわち、キャリッジモーター8の逆転により、タイミ
ングベルト9が図示矢印Cの方向に運動すするため、プ
ーリー39の回転方面も、印字時およびスキップ時と逆
転する。
ングベルト9が図示矢印Cの方向に運動すするため、プ
ーリー39の回転方面も、印字時およびスキップ時と逆
転する。
しかし、回転方向が逆になっても、リターン時にソレノ
イド29の通電が止められれば、スキップ時と同様の動
作で、インクリボン7の巻き取りが停止される。
イド29の通電が止められれば、スキップ時と同様の動
作で、インクリボン7の巻き取りが停止される。
なお、ソレノイド29の吸引力の解除時のヘッド戻しば
ね51のばね力は、前記のリボン巻き取り軸29のプー
リー39の摩擦力の伝達トルクに打ち勝って、十分に制
動可能なごとく設定するものである。すなわち、ソレノ
イド係合レバー32の歯部または爪部32Cが歯車38
に噛み合うことによって、歯部または爪部32cにギヤ
反力が発生する。これによシ、ソレノイド係合レバー3
2を歯−車38から離そうとする回転モーメントが、ソ
レノイド係合レバー32に作用するが、このモーメント
に打ち勝つように、前記のヘッド戻しばね51のばねカ
を設定すれば、良好な制動動作が得られるものである。
ね51のばね力は、前記のリボン巻き取り軸29のプー
リー39の摩擦力の伝達トルクに打ち勝って、十分に制
動可能なごとく設定するものである。すなわち、ソレノ
イド係合レバー32の歯部または爪部32Cが歯車38
に噛み合うことによって、歯部または爪部32cにギヤ
反力が発生する。これによシ、ソレノイド係合レバー3
2を歯−車38から離そうとする回転モーメントが、ソ
レノイド係合レバー32に作用するが、このモーメント
に打ち勝つように、前記のヘッド戻しばね51のばねカ
を設定すれば、良好な制動動作が得られるものである。
上記の内存を、第7図を用いて詳細に説明する。
第7図は、ソレノイド係合レバー32に作用する回転モ
ーメントの説明図であり、スキップ時にリボン巻き取り
軸39に設けた歯車38と、ソレノイド係合レバー32
の歯部または爪部32Cとが噛み合ったときに、ソレノ
イド係合レバー32に作用する回転モーメントを示して
いる。
ーメントの説明図であり、スキップ時にリボン巻き取り
軸39に設けた歯車38と、ソレノイド係合レバー32
の歯部または爪部32Cとが噛み合ったときに、ソレノ
イド係合レバー32に作用する回転モーメントを示して
いる。
いま、ソレノイド係合レバー32の回転中心を点Oとし
、ヘッド戻しはね51によりソレノイド保合レバー32
の突起部32bに作用するばね力の作用点をPとする。
、ヘッド戻しはね51によりソレノイド保合レバー32
の突起部32bに作用するばね力の作用点をPとする。
そして、上記のばね力の大きさをWとし、点0と作用点
Pの水平方向の距離をLとすれば、ばね力Wにより、反
時計回りのモーメントM1は、Mt =WLで表わされ
る。
Pの水平方向の距離をLとすれば、ばね力Wにより、反
時計回りのモーメントM1は、Mt =WLで表わされ
る。
このモーメントM1が、歯車38とソレノイド係合レバ
ー32の歯部または爪部32cとの噛み合いを続行させ
ようとするモーメントである。
ー32の歯部または爪部32cとの噛み合いを続行させ
ようとするモーメントである。
次に、リボン巻き取り軸28に作用する回転トルクTに
よって発生するソレノイド係合レバー32の噛み合いを
引き離そうとするモーメントM2について説明する。な
お、上記の回転トルクTは、上記のすべり機構により一
定の大きさに設定されているものである。
よって発生するソレノイド係合レバー32の噛み合いを
引き離そうとするモーメントM2について説明する。な
お、上記の回転トルクTは、上記のすべり機構により一
定の大きさに設定されているものである。
いま、リボン巻き取り軸28に作用する回転トルクTに
より、ソレノイド係合レバー32の歯部または爪部32
Cの噛み合い点Qに作用するギヤ反力をWとし、その水
平方向分力をWh、垂直方向分力をW7とする。また、
ソレノイド係合レバー32の回転中心の点Oとソレノイ
ド保合レバー32の歯部または爪部3.2Cとの噛み合
い点Qの水平方向の距離をth、垂直方向の距離を1.
とすれば、ギヤ反力Wによって発生する時計回りのモー
メントM2は、次式で表わされる。
より、ソレノイド係合レバー32の歯部または爪部32
Cの噛み合い点Qに作用するギヤ反力をWとし、その水
平方向分力をWh、垂直方向分力をW7とする。また、
ソレノイド係合レバー32の回転中心の点Oとソレノイ
ド保合レバー32の歯部または爪部3.2Cとの噛み合
い点Qの水平方向の距離をth、垂直方向の距離を1.
とすれば、ギヤ反力Wによって発生する時計回りのモー
メントM2は、次式で表わされる。
M2 :Wl、 lv−w、 、1.bこのモーメント
M2がソレノイド係合レバー32の歯部または爪部32
cの噛み合いを引き離そうとするモーメントになる。
M2がソレノイド係合レバー32の歯部または爪部32
cの噛み合いを引き離そうとするモーメントになる。
したがって、Ml >M2になるように、ソレノイド係
合レバー32の回転中心の点0の位置、噛み合い点Qの
位置、ヘッド戻しばね51の作用点Pの位置およびヘッ
ド戻しばね51の力の大きさのばね力W等を設定すれば
、一度噛み合ったソレノイド係合レバー32がはずされ
ることなく、良好にリボン巻き取シ軸28の回転を止め
ることができるものである。
合レバー32の回転中心の点0の位置、噛み合い点Qの
位置、ヘッド戻しばね51の作用点Pの位置およびヘッ
ド戻しばね51の力の大きさのばね力W等を設定すれば
、一度噛み合ったソレノイド係合レバー32がはずされ
ることなく、良好にリボン巻き取シ軸28の回転を止め
ることができるものである。
以上は、スキップ時に発生するモーメントについて説明
したものであるが、キャリッジリターン時に作用する回
転モーメントについても同様である。
したものであるが、キャリッジリターン時に作用する回
転モーメントについても同様である。
すなわち、キャリッジリターン時は、リボン巻き取シ軸
28の回転方向がスキップ時と反対になるため、ソレノ
イド係合レバー32の歯部または爪部32cに作用する
ギヤ反力の向きもスキップ時と反対になる。
28の回転方向がスキップ時と反対になるため、ソレノ
イド係合レバー32の歯部または爪部32cに作用する
ギヤ反力の向きもスキップ時と反対になる。
しかし、スキップ時と同様に、噛み合いを続行させよう
とするモーメントM1と、噛み合いを引き離そうとする
モーメントM2とをめ、Ml〉M2になる様に設定すれ
ば良いものである。
とするモーメントM1と、噛み合いを引き離そうとする
モーメントM2とをめ、Ml〉M2になる様に設定すれ
ば良いものである。
万一、ソレノイド29の吸引力の制約により、上記ヘッ
ド戻しばね51のばね力Wを、ある一定値以上とれずに
、MI>M2の関係を満足させられない場合は、リボン
巻き取り軸28の歯車38のピッチ円径φDを大きくす
れば良い。
ド戻しばね51のばね力Wを、ある一定値以上とれずに
、MI>M2の関係を満足させられない場合は、リボン
巻き取り軸28の歯車38のピッチ円径φDを大きくす
れば良い。
すなわち、リボン巻き取シ軸28の回転トルクTは一定
であるので、上記のφDを大きくすれば、歯部または爪
部32Cに作用する力であるギヤ反力Wは小さくなシ、
したがって、上記の関係式であるMl>M2を満足させ
ることができる。
であるので、上記のφDを大きくすれば、歯部または爪
部32Cに作用する力であるギヤ反力Wは小さくなシ、
したがって、上記の関係式であるMl>M2を満足させ
ることができる。
また、噛み合いを離そうとするモーメントの関係式であ
るM a ”” W h L v W v L hより
明らかなど、!:<、1.=0、すなわち、ソレノイド
係合レバー32の中心の点0と、ソレノイド係合レバー
32の歯部または爪部32Cとの噛み合い点Qとが水平
線上にくるように構成すれば、M2=−Wv l−hす
なわち、−M2(Oとなり、したがって、ばね力Wの大
きさが、はとんどOでもMl>M2の関係式が成シ立ち
、一度、ソレノイド係合レバー32が歯車38に噛み合
えば、その後は、ばね力なしでもリボン巻き取り軸28
を停止させることができるものである。
るM a ”” W h L v W v L hより
明らかなど、!:<、1.=0、すなわち、ソレノイド
係合レバー32の中心の点0と、ソレノイド係合レバー
32の歯部または爪部32Cとの噛み合い点Qとが水平
線上にくるように構成すれば、M2=−Wv l−hす
なわち、−M2(Oとなり、したがって、ばね力Wの大
きさが、はとんどOでもMl>M2の関係式が成シ立ち
、一度、ソレノイド係合レバー32が歯車38に噛み合
えば、その後は、ばね力なしでもリボン巻き取り軸28
を停止させることができるものである。
本実施例では、ソレノイド29の吸引力の一部を、ヘッ
ド支持板34とキャリッジケース53のボス部外周53
aに設けたヘッド戻しはね51に蓄える例を用いて説明
したが、このばね材の挿入箇所は、ソレノイド29の吸
引力を感熱ヘッド6まで伝達させる伝達機構のどの箇所
に設けても同様の効果が得られるものであり、したがっ
て、ソレノイド29の筐体である本体ケースとプランジ
ャー30との間にばね材を設けても良いものでおる・。
ド支持板34とキャリッジケース53のボス部外周53
aに設けたヘッド戻しはね51に蓄える例を用いて説明
したが、このばね材の挿入箇所は、ソレノイド29の吸
引力を感熱ヘッド6まで伝達させる伝達機構のどの箇所
に設けても同様の効果が得られるものであり、したがっ
て、ソレノイド29の筐体である本体ケースとプランジ
ャー30との間にばね材を設けても良いものでおる・。
また、本実施例における、リボン巻き取り軸28への回
転トルク付加方式は、キャリッジ4の横行駆動用のタイ
ミングベルト9をリボン巻き取9軸28のプーリー39
に直・接掛けて与える方式でアリ、このように構成する
と、1個のタイミングベルト9でキャリッジ4の横行移
動動作と、リボン巻き取り動作を行なわせることができ
、非常に一構成が簡素化できるものである。
転トルク付加方式は、キャリッジ4の横行駆動用のタイ
ミングベルト9をリボン巻き取9軸28のプーリー39
に直・接掛けて与える方式でアリ、このように構成する
と、1個のタイミングベルト9でキャリッジ4の横行移
動動作と、リボン巻き取り動作を行なわせることができ
、非常に一構成が簡素化できるものである。
以上述べたところにより、上述のように構成すれば、ま
ずスキップ機能用として、特別なステップモーターやソ
レノイド等のアクチュエータを設けずに、スキップ無し
の構成と同じ構成でスキップ動作を行なわせることがで
きるため、構造を太いに簡素化することができると共に
、小形化9部品点数の大巾な削減等が図れるものであり
、これと同時に、プリンタ全体を制約するだめの電気回
路も非常に簡素化させることが可能となるもっである。
ずスキップ機能用として、特別なステップモーターやソ
レノイド等のアクチュエータを設けずに、スキップ無し
の構成と同じ構成でスキップ動作を行なわせることがで
きるため、構造を太いに簡素化することができると共に
、小形化9部品点数の大巾な削減等が図れるものであり
、これと同時に、プリンタ全体を制約するだめの電気回
路も非常に簡素化させることが可能となるもっである。
また、インクリボンの巻き取り方式において、キャリッ
ジ内に、一定速でリボンを送るためのリボン送り軸(ピ
ンチローラ軸)は設けずに、リボン巻き取p軸のみを設
けてリボンの巻き取りを行なわせるようにしたので、キ
ャリッジおよびリボンカセットの構造を大1]に簡素化
できるものである。
ジ内に、一定速でリボンを送るためのリボン送り軸(ピ
ンチローラ軸)は設けずに、リボン巻き取p軸のみを設
けてリボンの巻き取りを行なわせるようにしたので、キ
ャリッジおよびリボンカセットの構造を大1]に簡素化
できるものである。
この点は、特に外国への輸出を考慮した場合に、輸出先
の当事者の多くは手先が無益用なため、1巻きを巻き終
ったリボンを交換させて、再びリボンカセット内にリボ
ンをセットさせることが不得手である。これに従い、1
巻きを巻き終ったらリボンを交換するのではなく、カセ
ット毎の交換が必須の要・目:となり、とのカセット毎
の交換のものとするためには、カセットを使い捨てにで
きるように、非常に安価のものとしなければならず、こ
のため上記のように、ピンチローラ軸、すなわち、リボ
/一定速の送り軸を設けずにリボン巻き取り軸のみで行
なわせる構成が、その構造を簡素化して所期の目的を達
成させることを十分に可能とするものである。
の当事者の多くは手先が無益用なため、1巻きを巻き終
ったリボンを交換させて、再びリボンカセット内にリボ
ンをセットさせることが不得手である。これに従い、1
巻きを巻き終ったらリボンを交換するのではなく、カセ
ット毎の交換が必須の要・目:となり、とのカセット毎
の交換のものとするためには、カセットを使い捨てにで
きるように、非常に安価のものとしなければならず、こ
のため上記のように、ピンチローラ軸、すなわち、リボ
/一定速の送り軸を設けずにリボン巻き取り軸のみで行
なわせる構成が、その構造を簡素化して所期の目的を達
成させることを十分に可能とするものである。
しかして、さきに詳述したところであるが、本発明に係
るものにおいて、リボン一定速の送り軸を設けなくても
よい理由は、印字時に、感熱ヘッドがリボンを介してプ
ラテンに押し付けられながら一定速で横行移動すると、
感熱ヘッドとリボンとの摩擦係数(実測で0.07 )
よシも、被転写紙とリボンとの摩擦係数(実測で0.2
1.)の方が約3倍大きいので、リボンが被転写紙に付
着したまま、当該リボン上を感熱ヘッドがすべり、これ
に従い感熱ヘッドがリボンを一定速で吐き出すこととな
るためである。
るものにおいて、リボン一定速の送り軸を設けなくても
よい理由は、印字時に、感熱ヘッドがリボンを介してプ
ラテンに押し付けられながら一定速で横行移動すると、
感熱ヘッドとリボンとの摩擦係数(実測で0.07 )
よシも、被転写紙とリボンとの摩擦係数(実測で0.2
1.)の方が約3倍大きいので、リボンが被転写紙に付
着したまま、当該リボン上を感熱ヘッドがすべり、これ
に従い感熱ヘッドがリボンを一定速で吐き出すこととな
るためである。
したがって、感熱ヘッドで一定速で送り出された感熱リ
ボンを巻き取るだけでよいため、従来のヨウナビンチロ
ーラ軸を設けなくても、リボン巻き取り軸を設けるだけ
でよいという格別の効果を奏するものである。
ボンを巻き取るだけでよいため、従来のヨウナビンチロ
ーラ軸を設けなくても、リボン巻き取り軸を設けるだけ
でよいという格別の効果を奏するものである。
さらに、このようにリボン巻き取り軸のみをキャリッジ
内に設ける方式において、印字中にスペースデータが続
いて、リボン巻き取りが不必要な場合、あるいはキャリ
ッジリターン時でリボン巻き取りが不要な場合には、必
然的にリボン巻き取り軸の回転を停止させることが必要
となるものである。このリボン巻き取り軸の停止動作を
最も簡単な方法で行なわせる手段を検討すると、リボン
の巻き取りを停止させなければならないのは、感熱ヘッ
ドが、印字無しでプラテンから離れて戻っているときで
あり、これに従い、感熱ヘッドが戻るときにリボンの巻
き取り回転を停止させればよいものである。
内に設ける方式において、印字中にスペースデータが続
いて、リボン巻き取りが不必要な場合、あるいはキャリ
ッジリターン時でリボン巻き取りが不要な場合には、必
然的にリボン巻き取り軸の回転を停止させることが必要
となるものである。このリボン巻き取り軸の停止動作を
最も簡単な方法で行なわせる手段を検討すると、リボン
の巻き取りを停止させなければならないのは、感熱ヘッ
ドが、印字無しでプラテンから離れて戻っているときで
あり、これに従い、感熱ヘッドが戻るときにリボンの巻
き取り回転を停止させればよいものである。
このためには、ソレノイドがオンしてプラテン□ に感
熱コイルが押し付けられているときには、感熱ヘッドが
リボンを送り出すと同時にリボン巻き取り軸示回転して
リボンを巻き取り、また印字不要で感熱ヘッドがプラテ
ンから離れているときは、ばね利に蓄えた吸引時の吸引
力の一部を解放する、ことにより、リボン巻き取り軸を
制動させるのが、最も簡単な方式である。
熱コイルが押し付けられているときには、感熱ヘッドが
リボンを送り出すと同時にリボン巻き取り軸示回転して
リボンを巻き取り、また印字不要で感熱ヘッドがプラテ
ンから離れているときは、ばね利に蓄えた吸引時の吸引
力の一部を解放する、ことにより、リボン巻き取り軸を
制動させるのが、最も簡単な方式である。
すなわち、ソレノイドをオンすれば、感熱ヘラ□ ドの
プラテンへの押し付けと同一にリボンの巻き取り動作が
行なわれ、またソレノイドをオフすることにより、感熱
ヘッドのプラテンからの戻しでリボンの吐き出しを停止
させると同時にリボンの巻き取り停止ができるようにし
たものである。
プラテンへの押し付けと同一にリボンの巻き取り動作が
行なわれ、またソレノイドをオフすることにより、感熱
ヘッドのプラテンからの戻しでリボンの吐き出しを停止
させると同時にリボンの巻き取り停止ができるようにし
たものである。
この点、従来は、リボンの巻き取り停止の動作を行なわ
せるために、感熱ヘッド押し付は力にソレノイドを用い
ても、リボン巻き取りには、別にステップモーターを設
けるようにしているものであり、このような構成である
と、その構造が複雑化すると同時に、スキップ時および
キャリッジリターン時に、ソレノイドとステップモータ
ーの両方を制御しなければならない欠点を有するもので
、このような従来方式に係るものに比較して、本発明に
係るものは、構造が最も簡単で、しかも有効に動作する
ものである。
せるために、感熱ヘッド押し付は力にソレノイドを用い
ても、リボン巻き取りには、別にステップモーターを設
けるようにしているものであり、このような構成である
と、その構造が複雑化すると同時に、スキップ時および
キャリッジリターン時に、ソレノイドとステップモータ
ーの両方を制御しなければならない欠点を有するもので
、このような従来方式に係るものに比較して、本発明に
係るものは、構造が最も簡単で、しかも有効に動作する
ものである。
本発明によれば、スキップ機構用として特別なステップ
モーターやソレノイド等のアクチュエータが不要となり
、スキップ機能無しと同じ構成でスキップ動作を行なわ
せることが可能となるため、キャリッジ機構の大巾な簡
素化が図れると同時に、プリンタ自体の小形化、部品点
数の削減、制御回路の簡素化が可能となるものであり、
また、熱転写プリンタ用のキャリッジ機構として、最も
簡単な構成で、そのリボン巻き取り軸の回転の制御を行
なわせることによシ、スキップ時のリボン巻き取り停止
、キャリッジリターン時のリボン巻キ取シ停止の動作を
行なわせようとした場合、従来方式と比較して構造が、
きわめて簡単であり、その効果は、実用的に非常に大き
く、すぐれた発明ということができる。
モーターやソレノイド等のアクチュエータが不要となり
、スキップ機能無しと同じ構成でスキップ動作を行なわ
せることが可能となるため、キャリッジ機構の大巾な簡
素化が図れると同時に、プリンタ自体の小形化、部品点
数の削減、制御回路の簡素化が可能となるものであり、
また、熱転写プリンタ用のキャリッジ機構として、最も
簡単な構成で、そのリボン巻き取り軸の回転の制御を行
なわせることによシ、スキップ時のリボン巻き取り停止
、キャリッジリターン時のリボン巻キ取シ停止の動作を
行なわせようとした場合、従来方式と比較して構造が、
きわめて簡単であり、その効果は、実用的に非常に大き
く、すぐれた発明ということができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る熱転写プリンタのキ
ャリッジ機構を備えた熱転写プリンタの概略斜視図、第
2図は、そのリボンカセットの拡大内部構成図、第3図
は、本発明の一実施例に係る、熱転写プリンタのキャリ
ッジ機構の内部構成図、第4図は、第3図の、A〜1線
に沿う拡大断面図、第5図は、印字時の!幼作説明図、
第6図は、スキップ時およびキャリッジリターン時の動
作説明図、第7図は、スキップ時にソレノイド係合レバ
ーに作用する回転モーメントの説明図である。 1.2・・・側板、3・・・軸、4・・・キャリッジ、
5・・・リボンカセット、6・・・感熱ヘッド、7,7
a・・・インクリボン、8・・・キャリッジモーター、
9・・・タイミングベルト、10・・・ラインフィード
モーター、11・・・プラテン、12・・・ギヤ、13
・・・被転写紙、14・・・プラアンノブ、15・・・
紙ガイド、16・・・リリースL/バー、17・・・軸
、18・・・押さえローラー、19・・・ホームポジシ
ョンセ/す、20・・・フラットケーブル、21・・・
送り出しコア、22,23゜26・・・ガイドローラー
、24.25・・・一定ガイドビン、27・・・巻き取
りコア、28・・・リボン巻き取り軸、28a・・・突
出部、29・・・ソレノイド、30・・・プランジャー
、31・・・ビン、32・・・ソレノイド係合レバー、
32a・・・一端、32b・・・突起部、32C・・・
歯部または爪部、33・・・固定軸、34・・・ヘッド
支持板、35・・・固定軸、36・・・押しばね機構、
37・・・押しばね、38・・・歯車、39.40・・
・プーリー、41・・・従動ブーIJ−142・・・上
板、43・・・下板、44.45.48・・・軸受、4
6・・・固定ビン、47・・・摩擦板、49・・・押し
ばね、50・・・軸、51・・・ヘッド戻しばね、52
・・・制御器、53・・・キャリッジケース、53a・
・・ボス部外周、0・・・回転中心の点、P・・・作用
点、Q・・・噛み合い点。 代理人 弁理士 福田幸作 (ほか1名) 第5日 11
ャリッジ機構を備えた熱転写プリンタの概略斜視図、第
2図は、そのリボンカセットの拡大内部構成図、第3図
は、本発明の一実施例に係る、熱転写プリンタのキャリ
ッジ機構の内部構成図、第4図は、第3図の、A〜1線
に沿う拡大断面図、第5図は、印字時の!幼作説明図、
第6図は、スキップ時およびキャリッジリターン時の動
作説明図、第7図は、スキップ時にソレノイド係合レバ
ーに作用する回転モーメントの説明図である。 1.2・・・側板、3・・・軸、4・・・キャリッジ、
5・・・リボンカセット、6・・・感熱ヘッド、7,7
a・・・インクリボン、8・・・キャリッジモーター、
9・・・タイミングベルト、10・・・ラインフィード
モーター、11・・・プラテン、12・・・ギヤ、13
・・・被転写紙、14・・・プラアンノブ、15・・・
紙ガイド、16・・・リリースL/バー、17・・・軸
、18・・・押さえローラー、19・・・ホームポジシ
ョンセ/す、20・・・フラットケーブル、21・・・
送り出しコア、22,23゜26・・・ガイドローラー
、24.25・・・一定ガイドビン、27・・・巻き取
りコア、28・・・リボン巻き取り軸、28a・・・突
出部、29・・・ソレノイド、30・・・プランジャー
、31・・・ビン、32・・・ソレノイド係合レバー、
32a・・・一端、32b・・・突起部、32C・・・
歯部または爪部、33・・・固定軸、34・・・ヘッド
支持板、35・・・固定軸、36・・・押しばね機構、
37・・・押しばね、38・・・歯車、39.40・・
・プーリー、41・・・従動ブーIJ−142・・・上
板、43・・・下板、44.45.48・・・軸受、4
6・・・固定ビン、47・・・摩擦板、49・・・押し
ばね、50・・・軸、51・・・ヘッド戻しばね、52
・・・制御器、53・・・キャリッジケース、53a・
・・ボス部外周、0・・・回転中心の点、P・・・作用
点、Q・・・噛み合い点。 代理人 弁理士 福田幸作 (ほか1名) 第5日 11
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被転写紙を支持するプラテンと、感熱ヘッドと、転
写フィルムリボンを内蔵したリボンカセットおよび、そ
の感熱ヘッドとリボンカセットとを′搭載して横付移動
をさせるキャリッジ等からなる熱転写プリンタにおいて
、前記キャリッジ内に、一定速のリボン送り軸を設ける
ことすく、リボン巻き取り軸のみを設けるように構成す
るとともに、感熱ヘッドをプラテンに押し付ける駆動力
を与えるソレノイドと、そのソレノイドの吸引時におけ
る吸引力の一部をたわみにより蓄えるようにしたばね材
とを設け、前記ソレノイドの吸引解除時の、前記ばね利
に蓄えた力の解放により、上記リボン巻き取り軸の回転
を停止せしめるように構成したことを特徴とする熱転写
プリンタのキャリッジ機構。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、キャリ
ッジのケース内に、回動自在なヘッド支持板で支持され
た感熱ヘッドのプラテンへの押し付は動作の駆槽源に係
るソレノイドを配設し、そのヘッド支持板と、前記ソレ
ノイドに設けたプランジャーに回動可能に取り付けられ
るとともに他端へ保合部を備えるようにしたソレノイド
係合レバーとの間に、前記プランジャーの吸引時に回動
させられて上記の押し付は動作を行なうようにしたばね
機構を設け、また前記プランジャーの吸引解放時に、上
記のソレノイド係合レバーの係合部を転角させて、当該
保合部と、タイミングベルトにより摩擦板を介し作動せ
しめられるように形成したリボン巻き取り軸とを係合さ
せる、常時は、感熱ヘッドをプラテンから引き離そうと
する力を与えるようにしたばね材に係るヘッド戻しばね
を、上記キャリッジのケースとヘッド支持板との間に設
けるようにしたものである熱転写プリンタのキャリッジ
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2605384A JPS60171189A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2605384A JPS60171189A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60171189A true JPS60171189A (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=12182942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2605384A Pending JPS60171189A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60171189A (ja) |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP2605384A patent/JPS60171189A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0973138A (ja) | ペーパマガジン | |
JP2567236B2 (ja) | 記録紙正逆送り装置 | |
JPS5838186A (ja) | 印字装置における紙状物の送り装置 | |
JPS60171189A (ja) | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 | |
JPS59135181A (ja) | 印刷装置 | |
JPS63254087A (ja) | 印字装置 | |
EP0147911B1 (en) | Self-braking ribbon transport apparatus | |
JPS6087084A (ja) | リボン送り機構 | |
JP2725865B2 (ja) | 熱転写プリンタのインクリボン巻戻し装置 | |
JP2611445B2 (ja) | カラープリンタ | |
JPH10100499A (ja) | テープ巻取装置 | |
JPH0439437B2 (ja) | ||
JPS60154090A (ja) | 印字装置 | |
JP2514549Y2 (ja) | 記録装置におけるインクフィルムの押圧解除装置 | |
JPS60120084A (ja) | リボン移動装置 | |
JP2629820B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JPH06336064A (ja) | プリンタの用紙搬送機構および用紙搬送制御方法 | |
GB2150502A (en) | Self-braking ribbon transport apparatus | |
JPS6085981A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPS60234875A (ja) | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 | |
JPS61154877A (ja) | リボンカセツト | |
JPH0241282A (ja) | プリンタの印字装置 | |
JPS63218459A (ja) | 印字装置 | |
JPS60109886A (ja) | 転写型感熱プリンタのキヤリツジ機構 | |
JP2902518B2 (ja) | 熱転写プリンタ |