JPS60170114A - Ofケ−ブルの製造方法 - Google Patents

Ofケ−ブルの製造方法

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JPS60170114A
JPS60170114A JP2380984A JP2380984A JPS60170114A JP S60170114 A JPS60170114 A JP S60170114A JP 2380984 A JP2380984 A JP 2380984A JP 2380984 A JP2380984 A JP 2380984A JP S60170114 A JPS60170114 A JP S60170114A
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atmosphere
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JP2380984A
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良輔 畑
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は優れた性能を備えるOFケーブルの製造方法に
係わる。
[背景技術と問題点] 低損失プラスチックフィルム、例えばポリプロピレンの
溶融押出し層を中間層として2枚のクラフト紙を一体化
した積層絶縁体(PPLPという)のテープを導体上に
巻付けて絶縁体層としたOFケーブルはすでに知られて
おり、また上記絶縁体層の上にクラフト紙テープ層を巻
付けたOFケーブルも知られている。
このようなOFケーブルによれば、従来のクラフト紙テ
ープによる単独絶縁体層を備えるものに比べ、送電ロス
の減少、ケーブルのコンパクト化ができ、またPPLP
層の」二にクラフト紙テープによる絶縁体層を備えるこ
とにより、ケーブルの終端接続、中間接続の際、前記上
層となっているりラフト紙テープによる絶縁体層により
、130〜200℃に達する鉛工に耐えることができ、
従ってPPLPテープよる絶縁体層を損うこともなく、
これによって十分にPPLP絶縁によるOFケーブルは
実用化の域に到達している。
第1図に上記絶縁体層を構成するPPLPテープの模式
図を示す。図において1はクラフト紙であり、2はポリ
プロピレンフィルム層であり、ポリプロピレンの溶融押
出しによって、ポリプロピレン1を結合剤として複合一
体化して製造される。
ところで、このようなPPLPを絶縁体層として使用す
る際問題となるのは、PPLP を形成しているポリプ
ロピレンが絶縁油中で膨潤することであり、これを補う
ために、従来は、導体上にPP L Pテープを巻付け
る際には、そのクラフト紙を十分加湿した、いわゆる調
湿PPLPを使用し、PPLPテープ巻付後、真空加熱
・乾燥によってクラフト紙中の水分を除去するときのク
ラフト紙の目減りを利用して、絶縁油含浸後のPP眉の
膨潤を吸収させるような方法を採り、含浸後のPPLP
テープの膨潤によル絶縁体層の損傷を抑えている。
もし調湿しないで使用すれば、膨潤により絶縁体層を通
過する絶縁油の流通路は著しく制限され、またPPLP
テープを形成しているクラフト紙は大きな圧縮を受け、
面接触するテープ間のすべりを悪<シ、ベンデンジ時に
テープにしわを生じ、著しい場合は亀裂を生し、ケーブ
ルの品質を低下させることがある。
このように、PPLPテープを絶縁体層として使用する
ためには、調湿されたものを使用するという・ことが一
般的となっているが、所要の含有水分を、PPLPの製
造時から導体上に巻付けるまで維持することは、その維
持設備等に大きな費用と労力を要するところであり、一
方、巻付後加熱・乾燥すると、巻付けられたPPLPテ
ープは乾燥により一度ガサガサになるから含浸するまで
は取扱いに十分注意を払う必要があった。
[発明の開示] PPLPテープの使用については前述のような問題があ
るので、これを回避するため、溶融押出されるポリプロ
ピレンの両面に、予め凹凸加工を施したクラフトを、前
記のポリプロピレンを結合剤として一体化した、ブリエ
ンボスPPLP (PEPPLPという)が開発されて
いる。
すが、3は予めエンボス加工により非常に細かい凹凸が
施こされたクラフト紙を示し、4はこれらの予めエンボ
ス加工された2枚のクラフト紙を一体化するポリプロピ
レンフィルム層を示している。
この場合、凹凸を付けたクラフト紙3はその水分を4%
以下ニ保って溶融ポリプロピレンとの一体化がなされる
とその凹凸がつぶれて消失することす<、良好なPEP
PLPが得られる。この全厚みは100〜300μm程
度である。
本発明はこのような大気にさらされた生の状態にあるP
EPPLPテープを導体上に巻付けて絶縁体層を形成し
、加熱・乾燥し、絶縁油を含浸させることを特徴とする
OFケーブルの製造方法にあり、これにより上述のよう
な調湿を廃止し、更に前記PEPPLPテープによる絶
縁体層の」二に生のクラフト紙テープを巻付けて絶縁体
層を形成し、これまた使用されるクラフト紙テープの紙
巻以前及び紙巻中の乾燥保持を廃止し、結局大気にさら
されたままのPEPPLPテープおよびクラフト紙テー
プの巻付けによって、絶縁体巻付工程およびこれに必要
な準備工程を著しく省くことができ、優れた特性をもつ
OFケーブルの製造方法を提供するものである。
本発明の実施の際、PEPPLPテープは大気中にさら
されたままのものが使用されるが、この場合クラフト紙
の含有水分と大気相対湿度との関係は、大略、第4図に
示すとおりなので、例えば、相対湿度が32%となれば
、PEPPLPを構成するクラフト紙の含を水分は約6
%となる。また第5図はクラフト紙の水分と厚さの関係
を示すが、例えば、含を水分が前記の通り6%であれば
、厚さは約4%増加となる。すなわち、乾燥されたPP
LPに比して、生のままのPPLPは、いわば自然に調
湿されたようなもので、この分のクラフト紙の厚さ増加
もPPLPではクラフト紙の割合が厚さで略50%以F
ゆえ、PPLP全体としては、わずかであるが、エンボ
スの効果同様、含浸後のPPの膨潤を吸収する効果をわ
ずか持つので、通常のクラフト紙のみのOFケーブルの
ように、クラフト紙テープを乾燥し、乾燥エアー中で紙
巻きする、いわゆる乾拭巻きを採用する必要はない。
またPEPPLPのエンボスは十分にクッション効果が
あるので、生の状態のPEPPLPのクラフト紙中の水
分が周囲の生空気の湿度変化によってもかわり、その分
、クラフト紙中の水分がわずかに変化しても、紙巻條件
に影響を与えるようになることはない。
以」−により、PEPPLPを採用する限り、通常のク
ラフト紙OFケーブルのような、クラフト紙の乾燥工程
も紙巻室の乾燥空気條件の保持も不要で、製造が容易、
かつきわめて経済的になり、その効果は大きい。
PEPPLPテープを巻付けたあと外部導電層のテープ
巻(=Iけ、金属遮蔽層のテープ巻付は等、従来のOF
ケーブルと同様な工程を経て、真空中で加熱・乾燥し真
空下でアルミニウムまたは鉛金属シースを被ぶせ、絶縁
油を含浸させ、金属シース表面にPEまたはPVC防食
を施す。
これに対し、耐鉛工性対策として、前記PEPPLPに
よる絶縁体層の−1−にクラフト紙テープによる絶縁体
層を備えるものについても、大気中にさらされた生クラ
フト紙テープが巻付けられる。
通常クラフト紙のみの絶縁体層よりなるOFケーブルで
は、紙巻き条件を安定させ、かつ乾燥の目減りを防ぐた
め、あらかじめ乾燥の工程を経た乾拭(含イイ水分2%
以下)を巻付けるが、このためには、通常紙巻機周囲の
相対湿度は10%以下、好ましくは5%以下に保つ必要
がある。
しかし、本発明の場合、調湿されない生の大気にさらさ
れた状態にあるPEPPLPテープを巻付け、これによ
って、前述のとおり、PEPPLP絶縁体層の含浸後の
PP層の膨潤による厚さ増加を防ぐわけであるが、この
外側に巻かれる、例えば2〜6開の耐鉛工クラフト紙層
そのものも、クッション効果を有して内側のPEPPL
P絶縁体層が層全体として膨潤してくる■を吸収するこ
と、言いかえれば、外側のクラフト紙層が内側のPEP
PI、P絶縁体層にストレスを及ぼさない方が好ましい
。このためには、むしろクラフト紙層のグラフl−紙も
すべて生状態のずまのものを使用し、化エアー中で紙巻
きする方が、自然の状態の調湿効果によるクツ/ジン効
果が生して好ましいことがわかった。
生のままのクラフト紙は乾拭に比べて厚さ方向のヤング
率が小さく、圧力によって容易につぶれやすいから、少
々のクラフト紙中の水分のバラツキによる厚さのバラツ
キは紙巻テンシヨンを適当とすることによってほとんど
無視できる程度の範囲におさえることがきわめて容易で
あることも分った。
従って前述のとおり、クラフト紙の乾燥工程も紙在室の
乾燥状態の保持も不要となり、内のPEPPLP絶縁体
層から外のクラフト紙絶縁体層まで一貫して生の状態で
取扱えるので、製造容易で、経済的、かつ極めて膨潤に
強い高品位のOFケーブルを作ることができる。
PEPPLPテープ巻付け、その外層にクラフト紙テー
プ巻付けにより形成されたケーブル体には、前記のよう
にOFケーブルとして必要な外部導電層、金Ii1遮蔽
層が形成され、真空中で加熱乾燥後、金属シースを被ぶ
せて絶縁油を含浸する。
第3図に本発明の実施例を断面図で示す。
図において5は導体であり、この上に図示していないが
、必要に応して内部導電層を設け、大気にさらされた生
のP E P P 、L Pテープを巻付けて絶縁体層
6を形成し更に大気にさらされた生のクラフト紙テープ
を巻付けて絶縁体層7を形成する。絶縁体層7の厚みは
2〜6關が選ばれる。この厚みは鉛工時に絶縁体最外層
が受ける130〜200℃の温度に対して、下層のPE
PPLPのPPに悪影響を及ぼさぬようにするものであ
る。8は金属シースであり、ケーブルには絶縁油が含浸
されている。
[作用、効果] 以上説明したように、本発明ではPEPPLPテープ単
独あるいはPEPPLPテープとクラフト紙テープの併
用にしろ、絶縁体層を形成する際、大気にさらされた生
の杖態にあるPEPPLPテープ、クラフト紙を巻付け
るものであり、紙巻機の周囲も格別に調湿、乾燥を行う
必要もなく絶縁材料のを備段階および巻付は作業中の調
湿、乾燥不要となり、製造が容易かつ製造コストを十分
低減し、膨潤対策に極めてずぐれ耐圧特性が高く、電力
ロスのすくない優れたOFケーブルが得られ、また耐鉛
工性に富んだOFケーブルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はPPLPを示す模式図である。 第2図はPEPPLPを示す模式図である。 第3図は本発明の方法により製造されるOFケーブルの
一例を示す。 第4図は大気相対湿度に対するクラフト紙含有水分を示
す。 第5図はクラフト紙の含有水分と厚さ変化の関係を示す
。 1・・・クラフト紙、2・・・ポリプロピレンフィルム
層、3・・・予めエンボス加工を施したクラフト紙、4
・・・ポリプロピレンフィルム層、5・・・導体、6・
・・P E P P L Pテープによる絶縁体層、7
・・・クラフト紙テープによる絶縁体層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 N)予め凹凸加工を施した2枚のクラフト紙をポリプロ
    ピレンの溶融押出により、ポリプロピレンと一体に結合
    した積層テープを大気中にさられた生の状態で、導体i
    付けて絶縁体層を形成し、加熱・乾燥し、絶縁/IIJ
    を含浸させることを特徴とするOFケーブルの製造方法
    。 (2)予め凹凸加工を施した2枚のクラフト紙をポリプ
    ロピレンの溶融押出により、ポリプロピレンと一体に結
    合した積層テープを大気中にさられた生の状態で、導体
    上に巻付け、その外側に更に大気中にさらされた生の状
    態にあるクラフト紙テープを巻付けて絶縁体層を形成し
    、加熱・乾燥し、絶縁油を含浸させることを特徴とする
    OFケーブルの製造方法。 (3)大気中にさらされた生の状態にあるクラフト紙テ
    ープの巻付は厚さが2〜6m−であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のOFケーブルの製造方法。
JP59023809A 1984-02-10 1984-02-10 Ofケ−ブルの製造方法 Expired - Lifetime JPH061649B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002075074A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Fujikura Ltd 直流油浸絶縁ケーブル
JP2003059360A (ja) * 2001-08-21 2003-02-28 Fujikura Ltd 油浸紙ソリッドケーブルの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57103212A (en) * 1980-12-18 1982-06-26 Sumitomo Electric Industries Of cable with composite insulating layer
JPS5828110A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 住友電気工業株式会社 Ofケ−ブル

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