JPS60167920A - 紡糸原液の調製法 - Google Patents

紡糸原液の調製法

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JPS60167920A
JPS60167920A JP21598084A JP21598084A JPS60167920A JP S60167920 A JPS60167920 A JP S60167920A JP 21598084 A JP21598084 A JP 21598084A JP 21598084 A JP21598084 A JP 21598084A JP S60167920 A JPS60167920 A JP S60167920A
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JP
Japan
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spinning
spinning solution
solvent
filtration accuracy
stock solution
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Pending
Application number
JP21598084A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Mimura
公二 三村
Toru Takemura
武村 徹
Takashi Fushiie
節家 孝志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP21598084A priority Critical patent/JPS60167920A/ja
Publication of JPS60167920A publication Critical patent/JPS60167920A/ja
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明は繊度変動率の少ない細繊度の繊維集合体全湿式
紡糸法により効率よく製造するのに適した紡糸原液のi
14裂法に関する。
〔従来の技術〕
従来、湿式紡糸法にて細繊度の繊維集合体を製造する方
法としては特開昭51−119826号公報に示される
如く、紡糸口金として焼結金属シートを用いる方法が示
さnており、また特開昭51−70311号公報には流
下式緊張紡糸P耳装置を用いてrl、1デニ一ル程度の
銅アンモニア人絹糸を得る方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらの方法は細繊度の繊維集合体を作る方法としては
極めて有用な方法であるが、湿式紡糸時の条件を厳しく
限定しても、糸切扛が発生し易く、かつ繊度斑も大きな
繊維となり易いと言う問題点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者等は、その原因について種々検討を加え
た結果、繊維形成性重合体を溶媒に溶解した紡糸原液は
一見均一に繊維形成性重合体が溶解している如くにみえ
るが、ゲル状に膨潤した状態の繊維形成性重合体粒子が
含まnておシ、その粒径が30μ以下のものは極めてP
遇しにくく、通常のf適法にてはf遇することができな
い。このような粒子をP遇するために使用するf材の目
が微小なものを用いると、目詰りが激しくなり、実質的
f過を行なうことが不可能であることをも判明したが、
紡糸原液の粘度を特定条件下に規定してやると30μ以
上の牧径を有する不溶解分が容易に除去しうろことを見
出し本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の要旨とするところは、アクリロニトリル系重合
体を溶媒に溶解した紡糸原液の粘度を30〜200ボイ
ズに保ち、濾過精度30μ以上のr材にて濾過すること
を特徴とする紡糸原液の調製方法にある。
紡糸原液粘度を30〜200ボイズの範囲に制御する方
法としては、 げ)原液中のポリマー濃度を一定に保ち原液温度を上げ
る方法、 (ロ)用いるポリマーの重合度を下げる方法、(ハ)原
液中のポリマー濃度を下げる方法、等を取り得る。
粘度が30ボイズ未滴の紡糸原液とするには通常そこに
含まれるポリi−の濃度を極端に低下せしめることが必
要となル、その紡糸特性が急激に低下するようになるの
で好ましくない。
一方、粘度が200ボイズを越えた紡糸原液中では、そ
こに含まれる未溶解粉子は原液中に強固に会合した如き
状態で取シ込まnているため、そのr過除去は極めて困
難なものとなり、濾過精度30μ以上のr材での濾過が
実質的にできなくなる。
本発明を冥施するに際して用いるr材は、濾過精度30
μ以上のものであることが必要である。濾過精度が30
μを越えて大きなr材を用いて濾過をした原液中にはノ
ズルよりの原液の紡出が阻害され、糸切れの多発化が起
る。また、原液中に含まnる粒径30μ以上の不純物は
、紡出された繊維の延伸性を阻害し均一な延伸による優
れた性能を備えた繊維の効率的な製造を阻害する。
本発明′t−実施するに際して用いるアクリロニトリル
系重合体とは通常用いられるポリアクリロニトリル及び
アクリロニトリルとの共重合体であれば、いずれのもの
をも用いることができる。溶剤としては通常用いられる
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルオキシド、r、−ブチロラクトン、硝酸水溶液、
塩化亜鉛水溶液、ロダン塩水溶液などを用いることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明によって得られる紡糸原液は、ゲル状物の含有率
は極めて少ないためその安定性に優れ、紡糸時における
糸切れの発生はほとんどなく、高い吐出量での紡糸が可
能であり、かつ凝固糸の延伸性も良好であるため、高倍
率延伸を適用し繊度の細い繊維集合体を作ること、或い
は孔径10〜50μと極めて孔径の小さいノズル金剛い
ての紡糸をも安定に実施することができる。
それ故、本発明の紡糸原液を用いて作られた繊維集合体
は繊度変動係数が20%以下のものとすることができる
〔実施例〕
以下本発明を実施例により、更に詳細に説明するが、平
均単繊m繊度、単繊維繊度の変動係数、平均単繊維強度
及び平均単繊維伸度は全てランダムサンプリングした1
00本の繊維について測定した値である。
実施例1 アクリロニトリル92重量%、アクリル酸メチル8重量
%からなる極限粘度1.7 (25℃のジメチルアセト
アミド中にて測定)の重合体をジメチルアセトアミドに
溶解して固形分濃度16重量係の原液を調整した。この
原液はSOCで70ボイズであった。
この原液を50℃に保ち、ステンレス繊m’を畳織にし
て焼結した第1表に示す濾過精度を有するP材にてF遇
し、ジメチルアセトアミド60重量係水溶液を凝固浴と
し、孔径sap、孔数4へ000の紡糸口金を用いて紡
糸した。これを8m1m1n にて引取り、さらに80
Cの熱水中で4倍に延伸して乾燥し、170℃乾熱で1
.5倍延伸し、さらに120’Cの飽和水蒸気中で緩和
した。紡糸状aを観察した結果全第1光に示した。
第 1 表 実施例2 第1表中の実験A1で作成した紡糸原液を孔径150μ
、孔数3000のノズルを用い熱水中延伸倍率6倍、乾
熱延伸倍率を1.5倍とし、平均単繊維繊度1.3デニ
ールの繊維を得た。紡糸状態はノズルよりの紡糸性、浴
中での延伸性ともに極めて良好であった。これによシ得
られた繊度変動係数は五1%であった。
実施例3 アクリロニトリル98重量優、メタクリル酸2重量%、
その還元粘度(還元粘度はηs p/ cで表現され、
0.5%ジメチルホルムアミド溶液中25℃で測定)が
2.0のアクリロニトリル系重合体をジメチルホルムア
ミドに溶解して、固形分濃度24重量%の原液を調整し
た。この原液は70℃で150ボイズであった。この原
液を実施例1に示したr過精度10μのr材にてr過し
、孔径150μ、孔数2000の紡糸ノズルから、ジメ
チルホルムアミド水溶液中に乾湿式紡糸した。02″L
ヲ熱水中で4倍延伸し、さらに160℃乾熱延伸で1,
5倍延伸し、平均単繊維繊度1,32デニールの繊維を
得た。この紡糸において、糸切れの発生はなく、ノズル
よやの紡糸性は極めて良く、また浴中での延伸性も極め
て良好であった。得らnた繊維の繊度変動係数は4.2
%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクリロニトリル系重合体を溶媒に溶解した紡糸原液を
    粘度30〜200ボイズに調整し、r過精度30μ以上
    のf材でr遇することを特徴とする紡糸原液の調製法。
JP21598084A 1984-10-15 1984-10-15 紡糸原液の調製法 Pending JPS60167920A (ja)

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JP21598084A JPS60167920A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 紡糸原液の調製法

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JP3577877A Division JPS53122815A (en) 1977-03-29 1977-03-29 Superfine fibrous materials and their production

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4861730A (ja) * 1971-12-02 1973-08-29
JPS5140431A (en) * 1974-10-03 1976-04-05 Mitsubishi Rayon Co Tansosenino seizoho

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4861730A (ja) * 1971-12-02 1973-08-29
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