JPS6016766B2 - 位相遅れ補償フイルタ - Google Patents

位相遅れ補償フイルタ

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JPS6016766B2
JPS6016766B2 JP51086985A JP8698576A JPS6016766B2 JP S6016766 B2 JPS6016766 B2 JP S6016766B2 JP 51086985 A JP51086985 A JP 51086985A JP 8698576 A JP8698576 A JP 8698576A JP S6016766 B2 JPS6016766 B2 JP S6016766B2
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JP
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capacitor
filter
output terminal
resistor
lag
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JP51086985A
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優 川畑
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、たとえば、磁気記録再生装置のモータの位
相制御回路などにおいて、特に電源投入時におけるモー
タの立ち上り時間を短かくする場合などに使用する位相
遅れ補償フィル夕に関する。
第1図および第2図はそれぞれ従来の位相遅れ補償フィ
ル夕を示す回路図であり、第1図の場合はラグ・フィル
夕、第2図はラグ・リード・フィル夕を示している。
このうち、まず、第1図のラグ・フィル夕の場合は入力
端子1と出力端子2間に抵抗3が接続され、この抵抗3
と出力端子2との接続点はコンデンサ4を介して接地さ
れたものである。
また、Vinは入力端子1に印加された入力電圧、Vo
utは出力端子2に現われる出力電圧である。
いま、この第1図のラグ・フィル夕において、抵抗3の
抵抗値をR、コンデンサ4の容量をCLとすると、伝達
関数はV肌62− 1 べ1}V
in(S)一SRCL+1で表わされる。
一方、第2図に示すラグ・リード・フィル夕の場合には
、入力端子1と出力端子2間に抵抗5が接続され、この
抵抗5と出力端子2との接続点は抵抗6およびコンデン
サ7を直列に介して接地されているもので、抵抗5の抵
抗値をR,、抵抗6の抵抗値をR2とし、コンデンサ7
の容量をCLLとした場合の伝達関数はv。
ut6) SCLLR2十1 ・・・
【21▽岡電一SCLL(R,十R2)十1で表わされ
る。
ところで、通常の磁気記録再生装置のモータの位相制御
回路における位相遅れ補償フィル夕の遮断周波数はたか
だか数HZ程度であので、この位相遅れ補償フィル夕の
時定数により、モータの立ち上り時間が制限されると云
う欠点があった。
この発明は以上の点に鑑み、このような問題を解決する
と共にかかる欠点を除去すべ〈なされたもので、その目
的は簡単な回路構成によってラグ・フィルタまたはラグ
・リード・フィル夕の伝達特性を損うことなく、例えば
位相制御をかけたモー外こ適用した場合その立ち上がり
時間を短かくすることができ、また、設計も容易な位相
遅れ補償フィル夕を提供することにある。このような目
的を達成するため、この発明は、入力端子と出力端子間
に接続された第1抵抗と出力端子との接続点と接地間に
接続されたコンヂンサを第1および第2の2つのコンデ
ンサに分割し、この第1のコンデンサを上記第1抵抗と
上記出力端子との接続点と接地間に接続し、上記第2の
コンデンサを上記第1のコンデンサと上記出力端子との
接続点と定電圧が印加される電源端子間に接続して構成
するようにしたものである。
次に、図面に基づきこの発明の位相遅れ補償フィル夕の
実施例について説明すると、第3図はその一実施例を示
すラグ・フィル夕の回路図であって、この第3図におい
て、入力端子1と出力端子2との間には抵抗8が接続さ
れ、この抵抗8と出力端子2との接続点はコンデンサ9
を介して接地されているとともにコンデンサ10を通し
て端子ilに接続されている。つぎに、この第3図に示
す実施例の動作を説明する。
入力端子1にはVinの入力電圧が印加され、出力端子
2にはVo山の電圧が現われ、そして、端子1 1には
定電圧ycが印加されるようになっている。
いま、抵抗8の抵抗値をRとし、コンデンサ9,10の
容量とそれぞれCL,,CL2とすると、この第3図の
ラグ・フィル夕の伝達関数はで表わされる。
したがって、たとえば、端子11に印加する定電圧Vc
を電源電圧とすると、電源投入時には、定電圧Vcはス
テップ状に変化する電圧となり、第4図(機軸に時間t
をとり、縦軸に電圧をとって示す)に示すごとくなるの
で上記‘3拭により明らかに電源投入時に瞬時に出力端
子2にはV。
山=C耳鼻そこVC ‐‐‐■と云う電圧が出
力され、定電圧Vcに関する項は時間軸においてェクス
ポーネンシャルに減衰し、定時間後には、出力電圧Vo
utは定電圧Vcに依存しなくなり、入力電圧yinの
み依存するようになる。また、上記{3ー式のVin(
S)の項と{1}式とは、C=CL・十CL2とすると
、全く等しい式となる。
したがって、第1図に示すラグ・フィル夕のコンデンサ
4を第3図に示すごとく、コンデンサ9とloとに分割
してやり、三鼻学;VCが位相制御回路(図示せず)の
動作時の定常状態における出力電圧Voutの値と等し
くなるように、コンデンサ9および10を選定し、第3
図に示すような回路構成とすると、第1図に示すラグ・
フィル夕の伝達特性を損うことなく、電源投入時におけ
るモータの立ち上がり時間を短か〈することができる。
また、フィル夕のコンデンサを分割して補償フィル夕を
構成するようにしたので、設計も容易である。第5図は
この発明の位相遅れ補償フィル夕の他の実施例を示す回
路図であり、この第5図の場合は、ラグ・IJ−ド・フ
ィル夕の場合である。
この第5図では、入力端子1と出力端子2との間に抵抗
12が接続されており、この抵抗12と出力端子2との
接続点は抵抗13およびコンデンサ14を直列に介して
接地され、さらに、この抵抗13とコンデンサ14との
接続点はコンデンサ15を経て端子11に接続されてい
る。このように構成された回路において、入力端子1に
は入力電圧Vinが印加され、出力端子2には出力電圧
Voutが現われ、端子1 1には定電圧Vcが印加さ
れるのは第3図の場合と同様であり、また、抵抗12お
よび13の抵抗値をそれぞれR,,R2とし、コンデン
サ14,15の容量をそれぞれCしL,,C山2とした
場合のこのラグ・リード・フィル夕の伝達関数はで表わ
される。
ここで、前記の第3図で示した実施例と同様に考えると
、電源投入時に、瞬時に出力電圧VoutはR,.C2
.・・‘6)(CLL
,十CLし2XR,十R2)Vcとなり、位相制御回路
の定常動作時には、出力電圧Voutは定電圧Vcには
依存せず、入力電圧Vinのみに依存する。
また、CLL=C山,十C山2とすると、上記{5}式
のVin(S)の項と(2}式は等しくなる。
したがって、第2図に示すラグ・リード・フィル夕のコ
ンデソサ7を第5図のコソデンサ14とコンデンサー5
とに分割してやり、R,.C2
.・・(7}(C山,十CLL2XR,十R2)
Vcを位相制御回路の定常動作時における出力電圧Vo
utの値と等しくなるように、コンデンサ14,15の
容量値を選択して、第5図に示す回路構成とすることに
より、第2図に示すラグ・リード・フィル夕の伝達特性
を損うことなく、電源投入時におけるモータの立ち上が
り時間を競かくすることができる。
また、第3図に示す実施例と同様に、フィル夕のコンデ
ンサを分割して補償フィル夕を構成するようにしたので
、設計も容易である。
ところで、上記の説明では、磁気記録再生装置のモータ
の位相制御回路における位相補償回路について述べたが
、この発明はこれに限定されるものではなく、たとえば
、静止画放送用のディスク装置におけるモータの位相制
御回路のように、モータを位相制御する必要があり、し
かも、モータの立ち上がり時間が問題となるような位相
制御回略にも適用できる。
また、上記の説明では、定電圧Vcを電源電圧としたが
、定電圧ycは第4図に示すようなステップ状に変化す
る電圧であればよい。
以上説明したように、この発明によれば、複雑な手段を
用いることなく、補償フィル夕部のコンデンサを第1お
よび第2のコンデンサに分割して構成し、このように構
成したフィルタ自体で位相遅れ補償回路を動作させるよ
うにした簡単な回路構成によって、ラグ・フィルタまた
はラグ・リード。
フィル夕の伝達特性を損うことなく、例えば位相制御を
かけたモータに適用した場合その立ち上がり時間を短か
くすることができ、また、設計も容易となるので、実用
上の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラグ・フィル夕を示す回路図、第2図は
従来のラグ・リード・フィル夕を示す回路図、第3図は
この発明の位相遅れ補償フィル夕の一実施例を示す回路
図、第4図は同上位相遅れ補償フィル夕に印加する定電
圧を示す図、第5図はこの発明の位相遅れ補償フィル夕
の他の実施例を示す回路図である。 1・・・・・・入力端子、2…・・・出力端子、8,1
2,13・・・・・・抵抗、9,10,14,15・・
・…コンデンサ。 なお、図中同一符号は同一部分または相当部分を示す。
第1図 第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力端子と出力端子間に第1抵抗を接続し、この第
    1抵抗と出力端子との接続点と接地間にコンデンサを接
    続して構成される位相遅れ補償フイルタにおいて、前記
    コンデンサを第1および第2の2つのコンデンサに分割
    し、この第1のコンデンサを前記第1抵抗と前記出力端
    子との接続点と接地間に接続し、前記第2のコンデンサ
    を前記第1のコンデンサと前記出力端子との接続点と定
    電圧が印加される電源端子間に接続して構成するように
    したことを特徴とする位相遅れ補償フイルタ。 2 第1のコンデンサと第2のコンデンサとの接続点と
    出力端子との間に第2抵抗を接続したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の位相遅れ補償フイルタ。
JP51086985A 1976-07-20 1976-07-20 位相遅れ補償フイルタ Expired JPS6016766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51086985A JPS6016766B2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 位相遅れ補償フイルタ

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JP51086985A JPS6016766B2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 位相遅れ補償フイルタ

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Publication Number Publication Date
JPS5312250A JPS5312250A (en) 1978-02-03
JPS6016766B2 true JPS6016766B2 (ja) 1985-04-27

Family

ID=13902149

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JP51086985A Expired JPS6016766B2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 位相遅れ補償フイルタ

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