JPS6016672Y2 - 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 - Google Patents

基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造

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JPS6016672Y2
JPS6016672Y2 JP60082U JP60082U JPS6016672Y2 JP S6016672 Y2 JPS6016672 Y2 JP S6016672Y2 JP 60082 U JP60082 U JP 60082U JP 60082 U JP60082 U JP 60082U JP S6016672 Y2 JPS6016672 Y2 JP S6016672Y2
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JP
Japan
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steel
pier
jacket structure
leg
fixed
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JP60082U
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JPS58106444U (ja
Inventor
邦男 深沢
俊成 儀賀
栄一郎 雨宮
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鋼管杭により水底地盤に固定された基礎用鋼
製ジャケット構造物と鋼製橋脚との結合構造に関するも
のである。
橋梁基礎の橋脚部は従来からコンクリート製が主体であ
るので、現場で総ての構造物を構築しなければならない
このため作業の安全性や現場工期の短縮等について難点
があり、特に水中例えば河川海洋等で橋梁基礎および橋
脚の施工においてその改良が望まれている。
この考案はプレハブ構築が可能な鋼製橋脚および基礎用
鋼製ジャケット構造を採用し、それらを容易にかつ迅速
に結合することができる結合構造を提供することを目的
とするものである。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第8図はこの考案において用いられる基礎
用鋼製ジャケット構造物3の一例を示すものであって、
鋼管からなる多数の脚柱1が前後および左右方向に間隔
をおいて配置され、隣り合う各脚柱1の上部側面は格子
状に配置された箱形断面の鋼製連結梁2を介して溶接に
より固着され、かつ前記各脚柱1の下側部分は鋼管から
なる連結部材11を介して溶接により固着され、さらに
前記各連結梁2および各脚柱1の上端部周囲は箱状被覆
体12により被覆され、その被覆体12は脚柱1に固着
されている。
前記被覆体12の4隅側には、脚柱1および連結梁2に
より支持される鋼製橋脚受箱5が配置され、その橋脚受
箱5は脚柱1および連結梁2に対し溶接により固着され
、橋脚受箱5を支持する脚柱1の上端面は連結梁2の上
面とほぼ同一レベルに配置され、さらに橋脚受箱5の内
壁面には多数のジベル4が固着されている。
橋脚受箱設置部においては、補強用リブ13を有する下
段連結梁2Aおよび上段連結梁2Bからなる2重型の連
結梁が用いられ、かつ橋脚受箱5の下部に位置する脚柱
1の上端部は下段連結梁2Aと溶接により固着されてい
る。
第6図ないし第9図に示すように、水底地盤19に設置
された鋼製ジャケット構造物3における各脚柱1内に鋼
管杭20が挿入されて水底地盤19に打込まれ、その鋼
管杭20と脚柱1との間の間隙には結合用モルタルが充
填され、かつ必要に応じ脚柱1と鋼管杭20とが、それ
らの内面に溶接された多数の鋼製リブにより結合される
鋼製橋脚6における各脚部7の下端面に鋼製座板21が
溶接により固着され、かつ前記脚部7の下端外周面に多
数の鋼製縦リブ22が溶接により固着されると共に脚部
7の下端部の外周面および内周面にジベル8,23が固
着され、次に前記脚部7の座板21が橋脚受箱5の底部
に直接またはレベル調整用鋼製ライナープレートを介し
て載置され、さらに脚部7の下端内部と脚柱1の上端内
部とにわたって鉄筋24が配置されると共に、脚部7の
下端外周面と橋脚受箱5の内周面との間に鉄筋25が配
置され、また脚部7の下端内部と脚柱1の上端内部とに
わたって結合用コンクリート26が打設されると共に、
脚部7の下端外周面と橋脚受箱5の内周面との間の環状
間隙にも結合用コンクリート9が打設されている。
前記実施例のように脚柱1の上端内部および脚部7の下
端内部にジベル15,23を固着し、かつ脚柱1の上端
内部および脚部7の下端内部とにわたって、鉄筋24を
配置して結合用コンクリート26を打設すれば、ジャケ
ット構造物3と鋼製橋脚6との結合強度を一層向上させ
ることができる。
この考案によれば、前後方向および左右方向に間隔隔を
おいて配置された多数の脚柱1の上部が連結梁2を介し
て相互に連結されて基礎用鋼製ジャケット構造物3が構
成され、そのジャケット構造物3の上部には、内周面に
ジベル4を固着した鋼製橋脚受箱5が固着され、鋼製橋
脚6における脚部7の下端部は橋脚受箱5内の底部に載
置されているので、前記ジャケット構造物3と橋脚6と
をメタルタッチにして、橋脚6を鉛直荷重に対して著し
く強固に支承することができ、かつ結合用コンクリート
9を打設する前の状態では橋脚受箱5内で橋脚6の脚部
7を横方向および上下方向に移動することができるので
、橋脚の位置調整を自由に行なってジャケット構造物3
の施工誤差を吸収することができ、さらに橋脚6の位置
調整を行なったのち、前記脚部7の下部外周面と橋脚受
箱5の内周面との間に結合用コンクリート9を打設する
ことにより、鋼製橋脚6における脚部7の下端部を基礎
用鋼製ジャケット構造物3の所定位置に強固に固定する
ことができ、しかも橋脚受箱5内に鋼製橋脚6における
脚部7の下端部を収容してレベルおよび位置調整したの
ち結合用コンクリートを打設するだけでよいので、現場
作業を簡略化できると共に現場工期を短縮することがで
きる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案において用いられる鋼製ジャケット構
造物の正面図、第2図はその一部切欠平面図、第3図は
ジャケット構造物の一部を示す拡大縦断正面図、第4図
はジャケット構造物の一部を示す拡大平面図、第5図は
第4図のA−A線断面図、第6図はジャケット構造物に
おける脚柱に縦リブ、ジベル、補剛環、底板等を取付け
た状態を示す縦断正面図、第7図は第6図のB−B線断
面図、第8図は鋼管杭を結合した基礎用鋼製ジャケット
構造物により鋼製橋脚を支持した状態を示す正面図、第
9図は前記ジャケット構造物と鋼製橋脚との結合部を示
す縦断正面図である。 図において、1は脚柱、2は連結梁、3は基礎用鋼製ジ
ャケット構造物、4はジベル、5は橋脚受箱、6は鋼製
橋脚、7は脚部、8はジベル、9は結合用コンクリート
、11は連結部材、14は鋼製縦リブ、15はジベル、
20は鋼管杭、22は鋼製縦リブ、23はジベル、24
および25は鉄筋、26は結合用コンクリートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後および左右方向に間隔をおいて配置された多数の脚
    柱1の上部が連結梁2を介して相互に連結されて基礎用
    鋼製ジャケット構造物3が構成され、そのジャケット構
    造物3の上部には、内周面にジベル4を固着した鋼製橋
    脚受箱5が固着され、鋼製橋脚6における脚部7の下端
    外周面にジベル8が固着され、その脚部7の下端部は橋
    脚受箱5の底部に載置され、前記脚部7の下端外周面と
    橋脚受箱5の内周面との間に結合用コンクリート9が打
    設され、かつ脚部7と脚柱1の内部を貫く鉄筋コンクリ
    ートで補強されていることを特徴とする基礎用鋼製ジャ
    ケット構造物と鋼製橋脚との結合構造。
JP60082U 1982-01-08 1982-01-08 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 Expired JPS6016672Y2 (ja)

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JPS58106444U JPS58106444U (ja) 1983-07-20
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JP3776751B2 (ja) * 2001-06-07 2006-05-17 三菱重工業株式会社 ジャケット構造体

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JPS58106444U (ja) 1983-07-20

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