JPS6145241Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6145241Y2 JPS6145241Y2 JP1982157514U JP15751482U JPS6145241Y2 JP S6145241 Y2 JPS6145241 Y2 JP S6145241Y2 JP 1982157514 U JP1982157514 U JP 1982157514U JP 15751482 U JP15751482 U JP 15751482U JP S6145241 Y2 JPS6145241 Y2 JP S6145241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- pier
- jacket structure
- recess
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 45
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 45
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 239000011083 cement mortar Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は鋼管杭により水底地盤に固定された
基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合
構造に関するものである。
基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合
構造に関するものである。
橋梁基礎の橋脚部は従来からコンクリート製が
主体であるので、現場で総ての構造物を構築しな
ければならない。このため作業の安全性や現場工
期の短縮等について難点があり、特に水中例えば
河川、海洋等で橋梁基礎および橋脚の施工におい
てその改良が望まれている。
主体であるので、現場で総ての構造物を構築しな
ければならない。このため作業の安全性や現場工
期の短縮等について難点があり、特に水中例えば
河川、海洋等で橋梁基礎および橋脚の施工におい
てその改良が望まれている。
この考案はプレハブ構築が可能な鋼製橋脚およ
び基礎用鋼製ジヤケツト構造を採用し、それらを
容易にかつ迅速に結合することができる結合構造
を提供することを目的とするものである。
び基礎用鋼製ジヤケツト構造を採用し、それらを
容易にかつ迅速に結合することができる結合構造
を提供することを目的とするものである。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第１図および第２図はこの考案において用いら
れる基礎用鋼製ジヤケツト構造物３の一例を示す
ものであつて、鋼管からなる多数の脚柱１が前後
および左右方向に間隔をおいて配置され、隣り合
う各脚柱１の上部側面間には鋼製連結梁２が介在
されて溶接により固着され、隣り合う脚柱１の中
間部側面間および下部側面間には、鋼管からなる
水平な中間連結部材１１Ａおよび鋼管からなる水
平な下部連結部材１１Ｂが介在されて溶接により
固着され、かつ隣り合う脚柱１の下側部分の側面
には鋼管からなる傾斜した連結部材１１Ｃが介在
されて溶接により固着されている。前記各連結梁
２および各脚柱１の上端部周囲は箱状被覆体１２
により被覆され、その被覆体１２が脚柱１に固着
されて、基礎用鋼製ジヤケツト構造物３が構成さ
れ、そのジヤケツト構造物３の上部の４隅側に
は、橋脚支承用凹部４が設けられている。この凹
部４は連結梁２の上部に形成され、その凹部４の
下部に位置する脚柱１は連結梁２と溶接により固
着されている。
れる基礎用鋼製ジヤケツト構造物３の一例を示す
ものであつて、鋼管からなる多数の脚柱１が前後
および左右方向に間隔をおいて配置され、隣り合
う各脚柱１の上部側面間には鋼製連結梁２が介在
されて溶接により固着され、隣り合う脚柱１の中
間部側面間および下部側面間には、鋼管からなる
水平な中間連結部材１１Ａおよび鋼管からなる水
平な下部連結部材１１Ｂが介在されて溶接により
固着され、かつ隣り合う脚柱１の下側部分の側面
には鋼管からなる傾斜した連結部材１１Ｃが介在
されて溶接により固着されている。前記各連結梁
２および各脚柱１の上端部周囲は箱状被覆体１２
により被覆され、その被覆体１２が脚柱１に固着
されて、基礎用鋼製ジヤケツト構造物３が構成さ
れ、そのジヤケツト構造物３の上部の４隅側に
は、橋脚支承用凹部４が設けられている。この凹
部４は連結梁２の上部に形成され、その凹部４の
下部に位置する脚柱１は連結梁２と溶接により固
着されている。
第３図は橋脚支承用凹部と押え部材との関係を
示し、第４図は鋼管杭を結合した基礎用ジヤケツ
ト構造物に鋼製橋脚を取付けた状態を示し、第５
図ないし第７図は前記ジヤケツト構造物を使用し
たこの考案の一実施例に係る結合構造を示すもの
であつて、水底地盤１３に設置された鋼製ジヤケ
ツト構造物３における各脚柱１内に鋼管杭１４が
挿入されて水底地盤１３に打込まれ、その鋼管杭
１４と脚柱１との間の間隙には結合用モルタルが
充填され、かつ必要に応じ脚柱１と鋼管杭１４と
が、それらの内面にわたつて延長するように配置
されて溶接された多数の鋼製リブにより結合され
る。
示し、第４図は鋼管杭を結合した基礎用ジヤケツ
ト構造物に鋼製橋脚を取付けた状態を示し、第５
図ないし第７図は前記ジヤケツト構造物を使用し
たこの考案の一実施例に係る結合構造を示すもの
であつて、水底地盤１３に設置された鋼製ジヤケ
ツト構造物３における各脚柱１内に鋼管杭１４が
挿入されて水底地盤１３に打込まれ、その鋼管杭
１４と脚柱１との間の間隙には結合用モルタルが
充填され、かつ必要に応じ脚柱１と鋼管杭１４と
が、それらの内面にわたつて延長するように配置
されて溶接された多数の鋼製リブにより結合され
る。
鋼製橋脚５における４本の脚部６の下端部に平
面十字状の鋼製繋止部材７が嵌合されて溶接によ
り固着され、その繋止部材７の４つの腕は脚部６
の周面から横方向に突出し、かつ繋止部材７を備
えている脚部６の下端部は前記凹部４の底面に直
接またはレベル調整用鋼製ライナープレートを介
して載置され、脚部６の横方向の位置が調整され
た状態で、脚部６の下端部外面から４方に突出し
ている繋止部材７の上面と凹部４の周囲の上面と
にわたつて鋼製押え部材８が配置され、その押え
部材８と連結梁２とにわたつて挿通されたボルト
９により、押え部材８を介して繋止部材７が締付
固定され、その繋止部材７の側面と前記凹部４の
側面および押え部材８の下半部内側部分との間の
間隙には、無収縮性セメントモルタル等からなる
硬化性充填材１０が注入充填され、かつ鋼製繋止
部材７が部材１５で固定されている。この硬化性
充填材１０の注入は適当位置に設けられた注入孔
から行なわれる。
面十字状の鋼製繋止部材７が嵌合されて溶接によ
り固着され、その繋止部材７の４つの腕は脚部６
の周面から横方向に突出し、かつ繋止部材７を備
えている脚部６の下端部は前記凹部４の底面に直
接またはレベル調整用鋼製ライナープレートを介
して載置され、脚部６の横方向の位置が調整され
た状態で、脚部６の下端部外面から４方に突出し
ている繋止部材７の上面と凹部４の周囲の上面と
にわたつて鋼製押え部材８が配置され、その押え
部材８と連結梁２とにわたつて挿通されたボルト
９により、押え部材８を介して繋止部材７が締付
固定され、その繋止部材７の側面と前記凹部４の
側面および押え部材８の下半部内側部分との間の
間隙には、無収縮性セメントモルタル等からなる
硬化性充填材１０が注入充填され、かつ鋼製繋止
部材７が部材１５で固定されている。この硬化性
充填材１０の注入は適当位置に設けられた注入孔
から行なわれる。
この考案によれば、前後方向および左右方向に
間隔をおいて配置された多数の脚柱１の上部が連
結梁２を介して相互に連結されて基礎用鋼製ジヤ
ケツト構造物３が構成され、そのジヤケツト構造
物３の上部には橋脚支承用凹部４が設けられ、鋼
製橋脚５における脚部６の下端部は前記凹部４の
底面に載置されているので、前記ジヤケツト構造
物３と橋脚５とをメタルタツチにして、橋脚５を
鉛直荷重に対して著しく強固に支承することがで
き、かつ繋止部材７を締付固定する前の状態にお
いては、前記凹部内で橋脚５の脚部６を横方向お
よび上下方向に移動することができるので、脚部
６の位置調整を自由に行なつてジヤケツト構造物
３の施工誤差を吸収することができ、さらに橋脚
５の位置調整を行なつたのち、前記脚部６の下端
部に固定されている鋼製繋止部材７をボルト９に
より鋼製押え部材８を介して締付固定すると共
に、繋止部材７の側面と前記凹部４の側面との間
の間隙に硬化性充填材１０を充填するという簡単
な作業を行なうことにより、鋼製橋脚５における
脚部６の下端部を基礎用鋼製ジヤケツト構造物３
の所定位置に強固に固定することができ、しかも
橋脚とジヤケツト構造物との結合は主としてボル
ト結合であるので現場作業が極めて簡単であると
共に現場工期を著しく短縮できる等の効果が得ら
れる。
間隔をおいて配置された多数の脚柱１の上部が連
結梁２を介して相互に連結されて基礎用鋼製ジヤ
ケツト構造物３が構成され、そのジヤケツト構造
物３の上部には橋脚支承用凹部４が設けられ、鋼
製橋脚５における脚部６の下端部は前記凹部４の
底面に載置されているので、前記ジヤケツト構造
物３と橋脚５とをメタルタツチにして、橋脚５を
鉛直荷重に対して著しく強固に支承することがで
き、かつ繋止部材７を締付固定する前の状態にお
いては、前記凹部内で橋脚５の脚部６を横方向お
よび上下方向に移動することができるので、脚部
６の位置調整を自由に行なつてジヤケツト構造物
３の施工誤差を吸収することができ、さらに橋脚
５の位置調整を行なつたのち、前記脚部６の下端
部に固定されている鋼製繋止部材７をボルト９に
より鋼製押え部材８を介して締付固定すると共
に、繋止部材７の側面と前記凹部４の側面との間
の間隙に硬化性充填材１０を充填するという簡単
な作業を行なうことにより、鋼製橋脚５における
脚部６の下端部を基礎用鋼製ジヤケツト構造物３
の所定位置に強固に固定することができ、しかも
橋脚とジヤケツト構造物との結合は主としてボル
ト結合であるので現場作業が極めて簡単であると
共に現場工期を著しく短縮できる等の効果が得ら
れる。
第１図はこの考案において用いられる鋼製ジヤ
ケツト構造物の正面図、第２図はその一部切欠平
面図、第３図は橋脚支承用凹部と押え部材との関
係を示す斜視図、第４図は鋼管杭を結合した基礎
用ジヤケツト構造物に鋼製橋脚を取付けた状態を
示す正面図、第５図は鋼製ジヤケツト構造物と鋼
製橋脚との結合部を示す縦断正面図、第６図はそ
の横断平面図、第７図は第５図のＡ−Ａ線拡大断
面図である。 図において、１は脚柱、２は連結梁、３は基礎
用鋼製ジヤケツト構造物、４は橋脚支承用凹部、
５は鋼製橋脚、６は脚部、７は鋼製繋止部材、８
は押え部材、９はボルト、１０は硬化性充填材、
１１は連結部材、１４は鋼管杭である。
ケツト構造物の正面図、第２図はその一部切欠平
面図、第３図は橋脚支承用凹部と押え部材との関
係を示す斜視図、第４図は鋼管杭を結合した基礎
用ジヤケツト構造物に鋼製橋脚を取付けた状態を
示す正面図、第５図は鋼製ジヤケツト構造物と鋼
製橋脚との結合部を示す縦断正面図、第６図はそ
の横断平面図、第７図は第５図のＡ−Ａ線拡大断
面図である。 図において、１は脚柱、２は連結梁、３は基礎
用鋼製ジヤケツト構造物、４は橋脚支承用凹部、
５は鋼製橋脚、６は脚部、７は鋼製繋止部材、８
は押え部材、９はボルト、１０は硬化性充填材、
１１は連結部材、１４は鋼管杭である。
Claims (1)
- 前後および左右方向に間隔をおいて配置された
多数の脚柱１の上部が連結梁２を介して相互に連
結されて基礎用鋼製ジヤケツト構造物３が構成さ
れ、そのジヤケツト構造物３の上部には橋脚支承
用凹部４が設けられ、鋼製橋脚５における脚部６
の下端部は前記凹部４の底面に載置され、その脚
部６の下端部外面から横方向に突出している鋼製
繋止部材７の上部には鋼製押え部材８が配置さ
れ、その押え部材８は前記ジヤケツト構造物３に
対しボルト９により固定され、前記繋止部材７の
側面と前記凹部４の側面との間の間隙に硬化性充
填材１０が充填され、かつ鋼製繋止部材７が部材
１５で固定されていることを特徴とする基礎用鋼
製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15751482U JPS58106410U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15751482U JPS58106410U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58106410U JPS58106410U (ja) | 1983-07-20 |
| JPS6145241Y2 true JPS6145241Y2 (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=30101880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15751482U Granted JPS58106410U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58106410U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7364810B1 (ja) * | 2023-02-10 | 2023-10-18 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | ジャケット構造体及び水平度調整方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58106445U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-20 | 新日本製鐵株式会社 | 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP15751482U patent/JPS58106410U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58106410U (ja) | 1983-07-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5007108B2 (ja) | 鉄骨構造物を製作する方法 | |
| JP2000248526A (ja) | 桟橋構造およびその構築方法 | |
| JP2001159140A (ja) | 地滑り対策構造 | |
| JP3700102B2 (ja) | 建築物の基礎構造 | |
| JP2831909B2 (ja) | 鉄骨柱、杭および基礎梁の接合構造 | |
| JPH09209451A (ja) | 上下柱と梁の接合構造および接合方法 | |
| JPS6145241Y2 (ja) | ||
| JPS627344B2 (ja) | ||
| JPH0364008B2 (ja) | ||
| JP3671344B2 (ja) | 基礎杭と柱脚部との接合構造およびその構築方法 | |
| JP4576067B2 (ja) | 杭頭部と鋼製地中梁の接合構造 | |
| JPH02164931A (ja) | 建築物の基礎工法 | |
| CN215165648U (zh) | 一种可以回收的逆作区结构竖向承重装置 | |
| JPH0586630A (ja) | コンクリート充填鋼管杭とコンクリート充填鋼管柱の接合構造 | |
| JP3612600B2 (ja) | ユニットアンカーおよび形鋼基礎梁 | |
| JPS6016672Y2 (ja) | 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 | |
| JP2716508B2 (ja) | 柱、梁の接合構造 | |
| KR102642675B1 (ko) | 파형내벽이 마련된 기둥 연결기구 및 이를 이용한 조립식 잔교 | |
| JPH04285211A (ja) | 建築物の基礎構造 | |
| JPH0959925A (ja) | 既設の基礎構造物補強工法 | |
| JP7416606B2 (ja) | 杭基礎構造 | |
| JP3250059B2 (ja) | 地下構真柱工法 | |
| JP7008663B2 (ja) | 柱杭回転抑制構造 | |
| JP3668347B2 (ja) | 鉄骨ラーメン構造における基礎構造 | |
| JPS6278333A (ja) | 高層建物の柱 |