JPH0526121Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526121Y2 JPH0526121Y2 JP1987137360U JP13736087U JPH0526121Y2 JP H0526121 Y2 JPH0526121 Y2 JP H0526121Y2 JP 1987137360 U JP1987137360 U JP 1987137360U JP 13736087 U JP13736087 U JP 13736087U JP H0526121 Y2 JPH0526121 Y2 JP H0526121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- reinforcing
- pile
- reinforcing steel
- bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 16
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は構造物を支持する鋼管杭の杭頭部補
強構造に関するものである。
強構造に関するものである。
従来埋立地などのように非常に支持層が深く、
しかも極めて軟弱な中間層の場合、第４図に示す
ように、鋼管杭ａを中間層ｂに埋設して、この鋼
管杭ａ下端を支持地盤ｃに至らせ、この鋼管杭ａ
上に構造物ｄを構築することが採用されている。
しかも極めて軟弱な中間層の場合、第４図に示す
ように、鋼管杭ａを中間層ｂに埋設して、この鋼
管杭ａ下端を支持地盤ｃに至らせ、この鋼管杭ａ
上に構造物ｄを構築することが採用されている。
このような構造において地盤沈下が生じた場
合、構造物下面下に空洞ｅが生じてしまうことに
なる。この地盤沈下による空洞ｅにおいては第５
図に示すように鋼管杭ａの頭部が剥き出しになつ
ており、地震時の水平力をこの杭頭部で負担す
る。その時に杭頭部に局部座屈が発生し易く、構
造物ｄの安定が損われることとなつてしまう。
合、構造物下面下に空洞ｅが生じてしまうことに
なる。この地盤沈下による空洞ｅにおいては第５
図に示すように鋼管杭ａの頭部が剥き出しになつ
ており、地震時の水平力をこの杭頭部で負担す
る。その時に杭頭部に局部座屈が発生し易く、構
造物ｄの安定が損われることとなつてしまう。
この考案は以上のような問題点を解決するため
になされたもので、局部座屈の発生しない鋼管杭
の杭頭部補強構造を提供することを目的とする。
になされたもので、局部座屈の発生しない鋼管杭
の杭頭部補強構造を提供することを目的とする。
この考案にかかる鋼管杭の杭頭部補強構造は、
構造物を支持する鋼管杭上に縞鋼板を内側に向け
て形成して内周面が凹凸をなし、下部に底部板体
が取付けてある補強鋼管を溶接し、その補強鋼管
内に鉄筋を配筋するとともに、コンクリートを打
設してあるものである。
構造物を支持する鋼管杭上に縞鋼板を内側に向け
て形成して内周面が凹凸をなし、下部に底部板体
が取付けてある補強鋼管を溶接し、その補強鋼管
内に鉄筋を配筋するとともに、コンクリートを打
設してあるものである。
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図において１は鋼管であつて、この鋼管１
上に補強鋼管２を溶接してある。補強鋼管２は内
周面が凹凸となるよう縞鋼板を内側に向けて形成
したもので、補強鋼管２内下部には底部板体３が
取付けられている。この補強鋼管２内には鉄筋４
を配筋する。鉄筋４は複数本の主筋５と主筋５を
一体にするフープ筋６よりなり、主筋５の上端は
補強鋼管２から充分上方に突出している。
上に補強鋼管２を溶接してある。補強鋼管２は内
周面が凹凸となるよう縞鋼板を内側に向けて形成
したもので、補強鋼管２内下部には底部板体３が
取付けられている。この補強鋼管２内には鉄筋４
を配筋する。鉄筋４は複数本の主筋５と主筋５を
一体にするフープ筋６よりなり、主筋５の上端は
補強鋼管２から充分上方に突出している。
この補強鋼管２内にコンクリート７を打設す
る。この補強鋼管２上に構造物８を構築する。
る。この補強鋼管２上に構造物８を構築する。
以上のように杭頭部である補強鋼管２内に鉄筋
４を配筋し、コンクリート７を打設したため、地
震時の水平力にも屈曲しない。
４を配筋し、コンクリート７を打設したため、地
震時の水平力にも屈曲しない。
この考案は以上のような構成を有し、杭頭部を
内面が凹凸でコンクリートとの付着力を増した補
強鋼管を溶接して構成し、その補強鋼管内に鉄筋
を配筋し、コンクリートを打設したため、杭頭部
が補強され、十分な耐力をもたらし、地震時の水
平力にも座屈せず、構造物を安定的に支えること
ができる。また補強鋼管底板には板体が取付けて
あり、鉄筋およびコンクリートの落下が防止され
る。
内面が凹凸でコンクリートとの付着力を増した補
強鋼管を溶接して構成し、その補強鋼管内に鉄筋
を配筋し、コンクリートを打設したため、杭頭部
が補強され、十分な耐力をもたらし、地震時の水
平力にも座屈せず、構造物を安定的に支えること
ができる。また補強鋼管底板には板体が取付けて
あり、鉄筋およびコンクリートの落下が防止され
る。
第１図はこの考案の一実施例の縦断面図、第２
図および第３図は第１図の−線、−線断
面図、第４図は従来の構造物基礎部の断面図、第
５図はその杭頭部拡大図である。 １……鋼管、２……補強鋼管、３……底部板
体、４……鉄筋、５……主筋、６……フープ筋、
７……コンクリート、８……構造物。
図および第３図は第１図の−線、−線断
面図、第４図は従来の構造物基礎部の断面図、第
５図はその杭頭部拡大図である。 １……鋼管、２……補強鋼管、３……底部板
体、４……鉄筋、５……主筋、６……フープ筋、
７……コンクリート、８……構造物。
Claims (1)
- 構造物を支持する鋼管杭上に縞鋼板を内側に向
けて形成して内周面が凹凸をなし、下部に底部板
体が取付けてある補強鋼管を溶接し、その補強鋼
管内に鉄筋を配筋するとともに、コンクリートを
打設してあることを特徴とする鋼管杭の杭頭部補
強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987137360U JPH0526121Y2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987137360U JPH0526121Y2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6442347U JPS6442347U (ja) | 1989-03-14 |
| JPH0526121Y2 true JPH0526121Y2 (ja) | 1993-07-01 |
Family
ID=31398712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987137360U Expired - Lifetime JPH0526121Y2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526121Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020090565A (ko) * | 2001-05-28 | 2002-12-05 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 흡기장치 및 흡기온도제어방법 |
-
1987
- 1987-09-08 JP JP1987137360U patent/JPH0526121Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020090565A (ko) * | 2001-05-28 | 2002-12-05 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 흡기장치 및 흡기온도제어방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6442347U (ja) | 1989-03-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100951097B1 (ko) | 지하구조물의 슬래브 및 합벽 구조물과 시공 방법, 그리고 받침브라켓 | |
| JPH0750421Y2 (ja) | 鋼管杭頭部と上部工との結合構造 | |
| JPH0412111Y2 (ja) | ||
| KR101838244B1 (ko) | 현장 타설 보강 팽이말뚝 기초 및 이의 시공방법 | |
| JPH0526121Y2 (ja) | ||
| JP2001271366A (ja) | フラットスラブとコンクリート充填鋼管柱との接合構造及びフラットスラブの施工方法 | |
| CN213418233U (zh) | 一种劲性柱结构 | |
| JP7200048B2 (ja) | 杭基礎構造 | |
| JP2769937B2 (ja) | 地下逆打工法における鋼管コンクリート柱 | |
| CN219862951U (zh) | 一种逆作法条件下临永转换节点 | |
| JP3322562B2 (ja) | 浮函体の建造方法 | |
| JPS6016672Y2 (ja) | 基礎用鋼製ジヤケツト構造物と鋼製橋脚との結合構造 | |
| JP2004162346A (ja) | 既製杭の杭頭結合構造 | |
| CN214738124U (zh) | 一种应用转换钢柱头的钢筋混凝土内撑支撑结构 | |
| JP7436182B2 (ja) | 地中構造物の設計方法、地中構造物の施工方法および地中構造物 | |
| JP3567387B2 (ja) | 地下躯体の構築方法 | |
| JP2757032B2 (ja) | キャピタルのある柱を備えた地下躯体の逆打ち工法による構築法 | |
| JPH07279184A (ja) | 建築物のフローティング地中梁基礎 | |
| JPS6340479Y2 (ja) | ||
| JP2560602B2 (ja) | 複合連続杭 | |
| JPH0337603B2 (ja) | ||
| JPS6030819B2 (ja) | 建物の下部構造 | |
| JP4045623B2 (ja) | 鉄筋コンクリート地下階の施工方法及びこの方法で施工された地下構造 | |
| JPH03119032U (ja) | ||
| JPH1077606A (ja) | 鉄骨コンクリート製橋脚構造物およびその構築方法 |