JPS6016647A - 横葺外囲体 - Google Patents

横葺外囲体

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JPS6016647A
JPS6016647A JP12409183A JP12409183A JPS6016647A JP S6016647 A JPS6016647 A JP S6016647A JP 12409183 A JP12409183 A JP 12409183A JP 12409183 A JP12409183 A JP 12409183A JP S6016647 A JPS6016647 A JP S6016647A
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半田 博士
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、正負の荷重に対して極めて強固となるし、板
鳴現象を解消でき、さらに横葦用建築用板の長手方向の
熱伸縮にも良好に対応できる横葦外囲体に関する。
既に出願人は、軒先に平行に葺成する屋根又は壁等の横
葦外囲体を種々開発しており、施工性。
水密性は勝れているが、その強度的には必ずしも安全で
はなく、上馳部が不安定となることも多く、さらに板鳴
現象が屡発生する欠点があった。又、従来より公知の横
葦外囲1体として吊子を下馳部に係止してこれを固着し
たものが存在している。この吊子は部分的なものであり
、これが横葦用建築用板の長手方向に適宜の間隔(例え
ば約30■乃至約1m)のため、その吊子の頂部片が上
馳部寄りの主板の下面に当接している箇所以外の箇所で
は前記吊子の頂部片の厚さに相当する隙間が生じており
、即ち、その吊子と吊子との間では下馳部に対し上馳部
が浮いた状態になっており、強固な取付ができないばか
りか、暴風等の風圧荷重による交番的荷重でそこから外
れて屡飛散する大きな欠点があるし、その隙間の存在に
て風圧等で常に板鳴現象が発生し、騒音公害ともなる重
大な欠点もあった。又、そのような横葦外囲体を施工中
等に、作業員がその下馳部と上馳部との隙間がある箇所
に乗るとそこが変形破損することも多い欠点があった。
又、従来公知のもので、金属タルキと一体になった爪状
吊子では、この基部が金属疲労等により強度的に特に弱
い欠点があった。又、このような吊子を設けずに、前記
横蓋用建築用板の後部辺等を直接ボルト等で固着したも
のも存在したが、その横蓋用建築用板がこの長手方向に
外気温に対応して熱伸縮した場合、そのボルト等による
固着箇所及び外表面に露出する他の一般部等に熱応力歪
が生じ、横葦用建築用板に変形歪を与えたり、或いはそ
の固着箇所を破損させる等の欠点があった。さらに、こ
のように熱応力歪が生ずるようになると、これが板鳴現
象の発生原因ともなっている。又、吊子の係止部で下馳
部の先端側までを係止したものでは、例え横葦1用建築
用板と吊子とが各々が独立した状態であっても横葦用建
築用板Aが熱伸縮に対応で1きない欠点があった。
このようなことから、その下馳部と上馳部との係合箇所
の取付をより強固にし、板鳴現象等を解消できる簡単な
構造の横葦外囲体の開発が要望されていた。
そこで発明者は、前記欠点を解消すべく鋭意。
研究を重ねた結果、本発明を、主板の一側端より上側に
膨出条を形成し、該膨出条の先端側より凹溝条を形成し
て該凹溝条の底部が主板の上面に略密着するようにし、
この上側に略逆り形状に屈曲形成した下馳部を形成し、
その主板の他側より下側に前記下馳部に係合可能で先端
側が主板の上面に接触するような上馳部を形成して横蓋
用建築用板とし、該横葦用建築用板を下地材に載置して
その凹溝条を吊子の係止部で係止押圧しっ\その吊子を
下地材に固着し、前記横葦用建築用板の下馳部に隣接の
横葦用建築用板の上馳部を係合して、その吊子の頂部片
にて上馳部寄りの主板の下面を支持するようにしたこと
により、正負の荷重に対して極めて強固となるし、板鳴
現象を解消でき、さらに横葦用建築用板の長手方向の熱
伸縮にも良好に対応でき前記の欠点等を解決し、その目
的を達成したものである。
以下、図面の実施例に基づき本発明を説明する。
第1図乃至第3図、第5図乃至第7図は本発明の実施例
の横葦外囲体を示し、Aは横葦用建築用板であって、主
板1を断面としてみたこの一例(第2図等における単位
横蓋用建築用板Aの右側)端より上側に膨出条2が形成
され、該膨出条2の先端側より内方に凹溝条3が形成さ
れ、該凹溝条3の底部が前記主板1の上面に略密着する
ように形成され、この上側に断面が略逆り形状をなした
下馳部4が設けられ、前記主板1の他側(第2図等にお
ける単位横蓋用建築用板Aの左側)より下側に、隣接の
横葦用建築用板への前記下馳部4に適宜係合可能で先端
側が主板1の上面に接触するような上馳部5が屈曲形成
されている。前記主板1はこの一例より平坦部、緩傾斜
部と平坦部とに屈曲形成されている。その主板1膨出条
2凹溝条3下馳部4上馳部5とからなる横葦用建築用板
Aは一枚の金属板が適宜屈曲されて一体形成され、その
長平方向の長さは、長尺又は適宜の長さに成形されてい
る。適宜の長さとしては例えば運搬可能で且つ取り扱い
やすいものとして約5m乃至10数mに形成されること
が多い。又、前記横葦用建築用板Aの主板1の下面から
膨出条2凹溝条3の外面及び下馳部4の裏面側まで発泡
合成樹脂等の断熱材6が第5図に示す如く必要に応じて
貼着されている。前記下馳部4と上馳部5との具体的実
施例として下馳部4は、第5図に示すように谷状の凹溝
条3の内端より上側に立上り部4a(急イ頃斜部を含む
)が形成され、この上端よりさらに内方に頂部4bが形
成され、この頂部4b端より垂下状部4c(急傾斜部を
含む)が設けられ、これら立上り部4a頂部4b垂下状
部4cとで高さの高い逆り字状の下馳部4が形成されて
いる。又、第1図乃至第3図に示す如くその立上り部4
aと頂部4bとの隅角部にL型凹部4dが形成されてい
る。その垂下状部4Cの下端は一般に第5図に示すよう
に上側内方に折返されている。又、第1図乃至第3図、
第7図等に示すようにその垂下状部4Cの下端より凹溝
条3側を向く端縁4eが必要に応じて形成されている。
これに対応する上馳部5は前記主板1の他側に略り字状
に屈曲形成されている。即ち、前記主板1の他側端より
垂下状部5a(急傾斜部を含む)が形成され、この下端
より内方に波形状又は略平坦状、 (IJ斜状等の先端
状縁5bが屈曲形成され、その下馳部4に上馳部5を係
合したときに、その先端状縁5bの先端側が主板1の上
面に接触するように形成されている。
即ち、その先端状縁5bの先端側が常時は下側に少し下
がった状態をなし、その下馳部4に上馳部5を係合した
ときに、その先端状縁5bの先端側で主板1の上面を弾
性限度内におけるスプリングハック現象にて押圧するよ
うに形成されている。
又、第6図に示す如く先端状縁5bの先端より上側又は
下側に断面つ字状又は逆つ字状等の弧状端縁5cを設け
てこれによっても主板1の上面を弾性限度内におけるス
プリングバンク現象にて押圧するように形成されること
もある。前述の下馳部4に、隣接の横蓋用建築用板へ〇
上馳部5が係合されると、下馳部4と上馳部5との一部
又は全体が全長に亘って密着状態に構成されている。即
ち、下馳部4の頂部4b及び垂下状部4Cに、上馳部5
の垂下状部5a及び主板1の上馳部5寄りの箇所が密着
されるように構成されている。又、図示しないが、断面
が略逆り形状をなし、これに適宜係合可能で先端側が主
板1の上面に接触するようなものであれば、これらの実
施例に限定されず、他の適宜の形状のものも下馳部4と
しての範鴎に包含される。Bは金属製の吊子であって、
平坦状又は緩傾斜状等の取付部7の一側に上側に立上り
状部8が形成され、この上端より後方(取付部7側)に
頂部片9が一体形成され、前記立上り状部8の中間又は
頂部の前側に前記凹溝条3に係止する係止部8aが屈曲
形成されている(第1図、第2図等参照)。又、第1図
、第2図に示すようにその立上り状部8の上端に略水平
状の副型部片9aが前記頂部片9の前側位置に形成され
ることもある。この吊子Bは板片がプレス加工にて一体
形成され、実施例に示す如く補強リブが設けられること
が多い。Cは構造物の上面又は側面に設けた下地材であ
って、第1図の実施例では、金属性のC形鋼等の母屋又
は胴縁等の構造材10上にこれに直交(略直交も含む)
するようにして断面ハツト形の金属製支持材11が屋根
等の傾斜方向に略沿って設けられ、これが適宜の間隔(
例えば約30σ乃至約In)で多数併設されている。こ
の隣接する金属製支持材11.11間の側部突片間に発
泡合成樹脂板又は木毛板9石綿板等の断熱板12が載置
されている。この第1図の実施例では前記金属製支持材
11と断熱板12とにより下地材Cが構成されている。
又、第6図、第7図の実施例では、木製の母屋等の構造
材10上にこれに直交(略直交も含む)するようにして
垂木等の木製支持材13が屋根等の傾斜方向に略沿って
設けられ、これが適宜の間隔(例えば約3Qcm乃至約
1m)で多数併設され、この上に野地板又は木すり等の
下地板14が敷設されている。この第6図。
第7図の実施例では前記木製支持材13と下地板14と
により下地材Cが構成されている。又、第5図点線に示
す如く断面ハツト形の金属製支持材11をC形鋼等の金
属製支持材11に替えこの上に断熱板12を敷設せず、
C形鋼等の金属製支持材ii、ti、・・・・・・のみ
にしたり、或いは前記断面ハント形の金属製支持材11
,11.・・・・・・のgにしても下地材Cとしての範
鴎に包含される。さらに、木製の構造材10上に木製支
持材13を載せ、この上に下地板14を敷設せず、その
木製支持材13,13.・・・・・・のみで構成しても
下地材Cとしての瞳部に包含される。このような場合は
第5図に示す如(断熱材6付きの横葦用建築用板Aを葺
成するときが多い。前記金属製支持材11の門形部の頂
部には、その長平方向に一定間隔(前記横葦用建築用板
Aの幅方向の働き幅に相当している)に横葦用建築用板
Aの主板1の一例(下馳部2側)端を適宜当接する断面
直角三角形状等の突起部1.1a、11a、・・・・・
・が設けられることも多い。前記断面ハツト形の金属製
支持材11の下面に、第1図、第8図点線、第9図点線
に示すように断熱材11bが必要に応じて設けられてい
る。
15は防湿材で、アスファルトルーフィング等で、前記
下地材Cの上面に敷設される。その防湿材15は第5図
、第6図では図示したが、第1図、第2図等ではこれを
省略した。16は長尺な金属製の帯板で、その長手方向
に一定間隔(前記横蓋用建築用板Aの幅方向の働き幅に
相当している)に横蓋用建築用板Aの主板lの一側の膨
出条2の側端を適宜当接する断面直角三角形状等の突起
部16a、16a、・・・・・・が第10図に示す如く
設けられている。この帯板16は下地板14等による下
地材Cの場合に設けられる。
前記横蓋用建築用板Aの主板1の一側の膨出条2の側端
が、下地材C上の突起部11a又はこの上の帯板16の
突起部16aに当接されつつその金属製支持材11又は
帯板16の長手方向に対して横蓋用建築用板への長手方
向が直交(略直交も含む)するようにして下地材C上に
載置される。
そして前記横蓋用建築用板Aの下馳部4寄りの凹溝条3
が吊子Bの係止部8aで係止押圧されつつその吊子Bの
取付部7が下地材Cの金属製支持材11又は木製支持材
13等にドリルヒ゛ス又はリベット、ボルト・ナツト、
釘等の止着具17にて固着されている。このとき、その
吊子Bが下地材Cに固着されるもので、吊子Bは前記横
蓋用建築用板Aの下馳部4のどの箇所にも一切固着され
ず、押圧された状態である。そして、前記横蓋用建築用
板へ〇下馳部4に隣接の横蓋用建築用板Aの上馳部5が
係合され、その吊子Bの頂部片9にて隣接の横蓋用建築
用板Aの上馳部5寄りの主板1の下面を支持するように
取付けられ、その吊子Bの各部は下馳部4と上馳部5と
の係合箇所間には一切挿入されておらず、吊子Bが存在
してもその下馳部4と上馳部5との一部又は全体が全長
に亘って密着状態に係合して構成され、これらが順次繰
り返されて屋根又は壁等の横葦外囲体が葺成施工されて
いる。
又、第1図乃至第3図に示す如く吊子Bに副型部片9a
が設けられている場合には、該副型部片9aが、前記下
馳部4のL型凹部4dを押圧するように取付られる。又
、第6図点線に示す如くその下馳部4に、隣接の横蓋用
建築用板Aの上馳部5が係合されると、下馳部4の垂下
状部4Cと、上馳部5の垂下状部5a及び主板1の上馳
部5寄りの部分とで略三角状の間隙部18が必要に応じ
て形成されている。
次に作用効果について説明する。
本発明においては、主板1の一側端より上側に膨出条2
を形成し、該膨出条2の先端側より凹溝条3を形成して
該凹溝条3の底部が主板1の上面に略密着するようにし
、この上側に断面が略逆り形状に屈曲形成した下馳部4
を形成し、その主板1の他側より下側に前記下馳部4に
係合可能で先端側が主板lの上面に接触するような上馳
部5を形成して横蓋用建築用板Aとし、該横蓋用建築用
板Aを下地材Cに載置してその凹溝条3を吊子Bの係止
部8aで係止押圧しつ−その吊子Bを下地材Cに固着し
、前記横蓋用建築用板へ〇下馳部4に隣接の横蓋用建築
用板Aの上馳部5を係合して、その吊子Bの頂部片9に
て上馳部5寄りの主板1の下面を支持するようにしたこ
とにより、第1に正負の荷重に対して極′めて強固な取
付構造にできるし、第2に板鳴現象を解消でき、第3に
横蓋用建築用板Aの長手方向の熱伸縮にも良好に対応で
き、第4に保合部の雨仕舞を勝れたものにできる等の作
用効果を奏する。
これらの作用効果を詳述すると、先ず、その凹溝条3を
吊子Bの係止部8aで係止押圧しっ−その吊子Bを下地
材Cに固着し、その吊子Bの頂部片9にて隣接の横蓋用
建築用板Aの上馳部5寄りの主板1の下面を支持するよ
うにしたことで、吊子Bの頂部片9はその下馳部4と上
馳部5との間には挿入されず、吊子Bが存在してもその
下馳部4と上馳部5との一部又は全体が全長に亘って密
着状態に係合できるし、その凹溝条3を吊子Bの係止部
8aで係止押圧しているため、風圧荷重等の交番的荷重
や、この主板1を浮き上げようとする強力な風圧(負)
が加わっても、その係合部が弛むようなこともなくなり
、強固なる係合部として提供できるし、又、前記吊子B
の頂部片9にて隣接の横蓋用建築用板Aの上馳部5寄り
の主板1の下面を支持できるので、前記主板1の上馳部
5寄り(水下側)が保合箇所で膨出した形状になってい
ても、その係合箇所全体を吊子Bで支持しつつこれを下
地材Cに固定した構造になっている。
このように、■下馳部4と上馳部5との一部又は全体が
全長に亘って密着状態に係合していること、■凹溝条3
を吊子Bの係止部8aで係止押圧していること、■吊子
Bの頂部片9にて上馳部5寄りの主板1の下面を支持し
たこととが相乗的に作用して極めて強度的に勝れた横葦
外囲体を提供できる。このため横葦外囲体を施工中に、
作業員がその下馳部4と上馳部5との係合箇所に乗ると
そこが変形破損することも一切解消できる。このように
係合箇所全体を強固で、しかもその下馳部4と上馳部5
との一部又は全体が全長に亘って密着状態に係合できる
と、強い風圧荷重等が加わっても板鳴現象等を確実に防
止できる。従って、従来のように吊子と吊子との間は下
馳部に対し上馳部が浮いた状態になっており、強固な取
付ができないばかりか、風荷重等による交番的荷重でそ
こから外れて屡飛散する大きな欠点を悉ぐ解決できる。
又、断面が略逆り字状をなした下馳部4に、先端側が主
板1の上面に接触するような上馳部5を係合したことで
、その下馳部4と上馳部5との係合箇所はその内部を中
空にでき、毛管現象を良好に防止でき、その係合箇所に
雨水の浸入を確実に防止できるし、さらにこのようにし
たことで、その上馳部5の先端側が主板1の上面に接触
して主板1上を押圧するようにできこの反力にてその係
合部を外れにくくできる。
又、主板1の一側端より上側に膨出条2を形成し、該膨
出条2の先端側より凹溝条3を形成して該凹溝条3の底
部が主板1の上面に略密着するようにしたので、その膨
出条2は適宜のパイプ状の断面となり、断面係数も大き
く、該膨出条2に連続した凹溝条3に吊子Bの係止部8
aを係止して、その横葦用建築用板Aに大きな外力が加
わったとしても、その係止強度を著しく大きなものにで
きる。
又、その準葺用建築用板Aが伸縮度の高い材質(銅等)
であっても、或いはその横葦用建築用板Aを取付施工す
る地域が温度差が大きくても、その横葦用建築用板Aの
長手方向に外気温に対応して熱伸縮しても、本発明にお
いては、吊子Bと横葦用建築用板Aとは一切固着状態に
なっておらず、押圧されつつも各々が独立した状態であ
り、その横葦用建築用板Aが熱伸縮しても吊子B箇所で
自由となっているため、何等熱応力が生ぜず、変形歪等
として発生しない横葦外囲体にできる。特に、本発明で
は、下馳部4の先端側までを吊子Bの係止部8aに係止
したものではなく、あくまでもその凹溝条3に吊子Bの
係止部8aを係止押圧しているために、その凹溝条3と
係止部8aとの摺動をスムーズでき、横葦用建築用板A
が熱伸縮しても吊子B箇所で自由にできるものである。
従って、外表面に露出する横葦用建築用板Aの主板1に
は変形歪等が殆ど発生しないものにできる。このような
ことは地震等の外力に対しても変形歪等が殆ど発生しな
い強固な接続構造にできる。このため、従来の熱歪発生
による強度の低下することや、熱歪等によって生ずる板
鳴現象も防止できる。
以上のように、強度性、対熱伸縮の対応性、板鳴現象防
止、水密性等の画期的な作用効果を奏するのに、構成は
極めて簡単で比較的安価に施工できる。
なお、下地材Cに、前記横葦用建築用板A・の主板1の
膨出条2の側端を当接する突起部11a。
16aを一定間隔に設ければ、これに当接しつつ葺成す
ることで、自ずと葺成ピッチを正確にできる。特に横葦
用建築用板Aの長さが長尺であればある程、その左右側
で誤差が生ずることが多い欠点を一挙に解消できる。さ
らに、金属製支持材11と別部材なった吊子Bを使用し
ても、その葺成方向の葺成ピッチの割付が不要にでき、
葺成を簡易且つ迅速にできる。又、前記吊子Bの取付部
7を、上面が傾斜状の突起部11a、16.aに固着す
れば、葺成時に、その横蓋用建築用板へ〇下馳部4を張
引するようにして取付けることができ、葺成ピッチをよ
り正確にできると共に下地材Cに、より強固且つ確実に
取付けることができる。又、横葦用建築用板Aの下面に
断熱材6を貼着すれば、断熱性能の勝れた横葦外囲体を
構成することができる。又、前記下馳部4と上馳部5及
び主板1の上馳部5寄りの部分とで三角形状等の間隙部
18を形成すれば、毛管現象を防止して内部への雨水の
浸入を一層良好に遮断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の斜視図、第2図は第1図の縦断側面図
、第3図は本発明の別の実施例の縦断側面図、第4図は
吊子の斜視図、第5図、第6図は本発明のさらに別の実
施例の縦断側面図、第7図は本発明の要部斜視図、第8
図、第9図は金属製支持材の斜視図、第10図、第11
図は帯板の斜視図である。 A・・・・・・横葦用建築用板、 ■・・・・・・主板
、2・・・・・・膨出条、 3・・・・・・凹溝条、4
・・・・・・下馳部、 5・・・・・・上馳部、B・・
・・・・吊子、 8a・・・・・・係止部、9・・・・
・・頂部片、 C・・・・・・下地材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. +1) 主板の一例端より上側に膨出条を形成し、該膨
    出条の先端側より凹溝条を形成して該凹溝条の底部が主
    板の上面に略密着するようにし、この上側に略逆り形状
    に屈曲形成した下馳部を形成し、その主板の他側より下
    側に前記下馳部に係合可能で先端側が主板の上面に接触
    するような上馳部を形成して横葦用建築用板とし、該横
    葦用建築用板を下地材に載置してその凹溝条を吊子の係
    止部で係止押圧しつ\その吊子を下地材に固着し、前記
    横葦用建築用板の下馳部に隣接の横葦用建築用板の上馳
    部を係合して、その吊子の頂部片にて上馳部寄りの主板
    の下面を支持するようにしたことを特徴とした横葦外囲
    体。
JP12409183A 1983-07-09 1983-07-09 横葺外囲体 Granted JPS6016647A (ja)

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JP12409183A JPS6016647A (ja) 1983-07-09 1983-07-09 横葺外囲体

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JPS6016647A true JPS6016647A (ja) 1985-01-28
JPH0358015B2 JPH0358015B2 (ja) 1991-09-04

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JP (1) JPS6016647A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9821742B2 (en) 2013-10-28 2017-11-21 Faltec Co., Ltd. Radiator grille

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9821742B2 (en) 2013-10-28 2017-11-21 Faltec Co., Ltd. Radiator grille

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JPH0358015B2 (ja) 1991-09-04

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