JPS6016566A - 味付豆腐の製造方法 - Google Patents
味付豆腐の製造方法Info
- Publication number
- JPS6016566A JPS6016566A JP58122991A JP12299183A JPS6016566A JP S6016566 A JPS6016566 A JP S6016566A JP 58122991 A JP58122991 A JP 58122991A JP 12299183 A JP12299183 A JP 12299183A JP S6016566 A JPS6016566 A JP S6016566A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tofu
- container
- bean curd
- coagulant
- dissolved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は豆腐原料を用いてプリンの如き食感を呈する
新規な味付豆腐の製造方法に関する。
新規な味付豆腐の製造方法に関する。
従来、味付豆腐として、大豆から得られた高温の豆乳を
約40℃に冷却して、その中にインスタントコーヒー、
砂糖、凝固剤を同時に添加、溶解した後これを包装袋に
分注・密封して90°Cの熱湯中で約50分間加熱後急
冷してコーヒー入り豆腐を得る構成は知られている。
約40℃に冷却して、その中にインスタントコーヒー、
砂糖、凝固剤を同時に添加、溶解した後これを包装袋に
分注・密封して90°Cの熱湯中で約50分間加熱後急
冷してコーヒー入り豆腐を得る構成は知られている。
しかしながら、上記構成では、豆乳生地が包装袋分注前
に凝固反応を開始するのでスムーズに充填包装すること
ができず大量生産に適さない欠点があった。
に凝固反応を開始するのでスムーズに充填包装すること
ができず大量生産に適さない欠点があった。
更に、得られた味付豆腐には砂糖等の糖分のザラツキが
残留する欠点があり、プリン等に比べ滑らかさの点で数
段劣ったデザート用食品にしかならない。
残留する欠点があり、プリン等に比べ滑らかさの点で数
段劣ったデザート用食品にしかならない。
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、大豆から得られた高
温の豆乳に砂糖、塩等の調味ベースを混和し、そのl&
20℃以下、より好ましくは5℃〜10℃位まで冷却し
てから冷水で熔いた凝固剤を添加し攪拌した生地を充填
包装し、密封状態で殺菌加熱してから急冷することによ
り凝固させて、通當の豆腐の歯ざわり・粘弾性と異なり
滑らかでプリンの如き食感を有する美味で栄養価の高い
デザート用の新規な味付豆腐が得られることを知り、こ
の発明を完成するに至った。
温の豆乳に砂糖、塩等の調味ベースを混和し、そのl&
20℃以下、より好ましくは5℃〜10℃位まで冷却し
てから冷水で熔いた凝固剤を添加し攪拌した生地を充填
包装し、密封状態で殺菌加熱してから急冷することによ
り凝固させて、通當の豆腐の歯ざわり・粘弾性と異なり
滑らかでプリンの如き食感を有する美味で栄養価の高い
デザート用の新規な味付豆腐が得られることを知り、こ
の発明を完成するに至った。
尚、これにフルーツ・チョコレート・ワイン・薬草・山
菜その他の所望味付用に特定味付素材を添加するには、
調味ベース又は豆腐用凝固剤の添加時と同時或いは相前
後して豆乳中に混入する。
菜その他の所望味付用に特定味付素材を添加するには、
調味ベース又は豆腐用凝固剤の添加時と同時或いは相前
後して豆乳中に混入する。
これは、特定味付素材の溶解度および、調味ベース又は
豆腐用凝固剤その他の添加剤との同時混入による品質劣
下(化学反応)の有無に応じて適宜特定味付素材の混入
時を調整する。
豆腐用凝固剤その他の添加剤との同時混入による品質劣
下(化学反応)の有無に応じて適宜特定味付素材の混入
時を調整する。
この発明で特定味付素材としては付与したい味により異
なるが、例えば果実エキス、朝鮮人参等の薬草エキスそ
の他の各種エキス類、各種飲食用濃縮液類、可溶性固形
飲食物、その他が必要に応じ香料や酸味料・着色料と共
に用いられるものである。例えば、果実エキスとしてオ
レンヂエキスを用いる場合には、香料としてオレンヂエ
ソセンス(プロピレングリコール)を1ffi[用法の
l/40位使用し且つオレンヂ色の食用色素を適宜微量
混入する等である。これらの特定味付素材又は調味ベー
スの添加量はその種類及び目的とする製品特性により異
なるが、味付効果又は調味効果を奏するものであればよ
く実験的に容易にその適量を定大豆を水洗いし且つ水に
浸してから豆摺機で摺ってどろどろの状態にし、これに
水を加えて加熱したものを圧搾濾過して高温(70〜8
0℃)の豆乳(臭性)を得る。この豆乳の濃度(固形分
)は通常の豆腐が8%前後であるのに対して11〜12
%前後の濃い目のものが好ましい。
なるが、例えば果実エキス、朝鮮人参等の薬草エキスそ
の他の各種エキス類、各種飲食用濃縮液類、可溶性固形
飲食物、その他が必要に応じ香料や酸味料・着色料と共
に用いられるものである。例えば、果実エキスとしてオ
レンヂエキスを用いる場合には、香料としてオレンヂエ
ソセンス(プロピレングリコール)を1ffi[用法の
l/40位使用し且つオレンヂ色の食用色素を適宜微量
混入する等である。これらの特定味付素材又は調味ベー
スの添加量はその種類及び目的とする製品特性により異
なるが、味付効果又は調味効果を奏するものであればよ
く実験的に容易にその適量を定大豆を水洗いし且つ水に
浸してから豆摺機で摺ってどろどろの状態にし、これに
水を加えて加熱したものを圧搾濾過して高温(70〜8
0℃)の豆乳(臭性)を得る。この豆乳の濃度(固形分
)は通常の豆腐が8%前後であるのに対して11〜12
%前後の濃い目のものが好ましい。
この高温の豆乳lO1に砂糖1000 g±70%およ
び食塩40g±20%からなる調味ベースを混和し、完
全に熔解させる。
び食塩40g±20%からなる調味ベースを混和し、完
全に熔解させる。
次に、これを20℃以下、より好ましくは5°C〜10
℃まで冷却する。
℃まで冷却する。
この冷却された豆乳中に前記特定味付素材を香料、色素
等と共に混入し攪拌する。
等と共に混入し攪拌する。
尚、この特定味付素材および香料・色素等は、前出の調
味ベース混和時に混入してもよい。
味ベース混和時に混入してもよい。
そして、冷却された豆乳中には更に豆腐用凝固剤が添加
される。
される。
この発明で豆腐用凝固剤とは塩化マグネシウム、硫酸カ
ルシウム、塩化カルシウム等の無機塩類をいい、豆乳生
地に対し約1割の量の冷水で溶いたものを使用する。枠
東−77°Cの木下11L)’た。
ルシウム、塩化カルシウム等の無機塩類をいい、豆乳生
地に対し約1割の量の冷水で溶いたものを使用する。枠
東−77°Cの木下11L)’た。
本発明の場合グルコノ・デルタ・ラクトン12〜28g
を1xの冷水で熔いたもの又はこのグルコノ・デルタ・
ラクトン17gと澄し粉(硫酸カルシウム)10gとを
混合し1ρの冷水で溶いたもの等が好ましいが、ニガリ
でもよいこと勿論である。
を1xの冷水で熔いたもの又はこのグルコノ・デルタ・
ラクトン17gと澄し粉(硫酸カルシウム)10gとを
混合し1ρの冷水で溶いたもの等が好ましいが、ニガリ
でもよいこと勿論である。
この段階では豆乳は低温となっており凝固剤を添加し攪
拌しても大豆蛋白は凝固し始めない。
拌しても大豆蛋白は凝固し始めない。
次にこの生地を放置時間を長くとらず、手早く包装容器
、本実施例ではプリンやゼリー用と同一の小型カップ状
容器に充填し密封する。
、本実施例ではプリンやゼリー用と同一の小型カップ状
容器に充填し密封する。
これにより、豆乳生地の酸化や凝固反応をおこす前に容
器に充填することができる。
器に充填することができる。
この充填された生地は約80℃の熱水中に40分間浸さ
れて加温され殺菌処理が施されると共に大豆蛋白の凝固
反応が始まり、次いで約7°Cの冷水で急冷して味付豆
腐が完成する。
れて加温され殺菌処理が施されると共に大豆蛋白の凝固
反応が始まり、次いで約7°Cの冷水で急冷して味付豆
腐が完成する。
また、この味付豆腐に果実切片やアケビの実等の固形状
食品を混ぜる場合は、予め容器中に固形状食品を載置し
ておき凝固剤、調味ベース、特定味付素材等を混和した
後の豆乳生地を充填して、冷却すれば固形状食品入りの
味付豆腐ゼリーを簡単に得ることができる。
食品を混ぜる場合は、予め容器中に固形状食品を載置し
ておき凝固剤、調味ベース、特定味付素材等を混和した
後の豆乳生地を充填して、冷却すれば固形状食品入りの
味付豆腐ゼリーを簡単に得ることができる。
このような工程手順を経ることによって、栄養価が優れ
ると共にプリンの如き滑らかさを有する味付豆腐を製作
することができる。
ると共にプリンの如き滑らかさを有する味付豆腐を製作
することができる。
実施例1
大豆から得られた高温(70〜80’c)のどろどろし
た豆乳(臭性)ill(固形分濃度12%)に砂糖10
00 gと塩40gを混ぜ溶解させる。
た豆乳(臭性)ill(固形分濃度12%)に砂糖10
00 gと塩40gを混ぜ溶解させる。
次にこれを5℃迄冷却したところでメロンジュース36
0g、香料および色素を僅少量添加攪拌し、またグルコ
ノデルタラクトン20gをIIlの冷水で解いてなる凝
固剤を添加攪拌する。
0g、香料および色素を僅少量添加攪拌し、またグルコ
ノデルタラクトン20gをIIlの冷水で解いてなる凝
固剤を添加攪拌する。
次に、これを包装容器に注入し密封する。
そして、80℃の熱水中に約40分間さらした後7℃の
冷水で急冷して味付豆腐を得た。
冷水で急冷して味付豆腐を得た。
実施例1で得られた本発明の味付豆腐と前出の公知製法
に基づいて作ったインスタントコーヒー入り味付豆腐(
従来と略す)との食感につき20人のパネラ−により5
段階評価によってテストした結果を次表に示す。
に基づいて作ったインスタントコーヒー入り味付豆腐(
従来と略す)との食感につき20人のパネラ−により5
段階評価によってテストした結果を次表に示す。
Claims (3)
- (1)、大豆から常法により得られた高温の豆乳に砂糖
等の甘味料等の調味ベースを添加熔解した後、20℃以
下、より好ましくは5℃〜10℃に冷却させてから冷水
で溶いた豆腐用凝固剤を混和して包装容器に充填密封し
、高熱を加えた後急冷してなることを特徴とする味付豆
腐の製造方法。 - (2)、豆乳に対する調味ベース添加時又は豆腐用凝固
剤添加時と同時又はこれと相前後して特定味付素材を豆
乳に混和することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の味付豆腐の製造方法。 - (3)、包装容器内に果実その他の食用固形物を載置し
ておき、その中に豆乳を充填密封することを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の味付豆腐の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58122991A JPS6016566A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 味付豆腐の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58122991A JPS6016566A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 味付豆腐の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016566A true JPS6016566A (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=14849576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58122991A Pending JPS6016566A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 味付豆腐の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016566A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252740A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-09-30 | Daishiyoku:Kk | 冷凍豆腐の製造方法 |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP58122991A patent/JPS6016566A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252740A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-09-30 | Daishiyoku:Kk | 冷凍豆腐の製造方法 |
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