JPS5946585B2 - 緑色野菜ジユ−スの製造法 - Google Patents
緑色野菜ジユ−スの製造法Info
- Publication number
- JPS5946585B2 JPS5946585B2 JP57172989A JP17298982A JPS5946585B2 JP S5946585 B2 JPS5946585 B2 JP S5946585B2 JP 57172989 A JP57172989 A JP 57172989A JP 17298982 A JP17298982 A JP 17298982A JP S5946585 B2 JPS5946585 B2 JP S5946585B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetable juice
- green
- juice
- color
- green vegetable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
目 的
緑色野菜の搾汁を飲料に供する為には、野菜独特の緑色
を保持させることが好ましい。
を保持させることが好ましい。
処がこれら搾汁を飲料として快適なpH域3.3〜4.
5にする為有機酸を添加したり加工中に加熱したりする
と、野菜汁の緑色は緑褐色になり野菜特有の緑色が消失
する。
5にする為有機酸を添加したり加工中に加熱したりする
と、野菜汁の緑色は緑褐色になり野菜特有の緑色が消失
する。
このような色調の変化を防ぐ為には、野菜汁をpH7,
0〜7.5に調整するか又はクロロフィル分子中のマグ
ネシウムを銅、鉄、コバルト、マンガンなどの金属塩類
と置換するなどの処置が必要となる。
0〜7.5に調整するか又はクロロフィル分子中のマグ
ネシウムを銅、鉄、コバルト、マンガンなどの金属塩類
と置換するなどの処置が必要となる。
処がアルカリを加えてpHを調整する方法は、緑色の保
持が可能でも臭や味の変化が大きく品質を著しく低下さ
せる。
持が可能でも臭や味の変化が大きく品質を著しく低下さ
せる。
又重金属を用いてクロロフィルを固定する方法は食品衛
生的見地からその使用が禁止されている。
生的見地からその使用が禁止されている。
その為緑色野菜ジュースを業務として大量製造し、貯蔵
販売するには非常な困難を伴い従来その実現が期待され
なかった。
販売するには非常な困難を伴い従来その実現が期待され
なかった。
本願は上記の事実に鑑み工夫したものであって野菜搾汁
中の比較的不安定なりロロフィルを食品衛生法上安全な
方法で処理し、これに蛋白質性材料を混合することによ
って味や色調に緩衝性を持たせ、栄養分に富み健康上有
効なると共に野菜独特の緑色を保持した野菜ジュースを
得ることを目的とするものである。
中の比較的不安定なりロロフィルを食品衛生法上安全な
方法で処理し、これに蛋白質性材料を混合することによ
って味や色調に緩衝性を持たせ、栄養分に富み健康上有
効なると共に野菜独特の緑色を保持した野菜ジュースを
得ることを目的とするものである。
構成
本願は、緑色野菜の搾汁を緑色の安定なpH域に調整し
、これに蛋白性材料を混合することを特徴とする緑色野
菜ジュースの製造法に係り、その工程を詳記すれば次の
通りである。
、これに蛋白性材料を混合することを特徴とする緑色野
菜ジュースの製造法に係り、その工程を詳記すれば次の
通りである。
はうれん草やキャベツなどの緑色野菜を先づ微アルカリ
液に短時間浸漬したのちブランチングを行い、急冷して
搾汁し、これに食塩などの調味剤を添加することにより
pH6,5〜7,5の野菜汁が得られる。
液に短時間浸漬したのちブランチングを行い、急冷して
搾汁し、これに食塩などの調味剤を添加することにより
pH6,5〜7,5の野菜汁が得られる。
この野菜汁に蛋白質性材料を次の割合で加える。
野菜汁 4容蛋白質性材料
1〜3容次に常法により殺菌し容器
に密封する。
1〜3容次に常法により殺菌し容器
に密封する。
蛋白性材料として大豆より得る豆乳のような植物性蛋白
質、カゼイン又は乳漿蛋白のような牛乳から得る蛋白質
、卵から得るアルブミンのような動物性蛋白質又はこれ
らの混合物を用いるが特に乳蛋白や大豆蛋白は最適であ
る。
質、カゼイン又は乳漿蛋白のような牛乳から得る蛋白質
、卵から得るアルブミンのような動物性蛋白質又はこれ
らの混合物を用いるが特に乳蛋白や大豆蛋白は最適であ
る。
次に本願方法の実施例を示す。
実施例
材料 重量比
はうれん草 1000g材料
重量比 キャベツ 350g 刈 参 250gセ西 リ−
30g パセリ 30g 食 塩 12gぶどう糖
120g 純 水 300g豆
乳 1200gはうれん草、キ
ャベツ、人参、セロリ−およびパセリを0.19モルの
炭酸カルシウム液に30分間浸漬したのち水洗し、これ
を沸騰した0、005モルの水酸化カルシウム溶液に投
入し3分間加熱したのち、冷水中に投入して急冷後ジュ
ーサーにかけて搾汁し、この液にぶどう糖、食塩を加え
て調整する。
重量比 キャベツ 350g 刈 参 250gセ西 リ−
30g パセリ 30g 食 塩 12gぶどう糖
120g 純 水 300g豆
乳 1200gはうれん草、キ
ャベツ、人参、セロリ−およびパセリを0.19モルの
炭酸カルシウム液に30分間浸漬したのち水洗し、これ
を沸騰した0、005モルの水酸化カルシウム溶液に投
入し3分間加熱したのち、冷水中に投入して急冷後ジュ
ーサーにかけて搾汁し、この液にぶどう糖、食塩を加え
て調整する。
一方、常法によって処理した豆乳を上記野菜汁に混合し
、この液を70℃に加熱し、圧力100〜150〜/d
の均質機にかけて粒子を微細化したのち130℃、2秒
間の殺菌後急冷して紙容器に充填密封する。
、この液を70℃に加熱し、圧力100〜150〜/d
の均質機にかけて粒子を微細化したのち130℃、2秒
間の殺菌後急冷して紙容器に充填密封する。
効果
加臓殺菌にへって野菜汁のpHは0.5〜1.5の変動
を示すが蛋白質性材料を加えることにより0.1〜0.
3の変化に止り、非常に強いpH安定性を示す。
を示すが蛋白質性材料を加えることにより0.1〜0.
3の変化に止り、非常に強いpH安定性を示す。
即ちこの材料中に含まれる蛋白質、アミノ酸、りん酸塩
、くえん酸塩その他の微量成分が強い緩衝性を示し、味
や色調を安定させる(普通の野菜ジュースと蛋白質性材
料を加えた野菜ジュースのpH安定性の比較を図表で示
す)。
、くえん酸塩その他の微量成分が強い緩衝性を示し、味
や色調を安定させる(普通の野菜ジュースと蛋白質性材
料を加えた野菜ジュースのpH安定性の比較を図表で示
す)。
本方法により、野菜特有の緑色と、豆乳や牛乳の白色を
保有し、自然の風味を生かした優良な野菜ジュースが得
られ、これを飲用することによって栄養に優れたクロロ
フィルと共に植物性蛋白質も同時に摂取でき保健上類る
有効である。
保有し、自然の風味を生かした優良な野菜ジュースが得
られ、これを飲用することによって栄養に優れたクロロ
フィルと共に植物性蛋白質も同時に摂取でき保健上類る
有効である。
この製品を3〜10℃に冷蔵保存することにより、2〜
3週間緑白色を保持した安定的な蛋白質性緑色野菜ジュ
ースとしての販売が可能である。
3週間緑白色を保持した安定的な蛋白質性緑色野菜ジュ
ースとしての販売が可能である。
本方法に用いるほうれん草やキャベツなどの緑色野菜は
、収穫期に搾汁し、冷凍貯蔵することによって年間を通
じて必要なときに製品化が可能で、農産物が供給過剰の
ときでも加工処理することによりその価格の安定に寄与
することができるのであって農家の安定した収入の確保
に貢献できる。
、収穫期に搾汁し、冷凍貯蔵することによって年間を通
じて必要なときに製品化が可能で、農産物が供給過剰の
ときでも加工処理することによりその価格の安定に寄与
することができるのであって農家の安定した収入の確保
に貢献できる。
普通の野菜ジュースと蛋白質性野菜ジュースのpH安定
性の比較を示す図表。
性の比較を示す図表。
Claims (1)
- 1 緑色野菜を微アルカリ液に短時間浸漬したのちブラ
ンチングを行い急冷したのち搾汁して緑色の安定なpH
域に調整し、この液に蛋白質性材料を混合することによ
り緩衝性を持たせ色調及び味ともに安定性を保持し得る
ように成したことを特徴とする緑色野菜ジューの製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57172989A JPS5946585B2 (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 緑色野菜ジユ−スの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57172989A JPS5946585B2 (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 緑色野菜ジユ−スの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5963175A JPS5963175A (ja) | 1984-04-10 |
JPS5946585B2 true JPS5946585B2 (ja) | 1984-11-13 |
Family
ID=15952109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57172989A Expired JPS5946585B2 (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 緑色野菜ジユ−スの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946585B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131483U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-25 | 株式会社 ニユ−ギン | パチンコ遊技機の操作ハンドル |
JPH0349729Y2 (ja) * | 1985-10-09 | 1991-10-23 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010106387A (ko) * | 2001-11-07 | 2001-11-29 | 임승수 | 녹즙 제조방법 및 그 녹즙 |
CN111728125B (zh) * | 2020-05-31 | 2023-09-22 | 浙江五芳斋实业股份有限公司 | 一种颜色光鲜的青团面皮及其制备方法 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP57172989A patent/JPS5946585B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131483U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-25 | 株式会社 ニユ−ギン | パチンコ遊技機の操作ハンドル |
JPH0349729Y2 (ja) * | 1985-10-09 | 1991-10-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5963175A (ja) | 1984-04-10 |
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