JPS5911156A - 野菜類青臭のマスキング方法 - Google Patents

野菜類青臭のマスキング方法

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JPS5911156A
JPS5911156A JP57118812A JP11881282A JPS5911156A JP S5911156 A JPS5911156 A JP S5911156A JP 57118812 A JP57118812 A JP 57118812A JP 11881282 A JP11881282 A JP 11881282A JP S5911156 A JPS5911156 A JP S5911156A
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JP
Japan
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vegetables
aspartame
grassy
juice
added
Prior art date
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Pending
Application number
JP57118812A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ozawa
小澤 敏之
Mitsuo Kamata
鎌田 光雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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Publication of JPS5911156A publication Critical patent/JPS5911156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、野菜臭特に青臭みをマスキングし、野菜類の
風味を改善する方法に関する。
トマト、セロリ、ニンジン、ピーマン、キャベ′ノその
他の野菜類をよ、トマト2ュース、野菜レユースなどて
、生のままか或いは簡単な加工、殺菌処理等を行って飲
食されることの多い食品であるが、これらの野菜類1こ
は、特有の野菜臭、いわゆる青臭があるため、一般の嗜
好に合う、いわゆる食べ易く、飲み易い食品とは必・ず
しもいえない。即ち、ビタミン、繊維1こ富む健康食品
として、これらの野菜類含有食品が広く受は入れられる
一I―で、その嗜好性が大きな制約因子であるとい、つ
ても過言てはない。
このような野菜臭を低減する方法としては、野菜類を水
洗したり、加熱処理を行う、或いは、β゛1臭効果を有
する物質や香辛料を添加する等、at々の方法が従来行
われている。しかしながら、これらの従来法は、例えば
水洗法では、ビタミン等の水溶性の栄養素が流失するし
、加熱処理法では、熱1こより、栄養素が破壊されるお
それがある。また、’/I′4臭剤、香辛オ゛1の添加
はコストや味、1戦味の総合的バランスから必ずしも満
足てぎる結果が司られない。
本発明者は、上記の如き、野菜類tこ特有の汗臭を低減
し、クセの少ない風味の野菜類含有食品を取得すべく鋭
意検iJを重ねた結果、α−L−アスパルチル−し−フ
ェニルアラニンメチルエステルの冷力10こより、野菜
類の青臭みが緩和てきるとの知見tこ至り、本発明を完
成したものである。
α−L−アスパルチルーL−フェニルアラニンメチルエ
ステル(以下、アスパルテームトaQ 載する)は、呈
味性に優れたダイエツト甘味料として知られており、例
えば、果物のフレーバーを増進する等の知見が既に得ら
れているが、青臭みをマスキングする点tこついては全
く知られていない。
本発明の対象となる食品には、青臭みをマスキングする
必要がある食品であればすべて含まれるh:、特+こ、
トマト、セロリ、ニンジン、ピーマノ、キュウリ、キャ
ベツ、レタス、グリーンピース、そら豆、ネギ、ふき、
カポチャ、7)−ウシ/ソウ、しゆんぎく、もやし7、
コーンフリー、アロエ等の青臭みの強い野菜類を原料と
する食品が好ましい。
食品の形態としては、ジュース、スープ類やベースト状
のものの他、16)末のジュース、エキス類、漬物、佃
煮等の固型のもの等が挙げられるが、ト+ ト) 、:
llL −ス、IF 菜ジュース、青汁その他のジュー
ク・や栄養ドリンク類等の生で(必要1こ応じて殺菌処
理して)そのまま飲用する食品tこおいて本発明の効果
が特に顕著である。1−マド/−y−−y、野菜ジュー
ス、青汁以外の本発明の食品の例としては、仙茶、クコ
茶、コーンフIJ  #=その他の粉末〜液体の飲料類
反ひクロレラ智のエキス類、ラッキョウ″Ii′酢漬、
キュウリ漬、ナムル等の漬物、海苔の佃煮、カポチャの
ボタ−ツユ、ホウレンノウのクリームスープ等の野菜ス
ープ、その他か挙げられるが、本発明の食品の範嗜1こ
は、薬用のものてあっても飲食にこ供ぜられるものてあ
れば含まれる。
アスパルテームの添加濃度は、0.0005〜0.02
重量予であるが、最適の添加濃度は、食品の種類、原才
11こ応じて異なる。即ち、この添加濃度、特にo、o
 o o s〜0004係程度では、添加される食品の
種類、原料の如何tこかかわらず、アスパルテーム1こ
よる1味を全< (t ’i−することなく青臭みのマ
スキングが可能である。0.004%以上tこなると、
食品によっては、特に砂糖等の他の1」味刺を含まない
場合tこアスパルテームtこ由来スるII味を感じ、ネ
)1−の1」ったるい風味となる傾向會こある。また、
原事1そのもの1こ糖度の高い野菜、果実等を使用した
り、アスパルテーム以外の目′味料を併用する場合、ア
スパルテーム濃度が0.02%程度となっても、アスパ
ルテーム【こよる甘味付学効果が識別されない場合があ
る。、従って、味、風味のバラ、ンスを弯慮し、」二記
0.0005〜0.02 %の範囲て最適濃度を設定し
、アスパルテームを添加することが望ましい。
アスパルテームの添加方法、時期等については、’4=
h” tこ限定されないが、例えば、粉末食6品、固形
食品等でそのまま飲食する場合Pこは、−上記低濃度の
アスパルテームが均一1こ食品中に分散するような方法
を採用し、水に添加溶解する共晶では、粉末原料と共に
造粒する等、アスパルテームの溶解性を高めることが望
ましい。
本発明方法tこよれば、青臭み1こよる野菜類:こ特有
のクセがマスキ、/グされるため、嗜好差が別れること
なく、好ましい風味の野菜類含有食品が得られ、病態食
、乳幼児食その他、野菜類が嫌いな層tこも受は入れら
れやすい食品として各種の用途tこ利用11J能である
尚、本発明方法は、香辛料、調味料その他の味、風味改
良物質の併用を特1こ排除するものてないことはいうま
でもない。
以下、実施例1こより、本発明を更に説明する。
実施例1 市販の果汁100%の無塩トマト7ユース(ピユーレタ
イ−j)iこアスパルテ−ムを0.0001〜0.00
4%添加し、攪拌混合して完全tこ溶解したものを試料
とし、味覚パネル10名により官能評価を実施した。第
1表音こ示す結果の通り、アスパルテームヲ0.000
5 %以上添加したものは、青臭みか感ぜられず、マイ
ルドな風味であるとの評(曲を?号だ。
第  1  表 実施例2 市販の果fl + o o %の加塩l・マドジュース
に実施例1と同様に、アスパルテームを添加し、味覚パ
ネル10名による官能評価を実施した。第2表1こ示す
結果の通り、アスパルテームを0.0005〜0.00
4%添加品が、風味及び味1こおいて有意にこ好まれた
第  2  表 評点゛風味 青臭み1こ向する5段階評価(青臭み強い
(−2)〜ない(す2)) 味  10点満点の総合評価 実施例3 市販の野菜ジュース(トマ1、セロリ、人参、レタス、
食塩、香−!i′別)Fこアスパルテーム・ヲm II
IJし、完全1こ溶解したものを試r1とし、実施例1
と同様に官能評価を実施した。第3表に示すようtこ、
アスバルテーA 0.002〜0.003 qb添加品
が、野菜ジュースとして好まれた。
第  3  表 実施例4 市販のトマト及びビーフスープの混合ジュース(トマト
、ビーフスープ、糖類、食塩、香辛料、レモン朱7f 
J lこアスパルテームを添加a;解したものを試料と
し、実施例1と同様1こ官能d・1′価を実施した。第
4表トこ示すようトこ、味、風味tこおいて、本発明品
か好まれた。
第4表 実施例5 下拵えしたカポチャ2502と玉ネギ1002をバク−
392を溶かしこんだ鍋に入れて炒め、次1こ小麦粉2
47を振り込んてきら1こ炒めてからスーブス1−ツク
6002を加え、柔らかくなるまで静かに煮込んだ。
カポチャが柔らかく煮えたら、浮き折用に12〜13枚
残して、あとのカポチャは全部取出t7て裏漉しtこか
は、それを元の鍋に戻して牛乳2002を加えてのばし
、塩32、アスパルテームo、o o s rをJJI
+え、最後生クリーム1307を加えて味と濃度をとと
のえ、カポチャのポタージュヲ+i”] 製した(アス
パルテーム添加区)。
対照としてはアスパルテームの代りIc 砂糖1.62
を力■えたカポチャのポタージュ−を8同次↓した(文
、]照区)。
このようにして得た2種のポタージュ13ついて官能計
画を実施した。第2表に示すよう1こ、アスパルテーム
を加えたポタージュはカボチA・由来の独得な青臭みが
マスキングされて風味のよい好ましいポタージュである
と評(曲された。
第  5  表 実施例6 鍋1こ二番だし200屑e1正油60me1塩77を入
れて煮立たせ、その中tこ茹上げ処理しておいた春菊5
002と菊花(6個分)を入れて→ノーンと煮て、いっ
たんざる1こ収り鉢に盛った。煮汁tこアスパルテーム
0.029を入れて溶解してから、鉢に盛った春菊の上
からかけて、春菊と菊花の浸しものを調製した(アスパ
ルテーム添加区)。
対照とし−Cは、煮汁にアスパルテームを加エナいで浸
しものを調製した(対照区)。
このよう1こして得た2種の浸しものについて官能if
 (illiを実施した。第6表にこ示すよう[こ、ア
スパルテームを加えた浸しものは春菊の青臭みがほとん
ど感じらコ1ずクセがなかった。
第  6  表 −25 実施例7 下拵えした玉ネギ1007と二//ン40rをバター6
52を溶かしこんだ鍋tこ入れて軽く炒め、小麦粉40
9をふりこんて更tこよく炒めスーブストンク100O
Fとコンソメの素72と茹ててがらすり鉢ですり潰した
ホウレンソウのペースト602を加えて中火で煮込んだ
。玉ネキが煮くずれたら、二ノシンを取り除いて煮11
ごと裏漉し、もう一度鍋1こ移して火Fこかげた。そこ
へ塩22、アスパルテーム0.015 F、ノエリー酒
157を加え調味し、仕上げに生クリーム309と卵黄
159を混ぜ合わせて加えホウレンソウのクリームスー
ブを調製した(アスパルテーム添加区)。
り・1照としてはアスパルテームの代りtこ砂糖32を
加えたホウレンソウのクリームスーブを調製した(対照
区)。
このよう1こして得た2種のクリームスーブについて官
能評価を実施した。第7表[こ示すように、アスパルテ
ームを加えたクリームスーブはホウレンソウ由来の青臭
みがマスキンクされて風味の良い好ましいクリームスー
ブであると評価された。
第  7  表 −25 295−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 青臭みの強い野菜類を原石とする食品1こり・]し
    、最終製品濃度で0.0 ’005〜0.02重量係の
    α−L−アスパルチルーL−フェニルアラニンメチルエ
    ステルを添加すること全特徴とする野菜類青臭のマスキ
    ング方、法。 2 食品がトマトジュース、野菜ジュース又&−i青汁
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の野
    菜類青臭のマスキング方法。
JP57118812A 1982-07-08 1982-07-08 野菜類青臭のマスキング方法 Pending JPS5911156A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736185A (en) * 1995-08-21 1998-04-07 Nikken Chemicals Co., Ltd. Method for suppressing grassy smell and acid taste of vegetables and fruit
JP2015130893A (ja) * 1998-10-28 2015-07-23 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 スクラロースを含有する組成物及びその応用
WO2015151817A1 (ja) * 2014-04-04 2015-10-08 花王株式会社 容器詰飲料

Cited By (4)

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WO2015151817A1 (ja) * 2014-04-04 2015-10-08 花王株式会社 容器詰飲料
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