JPS60165617A - コンタクトレンズ材 - Google Patents

コンタクトレンズ材

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JPS60165617A
JPS60165617A JP2089084A JP2089084A JPS60165617A JP S60165617 A JPS60165617 A JP S60165617A JP 2089084 A JP2089084 A JP 2089084A JP 2089084 A JP2089084 A JP 2089084A JP S60165617 A JPS60165617 A JP S60165617A
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meth
acrylate
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Nobuyuki Osawa
大沢 信行
Nobuo Kameda
亀田 信雄
Hidenari Suyama
陶山 英成
Michio Zenbayashi
善林 三千夫
Atsushi Kurita
栗田 温
Norio Sato
則夫 佐藤
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TOKYO CONTACT LENS KENKYUSHO KK
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Toyo Contact Lens Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はコンタクトレンズ材に関し、更に詳しくは、優
れた酸素透過性を有するシリコーンアクリル系ハードコ
ンタクトレンズ材に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] コンタクトレンズ材として使用されている材料の中で、
ハードコンタクトレンズ材は優れた寸法安定性を有し、
レンズの耐用年数も長いという利点を有している。しか
し、現在多用されているメチルメタクリレート系のハー
ドコンタクトレンズ材は、使用者によっては、長時間の
連続使用により、眼に痛みを覚える場合があるという問
題点を有している。この原因は、レンズ材に酸素透過性
が乏しく、角膜での酸素呼吸が妨げられることによるも
のである。又、往々にして、所謂、スペクタクルブラー
現象、即ち、コンタクトレンズを外して眼鏡をかけた場
合、すぐには鮮映な像が見えないという問題点をも有し
ている。
一方、このようなハードコンタクトレンズ材に対し、ポ
リヒドロキシエチルメタクリレート等のヒドロゲルから
成るソフI・コンタクトレンズ材が、軟らかく、酸素透
過性が比較的良好であり、装用感が優れていることから
、広く使用されている。しかし、ソフトコンタクトレン
ズ材は、水を含んだゲルであるために、屈折矯正が十分
に行なわれない場合があり、又、汚れの除去や煮沸滅菌
のための操作が煩雑であり、ハードコンタクトレンズ材
に比べて耐用年数が短いという問題点を有している。
このような問題点を解消し、酸素透過性が優れ、レンズ
を作成する際の機械加工性が良好で、レンズとしての強
度、弾力性、寸法安定性及び濡れ性等の諸特性がバラン
ス良く備わったコンタクトレンズ材の開発が望まれてい
る。このような目的に応えるものとして、例えば、特公
昭5l−4EI814号公報、特開昭54−288eo
号公報及び特開昭57−51705号公報等には、フッ
素含有メタクリレートとアルキルメタクリレートとの共
重合体から成るコンタクトレンズ材が開示されている。
しかし、これらのコンタクトレンズ材は、何れも、酸素
透過性が十分ではないという問題点を有している。
又、特公昭52−33502号公報、特開昭54−11
8455号公報、特開昭55−102813号公報及び
特開昭58−7124吟公報等にはシロキサン含有メタ
クリレートとアルキルメタクリレートとの共重合体から
成るコンタクトレンズ材等が開示されている。これらの
中で、良好な酸素透過性を示すものは機械加工性又は強
靭性が劣るという問題点を有している。
一方、硬度が高くて加工性が良好なものは酸素透過性が
低いという問題点を有しており、酸素透過性と強度等の
諸特性の両者の性能を満足するものは未だ得られていな
い。
[発明の目的] 本発明の目的は、高い酸素透過性を有し、機械加工性が
優れていると同時に、レンズとしての強度、弾力性、寸
法安定性及び濡れ性等の諸特性がバランス良く備わった
コンタクトレンズ材を提供することにある。
[発明の概要] 本発明者らは、上記の目的に適する材料について、鋭意
研究を重ねた結果、シロキサニルアルキル(メタ)アク
リレートとアルキル又はフェニル(メタ)アクリレ−I
・を主体とする共重合体において、該シロキサニルアル
キル(メタ)アクリレートに若干のケイ素−水素結合を
導入することによって、高い酸素透過性と優れた機械加
工性並びにレンズとしての強度、弾力性、寸法安定性及
び濡れ性等の諸性性がバランス良く備わったコンタクト
レンズ材が得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。
即ち、本発明のコンタクトレンズ材は、(A)酸素原子
を介して互いに結合したケイ素原子を2〜6個含有し、
該ケイ素原子に、一般式:(式中、R1は水素原子又は
メチル基を表わし、aは1〜5の整数を表わす。) で示される(メタ)アクリル基を分子中に1個と、メチ
ル基、フェニル基及び水素原子から成る群より選ばれた
1価の基が結合し、該水素原子をtlA’ 1価の基の
全量に対して、平均0.1〜35モル%含有するシロキ
サニルアルキル(メタ)アクリレート 10〜70重量
%; (B)炭素数1〜20の炭化水素基又はハロ炭化水素基
を有する(メタ)アクリレート10〜80重i% ; (C)分子中に少なくとも2個のビニル性二重結合を有
する(メタ)アクリレート 0.1〜10重量%;並び
に (D)親木性モノマー 1〜30重量%から成る千ツマ
−の共重合体から成ることを特徴とするものである。
以下において、本発明を更に詳しく説明する。
本発明において使用される(^)成分は、酸素原子を介
して互いに結合したケイ素原子を2〜6個含有し、該ケ
イ素原子に(メタ)アクリル基を含有する基を分子中に
1個と、メチル基、フェニル基及び水素原子から成る群
より選ばれた1価の基が結合し、該水素原子な該1価の
基の全量に対して、平均0.1〜35モル%含有するシ
ロキサニルアルキル(メタ)アクリレート(ポリオルガ
ノシロキサン)である。かかる(A)成分は、コンタク
トレンズ材の酸素透過性向上に寄与する成分である。
(A)成分は、他のモノマーと共重合するために、ケイ
素原子に結合した、次式: (式中、R1及びaは前記と同意義である。)で示され
る(メタ)アクリル基を含有する基を分子中に1個有す
るものである。上記式中、aが5を超えるとその合成及
び取扱いが困難となる。aは、合成が容易であることと
化学的に安定であることから3であることが好ましい。
このようなアルキル(メタ)アクリレート基を含有する
基としては、例えば、アクリロキシメチル基、アクリロ
キシエチル基、アクリロキシプロピル基、アクリロキシ
ブチル基、アクリロキシペンチル基、メタクリロキシメ
チル基、メタクリロキシエチル基、メタクリロキシプロ
ピル基、メタクリロキシブチル基及びメタクリロキシペ
ンチル基が挙げられる。これらの中でも、前述の理由に
より、アクリロキシプロピル基及びメタクリロキシプロ
ピル基が最も好ましい。
ケイ素原子の原子価は、前述の(メタ)アクリル基を含
有する基及びシロキサン結合の酸素原子の他に、メチル
基、フェニル基及び水素原子から成る群より選ばれた1
価の基で満たされる。高い酸素透過性を有すると共に、
所望の硬度を有する共重合体を得るためには、これらの
1価の基の平均0.1〜35モル%が水素原子であるこ
とが必要であり、更に、調和のとれた機械的性質を有す
る共重合体を得るためには、0.1〜20モル%が水素
原子であることが好ましい。水素原子の量が、1価の基
の全量に対し、 0.1モル%未満であると、必要な硬
度を有する共重合体が得られないが、驚くべきことに、
該水素原子が僅か0.1モル%存在するだけで、本発明
の前記目的の達成に有効である。一方、35モル%を超
えると、シロキサニルアルキル(メタ)アクリレートの
合成が困難となる上、得られる共重合体の機械的強度が
低下し、脆くなる。残余の1価の基としては、メチル基
及びフェニル基が挙げられ、これらを導入することによ
り、シロキサニルアルキル(メタ)アクリレー1・の合
成が容易となり、又、共重合体の安定性の点からも有利
である。
(^)成分のシロキサニル基は、#素原子を介して互い
に結合したケイ素原子を2〜6個含有するものである。
ケイ素原子の数が6を超えると、所望とするシロキサニ
ルアルキル(メタ)アクリレートを合成する際の制御が
困難となる。かかるシロキサニル基は、七ツマ−の合成
が容易であること及び優れた酸素透過性を共重合体に付
与することが可能であることから、特に、ケイ素原子が
2〜4個の鎖状シロキサン骨格、ケイ素原子が4個の環
状シロキサン骨格又は前述の(メタ)アクリル基を含有
する基が結合したケイ素原子で分岐し、4〜6個のケイ
素原子、を有する分岐状のシロキサン骨格を有するもの
が好ましい。これらの中でも、得られる共重合体の酸素
透過性が優れていることから、分岐状テトラシロキサニ
ル基が最も好ましい。
このような(A)成分は、下記(1)に例示されるケイ
素−水素結合含有シロキサニルアルキル(メ1 り)アクリレートを単独で、若しくは2種以上用い、更
に必要に応じて、下記(2)に例示されるケイ素−水素
結合を含まないシロキサニルアルキル(メタ)アクリレ
ートの1種若しくは2種以」−と共存させて得ることが
可能である。尚、簡略のために、以下の略号を使用した
Me:メチル基、Ph: フェニル基。
(1)ケイ素−水素結合含有シロキサニルアルキル(メ
タ)アクリレート 1 (M e 2 HS IO) a S i (CH2)
 3−0− C−CH= CH2、2 1 Me H3iOMe SiOMe 5iCl −0−G
−CH=CH2,2222 Me 11 Me H3iOMe SiOMe 5i(OH) −0
−C−C=CH2,22223 (2)ケイ素−水素結合を含有しないシロキサニルアル
キル(メタ)アクリレート Me SiOMe2Si(C[2)、、−0−C−CH
=CH2、共重合に使用されるモノマー中、(A)成分
の配合量は10〜70重量%である。10重量%未満で
あると、十分な酸素透過性が得られず、一方、70重量
%を超えると、レンズの機械的性質が極端に低下する。
(A)成分の配合量は、酸素透過性及び機械加工性並び
にコンタクトレンズの緒特性とのバランスから、30〜
65重量%であることが好ましい。
本発明において使用される(B)成分は、炭素数1〜2
0を有する1価の炭化水素基又はハロ炭化水素基を有す
るアクリレート又はメタクリレートである。
に重宝化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基
、ブチル基、ヘキシル基及びデシル基等のアルキル基;
シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基等
のアリール基;並びにベンジル基及びフェネチル基等の
アラルキル基等が挙げられる。又、ハロ炭化水素基とし
ては、例えば、トリフルオロエチル基、テトラフルオロ
プロピル基、パーフルオロブチル基及びオクタフルオロ
ペンチル基等のハロアルキル基等が挙げられる。
このような(B)成分の具体例としては、メチルアクリ
レート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、
イソプロピルアクリレート、ブチルアクリレート、アミ
ルアクリレート、ヘキシルアクリレ−1・及びデシルア
クリレート等のアルキルアクリレート;シクロヘキシル
アクリレート等のシクロアルキルアクリレート;ベンジ
ルアクリレート及びフェネチルアクリレート等のアラル
キルアクリレート;トリフルオロエチルアクリレ−5 1・及びパーフルオロブチルアクリレート等のフッ素置
換アクリレート;フェニルアクリレート等のアリールア
クリレート;並びにこれらに対応するメタクリレート等
が挙げられる。
共重合に使用されるモノマー中、(B)成分の配合量は
10〜80重量%である。10重量%未満であると、レ
ンズの十分な硬度が得られず、一方、80重量%を超え
ると、酸素透過性が十分ではない。
(B)成分の配合量は、酸素透過性及び機械加工性並び
にコンタクトレンズの緒特性とのバランスから、15〜
65重量%であることが好ましい。
本発明において使用される(C)成分は、共重合体に所
望の寸法安定性と機械的強度を付与するための架橋剤と
しての役割を有するものであり、分子中に少なくとも2
個のビニル性二重結合を有するアクリレート又はメタク
リレートである。このようなアクリレート又はメタクリ
レートの具体例としては、アリルアクリレート等のアル
ケニルアクリレート;エチレングリコールジアクリレー
ト、ジエチレングリコールジアクリレート、テト6 ラエチレングリコールジアクリレート及びポリエチレン
グリコールジアクリレート等のグリコールジアクリレー
ト;トリメチロールプロパントリアクリレート及びペン
タエリスリトールテトラアクリレート等の多価アルコー
ルアクリレート;並びにこれらに対応するメタクリレー
ト等が挙げられる。
共重合に使用されるモノマー中、(C)成分の配合量は
0.1〜10重量%であり、好ましくは1〜5重量%の
範囲である。0.1重量%未満であると、良好な寸法安
定性が得られず、一方、10重量%を超えると、破壊強
度が低下する。
本発明において使用される(D)成分は、共重合体に適
度の湿潤性を付与する成分であり、親木性基を有するモ
ノマーである。このような親木性千ツマ−の具体例とし
ては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、ポリエチレングリコールモ
ノアクリレート、グリセリルモノアクリレート及びこれ
らに対応するメタクリレート;並びにアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド及びN−
ビニルピロリドン等が挙げられる。
共重合に使用されるモノマー中、(D)成分の配合量は
1〜30重量%であり、好ましくは5〜15重量%の範
囲である。l量%未満であると、共重合体の湿潤性が十
分得られず、一方、30重量%を超えると、破壊強度が
低下する。
本発明のコンタクトレンズ剤は、」二重(A)〜(D)
の各成分を共重合させて得られるものである。重合反応
は、例えば、ラジカル重合開始剤の存在下に、40〜1
10℃の温度で行なわれる。ラジカル重合開始剤として
は、ビニル重合に使用されるものであれば特に制限はな
く、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジ
メチルバレロニトリル、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウ
リル、過酸化メチルエチルケトン及びペルオキシ炭酸ジ
イソプロピル等が挙げられる。かかる重合開始剤の添加
量は、全モノマー量に対し、0.05〜0.2重量%で
あることが好ましい。重合条件としては、通常、40〜
60°Cの範囲で2日間徐々に重合を進行させた後、更
に90−110℃で1〜3日間重合を行なうことが好ま
しい。
上記共重合反応によって得られたコンタクトレンズ材を
、シート状又はロッド状とし、更にボタン状、ディスク
状等の任意の形状に切取り、これに切削、研磨等の機械
加工を施すことにより、コンタクトレンズを得ることが
可能である。
[発明の効果] 本発明のコンタクトレンズ材は、酸素透過性及び機械加
工性が優れ、レンズに加工した場合の緒特性が優れたも
のであり、且つ、高い安全性をも有するものである。従
って、本発明の材料を使用したコンタクトレンズは、使
用に際しての制約条件が従来のハートコンタクトレンズ
よりも緩やかで、使用者にとって、その装用を極めて容
易にするものである。
[発明の実施例] 以下において、本発明を実施例に基づき説明するが、本
発明はこれらによって何ら限定されるものではない。尚
、以下の合成例及び実施例において、部は重量部を、又
、%は重量%をそれぞれ表わす。
1誠 n−へキサン50部、メタノール50部及び市水100
部を還流冷却器付フラスコに入れ、激しく撹拌しながら
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン82
部、トリメチルクロロシラン143部及びジメチルクロ
ロシラン62部から成る混合物を、反応温度が室温〜4
0℃の範囲になるように保ちながら1時間かけて滴下し
た。滴下終了後、冷却しながら更に2時間の撹拌を続け
て共加水分解を行なった。
静置後、分液して有機層を採取し、この有機層に飽和重
曹水80部を加え、5分間撹拌して中和を行ない、有機
層を分離した。この有機層に飽和食塩水100部を加え
て5分間撹拌し、洗浄した後、有機層を分離した。この
中和・洗浄操作を再度繰返した後、無水硫酸ナトリウム
を用いて乾燥し9 た。次いで、この液体を分別蒸留により蒸留して、沸点
 112〜113°O10,ITorrを有する目的物
91.5部を得た。このものの収率は、理論量に対して
68%であった。
得られた化合物について、その比重、屈折率、IR及び
1H−NMRを測定した。その結果を以下に示す。これ
らの価は得られた化合物が目的物であることを示してい
る。尚、以下、このモノマーをS−1とする。
比重:dズ5= 0.842 屈折率: n n0= 1.418 IR:特性吸収 2200cm−’ 5i−H111 1730cm −C−0− 1250cm−1Si−OH3 ’H−NMR: δppIl(CC14中)0.05 
(24H,d、 J=3Hz) 5i−OH30,50
(2H,m) 5t−C旦。
1.88 (28,m) 5i−CH2−Ci!20 4.00 (2H,t) 0−C1j(24,85(I
H,m) 5i−ji 嘴 n−へキサン50部、メタノール50部及び市水100
部に合成例1と同様にして、予め混合した、γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン74.5部及びジ
メチルクロロシラン170部から成る混合物を滴下し、
加水分解を行なった。
得られた有機層を、合成例1と同様にして中和、洗浄し
、分液後、乾燥した。次いで、この液体を分別蒸留によ
り蒸留して、沸点 103〜104°Cの収率は、理論
量に対して81%であった。
f)られた化合物について、その比重、屈折率。
IR及び’H−NMRを測定した。その結果を以下に示
す。これらの価は得られた化合物が目的物であることを
示している。尚、以下、このモノマーをS−2とする。
比重: d :5= 0.940 屈折率:n6°= 1.417 ■R:特性吸収 2200c+n−l5i−H111 1730cm −C−0− 1250cm−’ 5i−CH ’H−N M R: 8 ppm (CCl4中)0.
05 (18L d、 J=3Hz) 5t−Cji3
0.50 (2H,I) 5i−CH21、E18 (
2H,m) 5i−CH2−C!i23 4、[i5 (3H,m) Si−■ 1 II ■0 合」戊 還流冷却管、滴下ロート及び温度計を備えた四ツ目フラ
スコに、1,3,5,5.?、?−ヘキサメチルシクロ
テトラシロキサン62.5部、n−ヘキサン150部及
びピリジン28.4部を加え、水冷下、撹拌しながらこ
の中へ、塩化メタクロイル25部を30分かけて滴下し
た。更に、室温で終夜撹拌を続けた後、ガスクロマトグ
ラフィーで反応が完結したことを確認した。次いで、1
0%塩酸水を加えて過剰のピリジンを除き、更に10%
アンモニア水で中和した後、n−ヘキサン層を分離した
。このn−ヘキサン層を飽和食塩水で洗浄した後、無水
硫酸ナトリウム4 で乾燥した。
得られた液体を蒸留することにより、情意75〜80°
(3/ 0.I Torrを有する目的物57.5部を
得た。このものの収率は、理論量に対して81%であっ
た。
尚、以下、このモノマーをS−3とする。
実施例1 第1表に示した組成のモノマー混合物を調製した。この
混合物を 100重量部に、重合開始剤として、アゾビ
スイソブチロニトリル0.2部を加え、十分撹拌して溶
解させた後、ポリプロピレン製の試験管に移し、窒素を
1o分間吹込んだ後、シリコーンゴム製の栓で密閉した
。試験管を40”Oで16時間保持した後、更に60℃
で24時間恒温槽中に浸漬して重合を行なった。次いで
、空気循環恒温槽中に80°Cで20時間保持した後、
110”0で3時間放置して更に重合を続け、丸棒状の
共重合体を得た。
この共重合体の外観及び性状を観察した。又、この共重
合体を切断し、機械加工することにより厚さ0.2 r
amの円盤を作成し、製科研式フィルム酸素透過率計に
より、酸素透過係数をめた。又、同様にして、厚さ3■
の円盤を作成し、レンズを作成するための機械加工性の
尺度として重要なビッカース硬度の測定を行なった。こ
れらの観察及び測定の結果を第1表に示す。
実施例1の共重合体より切削、研磨等の機械加工によっ
てコンタクトレンズを作成し、ウサギの眼に21日間連
続使用したところ、ウサギの眼及びコンタクトレンズと
も何らの異常も認められなかった。
比較例1〜2 実施例1と同様にして、第1表に示した組成により2種
類の七ツマー混合物を調製した。尚、比較例1は本発明
で使用される(A)成分のケイ素原子に結合した水素原
子を有するシロキサニルアルキル(メタ)アクリレート
に代えて、水素原子を持たないものを使用したものであ
り、比較例2は有機ケイ素化合物を使用していないもの
である。
これらの混合物を実施例1と同様の操作で重合せしめ、
丸棒状の共重合体を得た。これらの試料について、実施
例1と同様にして、その外観、形状を観察し、酸素透過
係数及びビッカース硬度を測定した。その結果を第1表
に示す。
第1表 実施例2〜5 第2表に示す組成の4種類のモノマー混合物を調製した
。これらの混合物をそれぞれ、次の重合条件による他は
すべて実施例1と同様にして共重合を行なった。即ち、
重合反応は、先ず、恒温水7 槽中において50℃で20時間保持し、次いで、55℃
で 3.5時間保持し、更に60°Cで24.5時間保
持した。更に、空気循環恒温槽中に移し、90℃で20
時間保持した後、110℃に昇温して3時間保持するこ
とにより行なった。
得られた共重合体について実施例1と同様の観察及び測
定を行なった。それらの結果を第2表に示す。
B 実施例6〜7 第3表に示す組成の2種類のモノマー混合物を調製した
。これらの混合物のそれぞれを、実施例2と同じ条件で
共重合を行なった。
得られた共重合体について実施例1と同様の観察及び測
定を行なった。それらの結果を第3表に示す。
第3表 以にの結果から明らかなように、本発明のコンタクトレ
ンズ材は、高い硬度を有するため、機械油T性が優れた
ものであり、且つ、酸素透過性も優れたものであること
が確認された。
1 111

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)酸素原子を介して互いに結合したケイ素原子
    を2〜6個含有し、該ケイ素原子に、一般式: (式中、R1は水素原子又はメチル基を表わし、aは1
    〜5の整数を表わす。) で示される(メタ)アクリル基が分子中に1個と、メチ
    ル基、フェニル基及び水素原子から成る群より選ばれた
    1価の基が結合し、該水素原子を該1価の基の全量に対
    して、平均0.1〜35モル%含有するシロキサニルア
    ルキル(メタ)アクリレート 10〜70重量%; (B)炭素数1〜20の炭化水素基又は八日炭化水素基
    を有する(メタ)アクリレート 10〜80重量%; (C)分子中に少なくとも2個のビニル性二重結合を有
    する(メタ)アクリレート 0.1〜10重量%;並び
    に (D)親木性子ツマ−1〜30重量% から成るモノマーの共重合体から成ることを特徴とする
    コンタクトレンズ材。 2、全モノマー中、(A)が30〜65重量%、(B)
    が15〜65重量%含有されて成る特許請求の範囲第1
    項記載のコンタクトレンズ材。 3、(A)のシロキサニルアルキル(メタ)アクリレー
    トが、(メタ)アクリル基を有する基が結合したケイ素
    原子を分岐点とする分岐状シロキサニルアルキル(メタ
    )アクリレートである特許請求の範囲第1項記載のコン
    タクトレンズ材。 4、(A)のシロキサニルアルキル(メタ)アクリレー
    トがテトラシロキサニル(メタ)アクリレートである特
    許請求の範囲第3項記載のコンタクトレンズ材。 5、(A)のケイ素原子に結合した水素原子の量が、平
    均して、ケイ素原子に結合したメチル基、フェニル基及
    び水素原子から成る群より選ばれた1価の基の総量の0
    .1〜20モル%である特許請求の範囲第1項記載のコ
    ンタクトレンズ材。 6、(メタ)アクリル基を含有する基のaが3である特
    許請求の範囲第1項記載のコンタクトレンズ材。 7、全モノマー中、(A)成分が30〜65重量%含有
    yれる特許請求の範囲第1項記載のコンタクトレンズ材
    。 8、全七ツマー中、(B)成分が15〜65重量%含有
    される特許請求の範囲第1項記載のコンタクトレンズ材
    。 9、全モノマー中、(D)成分が5〜15重量%含有さ
    れる特許請求の範囲第1項記載のコンタクトレンズ材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007007489A1 (ja) * 2005-07-08 2007-01-18 Menicon Co., Ltd. 環状シロキサン化合物を重合して得られる眼科用レンズ、細胞または臓器の培養基材、生体物容器、透明ゲルおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007007489A1 (ja) * 2005-07-08 2007-01-18 Menicon Co., Ltd. 環状シロキサン化合物を重合して得られる眼科用レンズ、細胞または臓器の培養基材、生体物容器、透明ゲルおよびその製造方法
JP2007014637A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Menicon Co Ltd 環状シロキサン化合物を重合して得られる眼科用レンズ、細胞または臓器の培養基材、生体物容器、透明ゲルおよびその製造方法

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