JPS60165397A - 通電ロ−ル - Google Patents

通電ロ−ル

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JPS60165397A
JPS60165397A JP2052084A JP2052084A JPS60165397A JP S60165397 A JPS60165397 A JP S60165397A JP 2052084 A JP2052084 A JP 2052084A JP 2052084 A JP2052084 A JP 2052084A JP S60165397 A JPS60165397 A JP S60165397A
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Toshiaki Ishii
利明 石井
Arata Komitsu
好光 新
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気めっきに使用される通電ロールの改良に関
する。
電気め、つきにおける通電ロールは、めっき浴中で、鋼
板等の被めっき体を支持、案内すると共に、これに通電
するもので、第2図に示すように、中空円筒形状を有す
るロールシェル(15と、その両端に嵌装される、冷却
水給排孔(2aX2a)を有する給電管(2)(2)と
が主たる構成要素である。かかる通電ロールは、上述し
たように、めっき浴中で被めっき体を支持、案内い該被
めつき体に通電するこ。
とを目的とす擾ものであるが、使用中にその表面は、め
つき浴導よる腐食、及びその表面に摺接する被めっき体
のエツジによる摩耗を受ける。この腐食及び摩耗によっ
てロールシェル(1′)表面に凹凸の疵が生じると、そ
の凹凸が被めっき体のめつき層に転写され、めっき品質
を著しく損うことになる。従ってロールシェル(1′)
は耐食性及び耐摩耗性に優れたものでなければならない
このようなロールシェルとしては、従来、高純度ニッケ
ルからなるものが使用されたり、また銅板や鉄(鋼)板
を円筒形状に成形したもの又はノfイブをシェル基材と
し、その表面に銅めっき、ニッケルめっき、クロムめっ
き等を施したものが使用されていた。
然るに、高純度ニッケル製ロールシェルは、耐食性が良
好であるものの、耐摩耗性に乏しい上、高価であるとい
う難点もある。一方、めっき皮膜を有するロールシェル
、例えば鋼パイプに銅めっきを施したものは安価ではあ
るが、耐食性、耐摩耗性共に十分ではない。また、銅板
製シェル基材にニッケルめっきとクロムめっきとを施し
たもの、又は鋼板製シェル基材にニッケルめっき、銅め
っき及びクロムめっきの三層のめつき皮膜を施したもの
も使用されているが、いずれも、めっき皮膜中のピンホ
ールやクラックによってシェル基材に腐食が生じ、比較
的早期にめっき皮膜が剥離してしまう。このため、従来
の通電ロールは、耐用命数が極めて短く、頻繁にロール
の取替作業を行わねばならず、その都度、操業の中断を
余儀なくされていた。
とりわけ、最近の高速めつき法においては、例えば亜鉛
めっきを行う場合、Zn−Ni、Zn−Fe等の複合め
っきを行う方法を用いるのが趨勢となっており、塩化浴
又は硫酸浴の浴組成としてはpH1〜3の強酸を使用す
る傾向にある。このような腐食傾向の強いめっき浴に、
前述したような従来のロールを使用したのでは、短期間
に腐食が進行し、その耐用命数は一層短くなる。従って
ロールの取替と操業の中断は更に頻繁化し、ロールの補
修に多大の費用を必要とする等、実用上、問題が多い。
本発明は上述したような問題を解決するためになされた
ものであり、耐食性 耐摩耗性共に優れた通電ロールを
提供することを目的とする。
本発明に係る通電ロールのロールシェルは、C:0.1
2%(重量%、以下同じ)以下、Cr:14.0〜20
.0%、Mo : 15.0〜20.0%、Ou:0.
03〜2.0θ%、W:2.5〜6.0%、Fe : 
7.0%以下を含有し、残部が実質的にNiである外層
、或いは上記各成分に加えてMg:O,0O05〜0.
1000%及び/又はN:0.02〜0.30%を含有
する外層と、外表面にOus A(l s 8ns Z
n等の軟質高導電率金属をめっきした、炭素鋼からなる
内層とが、焼成によって一体化された二重構造であり、
該口−ルシエルの外層は、表面に加工が付加されること
によってその表面硬さがショア硬度:35以上となって
いることを特徴としている。
以下本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠正面図であり
、図中、(1)は鋼板等の被めっき体をめっき浴中で支
持、案内し、該被めっき体へ通電するのに用いる通電ロ
ールのロールシェルである。該ロールシェル(1)は、
通電性を損わず、耐食性に優れ、しかも加工硬化性能に
優れた材料、具体的には化学成分がC:0.12%以下
、cr:14.0〜20.0%、Mo : 15゜0〜
20.0%、Cu : 0.03〜2.00%、W:2
.5〜6.0%、Fe : 7.0%以下を含有し、残
部が実質的にNiである材料、或いは上記各成分に加え
テMg :0.0005〜0.1000%及び/又はN
:0.02〜0.30%を含有する材料からなる円筒状
の外層(1a)に対し、外表面にCu5Aj?。
Sn、Zn等の軟質高導電率金属をめっきした、炭素鋼
からなる、円筒状の内層(1b)を内嵌し、両者を焼成
によって一体化した二重構造の筒状体である。なお、上
記外層(1a)と内層(1b)との一体化を強化すべく
、両者の境界面端部は溶接にて固定されている。
上記ロールシェル(1)の両端には、給電管(2)(2
)の一部が挿入され、更に両者の結合を強化すべく、両
者の接触面端部は溶接にて固定されている。即ち、給電
管(2)(2)は、最大径を有する中央部の外径寸法が
ロールシェル(1)の内径寸法に相当するように形成さ
れており、該中央部をロールシェル(1)の両端に嵌合
させることにより、ロールシェル(1)の両端に給電管
(2)<2)の一部が挿入され、結合されている。
該給電管(2)の一端部は、コレクターリング(図示せ
ず)に挿通されるように、縮径された所定寸法となって
おり、他端部は冷却水路(4)の一部をなす段部及び冷
却水路形成筒(3)の端部を外嵌させるための段部の二
段を有する段付構造となっている。
かかる給電管(2)(2)は、夫々、コレクターリング
に挿通させるべき端部を外側に位置させた状態にて、前
述したように、ロールシェル(1)の端部に中央部が嵌
合され、固定されている。
上記給電管(2)の中心には、コレクターリングへ挿通
させるべき側の端部から底付きの冷却水給排孔(2a)
が穿設されており、更にその孔底近傍には、冷却水給排
孔(2a)を前記冷却水路(4)へ連通させるべき中間
給排孔(2b)が放射線状に穿設されている。
然して冷却水路形成筒(3)の両端に端部が内嵌された
給電管(2)(2)を、両端に嵌装したロールシェル(
1)は、冷却水を一方の給電管(2)の冷却水給排孔(
2a)から供給し、冷却水路(4)を経て他方の給電管
(2)の冷却水給排孔(2a)から排出することにより
、冷却されるようになっている。
更に上記ロールシェル(1)は、その外層(1a)表面
に加工が付加されることにより、その表面硬さがショア
硬度:35以上となるようにしである。°これは被めっ
き体よりも通電ロールの方が硬ければ、通電ロールの摩
耗が抑制されるので、被めっき体の疵発生防止に対して
大きな効果が得られ、その基準がショア硬度二35以上
であるからである。
上記加工、即ち所定硬度を得るための加工を付加する具
体的な手段としては、ロールシェル(1)の外!(la
)の表面硬さが所定硬度となるように上記外層(1a)
の表面にロール押付加工を施す方法を用いてもよく、ま
たショツトブラスト、ショットピーニング等の方法を用
いてもよい。更にロールシェル(1)の外層(1a)に
予めロール押付加工等の加工を施すことによってその表
面硬さがショア硬度:40以上となるように硬化させ、
該外層(1a)の表面に研摩による追加工を施した後に
おいても、その表面硬さが所定硬度を維持できるように
した方法を用いてもよい。
なお、ロールシェル(1)の表面粗さを258以下とす
べく予め旋盤加工を施した後、該ロールシェル(1)を
ロールとして組立て、然る後にその表面にロール押付加
工を施して所定硬度を得るようにしてもよい。このよう
にすれば、ロールシェル(1)に硬化処理後の追加工と
して表面研摩加工を施さなくとも、硬化処理後のロール
シェル(1)の表面にうねりが発生せず、そのまま通電
ロールとして使用できる。
次にロールシェル(1)の外層(1a)の材料成分を前
述したように細かく限定した理由について述べることに
する。
先ず、Cについて述べるに、その含有量が多くて炭化物
が析出すると耐食性が劣化するのでCは少ない程よい力
へ〇、12%までであれば固溶化熱処理に対して有害で
ないので0.12%を上限とした。
OrはN1、MOlWと共にマトリクスを構成するので
、これらとの相互バランスが重要であるが、耐食性の面
から強固な不倫化皮膜を形成させるためには最低14.
0%は必要である。またOrは加工硬化性能を高めるた
めにも有効であるが、20.0%より多くなると上記各
元素との相互バランスがとれなくなり、耐食性によくな
いので20.0%を上限とした。
MOは硫酸系又は塩酸系の非酸化性の酸(電気めっき溶
液)に対しては最も有効な耐食性改善元素であるが、N
1、Or、Wと相互に関連して耐食性向上効果を発揮さ
せるためには15.0%以上は必要であるので、これを
下限とした。また加工硬化性能の面からも15.0%以
上は必要である。一方、20.0%以と含有させても添
加量の割に高価なMOの添加効果はなくなるので20.
0%を上限とした。
Wも非酸化性の酸に対する耐食性を向上させる上、オー
ステナイト基地の強化と共に加工硬化性能も高めるので
、最低2.5%は含有させることとした。しかし、6.
0%を越えると添加量の割に効果が少なくなるので6.
0%を上限とした。
Cuは耐食性及び加工硬化性能を向上させるのに少量の
添加で済む上、安価であるので最も有効な元素であると
いえる。特に耐食性向上に対しては0.03%以上の含
有量があれば顕著な効果を示すので、これを下限とした
。しかし、2.0%以上含有させると粒界に析出して強
度低下を惹起するので、これを上限とした。
Feは特に必要としないが、7.0%までであれば耐食
性に特に影響がなく、加工硬化性能も劣化しないのでこ
れを上限とした。
Myは微量(但し0.0005%以上)でも鋳造品質を
高めるのに有効であるが、0.1000%以上になると
IIQ酸化物の量が増加し、かえって品質を劣化させる
ので、0.0005〜0.1000%とした。
Nが添加されると、耐食性を害することなくマトリクス
の硬度を向上させ、しかも加工硬化性能も改善させる。
この効果を出すためには最低0.02%必要であるが、
0.30%以上になるとN化合物が多く析出して耐食性
を劣化させるので好ましくない。従ってNは0,02〜
0.30%とした。
なお、Si、 Mnについては特に限定しなかったが、
共に200%以下がよい。Si、Mnは脱酸剤として2
.00%までなら問題がないからである。
また鋳造時の流動性を向上させるためにもSi、Mnは
適量(例えば1.00%程度)あれば好ましいが、この
場合にも2,00%以上は不要である。
上述したような本発明に係る通電ロールは、ロールシェ
ル(1)の外層(1a)が耐食性のよい材料からなり、
耐摩耗性を向上させるべく上記外層(1a)の表面硬さ
がショア硬度:35以上となるようにしであるので、従
来の通電ロールをはるかに凌ぐ耐用命数を有し、被めっ
き体の疵発生を防止できる極めて優れたものである。し
かもロールシェル(1)の内層(1b)は炭素鋼からな
っているので、ロールシェル(1)は全体として十分な
強度を有する。更に内層(1b)の外表面にOu等の軟
質高導電率金属のめつき層を設け、該内層(1b)と外
層(1a)とを燻液密着させであるので、本発明の通電
ロールはロールシェル(1)を二重構造にしたことによ
る電気伝導性の劣化は全くない。このように本発明の通
電ロールは、めっき浴中で被めっき体を支持、案内する
と共に、これに通電する通電ロールとして極めて優れた
ものである。
次に本発明の通電ロールの特性について、試験片を用い
て確認した結果に基づいて説明する。
第1表に示す合金を使用し、遠心力鋳造によって鋳造管
(外径:14(11、肉厚:25闘、長さ:280 m
m )を得、1150°C×2時間・水冷の熱処理を施
した。そして各鋳造管から試験片を得、これを旋盤加工
することにより、直径:15騎の棒状となし、該試験片
に同一条件のロール押付加工を施すことによって加工硬
化させた。加工後、表面硬さをショア硬さ試験にて測定
すると共に、電気亜鉛めっき条件をシミュレートして腐
食試験及び摩耗試験を行った。その結果を第2表に示す
1’o、 1〜13は本発明例、j614〜19は比較
例である。本発明例のうち、煮1〜6はMy及び/又は
Nを添加していないものであり、届7〜13はMy及び
/又はNを添加したものである。これに対する比較例の
うち、塵14〜18は本発明例と同じ< C,Or、 
MoXW及びFeを含むが、上記各元素の含有量のいず
れかが本発明の規定から若干逸脱するものである。また
比較例のうちのj619は、従来材(JIS規格:5O
814)である。
なお、腐食試験及び摩耗試験の試験条件は次の通りであ
る。
(1)腐食試験 試験片をめっき浴中に浸漬し、18日経過後の腐食量(
g/2)、2 )を測定。
(1)試験片:直径15關×長さ5Qmm(11)めっ
き浴:硫酸亜鉛 4009/β塩化亜鉛 801/1 (硫酸にてpH2,0に調整) (1山めっき浴温度ニア0°C 〔■〕摩耗試験 試験片をめっき浴中、860 rpmで回転させながら
、5 kg / ortFの負荷で、5(l)P 50
Aの相手材(幅30朋)と2日間摩擦させ、試験片の摩
耗量(L/m2)を測定。
(1)試験片:直径15朋×長さ100問(11)めっ
き浴:硫酸亜鉛 400’ I/11塩化亜鉛 30ダ
/l (硫酸にてpH2,0に調整) OiDめつき浴温度:室温 第 1 ツメ イj1試イAIJly、/)Jイ11成
(・I/L%)第z表 試験れ11果 上記結果から明らかなように、本発明例は、比較例のう
ちの従来材(A、19)と比して耐食性、耐摩耗性のい
ずれもはるかに凌駕しており、本発明の通電ロールは極
めて優れたものであることが分かる。なお、比較例のう
ちの煮14〜18は、従来材と比較すると耐食性、耐摩
耗性のいずれも大幅に改善されているが、本発明例と比
較すると耐食性、耐摩耗性のいずれも明らかに劣ってい
る。
これは/f’o、 14〜18は0. Or%Mo、W
、Fe等の添加元素のうちのいずれかの元素の含有量が
本発明の規定から逸脱しているからである。
なお、表には示していないが、瓜18の素材を用い、表
面硬化のためのロール押付加工を施すことなく(表面硬
さはショア硬度:28)試験に供した結果、摩耗量: 
1.0611 /ytt2、腐食i:1.12f /y
n2となり、また泥9の素材を用い、表面硬化のための
ロール押(=f加工を施すことなく(表面硬さはショア
硬度:26)試験に供した結果、摩耗量: 0.93 
fl /ytz2、腐食量: 0.88 fl /yn
2となり、いずれも本発明例の結果に比してはるかに劣
り、本発明のようにロールシェル外層表面に加工硬化処
理を施すことが重要であることも確認できた。
以上詳述したように、本発明に係る通電ロールは、長時
間の平滑な表面性状が保持され、従来材を用いた通電ロ
ールをはるかに凌ぐ耐用命数が保証されるので、従来の
ように頻繁なロールの取替の煩らイつしさやロール補修
に要する多大のコスト負担が解消され、長期にわたる安
定した操業が維持されると同時に、めっき鋼板のめつき
品質の安定・向上をもたらす。むろん、その電気めっき
は、上記例示の亜鉛めっきに限らず、銅めっき、錫めっ
き、ニッケルめっきなど各種のめつきにおいても同様で
あり、また電気めっきのみならず、電解化成処理や電解
脱脂などの通電ロールとしても同様の耐久性、安定性を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通電ロールの一実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は従来の通電ロールを示す一部切欠正面
図である。 にロールシェル、1a:外層、1b:内層、2:給電管
、3:冷却水路形成筒。 代理人 弁理士 宮 崎 新へ部 第1図 b 第2図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気めっき浴中又は電解液中で使用される通電ロ
    ールのロールシェルは、 C!:0.12%(重量%、以下同じ)以下、Cr:1
    4.0〜20.0%、Mo : 15.0〜20.0%
    、Cu:0.03〜2.00%、W:2.5〜6.0%
    、Fe : 7.0%以下を含有し、残部が実質的にN
    iである外層と、 外表面にCu5A6、Sn、 Zn等の軟質高導電率金
    属をめっきした、炭素鋼からなる内層とが、焼成によっ
    て一体化された二重構造であり、該ロールシェルの外層
    は、表面に加工が伺加されることによってその表面硬さ
    がショア硬度:35以上となっていることを特徴とする
    通電ロール。
  2. (2) k記ロールシェルの外層表面に付加される加工
    は、ロール押付加工である特許請求の範囲第(1)項記
    載の通電ロール。
  3. (3)上記ロールシェルの外層表面に付加される加工は
    、予め表面硬さがショア硬度:40以上となるようにす
    る硬化処理と、該処理の後に施される表面研摩加工とか
    らなる特許請求の範囲第(1)項記載の通電ロール。
  4. (4)上記ロールシェルの外層表面に付加される加工は
    、その表面粗さを258以下となす旋盤加工と該加工の
    後に施されるロール押付加工とからなる特許請求の範囲
    第(1)項記載の通電ロール。
  5. (5)電気めっき浴中又は電解液中で使用される通電ロ
    ールのロールシェルは、 0:0.12%以下、Or : 14.0〜20.0%
    、M。 :15.0〜20.0%、Ou : 0.08〜2.0
    0%、W:2、5〜6.0%、Fe : 7.0%以下
    を含有する上、M(1:0.0005〜0.1000%
    及び/又はN:0.02〜0,30%を含有し、残部が
    実質的にNiである外層と、 外表面にCu5A(ls Sns Zn等の軟質高導電
    率金属をめっきした、炭素鋼からなる内層とが、焼成に
    よって一体化された二重構造であり、該ロールシェルの
    外層は、表面に加工が付加されることによってその表面
    硬さがショア硬度二35以上となっていることを特徴と
    する通電ロール。
  6. (6)上記ロールシェルの外層表面に伺加される加工は
    、ロール押イ」加工である特許請求の範囲第(5)項記
    載の通電ロール。
  7. (7)上記ロールシェルの外層表面に付加される加工は
    、予め表面硬さがショア硬度:40以上となるようにす
    る硬化処理と、該処理の後に施される表面研摩加工とか
    らなる特許請求の範囲第(5)項記載の通電ロール。
  8. (8)上記ロールシェルの外層表面に付加される加工は
    、その表面粗さを258以下となす旋盤加工と該加工の
    後に施されるロール押付加工とからなる特許請求の範囲
    第(5)項記載の通電ロール。
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