JPS6016525A - きのこ栽培用原木の製造方法 - Google Patents
きのこ栽培用原木の製造方法Info
- Publication number
- JPS6016525A JPS6016525A JP58123799A JP12379983A JPS6016525A JP S6016525 A JPS6016525 A JP S6016525A JP 58123799 A JP58123799 A JP 58123799A JP 12379983 A JP12379983 A JP 12379983A JP S6016525 A JPS6016525 A JP S6016525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- logs
- log
- production
- wood
- mushroom culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はしいたけ、なめたけその他のきのζを栽培す
る場合に用いられるきのこ栽培用原木の製造方法に関す
るものである。
る場合に用いられるきのこ栽培用原木の製造方法に関す
るものである。
従来よりきのこ栽培用の原木を作る場合には、山林から
栽培に適する種類の原木用木材を切り出し、その切り出
された木材から原木に適する寸法の部分だけを切り取っ
て原木を製造している。このような方法では細枝や太い
根などは利用不能な不良材として棄てねばならぬ為、当
然のこととして、上記製造された原木の値段は高く々る
問題点がちる。そればかりか、所要数量の原木を製造す
る為にはその原木の何倍もの量（棄てる分を含めた量）
の木ｉＥＡを山林から切り出さねばならず、山林の荒廃
を招く問題点もある。
栽培に適する種類の原木用木材を切り出し、その切り出
された木材から原木に適する寸法の部分だけを切り取っ
て原木を製造している。このような方法では細枝や太い
根などは利用不能な不良材として棄てねばならぬ為、当
然のこととして、上記製造された原木の値段は高く々る
問題点がちる。そればかりか、所要数量の原木を製造す
る為にはその原木の何倍もの量（棄てる分を含めた量）
の木ｉＥＡを山林から切り出さねばならず、山林の荒廃
を招く問題点もある。
そこで本発明は上述の問題点を除くようにしたもので、
経済性高くまた山林の荒廃を防止しながら原木を製造す
ることができ、しかも使用目的に適合した形状の原木を
製造できるようにしたきのこ栽培用原木の製造方法を提
供しようとするものである。
経済性高くまた山林の荒廃を防止しながら原木を製造す
ることができ、しかも使用目的に適合した形状の原木を
製造できるようにしたきのこ栽培用原木の製造方法を提
供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明すも先ずきの
こ栽培用の原木用木材において根や根に近い部分１ある
いは細枝２等、通常は棄てられる部分を粉砕して粉砕屑
４を形成する。この場合、上記木材において通常の原木
として利用される部分３即ち太枝を用いても良いことは
言うまでもない。上記原木用木材はくぬぎ、ぶな、かし
等、きのこの栽培の場合において周知のものである。上
記粉砕屑４の大きさは例えば周知のおがくず程度のもの
が一般的であるが、それよシも粗くてもあるいは細かく
てもよい。一方、上記粉砕屑４を結合して固める為の液
状の結合材５を準備する。この結合材５としては、澱粉
、ニカワ、リグニン等の天然樹脂、あるいはウレタン、
酢酸ビニール、尿素ホルマリン、フェノール樹脂等の合
成樹脂系の粘着剤、接着剤が用いられる。またウレタン
の場合、発泡性のものを利用してもよい。
こ栽培用の原木用木材において根や根に近い部分１ある
いは細枝２等、通常は棄てられる部分を粉砕して粉砕屑
４を形成する。この場合、上記木材において通常の原木
として利用される部分３即ち太枝を用いても良いことは
言うまでもない。上記原木用木材はくぬぎ、ぶな、かし
等、きのこの栽培の場合において周知のものである。上
記粉砕屑４の大きさは例えば周知のおがくず程度のもの
が一般的であるが、それよシも粗くてもあるいは細かく
てもよい。一方、上記粉砕屑４を結合して固める為の液
状の結合材５を準備する。この結合材５としては、澱粉
、ニカワ、リグニン等の天然樹脂、あるいはウレタン、
酢酸ビニール、尿素ホルマリン、フェノール樹脂等の合
成樹脂系の粘着剤、接着剤が用いられる。またウレタン
の場合、発泡性のものを利用してもよい。
次に上記粉砕屑４と結合材５とを任意の混合用の容器６
内で混合、攪拌する。その混合比は、粉砕屑４に対し結
合材５を例えば５〜５０％重量比で混合する。攪拌は手
作業で行なっても良いし機械作業で行なってもよい。ま
たこの作業は常温で行なってもあるいは樹脂の硬化を速
める為に加温状態で行なっても良い。
内で混合、攪拌する。その混合比は、粉砕屑４に対し結
合材５を例えば５〜５０％重量比で混合する。攪拌は手
作業で行なっても良いし機械作業で行なってもよい。ま
たこの作業は常温で行なってもあるいは樹脂の硬化を速
める為に加温状態で行なっても良い。
次に上記混合、攪拌した材料は成形装置７にて成形する
。成形装置７としては例えばプレス装置が用いられる。
。成形装置７としては例えばプレス装置が用いられる。
成形作業は、下型８の上に置かれた成形枠９の内部に上
記材料を充填し、上型１０をその上面に押し付けて材料
を圧縮することによって行なう。この作業も常温状態あ
るいは加温状態など任意の状態で行なって良い。上記の
ように成形後、材料が固まって原木■が成形されたなら
ばそれ會成形装置７から取り出す。尚その取出は上記材
料が完全に固まってから取シ出してもよいし、型崩れし
ない程度に固まってから取シ出し、その後完全に固まら
せてもよい。上記のようにしてできた原木１１の性状は
、コルり程度の硬さの弾力性があり、しかも通水性、通
気性のある状態となっている。尚上記成形は、成形用の
型枠内に上記材料を入れてそこで固まらせるだけの状態
即ち圧縮しない状態で行なってもよい。次に上記原木Ｈ
にはその表面に表皮νを備えさせる。この表皮１２は原
木１１からの水分の蒸散を押えて原木の保水性を高める
為に備えられるもので、前記のような樹脂をコーティン
グあるいはディッピング工法により原木Ｈの表面に付着
させることによって形成される。尚この表皮νは不要の
場合には備えさせなくてもよい。
記材料を充填し、上型１０をその上面に押し付けて材料
を圧縮することによって行なう。この作業も常温状態あ
るいは加温状態など任意の状態で行なって良い。上記の
ように成形後、材料が固まって原木■が成形されたなら
ばそれ會成形装置７から取り出す。尚その取出は上記材
料が完全に固まってから取シ出してもよいし、型崩れし
ない程度に固まってから取シ出し、その後完全に固まら
せてもよい。上記のようにしてできた原木１１の性状は
、コルり程度の硬さの弾力性があり、しかも通水性、通
気性のある状態となっている。尚上記成形は、成形用の
型枠内に上記材料を入れてそこで固まらせるだけの状態
即ち圧縮しない状態で行なってもよい。次に上記原木Ｈ
にはその表面に表皮νを備えさせる。この表皮１２は原
木１１からの水分の蒸散を押えて原木の保水性を高める
為に備えられるもので、前記のような樹脂をコーティン
グあるいはディッピング工法により原木Ｈの表面に付着
させることによって形成される。尚この表皮νは不要の
場合には備えさせなくてもよい。
上記のようにして製造される原木１１の形状は、第３図
に示されるような角棒状や図示外の丸棒状、あるいは第
１図に示される板状など任意に定めることができる。ま
たその大きさに関しては、標準的な原木の寸法（例えば
太さが１０ｃｌＩ前後、長さが１ｍ前後）のものなど使
用目的に適合する大きさのものを単独で作ったシ、ある
いは大型のものを作っておいてそれ全使用日的に合った
大きさの棒状あるいは板状に切断（例えば第１図の例で
は２点鎖線で示される位置で切断）してもよい。
に示されるような角棒状や図示外の丸棒状、あるいは第
１図に示される板状など任意に定めることができる。ま
たその大きさに関しては、標準的な原木の寸法（例えば
太さが１０ｃｌＩ前後、長さが１ｍ前後）のものなど使
用目的に適合する大きさのものを単独で作ったシ、ある
いは大型のものを作っておいてそれ全使用日的に合った
大きさの棒状あるいは板状に切断（例えば第１図の例で
は２点鎖線で示される位置で切断）してもよい。
上記のようにして製造された原木は周知の如くきのこの
菌が植え付けられる。その後、第３図のような通常のも
のと同様の形状の原木１１は周知の如く井桁状に積んだ
シあるいは立て掛けたシしてきのこ１４の栽培が行なわ
れる。尚、夫々原木の一端が嵌合し得る大きさ及び形状
の多数の嵌合部°を有する支持枠を作っておき、各嵌合
部に夫々上記原木１１の一端を嵌め込んで、多数の原木
１１を夫々樹立状に並ばせるようにしてもよい。
菌が植え付けられる。その後、第３図のような通常のも
のと同様の形状の原木１１は周知の如く井桁状に積んだ
シあるいは立て掛けたシしてきのこ１４の栽培が行なわ
れる。尚、夫々原木の一端が嵌合し得る大きさ及び形状
の多数の嵌合部°を有する支持枠を作っておき、各嵌合
部に夫々上記原木１１の一端を嵌め込んで、多数の原木
１１を夫々樹立状に並ばせるようにしてもよい。
一方第ｑ図に示される板状の原木１１は、その上面が水
平状態となるように置いておくことによシ、その表面か
ら生育するきのこ１４を図示されるように真直ぐの柄を
もった非常に形の良いものにすることができる。
平状態となるように置いておくことによシ、その表面か
ら生育するきのこ１４を図示されるように真直ぐの柄を
もった非常に形の良いものにすることができる。
以上のようにこの発明にあっては、
（イ）きのこ栽培用の原木用木材の粉砕屑４を用いるも
のであるから、原木を製造する場合、標準的な原木の寸
法に合わない木材部分（例えば太い根あるいは細枝等の
不良材料）を活用して原木を製造できる効果がある。こ
のことは、上記のような不良材料を活用できることによ
る経済効果があるは勿論のこと、原材料として用いられ
る原木用木材の無駄を殆んど無にすることができて山林
の荒廃を防止する上においても大きな効果がある。
のであるから、原木を製造する場合、標準的な原木の寸
法に合わない木材部分（例えば太い根あるいは細枝等の
不良材料）を活用して原木を製造できる効果がある。こ
のことは、上記のような不良材料を活用できることによ
る経済効果があるは勿論のこと、原材料として用いられ
る原木用木材の無駄を殆んど無にすることができて山林
の荒廃を防止する上においても大きな効果がある。
（ロ）しかも上記屑４と結合材５との混合物を成形する
ものであるから、原木１１を作る場合、標準の原木の形
状に作ることもできるし広い平らな面をもった板状の原
木を作ることもでき、使用目的に合った形状の原木を製
造できる任意性がある。
ものであるから、原木１１を作る場合、標準の原木の形
状に作ることもできるし広い平らな面をもった板状の原
木を作ることもでき、使用目的に合った形状の原木を製
造できる任意性がある。
（ハ）更に出来上がった原木１１にあっては、きのこの
菌の活動を従来の原木と同様に活発に行なわせることが
できて、きのこ１４を極めて良好に成育させ得る利点も
おる。
菌の活動を従来の原木と同様に活発に行なわせることが
できて、きのこ１４を極めて良好に成育させ得る利点も
おる。
図面は本願の実施例を示すもので、第１図は原木の製造
工程を略示する図、第２図は原木の部分断面図、第３図
及び第１図は種々の形状の原木を示す斜視図。
工程を略示する図、第２図は原木の部分断面図、第３図
及び第１図は種々の形状の原木を示す斜視図。
Claims (1)
- きのこ栽培用の原木用木材の粉砕屑とそれらの粉砕屑を
結合させる為の結合材とを混合し、それを所望形状の原
木に成形して固化させることを特徴とするきのこ栽培用
原木の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58123799A JPS6016525A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | きのこ栽培用原木の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58123799A JPS6016525A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | きのこ栽培用原木の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6016525A true JPS6016525A (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=14869599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58123799A Pending JPS6016525A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | きのこ栽培用原木の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63148981A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-21 | Nissho Denzai Kk | 菌類の培養媒体物 |
| JPH09149726A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-06-10 | Kanebo Ltd | しいたけ完熟人工榾木 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5348842A (en) * | 1976-10-08 | 1978-05-02 | Japan Vilene Co Ltd | Culture soil and its production of mushroom cultivation |
| JPS5362653A (en) * | 1976-11-15 | 1978-06-05 | Masaaki Kitaoka | Raw log for shiitake mushroom cultivation and its method |
| JPS5538088A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-17 | Nec Kyushu Ltd | Resin sealing device |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP58123799A patent/JPS6016525A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5348842A (en) * | 1976-10-08 | 1978-05-02 | Japan Vilene Co Ltd | Culture soil and its production of mushroom cultivation |
| JPS5362653A (en) * | 1976-11-15 | 1978-06-05 | Masaaki Kitaoka | Raw log for shiitake mushroom cultivation and its method |
| JPS5538088A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-17 | Nec Kyushu Ltd | Resin sealing device |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63148981A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-21 | Nissho Denzai Kk | 菌類の培養媒体物 |
| JPH044866B2 (ja) * | 1986-12-12 | 1992-01-29 | ||
| JPH09149726A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-06-10 | Kanebo Ltd | しいたけ完熟人工榾木 |
| JP2967046B2 (ja) * | 1996-03-07 | 1999-10-25 | 鐘紡株式会社 | しいたけ完熟人工榾木の製法 |
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