JPS60164902A - 回転ヘツド形磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は単一の回転ヘッドドラムにより２つの〔発明の
技術的背景〕 近年、オーディオテープレコーダにおいてもデジタル信
号処理方式が導入さねつつある。この種のデジタルオー
ディオチーブレコーダ（以下ＤＡＴと称する）にはホー
ムＶＴＲと同様に回転ヘッドを用いて磁気テープに斜め
に記録する回転ヘッド方式と、薄膜ヘッドを用いてテー
プ長手方向に多る。

一方、通常のアナログ式のカセットテープレコーダには
第１の磁気テープから第２の磁気テープ−＼のダビング
や両テープ−＼の同時録音を可能としたダブルカセット
デツキが製品化されているが、このダブルカセットデツ
キは二系統のヘッド機構が必要となるため、機構の複雑
化及びコストアップを招きやすい。ＤＡＴにおいて単に
この考えを応用した場合にも、やはり二系統のヘッド機
構が必要となり、上記と同様の欠点が生じることになる
。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情を背景として成されたものであり、単
一のドラム周面に２つの磁気テープを巻きつけて両テー
プに同一のドラムに設けられた回転ヘッドにより記録・
再生を行なわせることによを提供することを目的とする
ものである。

〔実施例」 以下に本発明の一実施例を図面を参照しながら説明して
いく。この実施例の装置は２ヘツドヘリカルスキヤンタ
イプのＤＡＴであり、ＢテープからＡテープｌ＼のダビ
ング及びＡ、８両テープ−＼の同時記録が可能となって
いる。第１図はドラムに対するＡ、８両テープの巻きつ
け及び走行経路を示したもので、Ａテープ１はローディ
ングボール２．３によりドラム４の図示後方の周面に略
９０゜にわたって斜めに巻きつけらね、その逆側の図示
前方にはＢテープ５がローディングボール６．７により
ドラム４周面に略９０°　にわたって斜めに巻きつけら
れる。上記ドラム４は回転上ドラム８と固定下ドラム９
とから構成され、回転上ドラム８には回転Ａヘッド１０
及び回転Ｂヘッド１１が取付けら幻て、ドラムモータ１
２により図示矢印方向に回転される。また、Ａテープ１
及びＢテープ５はキャプスタン１３．１４及びピンチロ
ーラ１５．１６により図示矢印方向に夫々移送さ名る。

なお、図中１７．１８はキャプスタンモータ、１９．２
ｏはフライホイール、２１，２２はコントロールヘッド
である。

しかして、第１図に示す如くドラム４に巻きつけられた
Ａテープ１及びＢテープ５には、回転Ａヘッド１０及び
回転Ｂヘッド１１により第２図に示すような同一パター
ンで信号が記録されることになる。

信号の記録再生系を第３図に示す。入力されたオーディ
オ記録信号はローパスフィルタ２３で例えば２　（＋　
（ＫＨｚ）以下の帯域に制限され、この信号はサンプル
ホールド回路２４で標本化される。次にＡ／Ｄ変換器２
５で各サンプルごとにデジタル符号に変換さね、変換さ
れたデジタルデータはスイッチング回路２６を介して訂
正符号付加回路２７圧与えられる。ここで誤り訂正符号
の付加されたデータはメモリ２８に書込まれ、読出し時
に時間軸を圧縮すると共にインタリープを施す。次にデ
ータ誤り検出信号を回路２９により付加して、変調回路
３０により磁気記録に適した所定の変調をかけたのち、
その変調信号がスイッチング回路３１を介して回転Ａヘ
ッド１０に、またスイッチング回路３２を介して回転Ｂ
ヘッド１１に夫々与えられ磁気テープ１．５に記録され
る。

一方、回転Ａヘッド１０からの再生出力はスイッチング
回路３３を介して、また回転Ｂヘッド１１の再生出力は
スイッチング回路３４を介して復調回路３５に入力され
る。そして復調されたデータは記録時に付加された検出
信号により誤り部分を検出回路３６で区別さねたのち、
メモリ３７に書込まわる。このメモリ３７からは、時間
軸が元に戻さ４デ・インタリープを施されたデータが読
出される。次に誤り訂正回路３８でデータの誤り訂正も
シ、＜は補間が行なわｉｔ、Ｄ／Ａ変換回路３９でアナ
ログ信号に変換され、ローパスフィルタ４゜を通すこと
によって元の信号波形であるオーディオ再生信号が得ら
れる。

上記スイッチング回路３１〜３４は図示せぬ操作部にお
いてダビング指示操作が行なわれた際に７リツプフロツ
プ４１の出力によりスイッチングされる。すなわち、回
転上ドラム８には回転Ａヘッド１０Ω取付位置にマグネ
ット４２が取付けられており、このマグネット４２０回
転をＰＧヘッド４３．４４で検出している。このＰＧヘ
ット４３．４４の検出パルスはパルス増幅回路４５．４
６を介して、上記フリップフロップ４１０セツト端子Ｓ
及びリセット端子Ｒに夫々印加される。しかして、この
フリップフロップ４１のＱ出力は第４図（１）に示す如
くドラム４０１回転な１サイクルとして、回転Ａヘッド
１０がＡテープ１に、回転Ｂヘッド１１−プ１に接して
いる間にローレベルとなる信号となる。このＱ出力はア
ンド回路４７を介してスイッチング回路３１．３４に与
えられ、Ｑ出力とけ逆相のα出力（第４図（２））はア
ンド回路４８を介してスイッチング回路３２．３３に与
えらねる。上記アンド回路４７．４８はダビング操作時
にシステムコントロール部（図示セス）かラノ・イレベ
ルの信号として出力されるダビング指令釦より開成され
るもので、これにより上記スイッチング回路３１〜３４
はダビングが行なわわている間、フリップフロップ４１
のＱ出力もしくは吐出力によりスイッチングされること
になるー。“なお、上記スイッチング回路３１．３２は
、操作部において記録操作が行なわれた際にシステムコ
ントロール部からハイレベルの信号として出力される記
録指令によりスイッチングさね、また上記スイッチング
回路３３．３４は操作部において再生操作が行なわねた
際にシス７ムコントロール部カラハイレベルｉｎ　（ｉ
　号トして出力Ｆｔｌる再生指令によりスイッチングさ
れる。

一方、上記ダビング指令はスイッチング回路２６忙も与
えられる。このスイッチング回路２６には上記Ａ／Ｄ変
換回路２５の出力の他忙上記データ誤り訂正回路３８の
出力も入力されており、ダビング指令が出力されていな
い間はＡ／Ｄ変換回路２５の出力を訂正符号付加回路２
７に与え、ダビング指令が出力さねでいる間はデータ誤
り訂正回路３８の出力を訂正符号付加回路２７に与える
ようにスイッチング動作を行なうものである。

次に上記構成をなす本実施例の動作を説明する。

先ず、オーディオ記録信号なＡテープ１に記録させる場
合には、Ａチーブｌを装置に装填する。そして、操作部
においてＡテープ側の記録指示操作を行なう。これによ
り、Ａテープ１がドラム４の周面にローディングされ、
ドラム４とキャプスタン１３が所定速度で回転を開始す
る。そして、オーディオ記録信号が前述した記録系の各
回路２３〜３０及びスイッチング回路３１．３２を介し
て回ステムコントロール部より記録指令が与えられてい
るため常に導通状態にある。また、Ｂテープ５を装填し
て記録指示操作を行なった場合も同様に記録されていき
、更にＡＢ両テープ１．５に対して記録指示操作を行な
った場合も両方のテープ１．５に同一フォーマットで記
録されていく。

また、記録隣のテープを再生する場合には再生したい側
の再生指示操作を行なう。これにより、Ａデーグーある
いはＢテープ５が口〜ディングされた後、走行を開始し
、回転へヘッド１ｏ及び回転Ｂヘッド１１で再生された
信号がスイッチング回路３３．３４及び再生系の各回路
３５〜４ｏを介して、オーディオ再生信号として出力さ
れる。このとき、スイッチング回路３３．３４にはシス
テムコントロール部より再生指令が与えられているため
常に導通状態にある。

１″￥ 装填した後、操作部でダビング指示操≠を行なう。

こわにより、システムコントロール部からダビンに与え
るように動作し、またスイッチング回路３１〜３４はフ
リップフロップ４１の出力状態に応じてスイッチングさ
れるようになる。すなわち、回転Ａヘッド１０がＡテー
プ１に接しており、回転Ｂヘッド１１がＢテープ５に接
してい尿量はフリップフロップ４１はセット状態にあり
、そのＱ出力によってスイッチング回路３１及び３４が
ＯＮ状態にある。これにより、記録信号は回転Ａヘッド
１０のみに与えられ、また回転Ｂヘッド１１のみから再
生信号がとり出されることになる。そしてドラム４が回
転して、回転Ａヘッド１ｏがＢテープ５に接し、回転Ｂ
ヘッド１１がＡテープ１に接している間はフリップフロ
ップ４１はリセット状態にあり、その互出力によってス
イッチング回Ｍ３２及び３３がＯＮ状態となる。こねに
より、記録信号は回転Ｂヘッド１１のみに与えられ、ま
た回転Ａヘッド１０のみから再生信号がとり出されるよ
うになる。つまり、このダビング動作中はＢテープ５は
再生専用、Ａテープ１は記録専用となるのである。

しかして、上記ダビング指示操作に応じてＡＢ両テープ
１．５がドラム４の周面にローディングさ刺、テープ走
行及びドラム回転が始まる。そして、Ａヘッド１０及び
Ｂヘッド１１でＢテープ５の各トラックをトレースする
ことにより得られた再生信号は再生系の各回路３５〜３
８を介して誤りの訂正されたデジタルデータに変換され
、スイッチング回路２６及び記録、系の各回路２７〜３
ｏを介して再び変ＦＡ信号に変換されてＡヘッド１０及
びＢヘッド１１によりＡテープ１上に記録さねていき、
Ｂテープ５からＡテープト＼のダビングが行なわわてい
くのである。なお、メモリ２８及び３７・＼一旦データ
を書込んでから読出すために、同一データの再生及び記
録のタイミングは第４図（３）、（４）に示すようにド
ラム４σ）−回転分だけ遅れること忙なる。すなわち、
Ｂテープ５のトラックＤ１（第２図参照）上を回転Ａヘ
ッド１ｏがトレースすることにより得られた再生信号は
、ドラム４が一回転して再び回転Ａヘッド１０がＢテー
プ上を一トレースしている間に、Ａテープ】にこのとき
接している回転Ｂヘッド】１により記録が行なわれるこ
とになる。

このようにドラム４の両側にテープ１．５を巻きつけて
ヘリカルスキャンを行なうことにより、２つのテープへ
の同時記録やダビング等が可能となるものであるが、こ
の場合一つのテープの巻きつけ角が１８０°未満、例え
ば本実施例の如く９０゜ということが必須の安住となる
。一般のホームＶＴｌ（、の場合、本実施例で示した１
）ＡＴとは異なりヘッドでは、オーバーラツプ分も含め
て１８（ピ以上巻きつける必要があるが、Ｄ　Ａ　Ｔの
如く信号をデジタルデータに変換して記録するものでは
メモリからの読出し時に時間軸の圧縮を計ることが可能
であるため、９（ピ程度の巻きつけ角でも再生時に連続
信号としてとり出すことが可能なのである。

従って、本発明は上記実施例で示したＤＡＴ以外にも信
号をデジタルデータに変換してヘリカルスキャンにより
記録する装置であわば適用することが可能である。

〔発明の効果〕

以上詳述した如く、本発明は回転ヘッドドラムの周面の
対向する側に２つの磁気テープを１８（１未満の角度に
わたって巻きつけてヘリカルスキャンにて記録再生を行
なうようにしたため、同一のドラムに設けられた回転ヘ
ッドにより２つσ）テープ−＼の同時記録やダビング等
が簡単な構成で実現可能となり、機器全体の小型化及び
コストダウンが望めるなど優れた効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一夷ＭｆＪ例を示すもので、第１図はド
ラム４に対するＡテープ１及び１３テープ５の巻きつけ
状轢と走行経路を示す斜視図、第２図はテープ上の６１
録フオーマツトを示す図、第３図は記録及び再生系のブ
ロック図、第４図はフリップフロップ４１の出力とヘッ
ド１０．１１の記録・再生状態を説明するためのタイム
チャートでアル。 １．５・・・磁気テープ、４・・・ドラム、８・・・上
ドラム、９・・・下ドラム、１０，１１・・・回転ヘッ
ド、４１・・・フリップフロップ ２６．３１．３２．３３．３４・・・スイッチング回路
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドラムの局面に沿って移送される磁気テープに対して回
   転ヘッドにより信号を記録・再生する磁気記録再生装置
   に於て、上記ドラムの周面の対向する側に夫々第１の磁
   気テープと第２の磁気テープを１８０°未溝の角度にわ
   たって巻きつけ、同一のドラムに設けられた回転ヘッド
   により上記第１及び第２の磁気テープに信号の記録・再
   生を行なうことを特徴とする回転ヘッド形磁気記録再生
   装置。