JPS60164575A

JPS60164575A - ヒンジ

Info

Publication number: JPS60164575A
Application number: JP59015269A
Authority: JP
Inventors: 正三高橋
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1984-02-01
Filing date: 1984-02-01
Publication date: 1985-08-27
Also published as: JPH0317029B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（利用分野）本発明は、ヒンジ機構に関するものであり、特に、小型
の電子写真複写機、ファクシミリ等における外装カバー
の回動部位に用いるに好適な、小型、安価で、組立性の
良いヒンジ機構に関づるものである。

（従来技術）以下に、図面を参照して、従来のヒンジ機構の一例を簡
単に説明する。

第１図は、電子写真複写Ｉ１１の概略側面図である。

電子写真複写機１の外装カバーは、第１図に示すように
、下方から順にベースフレーム２、フロン１〜カバー３
およびトップカバー４から成っ−Ｃいる。

前記トップカバー４には、周知のように原稿載置のため
の図示されないプラテンガラスが設けられている。

一般的に、前記電子写真複写機１は、ヒンジ部５を中心
として、前記フロントカバー３を矢印へ方向へ回動させ
て引き上げることができるように構成されている。前記
フロントカバー３の引き上げにより、電子写真複写機１
の内部機構が露出し、トナーあるいは記録用紙の補給、
点検および修理等の作業が容易になる。

前記ヒンジ部５には、図示されないヒンジ機構が設けら
れている。

前記図示されないヒンジ機構は、当該利用分野以外の多
くの分野においても広く利用されている一般的構造を有
するものである。

前記一般的構造の基本形は、一対の板状体の対向する側
面を、互いに円筒状に湾曲し、該湾曲部に円柱状のシャ
フトを挿入して、該シャフトを回転中心どして前記板状
体を揺動させるものである。

前記ヒンジ機構としては、前記板状体の強度、厚み等を
考慮して、前記円筒状湾曲部に適宜に凹部を設け、一方
の板状体の湾曲部凹部が、他方の板状体の湾曲部凸部に
、また、前記一方の板状体の湾曲部凸部が、前記他方の
板状体の湾曲部門部に各々嵌合している構成を有するも
のも多く見うけられる。

ヒンジ機構を、電子写真複写機１に適用する場合、前記
回転中心となるビンおよび湾曲部を前記電子写真複写１
１１の外側に配置゛りれば、言い換えれば、前記ヒンジ
機構を前記電子写真複写機１の外装カバーの外側へ露出
し゛Ｃ取イリ【ノれば、前記フ［１ントカバー３は、前
記ベースフレーム２にλ４し−Ｃ伺ら支障なく開放りる
ことができる。

ところが、前述のようにヒンジ機構を電子写真複写１１
１１の外側に取イ」（〕るど、非常に美観を損ねること
となり、その商品価値が低下する虞れがある。

したがって、前記ヒンジｌｌｌｌ１１を前記電子写真複
写機１の内部に配置することが、当該分野においては半
ば常識的に行なわれている。

しかし、ヒンジ機構を電子写真複写機１の内部に配置す
ると、前記ヒンジ機構の回転中心も前記電子写真複写機
１の内部に配置されることになり、フロントカバー３を
引き上げると、該フロントカバー３の下端が、ベースフ
レーム２の上部に接触してしまい、前記フロントカバー
３を引き上げることができなくなる。

上記の不具合を解決づ′るために、従来の電子写ｎ複写
機１に、おいては、前記回転中心を、前記電子写真複写
機１の外装カバーから少し離れたところに設【ノ、また
ヒンジ機構の板状部を、例えば］７字形に屈曲させ、前
記電子写真複写ｖｓＩ内に突出さけて、前記フロントカ
バー３を引き上げた際に、該フロントカバー３および前
記ヒンジ機構が、前記ベースフレーム２に接触しないよ
うにしている。

ところで、当該電子写真複写機は、年々、小型、軽量化
のｈ向ｌ＼改良が進められ（いる。前記電子写真複写機
は、周知のように、例えば感光ドラム、帯電装置、トナ
ー供給装置、光学的装置等の基本的内部機構を備えてい
るが、前述のように電子写真複写機が、小型、軽量化の
方向へ改良され２だとしても、前記内部機構はどれ１つ
として省略りることはできない。

換占１れば、どんな小型化が進められＣも、当該電子写
真複写機に配置される基本的内部機構は、はどんど変わ
りはないのである。

したがって、当該電子写真複写機の小３″（、軒ｍ化を
さらに押し進めるためには、前記基本的内部機構以外の
部分、たとえばヒンジ機構等の簡略化、小形化が当然に
望まれるのである。

しかし、前述のように、従来のヒンジ機構においては、
その基本的構造から、その小型、簡略化がむずかしいと
いう欠点があった。

（目的）本発明は、前述の欠点を除去するためになされたものぐ
あり、その目的は、外装カバーの内部への突出を極力お
さえ、且つ前記外装カバーの回動を良好に行なうことの
できる、小型で簡略なヒンジ機構を提供することにある
。

（ＩＩ要）前記の目的を達成するために、本発明は、一方の部材の
端部に配置されたシャフト支持台に少なくとも一端が支
持されたシャフトと、他方の部祠の端部に突出若しくは
湾曲して設けられた突出部と、前記突出部およびその近
傍に、前記シャフト支持台の幅よりも広い幅で開口する
ように、前記シャフト支持台と同ピツチで同数だけ形成
され、且つ前記シ１シフトが前記突出部の内側に位＠り
るＪ：うに、前記シャフト支持台に嵌合された溝と、前
記突出部および前記他方の部材の境部において前記シャ
フトを保持Ｊるブラケットとでヒンジ機構を構成した点
に特徴がある。

（実施例）以下に、図面を参照して、本発明をＦＡＴ廁に説明する
。

第２図は本発明の第１の実施例の概略斜視図である。

第２図にＪ３いては、図を見易づくりるために、ベース
フレーム２およびフロン］・カバー３は互いに離れた位
置に描かれ′Ｃいる。

第２図において、前記ベースフレーム２は樹脂等により
成形されてい（、その上端には、一対の板状のシャフト
支持台２Ａが突出している。

前記一対のジャワ１〜支持台２Ａの中間部には、前記ベ
ースフレーム２の上面と平行に、且つ該ベースフレーム
２から離れ（円柱状のシ１？〕１〜７が配置され、該シ
ャツ１〜７の両端は、前記各々のシャフト支持台２Ａに
固着されている。

前記フロントカバー３は、前記ベースフレーム２と同様
に樹脂等により成形され−（いる。前記フロントカバー
３の下部は、当該電子写真複写機の内側へ向かう析曲部
３Ａを有している。さらに、前記フロントカバー３の下
部には、前記シャフト支持台２Ａの厚みよりも若干広い
幅で、１つ該シャフト支持台２Ａと同一のピッチで一対
のｔＭ　３　Ｂが形成されている。

前記フロン１−カバー３の内側であって、前記折曲部３
Ａの上方には、ボス３Ｇが形成されている。

前記ボス３Ｃの項部には、所定のめねじが形成されてい
る。

ブラケット８は、金属、樹脂等の弾１！１を右りる材料
により形成されている。前記ブラケツ］−８は、前記一
対のシャフト支持台２Ａの対向づる而の間隔よりも狭い
幅を有づる板状体であり、取付ねじ９を前記めねじに螺
合させることにより、前記ボス３Ｃに固着されている。

前記ブラケット８は、縦断面が釣り釘状に形成されてい
る。ずなわら、第３図に最も良く示されでいるように、
前記ブラケット８は、前記ボス３０に固るされた状態に
、１３いＣ１該固着面から土方へいくにしたがって、前
記フロンミルカバー３へ接近づるように形成され、イの
後は逆に、前記フロントカバー３から離れるように、且
つ前記フロン１へカバー３おＪ：び折曲部３Ａの境部に
シャフト収納部１０を形成するように、折り曲げられて
いる。さらに、前記ブラケット８は、前記フ１」ントカ
バー３から離れるように、且つその端部と前記折曲部３
Ａとの間に間口部１１を形成ＪるＪ：うに、折り曲げら
れＣいる。

さて、前記溝３Ｂを前記シ（・７１〜支持台２Δに嵌合
さＵながら、前記析曲部３△および前記ジシラン１へ８
の先端の間に形成された開口部１１を、前記シャツｈ　
７に対して、第２図の矢印Ｂ方向に圧接りるど、前記ブ
ラケット８がたわみ、前記シャツｈ　７は、前記フロン
トカバー３、折曲部３Ａおよびブラウン１−〇により形
成されたシャフト収納部１０に嵌合される。すなわち、
前記）〔Ｊシトカバー３が、前記ベースフレーム２に対
しＣワンタッヂで取イ１けられる。

第３図は、シャフト７がシャフト収納部１０に嵌合した
状態を示す概略縦断面図である。図において、第２図と
阿−の符号は、同一あるいは同等部分をあられしている
。

図より明らかなように、シャフト７がシャフト収納部１
０に嵌合すると、前記ブラケット８の弾性により、前記
シャフト７は前記シャフト収納部１０内に保１カされる
。したがって、前記）［Ｉン１〜カバー３は、前記シャ
フト７を中心として、矢印Ａ　７ｊ向へ回動りることが
できる。

前記シャツ１へ収納部１０は、前記フロントカバー３に
、前述の嵌合に要した力の方向と反対の方向の力を与え
ることにより、前記シャツｌ−７を解放りる。したがっ
て、前記フロントカバー３は、前記ベースフレーム２か
ら離脱することができる。

第４図は、本発明の第２の実施例の概略斜視図Ｃある。

図にｉ１３いて、第２図おにび第３図と同一の符号は、
同一あるいは同等部分をあられしている。また、第２図
と同様に、図を見易づくり−るために、ベースフレーム
２およびフロンミルカバー３は互いｋＪｌれだＩＱ直に
描かれている。

第４図は、第２図のシャフト７に段状部を設けた〜ｂの
である。すなわら、シャフト１７の中央部付近には、該
シＶ）１へ１７の直径よりし小さい径Ｃ１１つプラタン
１−Ｅ３の幅Ｊ、りも若干大きい長さに段状部１７Ａが
形成されている。

本発明の第２の実施例におい（も、第１の実施例ど同様
に、開口部１１を前記シャフト１７の段状部１７ＡにＥ
ｉＥ接りるど、ブラケット８がたわみ、前記段状部１７
Ａは、シャフト収納部１ｏに嵌合される。

本発明の第２の実施例では、前記ブラケット８が前記段
状部１７△の中央で嵌合しｌ〔状態において、前記ブラ
ウンｌ−８の側面と、前記段状部１７Δの両端膨大部と
の隙間を、溝３Ｂの内側面と、シャフト支持台２Ａの側
面との隙間よりも狭く設定りれば、フロントカバー３が
回動する際にＪ３いて、前記シャフト支持台２Ａと前記
Ｐｉ　３　Ｂの側面とが接触したり、傷付いたりするこ
とがない。

つまり、前記シャフト支持台２Ａと前記溝３Ｂの側面と
が接触する前に、前記ブラケット８の側面が、前記段状
部１’７’Ａの両端膨大部に接触り゛るのである。

前記ベースル−ム２おにびフロントカバー３は、当該電
子写真複写機の外装カバーＣあるから、美観を損ねない
ためにも、本箱２の実施例は、第゛１の実施例に化べＣ
実用度が高い・。

また、本発明の第２の実施例は、第１の実施例と同様に
、前記シャフト支持台２Δと前記溝３Ｂの側面とが接触
することを許容す°れば、前記シト７１へ１７は、シャ
フト支持台２Ａに対して固着される心数はなく、たとえ
ば該シャフト支持台２Ａに段ＩＪられた穴に挿入される
だけでよい。

もっとも、この場合は、前記フロントカバー３が、前記
シ１シフト１７の中心軸方向へガタついても、該シャフ
ト１７が脱落しないように、該シャフト１７をやや長め
に形成する必要がある。

（変形例）（１）　以上の構成による本発明においては、ベースフ
レーム２側にシャフト支持台２Ａおよびシャフト７．１
７を設け、フロントカバー３側に折曲部３Ａ、溝３Ｂ、
ボス３Ｃおよびブラケッ。

ト８を設ける一ｂのとして説明したが、前記フ［１ント
カバー３側にシャフト支持台およびシャフトを設け、前
記ベースフレーム２側に突出部、溝、ボスおよびブラケ
ットを設けても良い。

（２）前記シャフト７．１７は、その両端がシャフト支
持台２Ａにより支持されるものとして説明したが、特に
これに限定されず、十分に強度を有づるものであれば、
その一端だけが支持されても良い。この場合は、前記フ
ロントカバー３に形成される溝３Ｂも、当然１つだけで
良い。

（３）　前記ブラケッ１へ８を前記フロントカバー３に
固着づる手段は、該フロントカバー３に設けられたボス
３Ｃと、該ボス３Ｃの頂部に形成されためねじと、該め
ねじに螺合づる取イ１ねじ９であるものと説明したが、
特にこれに限定されることはなく、どのような手段を用
いても良いことは当然である。前記手段は、公知の技術
により容易に製作できるものである。

（４）前記ブラケット８は、弾性を有するものとして説
明したが、特に弾性を有Ｊるものでなくても良い。この
場合、前記折曲部３Ａ若しくは該折曲部３Ａの近傍が弾
性を有するものであれば、前記フロントカバー３の取付
けおよび取りはずしは、ワンタッチに行なうことができ
る。

また、前記折曲部３Ａ若しくは折曲部３△の近傍が弾性
を有するものひない場合は、前記ブラケット８を着ＩＪ
１２　！ｌ−ることにＪ：す、前記フロン１〜カバー３
の取１＝Ｊけを行なうことができる。この場合は、当然
、ワンタッチの取付りはできない。

（５）　前記ブラウット８が弾性を有する場合は、該ブ
ラケット８は、フロントカバー３と一体に形成したもの
であっても良い。また同時に、前記シレフト７，１７も
、ベースフレーム２と一体に成形しても良い。

当該電子写真複写機あるいはファクシミリの開発は、そ
の小型、簡略化に１’ｌ！ない、外装カバー内面に各種
機能を一体的に成形する多機能一体成形を採用する方向
に進んでいるが、前記プラク゛ツ］へ８とフロントカバ
ー３、および前記シャツｈ７．１７とベースフレーム２
を一体成形することにより、さらに安価なヒンジ機構を
捉供することが可能となる。

（６）　前記ブラケット８は、板状体であるものとして
説明したが、特にこれに限定されずに、前述のような、
フロントカバー３および折曲部３△に対向する部分の輪
郭形状を有するものであれば、どのようなものであって
も良いことは当然である。

（７）前記シャフト７あるいはシＰフト１７を比較的長
く形成し、このために、該シャツｈ　７、あるいはシＶ
フト１７若しくは段状部１７Ａの強度が弱くなる虞れが
ある場合は、前記シトフト７、あるいはシャフト支持台
しくは段状部１７Ａに、前記シャフト支持台２Ａと同様
の支持台を設番ノでも良いことは当然である。この場合
は、必要に応じて、前記ブラケッ（〜８およびフロン１
〜カバー３に、前記溝３Ｂと同様の溝を設ける必要があ
る。

（８）　前記折曲部３Ａは、前記フロン１〜カバー３の
下部に設りられ、シャツ１へ支持台２Ａに対応する部分
の、前記折曲部３ＡおＪ：びその近傍にｔＭ　３　Ｂを
工旧ノるものとじて説明したが、前記シャフト支持台２
Ａを２つ以上設ける場合には、特にこれに限定されず、
前記シトフト支持台２Ａ側面の前記シャフト７．１７が
取イ１けられ゛（いない側に形成された折曲部３Ａは省
略してもかまわない。すなわち、前記シ１／）Ｅ・支持
台２△の対向する側面間により限定される部分だけに折
曲部３Δを設け、前記ｔｆｉ３Ｂは前記フロントカバー
３だけに形成されＣも良い。

（効果）以上の説明から明らかなＪ、うに、本発明によれば、つ
ぎのような効果が達成される。

（１）外装カバー内部への突出がほとんどないので、当
該電子写真複写機、ファクシミリ等を小型に製作覆るこ
とができる。

（２）ブラケツｌ−に弾性材料を用いることにより、外
装カバーの着脱をワンタッチに行なうことができる。

（３）　ヒンジｌｌＩ４！ｉ１を外装カバーと一体に成
形Ｊることが可能であり、前記ヒンジ機構を安価に製作
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は電子写真複写機の概略側面図、第２図は本発明
の第１の実施例の概略斜視図、第３図は、第２図の実施
例において、シャフトがシＰフト収納部に嵌合した状態
を示す概略縦断面図、第４図は本発明の第２の実施例の
概略斜視図で・ある。１・・・電子写真複写機、２・・・ベースフレーム、２
△・・・シャフト支持台、３・・・フロントカバー、３
Ａ・・・折曲部、３Ｂ・・・溝、３Ｃ・・・ボス、４・
・・トップカバー、５・・・ヒンジ部、６・・・ヒンジ
機構、７．１７・・・シャツｌ〜、８・・・ブラケツ１
−１９・・・取（ｌねじ、１０・・・シ１１フト収納部
、１１・・・開口部、１７Δ・・・段状部７１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　一対の部材を回動可能に接続−するためのヒン
ジ機構であって、一方の部材の端部に配置されたシャフ
ト支持台に少なくとも一端が支持されたシＶフトと、他
方の部材の端部に突出若しくは湾曲しＣ設けられた突出
部と、前記突出部およびその近傍に、前記シャフト支持
台の幅よりも広い幅で開ｒＬｌ　’５するにうに、前記
シャフト支持台と同ピツチで同数だけ形成され、且つ前
記シｔ？フトが前記突出部の内側に位置するように、前
記シャフト支持台に嵌合された溝と、前記突出部および
前記他方の部材の境部にＪ３いて前記シャフトを保持す
るブラケットとを具備したことを特徴とづるヒンジ機構
。
（２）　前記シャフトは、中央部に前記シャツ］・の直
径よりも小さい径の段状部を備え、前記ブラケットの前
記シャフトの当接面の幅は、前記段状部よりも若干狭い
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のヒンジ機
構。
（３）　前記ブラケットは、前記突出部に接近した前記
シャフトの当接面の端部が、前記突出部および前記他方
の部材から遠ざかるように形成され、且つ弾性を有１る
材料により成形されたことを特徴とする前記特許請求の
範囲第１項あるいは第２項記載のヒンジｔａ構。
（４）　前記ブラケットは、前記他方の部材に対して着
脱可能であることを特徴とする前記特許請求の範囲第１
項、第２項あるいは第３項記載のヒンジｉ横。
（５）前記ブラケットは、前記他方の部材と一体に成形
されたことを特徴とする前記特許請求の範囲第３項記載
のヒンジ機構。