JP2001113786A - 画像形成装置の扉構造 - Google Patents
画像形成装置の扉構造Info
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- JP2001113786A JP2001113786A JP29960199A JP29960199A JP2001113786A JP 2001113786 A JP2001113786 A JP 2001113786A JP 29960199 A JP29960199 A JP 29960199A JP 29960199 A JP29960199 A JP 29960199A JP 2001113786 A JP2001113786 A JP 2001113786A
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Abstract
合にはサイズが大きくなるため,強度を確保するために
従来は金属で形成されていた。しかしながら,金属では
成形時の自由度が低いため,例えば曲線を多用した滑ら
かな形状を実現することが難しく,プラスチック樹脂製
の扉などに比べてデザイン面で不利である。そこで,扉
自体は樹脂製とし,扉を閉めた状態では隠れてしまう扉
の内面側に金属製の補強部材を取り付けることが考えら
れるが,部材数が増えるためこれを他の目的にも有効利
用したい。 【解決手段】 扉1a,1bを樹脂により形成すると共
に,上記扉の内面側に,書類等を収納する収納部材を兼
ねた金属製の補強部材2を取り付ける。これにより,画
像形成装置の扉のデザイン性と強度とを両立させつつ,
補強部材を書類等を収納する収納部材として有効利用す
ることが可能となる。
Description
などの画像形成装置の側面に,本体内部のメンテナンス
や転写紙の補充,紙詰まりの処理などのために開閉自在
に取り付けられている扉の構造に関するものである。
装置においては,メンテナンスや転写紙の補充,紙詰ま
りの処理などを一般ユーザが簡単に行えるように,開閉
可能な扉が本体の側面に取り付けられている場合が殆ど
である。例えば図4に示す大判用紙用の複写機Z0の前
面にも,本体内部にセットされるロール転写紙の補充な
どのための2枚の扉51a,51bが取り付けられてい
る。大判のロール転写紙の補充のためには本体前面を大
きく開放する必要があるため,上記扉51a,51bは
図4の矢印に示すように観音開き式に開閉可能となって
いる。上記複写機Z0においては,図5に示すように,
2つのロール転写紙52a,52bが本体下部にセット
されている。複写動作時の上記ロール転写紙52a,5
2bの動きを簡単に説明すると,まず上記ロール転写紙
52a(若しくは52b)は矢印Y1a(若しくはY1
b),Y2に従って搬送される。感光体53表面には,
原稿読み取り部54において原稿55から読み取られた
画像に応じたトナー像が図示しない現像装置等によって
形成されており,上記トナー像は転写部56において上
記転写紙52a(若しくは52b)に転写される。トナ
ー像が転写された上記転写紙52a(若しくは52b)
は矢印Y3に従って搬送され,定着装置57によってト
ナー像が定着された後,矢印Y4のように,上記扉51
a,51bの外面に取り付けられた縦型の排紙トレー5
8内に排出される。ところで,上記扉51a,51b
は,上述したように本体前面を大きく開放させる必要性
から例えば一般的な複写機の扉などに比べてかなり大き
なサイズとなっている。従って,扉自体に十分な強度を
持たせるため,上記従来の複写機Z0における扉51
a,51bは金属により形成されていた。
は成形時の自由度が低いため,例えば曲線を多用した滑
らかな形状を実現することが難しく,プラスチック樹脂
製の扉などに比べてデザイン面で不利であるという問題
点があった。但し,上記複写機Z0のような大型の扉を
プラスチック樹脂のみで形成する場合には十分な強度を
確保することが難しい。そこで,扉自体は樹脂製とし,
扉を閉めた状態では隠れてしまう扉の内面側に金属製の
補強部材を取り付けることが考えられる。しかしなが
ら,部材数を増やす限りは,これを単に補強だけを目的
とした部材とするのでななく,他の目的にも有効利用す
ることが望ましい。また,上記扉はユーザによって頻繁
に開閉されるため,明らかな補強部材が扉の内側に見え
隠れするのは見栄えの面でも良くない。本発明は,上記
事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするとこ
ろは,画像形成装置の扉をデザイン優先の樹脂製とする
と共に,その補強目的で取り付けられる補強部材を他の
目的にも有効利用することが可能な画像形成装置の扉構
造を提供することである。
置には,通常マニュアルなどの書類が添付されており,
これらは本体の近くに常備しておく必要がある。しかし
ながら,これらの書類は別の書棚などに保管されること
が多いため,紙詰まりの発生時や故障時などにマニュア
ルがすぐに見つからず,復旧までに時間がかかってしま
うことも多い。そこで,画像形成装置の本体に,上記マ
ニュアルなどの書類を収納するスペースが確保されてい
ると便利である。そこで,上記目的を達成するために本
発明は,画像形成装置本体の側面に開閉自在に取り付け
られた画像形成装置の扉構造において,上記扉が樹脂に
より形成されると共に,上記扉の内面側に,書類等を収
納する収納部材を兼ねた金属製の補強部材が取り付けら
れてなることを特徴とする画像形成装置の扉構造として
構成されている。これにより,画像形成装置の扉のデザ
イン性と強度とを両立させつつ,補強部材を書類等を収
納する収納部材として有効利用することが可能となる。
また,上記補強部材は,例えば上記扉の内面に固定され
る左右2本の縦部材と,上記扉の内面との間に隙間を形
成した状態で上記2本の縦部材を接続する横部材とで構
成することができる。
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形
態に係る複写機Z1の外観図,図2は上記複写機Z1の
扉1bを開いた状態を示す図,図3は補強部材2の正面
図,平面図,及び側面図である。本実施の形態に係る複
写機Z1は,大判複写機としての基本的構成においては
上記従来の複写機Z0と同様であり,図1に示すような
外観を呈している。
なるのは,その扉構造である。複写機Z1の前面には,
上記従来の複写機Z0と同様,本体内部にセットされる
ロール転写紙の補充などのための2枚の扉1a,1bが
取り付けられ,それらは図1の矢印に示すように観音開
き式に開閉可能となっているが,それら扉1a,1b
は,金属よりも成形の自由度の高いプラスチック樹脂に
より形成されている。ただ,上記扉1a,1bはサイズ
が大きいため,上記プラスチック樹脂のみでは強度的に
不十分であることから,上記扉1bを開いた状態の図2
に示すように,上記扉1a,1bの内面側には金属製の
補強部材2(図3参照)が取り付けられている。上記補
強部材2は,2本の縦部材2a,2aとそれらを一体的
に接続する横部材2bにより平面視で略H型に形成され
ており,上記縦部材2a,2aにおいて上記扉1a,1
b内面に対して例えばネジ止め固定されている。これに
より,扉1a,1bの曲げ剛性や捩じり剛性を向上させ
ている。
に形成されており,上記扉1a,1bの内面に対して垂
直に突出した短面2cを接続するように上記横部材2b
が一体成形されているため,上記横部材2bと扉1a,
1bの内面との間には隙間3(図2参照)が形成されて
いる。更に,上記横部材2bの下端部は扉1a,1b側
に向けて90°に折り曲げられて折り曲げ部2dを形成
している。即ち,上記縦部材2aの短面2c,上記横部
材2b及びその下端部の折り曲げ部2dと扉1a,1b
の内面とにより,上向きに開口したポケット状の空間が
形成されている。このポケットに,例えばマニュアルな
どの書類を収納しておけば,紙詰まりの発生時や故障時
など必要な時にすぐに取り出して参照することができ,
便利である。以上説明したように,本実施の形態に係る
複写機Z1は,扉の本体が樹脂により形成されると共
に,上記扉の内面側に,書類等を収納する収納部材を兼
ねた金属製の補強部材が取り付けられているため,扉の
デザイン性と強度とを両立させつつ,上記補強部材を単
なる補強部材としてだけでなく収納部材としても有効利
用することが可能となる。また,上記補強部材はユーザ
からは収納部材として見られるため,扉を開くたびに目
についてもそれほど違和感なく受け入れられるものと考
えられる。
H型としたが,これに限られるものではない。更に強度
を高めるために縦部材2a,2aの上端部を接続する横
部材を入れるなど,扉の大きさや形状などに応じて十分
な強度が確保できるように適宜変形することも可能であ
る。また,観音開き式の2枚扉に限られるものでもな
く,開閉スペースが許せば1枚扉であってもよい。ま
た,大判の複写機以外の通常サイズの複写機やプリンタ
等の扉構造にも適用可能であることは言うまでもない。
成装置本体の側面に開閉自在に取り付けられた画像形成
装置の扉構造において,上記扉が樹脂により形成される
と共に,上記扉の内面側に,書類等を収納する収納部材
を兼ねた金属製の補強部材が取り付けられてなることを
特徴とする画像形成装置の扉構造として構成されている
ため,扉のデザイン性と強度とを両立させつつ,補強部
材を書類等を収納する収納部材として有効利用すること
が可能となる。
図。
図。
紙の動きを説明する図。
Claims (2)
- 【請求項1】 画像形成装置本体の側面に開閉自在に取
り付けられた画像形成装置の扉構造において,上記扉が
樹脂により形成されると共に,上記扉の内面側に,書類
等を収納する収納部材を兼ねた金属製の補強部材が取り
付けられてなることを特徴とする画像形成装置の扉構
造。 - 【請求項2】 上記補強部材が,上記扉の内面に固定さ
れる左右2本の縦部材と,上記扉の内面との間に隙間を
有した状態で上記2本の縦部材を接続する横部材とによ
り平面視で略H型に形成されてなる請求項1記載の画像
形成装置の扉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29960199A JP3364183B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 画像形成装置の扉構造 |
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Publications (2)
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---|---|
JP2001113786A true JP2001113786A (ja) | 2001-04-24 |
JP3364183B2 JP3364183B2 (ja) | 2003-01-08 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-10-21 JP JP29960199A patent/JP3364183B2/ja not_active Expired - Fee Related
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