JPS60164067A - 車両用デイフアレンシヤルキヤリヤの潤滑構造 - Google Patents
車両用デイフアレンシヤルキヤリヤの潤滑構造Info
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- JPS60164067A JPS60164067A JP59015004A JP1500484A JPS60164067A JP S60164067 A JPS60164067 A JP S60164067A JP 59015004 A JP59015004 A JP 59015004A JP 1500484 A JP1500484 A JP 1500484A JP S60164067 A JPS60164067 A JP S60164067A
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- Japan
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- ring gear
- supply hole
- oil supply
- oil
- drive pinion
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- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/42—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
- F16H2048/423—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
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- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
- F16H57/0424—Lubricant guiding means in the wall of or integrated with the casing, e.g. grooves, channels, holes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0467—Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0469—Bearings or seals
- F16H57/0471—Bearing
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19991—Lubrication
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は車両用ディファレンシャルキャリヤの11月滑
構造に関し、特に、ドライブピニオン軸を装着する部分
の両側に該装着部に並行するオイル供給穴とオイル戻り
穴とを備える、いわゆる横穴式のディファレンシャルキ
ャリヤの潤滑構造にIMI する。
構造に関し、特に、ドライブピニオン軸を装着する部分
の両側に該装着部に並行するオイル供給穴とオイル戻り
穴とを備える、いわゆる横穴式のディファレンシャルキ
ャリヤの潤滑構造にIMI する。
(従来技術)
オイル供給穴とオイル戻り穴とがドライブピニオン軸を
装着する部分の両側に並行して設けられた横穴式のディ
ファレンシャルキャリヤでは、オイル供給穴に対向して
配置されるリングギヤによってかきあげられたオイルが
オイル供給穴を通ってドライブピニオン軸の装着部の前
夫へ導かれ、その後オイル戻り穴を通ってリングギヤの
装着部へ戻るように循環される。
装着する部分の両側に並行して設けられた横穴式のディ
ファレンシャルキャリヤでは、オイル供給穴に対向して
配置されるリングギヤによってかきあげられたオイルが
オイル供給穴を通ってドライブピニオン軸の装着部の前
夫へ導かれ、その後オイル戻り穴を通ってリングギヤの
装着部へ戻るように循環される。
ところで、ディファレンシャルキャリヤは車体に前方へ
向けて」−向きとなる傾斜状に取り伺けられるのに対し
、オイル供給穴は従来、ドライブピニオン軸と実質的に
平行かドライブピニオン軸に対してわずかに前方へ向け
て下向きの傾斜となるように形成されている。そのため
、ディファレンシャルキャリヤが車体に取り付けられた
状態では、オイル供給穴はほぼ水平か前方へ向けて上向
きの傾斜となることから、ディファレンシャルキャリヤ
の傾斜角が大きくなるに伴ない、リングギヤでかきあげ
られたオイルが、ドライブピニオン軸を前後の2筒所で
支える一対のベアリングのうちの前方のベアリングの近
くへ行きにくくなり、このベアリングの潤滑か不十分と
なり勝ちであった。
向けて」−向きとなる傾斜状に取り伺けられるのに対し
、オイル供給穴は従来、ドライブピニオン軸と実質的に
平行かドライブピニオン軸に対してわずかに前方へ向け
て下向きの傾斜となるように形成されている。そのため
、ディファレンシャルキャリヤが車体に取り付けられた
状態では、オイル供給穴はほぼ水平か前方へ向けて上向
きの傾斜となることから、ディファレンシャルキャリヤ
の傾斜角が大きくなるに伴ない、リングギヤでかきあげ
られたオイルが、ドライブピニオン軸を前後の2筒所で
支える一対のベアリングのうちの前方のベアリングの近
くへ行きにくくなり、このベアリングの潤滑か不十分と
なり勝ちであった。
(発明の目的)
従って、本発明の目的は前方のベアリングの近くへオイ
ルを強制的に導くことのできるディファレンシャルキャ
リヤのR」滑構造を得ることにある。
ルを強制的に導くことのできるディファレンシャルキャ
リヤのR」滑構造を得ることにある。
(発明の構成)
本発明はドライブピニオン軸の装着部と該装着部の両側
にそれぞれ並行して設けられたオイル供給穴およびオイ
ル戻り穴とこれらと交差する方向へりングギャの軸線が
伸びるように形成されたりングキャの装着部とを有する
ディファレンシャルキャリヤの潤滑構造であって、前記
リングギヤの装着部を取り囲む部材のうち前記オイル供
給穴の下側に位置する部分は、前記部材のうち前記オイ
ル供給穴の上側に位置する部分が該装着部に配置される
リングギヤとの間でなす間隙より大きな間隙をリングギ
ヤとの間に備えるように形成されており、前記オイル供
給穴は、前記ディファレンンヤルキャリャを車体に取り
付けたとき、前方へ向けて下向きの傾斜を呈するように
形成されている。
にそれぞれ並行して設けられたオイル供給穴およびオイ
ル戻り穴とこれらと交差する方向へりングギャの軸線が
伸びるように形成されたりングキャの装着部とを有する
ディファレンシャルキャリヤの潤滑構造であって、前記
リングギヤの装着部を取り囲む部材のうち前記オイル供
給穴の下側に位置する部分は、前記部材のうち前記オイ
ル供給穴の上側に位置する部分が該装着部に配置される
リングギヤとの間でなす間隙より大きな間隙をリングギ
ヤとの間に備えるように形成されており、前記オイル供
給穴は、前記ディファレンンヤルキャリャを車体に取り
付けたとき、前方へ向けて下向きの傾斜を呈するように
形成されている。
(実施例)
以下に、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
本発明は第1図ないし第3図に示すように、ディファレ
ンシャルキャリヤ10の横穴式潤滑路、すなわち、ドラ
イブピニオン軸の装着部12の両側に並行して設けられ
たオイル供給穴14とオイル戻り穴16とによって構成
される潤滑路に、リングギヤの装着部18からオイルを
潤滑する構造に係る。
ンシャルキャリヤ10の横穴式潤滑路、すなわち、ドラ
イブピニオン軸の装着部12の両側に並行して設けられ
たオイル供給穴14とオイル戻り穴16とによって構成
される潤滑路に、リングギヤの装着部18からオイルを
潤滑する構造に係る。
ドライブピニオン軸の装着部12、オイル供給穴14、
オイル戻り穴16およびリングギヤの装着部18の一部
は、リングギヤの軸線0がドライブピニオン軸の装着部
12、オイル供給穴14およびオイル戻り穴16と交差
する方向へ伸びるように、部材20に形成されている。
オイル戻り穴16およびリングギヤの装着部18の一部
は、リングギヤの軸線0がドライブピニオン軸の装着部
12、オイル供給穴14およびオイル戻り穴16と交差
する方向へ伸びるように、部材20に形成されている。
図示の例では、ドライブピニオン軸の軸線Cがリングギ
ヤの軸線Oより上にオフセットされた、いわゆる逆オフ
セツトタイプである。部材20は後述するドライブピニ
オン軸その他の部品が組み込まれた後、そのフランジ2
1にガスケット22を当てがって、差動歯車装置を収容
する本体部にボルト24とナツト26で結合され、ディ
ファレンシャルキャリヤを構成する。本体部の構造およ
び結合自体は公知であり、本発明と直接関係がないので
、図示は省略しである。
ヤの軸線Oより上にオフセットされた、いわゆる逆オフ
セツトタイプである。部材20は後述するドライブピニ
オン軸その他の部品が組み込まれた後、そのフランジ2
1にガスケット22を当てがって、差動歯車装置を収容
する本体部にボルト24とナツト26で結合され、ディ
ファレンシャルキャリヤを構成する。本体部の構造およ
び結合自体は公知であり、本発明と直接関係がないので
、図示は省略しである。
ドライブピニオン軸の装着部12内に第2図に示す・よ
うに、前後に間隔をおいて2つのベアリング32.34
が嵌合され、このベアリング32.34に、後方の端部
にドライブピニオン28を有するドライブピニオン軸3
0が回転可能に嵌合されている。両ベアリングのインナ
レースの間に筒状のスペーサ36がわたされ、ベアリン
グ32の前側にオイルスリンガ38が当てかわれている
。
うに、前後に間隔をおいて2つのベアリング32.34
が嵌合され、このベアリング32.34に、後方の端部
にドライブピニオン28を有するドライブピニオン軸3
0が回転可能に嵌合されている。両ベアリングのインナ
レースの間に筒状のスペーサ36がわたされ、ベアリン
グ32の前側にオイルスリンガ38が当てかわれている
。
コンパニオンフランジ40の筒部41をドライブピニオ
ン軸30の端部に嵌合し、ドライブピニオン軸30にワ
ッシャ42を介してロックナンI・44をねし込み、ワ
ンシャ42をコンパニオンフランジ40のM2Sに当て
てロックナツト44を締め付け、コンパニオンフランジ
40とドライブピニオン軸30とが結合されている。装
着部12の前方の端部にオイルシール46を配置し、さ
らにオイルシール46の前方にタストデフレクタ48を
配置して、ドライブピニオン軸30は装着部12に組み
付けられる。
ン軸30の端部に嵌合し、ドライブピニオン軸30にワ
ッシャ42を介してロックナンI・44をねし込み、ワ
ンシャ42をコンパニオンフランジ40のM2Sに当て
てロックナツト44を締め付け、コンパニオンフランジ
40とドライブピニオン軸30とが結合されている。装
着部12の前方の端部にオイルシール46を配置し、さ
らにオイルシール46の前方にタストデフレクタ48を
配置して、ドライブピニオン軸30は装着部12に組み
付けられる。
オイル供給穴14は前方のベアリング32とオイルシー
ル46とで囲まれた空間50ヘオイルを供給する。オイ
ル供給穴14はリングギヤの装着部18から前方の空間
50に対向する部位へ向けて伸び、この部位で径方向へ
開けられた大部分15を経て空間50に連通ずる。
ル46とで囲まれた空間50ヘオイルを供給する。オイ
ル供給穴14はリングギヤの装着部18から前方の空間
50に対向する部位へ向けて伸び、この部位で径方向へ
開けられた大部分15を経て空間50に連通ずる。
オイル供給穴14の入口13は第5図に示すように形成
される。すなわち、リングギヤの装着部18を取り囲む
部材20のうちオイル供給穴14のド側に位置する部分
52は、前記部材20のうちオイル供給穴14の上側に
位置する部分53が該装着部18に配置されるリングギ
ヤ54との間でなす間隙S1より大きな間隙S2をリン
グギヤ54との間に備えるように形成される。この結果
、オイル供給穴14を囲む大面のうち、上側に位置する
大面56が下側に位置する大面57より、リングギヤの
装着部18内へ長く突出することとなる。
される。すなわち、リングギヤの装着部18を取り囲む
部材20のうちオイル供給穴14のド側に位置する部分
52は、前記部材20のうちオイル供給穴14の上側に
位置する部分53が該装着部18に配置されるリングギ
ヤ54との間でなす間隙S1より大きな間隙S2をリン
グギヤ54との間に備えるように形成される。この結果
、オイル供給穴14を囲む大面のうち、上側に位置する
大面56が下側に位置する大面57より、リングギヤの
装着部18内へ長く突出することとなる。
オイル供給穴14はドライブピニオン軸30の軸線に対
して傾斜しており、そのドライブピニオン軸30の軸線
に対する傾斜角αは、第4図に示すように、ディファレ
ンシャルキャリヤlOが車体に取り付けられたとき、。
して傾斜しており、そのドライブピニオン軸30の軸線
に対する傾斜角αは、第4図に示すように、ディファレ
ンシャルキャリヤlOが車体に取り付けられたとき、。
ドライブピニオン軸30の軸線が水平面となす傾斜角O
とは反対方向でその絶対値が大きくなるように定められ
る。その結果、ディファレンシャルキャリヤ10が車体
に取り付けられるとき、オイル供給穴14は前方へ向け
て下向きの傾斜を呈する。
とは反対方向でその絶対値が大きくなるように定められ
る。その結果、ディファレンシャルキャリヤ10が車体
に取り付けられるとき、オイル供給穴14は前方へ向け
て下向きの傾斜を呈する。
オイル戻り穴16は空間50内のオイルをリングギヤの
装着部18へ戻す。オイル戻り穴16はドライブピニオ
ン軸の装着部12をはさんで、オイル供給穴14の反対
側に設けられる。このオイ′ル戻り穴16は空間50に
対向する部位からリングギヤの装着部18へ向けて伸び
、空間50の部位で径方向へ開けられた大部分17を経
て空間50に連通ずる。
装着部18へ戻す。オイル戻り穴16はドライブピニオ
ン軸の装着部12をはさんで、オイル供給穴14の反対
側に設けられる。このオイ′ル戻り穴16は空間50に
対向する部位からリングギヤの装着部18へ向けて伸び
、空間50の部位で径方向へ開けられた大部分17を経
て空間50に連通ずる。
(実施例の作用)
リングギヤの装着部18にリングギヤ54を配置δし、
部材20を本体部に結合してリングギヤの装着部18に
オイルを封入する。この場合、オイルの量はディファレ
ンシャルキャリヤを水平においたとき、そのレベルLが
第2図に示すようにドライブピニオン軸30より下方と
なるように定める。ディファレンシャルキャリヤ10が
車体に取り付けられると、ディファレンシャルキャリヤ
IOは第4図に示すように、前方に向けて上向きの傾斜
を呈する。このとき、オイル供給穴14は前方に向けて
下向きとなる。
部材20を本体部に結合してリングギヤの装着部18に
オイルを封入する。この場合、オイルの量はディファレ
ンシャルキャリヤを水平においたとき、そのレベルLが
第2図に示すようにドライブピニオン軸30より下方と
なるように定める。ディファレンシャルキャリヤ10が
車体に取り付けられると、ディファレンシャルキャリヤ
IOは第4図に示すように、前方に向けて上向きの傾斜
を呈する。このとき、オイル供給穴14は前方に向けて
下向きとなる。
車両が前進すると、ドライブピニオン28で駆動される
リングギヤ54は第5図の矢印Aの方向へ回転し、この
リングギヤ54でかきあげられたオイルは矢印aに示す
ように、上からオイル供給穴14に入ることとなり、オ
イルのオイル供給穴14への導入は容易である。次に、
車内が後退すると、リングギヤ54は第6図に示すよう
に、矢印Bの方向へ回転し、このリングギヤ54でかき
あげられたオイルは矢印すに示すように、上の大面56
に突き当たってはね返り、オイル供給穴14へ導かれる
。この場合にもオイルの導入は、大面56が下側の大面
57と同じ突出長さを備える場合に比して容易である。
リングギヤ54は第5図の矢印Aの方向へ回転し、この
リングギヤ54でかきあげられたオイルは矢印aに示す
ように、上からオイル供給穴14に入ることとなり、オ
イルのオイル供給穴14への導入は容易である。次に、
車内が後退すると、リングギヤ54は第6図に示すよう
に、矢印Bの方向へ回転し、このリングギヤ54でかき
あげられたオイルは矢印すに示すように、上の大面56
に突き当たってはね返り、オイル供給穴14へ導かれる
。この場合にもオイルの導入は、大面56が下側の大面
57と同じ突出長さを備える場合に比して容易である。
オイル供給穴14へ導かれたオイルは、オイル供給穴1
4か前方へ向けて下向き傾斜していることから、強制的
に前方へ流れてゆき、空間50へ達する。この空間50
のオイルはitj方のベアリング32とオイルシール4
6とを群1滑し、その後、オイル戻り穴16を通ってリ
ングギヤの装着部18へ戻る。
4か前方へ向けて下向き傾斜していることから、強制的
に前方へ流れてゆき、空間50へ達する。この空間50
のオイルはitj方のベアリング32とオイルシール4
6とを群1滑し、その後、オイル戻り穴16を通ってリ
ングギヤの装着部18へ戻る。
−ちなみに、後方のベアリング34へはリングギヤ54
でかきあげられたオイルが直接導かれ、潤滑に供される
。
でかきあげられたオイルが直接導かれ、潤滑に供される
。
(別の例)
前記例では、ドライブピニオン軸の軸線がリングギヤの
軸線より上方へオフセントした逆オフセントタイプであ
り、オイル量の制約等から前方のヘアリングの7171
滑か最も厳しい場合であって本発明の最も好ましい実施
態様である。しかし、本発明は逆オフセントタイプに限
らず、横穴式の全てのディファレンシャルキャリヤの潤
滑構造として実施できる。
軸線より上方へオフセントした逆オフセントタイプであ
り、オイル量の制約等から前方のヘアリングの7171
滑か最も厳しい場合であって本発明の最も好ましい実施
態様である。しかし、本発明は逆オフセントタイプに限
らず、横穴式の全てのディファレンシャルキャリヤの潤
滑構造として実施できる。
(発明の効果)
本発明によれば、リングギヤでかきあげられたオイルを
、オイル供給穴へ導き易く形成すると共に、オイル供給
穴に入ったオイルを強制的に前方のベアリングおよびオ
イルシールへ導くことができるので、ベアリングおよび
オイルシールの叫滑を円滑に行ない、前方のベアリング
の焼付等の発生を防ぐことができる。また、オイルをオ
イル供給路へ導くために特別な部材を備えるものではな
いので、コスト高となることはない。
、オイル供給穴へ導き易く形成すると共に、オイル供給
穴に入ったオイルを強制的に前方のベアリングおよびオ
イルシールへ導くことができるので、ベアリングおよび
オイルシールの叫滑を円滑に行ない、前方のベアリング
の焼付等の発生を防ぐことができる。また、オイルをオ
イル供給路へ導くために特別な部材を備えるものではな
いので、コスト高となることはない。
第1図はディファレンシャルキャリヤの正面図、第2図
は第1図の2−2線に沿って切断した断面図で、ドライ
ブピニオン軸の装着部にドライブピニオン軸を配置した
状態を示し、第3図はディファレンシャルキャリヤの背
面図、第4図は第1図の4方向から見たディファレンシ
ャルキャリヤの側面図で、ディファレンシャルキャリヤ
を車体に取り伺けた状態を示し、第5図および第6図は
第3図の5−5線に沿って切断した断面図で、オイル供
給穴の人口部分を示す。 10、ディファレンシャルキャリヤ、 12;ドライブピニオン軸の装着部、 14、オイル供給穴、16.オイル戻り穴、18;リン
グギヤの装着部、20.部材、30;ドライブピニオン
軸、 54;リングギヤ、 56;上側の大面、 57:下側の大面。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第3図 第4図 0
は第1図の2−2線に沿って切断した断面図で、ドライ
ブピニオン軸の装着部にドライブピニオン軸を配置した
状態を示し、第3図はディファレンシャルキャリヤの背
面図、第4図は第1図の4方向から見たディファレンシ
ャルキャリヤの側面図で、ディファレンシャルキャリヤ
を車体に取り伺けた状態を示し、第5図および第6図は
第3図の5−5線に沿って切断した断面図で、オイル供
給穴の人口部分を示す。 10、ディファレンシャルキャリヤ、 12;ドライブピニオン軸の装着部、 14、オイル供給穴、16.オイル戻り穴、18;リン
グギヤの装着部、20.部材、30;ドライブピニオン
軸、 54;リングギヤ、 56;上側の大面、 57:下側の大面。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第3図 第4図 0
Claims (1)
- ドライブピニオン軸の装着部と該装着部の両側にそれぞ
れ並行して設けられたオイル供給穴およびオイル戻り穴
とこれらと交差する方向へリングギヤの軸線が伸びるよ
うに形成されたりングキャの装着部とを有するディファ
レンシャルキャリヤの潤滑構造であって、前記リングギ
ヤの装着部を取り囲む部材のうちii記オイル供給穴の
下側に位置する部分は、前記部材のうち前記オイル供給
穴の上側に位置する部分が該装着部に配置されるリング
ギヤとの間でなす間隙より大きな間隙をリングギヤとの
間に備えるように形成されており、■】1」記オイル供
給穴は、前記ディファレンシャルキャリヤを車体に取り
伺けたとき、前方へ向けて下向きの傾斜を呈するように
形成された、車両用ディファレンシャルキャリヤの潤滑
構造。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59015004A JPS60164067A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 車両用デイフアレンシヤルキヤリヤの潤滑構造 |
EP19850100104 EP0151387B1 (en) | 1984-02-01 | 1985-01-07 | Lubricating structure of differential carrier for vehicle |
DE8585100104T DE3561414D1 (en) | 1984-02-01 | 1985-01-07 | Lubricating structure of differential carrier for vehicle |
US06/690,265 US4612818A (en) | 1984-02-01 | 1985-01-10 | Lubricating structure of differential carrier for vehicle |
AU37675/85A AU558844B2 (en) | 1984-02-01 | 1985-01-15 | Lubricating structure of differential carrier for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59015004A JPS60164067A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 車両用デイフアレンシヤルキヤリヤの潤滑構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60164067A true JPS60164067A (ja) | 1985-08-27 |
JPH0359295B2 JPH0359295B2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=11876747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59015004A Granted JPS60164067A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 車両用デイフアレンシヤルキヤリヤの潤滑構造 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4612818A (ja) |
EP (1) | EP0151387B1 (ja) |
JP (1) | JPS60164067A (ja) |
AU (1) | AU558844B2 (ja) |
DE (1) | DE3561414D1 (ja) |
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