JPS6329148B2 - - Google Patents
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- JPS6329148B2 JPS6329148B2 JP56173198A JP17319881A JPS6329148B2 JP S6329148 B2 JPS6329148 B2 JP S6329148B2 JP 56173198 A JP56173198 A JP 56173198A JP 17319881 A JP17319881 A JP 17319881A JP S6329148 B2 JPS6329148 B2 JP S6329148B2
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- Japan
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- bearing
- bearing holder
- rolling bearing
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 8
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- 241000252084 Anguilla Species 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/07—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
- F16C35/077—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/02—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
- F16H1/04—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
- F16H1/12—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
- F16H1/14—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising conical gears only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3268—Mounting of sealing rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/61—Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/1966—Intersecting axes
- Y10T74/19665—Bevel gear type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/19688—Bevel
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、最終駆動軸を転り軸受を介してベア
リングホルダに支承させ、このベアリングホルダ
を歯車函に嵌合固着した変速機における、前記転
り軸受のための支持及び封緘装置に関するもの
で、前記転り軸受をベアリングホルダに強固に取
付けると共に、このベアリングホルダ内で前記転
り軸受を通過した潤滑油の漏洩を確実に防止する
ようにし、しかも最終駆動軸及びその軸上の傘歯
車を安定よく支持できるようにした、部品点数が
少なく構造簡単且つコンパクトな前記装置を提供
することを目的とし、その特徴は、最終駆動軸端
部に一体に形成される傘歯車を歯車函内に収容す
るとともに、その傘歯車の内端を該歯車函の内面
に第1の転り軸受を介して、また前記最終駆動軸
を、該歯車函の開口部に嵌着される筒状のベアリ
ングホルダ内周面に第2の転り軸受を介してそれ
ぞれ支承し、前記最終駆動軸の外周面には、その
外周面の段部と協働して前記第2の転り軸受のイ
ンナレースを挟止する第1のナツトを、また前記
ベアリングホルダの外端部内周面には、そのベア
リングホルダの内端に形成したストツパフランジ
と協働して前記第2の転り軸受のアウタレースを
挟止する第2のナツトをそれぞれ螺着し、前記第
2のナツトの外側に延出する環状のシールハウジ
ングを前記ベアリングホルダの外端に一体に連設
し、このシールハウジングに、前記最終駆動軸外
周面にシールリツプを直接接触させるオイルシー
ルの外周部を密合したことを特徴とする。
リングホルダに支承させ、このベアリングホルダ
を歯車函に嵌合固着した変速機における、前記転
り軸受のための支持及び封緘装置に関するもの
で、前記転り軸受をベアリングホルダに強固に取
付けると共に、このベアリングホルダ内で前記転
り軸受を通過した潤滑油の漏洩を確実に防止する
ようにし、しかも最終駆動軸及びその軸上の傘歯
車を安定よく支持できるようにした、部品点数が
少なく構造簡単且つコンパクトな前記装置を提供
することを目的とし、その特徴は、最終駆動軸端
部に一体に形成される傘歯車を歯車函内に収容す
るとともに、その傘歯車の内端を該歯車函の内面
に第1の転り軸受を介して、また前記最終駆動軸
を、該歯車函の開口部に嵌着される筒状のベアリ
ングホルダ内周面に第2の転り軸受を介してそれ
ぞれ支承し、前記最終駆動軸の外周面には、その
外周面の段部と協働して前記第2の転り軸受のイ
ンナレースを挟止する第1のナツトを、また前記
ベアリングホルダの外端部内周面には、そのベア
リングホルダの内端に形成したストツパフランジ
と協働して前記第2の転り軸受のアウタレースを
挟止する第2のナツトをそれぞれ螺着し、前記第
2のナツトの外側に延出する環状のシールハウジ
ングを前記ベアリングホルダの外端に一体に連設
し、このシールハウジングに、前記最終駆動軸外
周面にシールリツプを直接接触させるオイルシー
ルの外周部を密合したことを特徴とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、Bは自動二輪車に搭載される変速機の
歯車函で主歯車函Bmと、その一側面にボルト1
により固着された補助歯車函Baとより構成され、
その補助歯車函Ba内に、互いに噛合する駆動傘
歯車2及び被動傘歯車3が収容され、図示例では
これら傘歯車2,3は斜歯型である。駆動傘歯車
2は主歯車函Bm内に車両の左右方向に配設され
る変速出力軸4の外端に一体に形成され、被動傘
歯車3は、その前面に圧入固着の支軸5を、また
その背面に一体形成の最終駆動軸6を備えてお
り、この最終駆動軸6は車両の前後方向に配置さ
れて図示しない推進軸に連結され、それを介して
自動二輪車の後輪を駆動するようになつている。
明すると、Bは自動二輪車に搭載される変速機の
歯車函で主歯車函Bmと、その一側面にボルト1
により固着された補助歯車函Baとより構成され、
その補助歯車函Ba内に、互いに噛合する駆動傘
歯車2及び被動傘歯車3が収容され、図示例では
これら傘歯車2,3は斜歯型である。駆動傘歯車
2は主歯車函Bm内に車両の左右方向に配設され
る変速出力軸4の外端に一体に形成され、被動傘
歯車3は、その前面に圧入固着の支軸5を、また
その背面に一体形成の最終駆動軸6を備えてお
り、この最終駆動軸6は車両の前後方向に配置さ
れて図示しない推進軸に連結され、それを介して
自動二輪車の後輪を駆動するようになつている。
両傘歯車2及び3は支持装置S1及びS2を介して
主歯車函Bm及び補助歯車函Baにそれぞれ支持さ
れるが、両支持装置S1,S2は略同様の構成である
ので、後者の支持装置S1についてのみ説明する。
主歯車函Bm及び補助歯車函Baにそれぞれ支持さ
れるが、両支持装置S1,S2は略同様の構成である
ので、後者の支持装置S1についてのみ説明する。
補助歯車函Baの開放された後端部にベアリン
グホルダ7が嵌合され、その外周に突設した取付
フランジ8がシム9を挟んで補助歯車函Baの後
端面に重合されると共にボルト10により固着さ
れる。このベアリングホルダ7に被動傘歯車3の
最終駆動軸6が転り軸受である1個のアンギユラ
コンタクト型ボールベアリング11を介して支承
される。ベアリングホルダ7の内端にはボールベ
アリング11のアウタレース11oの内端に当接
するストツパフランジ12が形成されており、こ
のストツパフランジ12と協働して上記アウタレ
ース11oを挟止するナツト13がベアリングホ
ルダ7の外端部内周面に螺着される。このナツト
13の緩み止めのために、該ナツト13の外端外
周部に形成した環状薄肉部13aの一部13
a′が、ベアリングホルダ7内面に設けられたノツ
チ15にかしめて係止される。また最終駆動軸6
の外周面には、前記ボールベアリング11のイン
ナレース11iの内端に当接する係合段部6aが
形成されており、この段部6aと協働して上記イ
ンナレース11iを挟止するナツト14が最終駆
動軸6の外周面に螺着される。このナツト14の
緩み止めのために、該ナツト14の外端内周部に
形成した環状薄肉部14aの一部14a′が最終駆
動軸6の外周面に設けられたノツチ16にかしめ
て係止される。かくして、ボールベアリング11
はベアリングホルダ7に強固に取付けられ、その
ベアリングホルダ7に被動傘歯車3の最終駆動軸
6が強固に支持されて、いずれも軸線上の2方向
の動きが確実に拘束されるので、該傘歯車3が斜
歯型であることから、相手傘歯車2から駆動され
る出力運転時と、相手傘歯車2を駆動する減速運
転時とで該傘歯車3に発生するスラスト荷重の方
向が反転しても、そのスラスト荷重は常に上記ベ
アリング11を介してベアリングホルダ7に支承
され、該傘歯車3が軸方向に変位することはな
く、相手傘歯車2との噛合部のバツクラツシユに
変動は生じない。このようなことは支持装置S1に
より支持される上記傘歯車2についても同じよう
に言える。
グホルダ7が嵌合され、その外周に突設した取付
フランジ8がシム9を挟んで補助歯車函Baの後
端面に重合されると共にボルト10により固着さ
れる。このベアリングホルダ7に被動傘歯車3の
最終駆動軸6が転り軸受である1個のアンギユラ
コンタクト型ボールベアリング11を介して支承
される。ベアリングホルダ7の内端にはボールベ
アリング11のアウタレース11oの内端に当接
するストツパフランジ12が形成されており、こ
のストツパフランジ12と協働して上記アウタレ
ース11oを挟止するナツト13がベアリングホ
ルダ7の外端部内周面に螺着される。このナツト
13の緩み止めのために、該ナツト13の外端外
周部に形成した環状薄肉部13aの一部13
a′が、ベアリングホルダ7内面に設けられたノツ
チ15にかしめて係止される。また最終駆動軸6
の外周面には、前記ボールベアリング11のイン
ナレース11iの内端に当接する係合段部6aが
形成されており、この段部6aと協働して上記イ
ンナレース11iを挟止するナツト14が最終駆
動軸6の外周面に螺着される。このナツト14の
緩み止めのために、該ナツト14の外端内周部に
形成した環状薄肉部14aの一部14a′が最終駆
動軸6の外周面に設けられたノツチ16にかしめ
て係止される。かくして、ボールベアリング11
はベアリングホルダ7に強固に取付けられ、その
ベアリングホルダ7に被動傘歯車3の最終駆動軸
6が強固に支持されて、いずれも軸線上の2方向
の動きが確実に拘束されるので、該傘歯車3が斜
歯型であることから、相手傘歯車2から駆動され
る出力運転時と、相手傘歯車2を駆動する減速運
転時とで該傘歯車3に発生するスラスト荷重の方
向が反転しても、そのスラスト荷重は常に上記ベ
アリング11を介してベアリングホルダ7に支承
され、該傘歯車3が軸方向に変位することはな
く、相手傘歯車2との噛合部のバツクラツシユに
変動は生じない。このようなことは支持装置S1に
より支持される上記傘歯車2についても同じよう
に言える。
一方、傘歯車3内端の支軸5は一般型のボール
ベアリング17を介して補助歯車函Baに支承さ
れる。
ベアリング17を介して補助歯車函Baに支承さ
れる。
ベアリングホルダ7の外端には、ナツト13の
螺合部より外方に突出する環状のシールハウジン
グ18が一体に連設されており、ナツト14より
外側で最終駆動軸6の外周面にシールリツプlを
直接接触させるオイルシール19の外周部が上記
シールハウジング18に密合され、これによつて
補助歯車函Ba内部からボールベアリング11を
通過した潤滑油の漏洩が防止される。
螺合部より外方に突出する環状のシールハウジン
グ18が一体に連設されており、ナツト14より
外側で最終駆動軸6の外周面にシールリツプlを
直接接触させるオイルシール19の外周部が上記
シールハウジング18に密合され、これによつて
補助歯車函Ba内部からボールベアリング11を
通過した潤滑油の漏洩が防止される。
尚、図中20は潤滑油ノズル、20a,20b
はその噴油口である。
はその噴油口である。
而して、組立に際しては、ベアリングホルダ7
にボールベアリング11及び傘歯車3を装着し、
第1及び第2ナツト13,14を螺着してからオ
イルシール19を装着して、ベアリングホルダ7
及び傘歯車3の組立体を予め作り、次いで、その
ベアリングホルダ7をシム9を挟んで補助歯車函
Baに嵌合し、取付フランジ8をボルト10によ
り補助歯車函Baに固着するもので、その際、シ
ム9の厚みの選定により両傘歯車2,3間のバツ
クラツシユが調節される。
にボールベアリング11及び傘歯車3を装着し、
第1及び第2ナツト13,14を螺着してからオ
イルシール19を装着して、ベアリングホルダ7
及び傘歯車3の組立体を予め作り、次いで、その
ベアリングホルダ7をシム9を挟んで補助歯車函
Baに嵌合し、取付フランジ8をボルト10によ
り補助歯車函Baに固着するもので、その際、シ
ム9の厚みの選定により両傘歯車2,3間のバツ
クラツシユが調節される。
以上の実施例においてナツト14は本発明の第
1のナツトを、ナツト13は同第2のナツトを、
ボールベアリング17は同第1の転り軸受を、ま
たボールベアリング11は同第2の転り軸受をそ
れぞれ構成する。
1のナツトを、ナツト13は同第2のナツトを、
ボールベアリング17は同第1の転り軸受を、ま
たボールベアリング11は同第2の転り軸受をそ
れぞれ構成する。
以上のように本発明によれば、最終駆動軸端部
に一体に形成される傘歯車を歯車函内に収容する
とともに、その傘歯車の内端を該歯車函の内面に
第1の転り軸受を介して、また前記最終駆動軸
を、該歯車函の開口部に嵌着される筒状のベアリ
ングホルダ内周面に第2の転り軸受を介してそれ
ぞれ支承したので、傘歯車及び最終駆動軸を、該
傘歯車を両端より挟む位置でそれぞれ転り軸受を
介して歯車函及びベアリングホルダに安定よく支
承することができ、その上、最終駆動軸には転り
軸受を一個設けるだけで済むから、該転り軸受を
保持するベアリングホルダを軸方向に小型化し得
ると共に、同ホルダの歯車函から外方への張出し
量を少なくすることができる。
に一体に形成される傘歯車を歯車函内に収容する
とともに、その傘歯車の内端を該歯車函の内面に
第1の転り軸受を介して、また前記最終駆動軸
を、該歯車函の開口部に嵌着される筒状のベアリ
ングホルダ内周面に第2の転り軸受を介してそれ
ぞれ支承したので、傘歯車及び最終駆動軸を、該
傘歯車を両端より挟む位置でそれぞれ転り軸受を
介して歯車函及びベアリングホルダに安定よく支
承することができ、その上、最終駆動軸には転り
軸受を一個設けるだけで済むから、該転り軸受を
保持するベアリングホルダを軸方向に小型化し得
ると共に、同ホルダの歯車函から外方への張出し
量を少なくすることができる。
また最終駆動軸の外周面には、その外周面の段
部と協働して前記第2の転り軸受のインナレース
を挟止する第1のナツトを、また前記ベアリング
ホルダの外端部内周面には、そのベアリングホル
ダの内端に形成したストツパフランジと協働して
前記第2の転り軸受のアウタレースを挟止する第
2のナツトをそれぞれ螺着したので、前記第2の
転り軸受のインナレース及びアウタレースをそれ
ぞれ第1及び第2のナツトによつて最終駆動軸及
びベアリングホルダにそれぞれ強固に固着するこ
とができ、従つて該第2の転り軸受を介して最終
駆動軸をベアリングホルダによつて的確に支持さ
せることができ、また前記両ナツトを脱着するだ
けで、第2の転り軸受をベアリングホルダ及び最
終駆動軸に対し容易に脱着することができ、その
分解整備の作業性向上に寄与することができ、さ
らに両ナツトの締込み状態では、傘歯車、最終駆
動軸、第2の転り軸受及びベアリングホルダより
なる小組体を構成できるから、これらの歯車函へ
の組付けが頗る容易である。
部と協働して前記第2の転り軸受のインナレース
を挟止する第1のナツトを、また前記ベアリング
ホルダの外端部内周面には、そのベアリングホル
ダの内端に形成したストツパフランジと協働して
前記第2の転り軸受のアウタレースを挟止する第
2のナツトをそれぞれ螺着したので、前記第2の
転り軸受のインナレース及びアウタレースをそれ
ぞれ第1及び第2のナツトによつて最終駆動軸及
びベアリングホルダにそれぞれ強固に固着するこ
とができ、従つて該第2の転り軸受を介して最終
駆動軸をベアリングホルダによつて的確に支持さ
せることができ、また前記両ナツトを脱着するだ
けで、第2の転り軸受をベアリングホルダ及び最
終駆動軸に対し容易に脱着することができ、その
分解整備の作業性向上に寄与することができ、さ
らに両ナツトの締込み状態では、傘歯車、最終駆
動軸、第2の転り軸受及びベアリングホルダより
なる小組体を構成できるから、これらの歯車函へ
の組付けが頗る容易である。
さらに第2のナツトの外側に延出する環状のシ
ールハウジングを前記ベアリングホルダの外端に
一体に連設し、このシールハウジングに、前記最
終駆動軸外周面にシールリツプを直接接触させる
オイルシールの外周部を密合したので、シールハ
ウジング専用の部材を特別に設ける必要がなく構
造簡単でコストダウンに寄与することができ、ま
たシールリツプが最終駆動軸外周面に直接接触す
る上記オイルシールは、それが単一部品であつて
も、外部の塵埃、泥水等より第1、第2ナツトの
各螺合部をそれぞれ有効に保護してそれらの錆付
きを防止できるから、シール構造の簡素化と分解
整備の作業性向上に寄与し得る。しかもベアリン
グホルダの内周面の一部がシールハウジングの内
周面となるため、該ホルダに嵌着される前記第2
の転り軸受及びオイルシールの同軸配列を容易に
確保することができ、したがつてオイルシールの
シールリツプが最終駆動軸外周面に直接接触する
ことと相俟つて、同リツプの駆動軸回転に伴う偏
心運動を効果的に防止でき、そのシール機能を充
分に発揮して前記転り軸受を通過した潤滑油の漏
洩を確実に防止することができる。
ールハウジングを前記ベアリングホルダの外端に
一体に連設し、このシールハウジングに、前記最
終駆動軸外周面にシールリツプを直接接触させる
オイルシールの外周部を密合したので、シールハ
ウジング専用の部材を特別に設ける必要がなく構
造簡単でコストダウンに寄与することができ、ま
たシールリツプが最終駆動軸外周面に直接接触す
る上記オイルシールは、それが単一部品であつて
も、外部の塵埃、泥水等より第1、第2ナツトの
各螺合部をそれぞれ有効に保護してそれらの錆付
きを防止できるから、シール構造の簡素化と分解
整備の作業性向上に寄与し得る。しかもベアリン
グホルダの内周面の一部がシールハウジングの内
周面となるため、該ホルダに嵌着される前記第2
の転り軸受及びオイルシールの同軸配列を容易に
確保することができ、したがつてオイルシールの
シールリツプが最終駆動軸外周面に直接接触する
ことと相俟つて、同リツプの駆動軸回転に伴う偏
心運動を効果的に防止でき、そのシール機能を充
分に発揮して前記転り軸受を通過した潤滑油の漏
洩を確実に防止することができる。
図面は本発明装置を備えた自動二輪車の変速機
の一部の縦断平面図である。 B……歯車函、l……シールリツプ、6……最
終駆動軸、6a……段部、7……ベアリングホル
ダ、11……第2の転り軸受としてのアンギユラ
コンタクト型ボールベアリング、11i……イン
ナレース、11o……アウタレース、12……ス
トツパフランジ、13……第2のナツト、14…
…第1のナツト、17……第1の転り軸受として
のボールベアリング、18……シールハウジン
グ、19……オイルシール。
の一部の縦断平面図である。 B……歯車函、l……シールリツプ、6……最
終駆動軸、6a……段部、7……ベアリングホル
ダ、11……第2の転り軸受としてのアンギユラ
コンタクト型ボールベアリング、11i……イン
ナレース、11o……アウタレース、12……ス
トツパフランジ、13……第2のナツト、14…
…第1のナツト、17……第1の転り軸受として
のボールベアリング、18……シールハウジン
グ、19……オイルシール。
Claims (1)
- 1 最終駆動軸6端部に一体に形成される傘歯車
3を歯車函B内に収容するとともに、その傘歯車
3の内端を該歯車函Bの内面に第1の転り軸受1
7を介して、また前記最終駆動軸6を、該歯車函
Bの開口部に嵌着される筒状のベアリングホルダ
7内周面に第2の転り軸受11を介してそれぞれ
支承し、前記最終駆動軸6の外周面には、その外
周面の段部6aと協働して前記第2の転り軸受1
1のインナレース11iを挟止する第1のナツト
14を、また前記ベアリングホルダ7の外端部内
周面には、そのベアリングホルダ7の内端に形成
したストツパフランジ12と協働して前記第2の
転り軸受11のアウタレース11oを挟止する第
2のナツト13をそれぞれ螺着し、前記第2のナ
ツト13の外側に延出する環状のシールハウジン
グ18を前記ベアリングホルダ7の外端に一体に
連設し、このシールハウジング18に、前記最終
駆動軸6外周面にシールリツプlを直接接触させ
るオイルシール19の外周部を密合してなる、変
速機における最終駆動軸用軸受の支持及び封緘装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56173198A JPS5874952A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 変速機における最終駆動軸用軸受の支持及び封絨装置 |
US06/437,555 US4527443A (en) | 1981-10-29 | 1982-10-29 | Device for supporting and sealing a final drive shaft bearing in a speed change gear |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56173198A JPS5874952A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 変速機における最終駆動軸用軸受の支持及び封絨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874952A JPS5874952A (ja) | 1983-05-06 |
JPS6329148B2 true JPS6329148B2 (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=15955914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56173198A Granted JPS5874952A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 変速機における最終駆動軸用軸受の支持及び封絨装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS5874952A (ja) |
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JPS6039901B2 (ja) * | 1979-03-08 | 1985-09-07 | 本田技研工業株式会社 | 伝動系の摩擦式緩衝装置 |
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1982
- 1982-10-29 US US06/437,555 patent/US4527443A/en not_active Expired - Lifetime
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JPS5874952A (ja) | 1983-05-06 |
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