JPS60163608A - 容量可変型オ−プンシヨ−ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、前面の大きな開口に冷気流を形成できるオー
プンショーケースに関し、特に、商品の量に対応して商
品陳列空間の容量を増減できるオープンショーケースに
関する。

〔従来技術〕

従来、この種のショーケースは第１図にその概略断面を
示すように、前面を大きく開口して断面略Ｃ字型の断熱
壁１の内側に沿って内箱を兼ねる庫内底板２．庫内背面
板３及び庫内天井板４により、底部から背部を経て天井
部に至る通風路を形成し、この通風路中には冷却用蒸発
器５及び通風循環用の送風機６を配設して、空気を冷却
しつつ前面上部の吹出口を構成する整流体７から整流し
つつ前面開口に吐出して矢印の如き冷気エアーカーテン
を形成せしめ、且つそのエアーカーテン空気を前面下部
の吸込口８よシ吸込んで循環させるようになし、これに
よシ庫内外を熱的に遮断して庫内底板２及び棚９上に陳
列された商品を冷凍あるいは冷蔵するようにしている。

このように、従来のショーケースは、庫内底板２、庫内
背面板３．庫内天井板４．エアーカーテン及び側板（図
示せず）で囲まれた商品陳列空間の容積が一定で、予め
予想される最大限の商品を収納できるように設計されて
いる。そのため、商品の収納数が少ない場合でも、この
一定容積の商品陳列空間の全体を冷凍あるいは冷蔵しな
ければならないため、冷却用蒸発器５等を含む冷凍回路
の運転に消費される電力に無駄が多い。

〔発明の目的〕

じ それ数値本発明の目的は、商品収納数に対応して商品陳
列空間の容積を大幅に変更できるオープンショーケース
を提供することにある。

〔発明の構成〕

本発明によれば、前面を大きく開口したケース本体の壁
部に風路を形成し、該風路に内蔵させた冷風発生手段に
よる冷気を該風路の端部から吐出させ、これによシ該開
口に冷気流を形成できるようにしたオープンショーケー
スにおいて、上記ケース本体は互いに切離し可能に接続
されるケース下部とケース上部とを含み、該ケース下部
は該ケース上部に隣接した位置に上記風路を途中部でケ
ース内妊開口させ得る開閉可能な制吐出口を有しかつ上
記冷風発生手段は上記ケース下部の風路に設けられ、こ
れにより上記ケース下部に上記ケアス上部を接続した大
容量状態と上記ケース下部から上記ケース上部を切離し
だ小容量状態とに使い分は可能な容量可変型オープンシ
ョーケースカ得られる。

〔実施例〕

以ｆ本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第２図は本発明による可変容量型オープンショーケース
の一実施例を、大容量状態で使う場合につき示している
。第２図を参照して、ケース本体１０はケース下部１１
とケース上部１２とを含んでいる。ケース下部１１は下
壁部と背壁部とを有するもので、それらの断熱壁１１１
と内板１１２との間に風路１１３を形成している。風路
１１３には、冷却用蒸発器１３と送風機１４が配置され
。

とれにより吸入口１１４がら空気を吸入しかつ冷却でき
るようにされている。ケース上部１２は延長ブロック１
５と天井ブロック１６とを有するもので、それらの断熱
壁１５１，１６１と内板１５２゜１６２との間に風路１
５３，１６３を夫々形成している。延長７′ロツク１５
はケース下部１１の背壁部の上端から上前方に斜めにの
びている。また天井ブロック１６は延長ブロック１５の
上端から前方へ突出している。天井ブロック１６の風路
１６３の前端には整流体１７が備えられている。

風路１１３，１５３および１６３は互いに連通し、した
がって蒸発器１３で冷却された空気は整流体１７を通し
て吐出され、ケース本体１ｏの前面の開口１８に冷たい
エアーカーテンを形成する。

かくしてケース本体１ｏの内底部又は棚１９に陳列され
た物品は冷却される。なお２１は照明灯。

２２は照明灯カバーである。

第２図に加えて第３図をも参照して、ケース下部１１の
背壁１部における内板１１２の上端と延長ブロック１５
の内板１５２の下端との間には、連結板２３がビス２４
．２５等にょシ取外し可能に固着され、これによシ内板
１１２，１５２相互の間隔を塞いでいる。即ち連結板２
３を取り外すと。

この位置に風路１１３の上部をケース内空間に連通させ
る制吐出口が形成される。またケース下部１１の背壁部
における断熱壁１１１の上端と延長ブロック１５の断熱
壁１５１の下端とは、締付ボルト２６によって取外し可
能に連結されている。

こうしてケース下部１１とケース上部１２とは互いに切
離し可能に接続されている。

また延長ブロック１５の断熱壁１５１の上端外面と天井
ブロック１Ｇの断熱壁１６１の後端外面とに夫々締伺金
具１５４，１６４を取付け、これらの締付金具１５４，
１６４間を締付ボルト２７によって接続し、これによっ
て延長ブロック１５と天井ブロック１６とがなす角度を
好ましい値に設定している。さらに延長ブロック１５と
天井ブロック１６の両者の断熱壁１５１．１６１の端部
間には１モルトブレン等の発泡体よシなるクッション材
２８が両者にいずれも接着された状態で介在している。

今、締付ボルト２７を外して締付金具１５４．１６４間
の締結を解除すると、延長ブロック１５と天井ブロック
１６とがなす角度は、クッション材２８を圧縮しつつ又
は引き伸しつつ変更可能となる。例えばその角度は９０
°になし得る。

なお延長ブロック１５と天井ブロック１６の接続は、蝶
番によって行なってもよい。

また２９．３１は風路１５３，１６３を形成するための
スペーサである。

さて第２図及び第３図は大容量状態で使う場合を示した
が、これは小容量状態に切換えることもできる。小容量
状態で使うには、連結板２３を取外すとともに締付ボル
ト２６を外すことによってケース上部１２をケース下部
１１から切離し、さらに締付ボルト２７を外すことによ
って延長ブロック１５と天井ブロック１６との角度の固
定を解除し、ケース下部１１の背壁部に第４図に示す如
く組み合わせる。第４図において、延長ブロック１５の
下端はケース下部１１の背面に設けたストッパ３２に支
持され、また天井ブロック１６はケース下部１１の断熱
壁１１１の上端に載ってその回路１１３の上端を塞いで
いる。この結果、下部ケース１１の風路１１１で発生し
た冷風は制吐出口３３を通って吐出される。即ち、小容
量のオープンショーケースとなる。この状態では天井ブ
ロック１６の上面を作業台として利用することができる
。なお不要な棚を取外したり、大形の棚を小形のものに
交換したシすることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように９本発明によるオープンショーケー
スは、商品収納数に対応して商品陳列空間の容積を大幅
に変更することが可能であるため。

無駄な冷却空間を減じて運転経費の軽減を計ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の二股的なオープンショーケースの概略構
成図、第２図は本発明による容量可変型オープンショー
ケースの一実施例の大容量状態での概略構成図、第３図
は同実施例の要部拡大図。 第４図は同実施例の小容量状態での概略構成図である。 １０・・・ケース本体、１１・・・ケース下部、１２・
・・ケース上部、１３・・・冷却用蒸発器、１４・・・
送風機。 １５・・・延長ブロック、１６・・・天井ブロック、２
３・・・連結板、２８・・・クッション材、３３・・・
制吐出口。 第２図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　前面を大きく開口したケース本体の壁部に風路を形
   成し、該風路に内蔵させた冷風発生手段による冷気を該
   風路の端部から吐出させ、これによシ該開口に冷気流を
   形成できるようにしたオープンノヨーケースにおいて、
   上記ケース本体は互いに切離し可能に接続されるケース
   下部とケース上部とを含み、該ケース下部は該ケース」
   二部に隣接した位置に上記風路を途中部でケース内に開
   口させ得る開閉可能な制吐出口を有し、かつ」１記冷風
   発生手段は上記ケース下部の風路に設けられ。 これによシ上記ケース下部に上記ケース上部を接続した
   大容量状態と上記ケース下部から上記ケース上部を切離
   した小容量状態とに使い分は可能々容量可変型オーノン
   ショーケース。 ２、上記ケース下部は下壁部と背壁部とを有し。 上記ケース上部は上記ケース下部の背壁部の上端から上
   方へのびだ延長ブロックと該延長ブロックの上端から前
   方へ突出しだ天井ブロックとを有し。 該延長ブロックと該天井ブロックとは互いのなす角度を
   変更可能に接続されたものである特許請求の範囲第１項
   記載の容量可変型オープンショーケース。 ３　上記延長ブロックと上記天井ブロックとの接続部に
   はクッション材が介在している特許請求の範囲第２項記
   載の容量可変型オープンショーケース。 ４　上記制吐出口の閉鎖は、上記下部ケースと上記上部
   ケースとの接続に寄与した連結板によって行々われてい
   る特許請求の範囲第１項又は第２項又は第３項記載の容
   量可変型オープン／ヨーケース。