JPS60162372A - フアクシミリ装置自己試験方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ通信において通信不良が発生し
た際に必要とされるファクシミリ装置の７．−・　〜 機能確認のための自己試験方式に関するものである。

〔発明の背景〕

ファクシミ’）通信において通信不良が発生した場合、
その不良原因を究明すべくファクシミ＋）装置において
はその機能確認のための自己試験が行なわれるようにな
っている。これまでファクシミリ装置の自己試験、は読
取部と記録部とが介在するようにして行なわれていたこ
とから、その機能確認のために多くの時間を喪するもの
となっているのが実状である。

第１図はマイクロコンピュータ制御のファクシミリ装置
の概要構成を示したものである。通常ＴＥＳＴＩＪレー
接点８は図示の如くの状態におかれるようになっている
。しかして、ファクシミリ送信の際には制御ｓ２におけ
るマイクロプロセッサ４による制御下に、読取部１で読
取された送信原稿は２値化画素信号として符号化部２に
よって符号化された後、変調ｓ６、ＴＥＳＴＩＪレー接
点８゜網制御部９、更には伝送回線（図示せず）を介し
相手方に送信されるところとなるものである。一方、フ
ァクシミリ受信の際は伝送回線を介する相手方からの変
調された２値化画素信号は網制御部９を介し復調部７で
復調された後、復号化部５によって元の２値化画素信号
の形に戻されたうえ記録部１０で記録紙に記録されるよ
うになっているものである。

通常のファクシミリ送信、ファクシミリ受信は以上のよ
うにして行なわれているわけであるが、自己試験の際に
はＴＥＳＴＩＪレー接点８は図示の状態より復調部７側
に切替されるようになっている。

これにより読取部１で読取された送信記録原稿は２値化
画素信号として符号化部２によって符号化された後、変
調部６％　ＴＥＳ’ｌレー接点８、後調部７、復号化部
５を介して記録部１０で再び記録紙に元の送信記録原稿
として再生記録されるところとなるわけである。したが
って、送信記録原稿と再生記録されたものとを比較照合
するようにすれば、ファクシミリ装置の機能が正常か否
かを試験し得るものである。しかしながら、このように
して自己試験を行なう場合には通信不良とは直接関係し
ない読取部および記録部の特性が外乱として再生記録−
に加わシネ具合を生じるというものである。というのは
、確実なる比較照合のためには熟練を喪するｄかシか、
読取・記録部以外のディジタル部分の軽微な不良が発見
されない場合がお９１一般に自己試験のために多くの時
間を要するというわけである。

〔発明の目的〕

・よって本発明の目的は、確実、且つ速やかにして読取
部および記録部を除く装置自体の機能を確認し得るファ
クシミリ装置自己試験方式を供するにある。

〔発明の概要〕

この目的のため本発明は、自己試験の際には装置自体に
予め格納されている試験用画素パターンによって２値化
画素信号を発生させ、これを変調、′４Ｉ調することに
よって得られる記録画素１データを元の試験用画素パタ
ーンと比較照合するようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第２図によシ説明する。

第２図は本発明に係るファクシミリ装置の一例での概要
構成を示した本のである。本例でのものはマイクロコン
ピュータ制御のものとして構成されているが、これに限
定されないことは勿論であす る。

これによる場合制御部２はマイクロプロセッサ４、リー
ドオンリメモリ（Ｒ，ＯＭ）１２、ランダムアクセスメ
モリ（ＲＡＭ）１３および■」ボート１４によって構成
されるものとなっている。制御部２は読取部１、変調部
６、復調部７、記録部１０、操作表示部１１および網制
御部９の各々とはＩ１０ボート１４を介しデータおよび
制御情報が授受可となっているものである。この場合リ
ードオンリメモリ１２には各種の制御プログラムが格納
されるが、更に本発明を実力すべく試験用画素パターン
が予め格納されるようになっている。

自己試験を行なう際には先ずそれに先立って切分器１５
が電話機１６側に切替接続されるようになつ“ている。

これによシ回線はファクシミリ装置より電話機１６に接
続され、自己試験中に着信呼があった場合には自己試験
中である旨を相手方に知らしめるものである。

さて、このような状態で操作表示部１１における送信ス
イッチを操作すれば、ファクシミリ装置における必要な
回路部分には全て電源が投入されたうえ起動要因解析プ
ログラムが先ず実行されるところとなるものである。起
動要因解析プログラムによって切分器１５の位置情報に
もとづき自己試験モードと判定された場合には次には自
己試験プログラムが実行され、これによシ先ずＴＥＳＴ
ＩＪレー接点８が網制御ｍ９より復調部７側に切替接続
されるものである。

ところで、通常のファクシミリ送信時あるいはこれまで
の自己試験時におっては読取部１からの２値化画素信号
は−ＨうンダムアクセスメモＩＪ　１３における所定エ
リアに所定アドレス順に格納されるが、本発明による自
己試験が行なわれる場合にはリードオンリメモリ１２よ
シ試験用画素パターンが読み出され、ランダムアクセス
メモリ１３に格納される−円うになっている。読取部ｌ
からの２値化画素信号に代わって試験用画素パターンに
よって試験用の２値化画素信号を発生させるわけである
つこの後ランダムアクセスメモリ１３より読み出された
試験用画素パターンは試験用２値化画素信号として変調
部６によって変調されるが、ＧＩＩモード時にあっては
変調ｓ６への試験用２値化画素信号は予め符号化処理さ
れたものとして与えられるようになっている。

さて、変調部６によって変調された試験用２値化画素信
号はＴＥＳＴＩＪレー接点８を介し復調部７によって復
調された後、ランダムアクセスメモリ１３における所定
エリアに所定アドレス順に一旦格納されるところとなる
が、この格納においてもＧ■モード時には復調データは
復号化されたものとして格納されるようになっている。

通常のファクシミリ受信時あるいはこれまでの自己試験
時にあっては、ランダムアクセスメモリ１３から読み出
された復調データは記録部ｌＯで記録紙に記録されるこ
とになる。、しかしながら、本発明による自己試験が行
なわれる場合には、復調データは記録部ｌＯで記録され
ることなく自己試験プログラムによって元の・試験用画
素パターンデータと比較照合されるところとなるもので
ある。この比較照合によって両データ間に相違が存する
か否かがチェックされるわけである。

ところで、比較照合はそのファクシミリ装置が有してい
る全ての交信モード、伝送速度および符号化方式（ＭＨ
，Ｍ几など）の組合せについて行な□われるようになっ
ている。交信モードなどを変更する度に比較照合処理を
行なうわけであり、もしも両データ間に相違が存する場
合にはその組合せパターンが操作表示８５１１に表示さ
れるものである。

全ての交信モードなどについての組合せに係る自己試験
プログラムによる自己試験が終了すれば、ＴＥＳＴＩＪ
レー接点８は復旧され自己試験は終了するところとなる
わけである。なお、本発明はファクシミリ装置に関する
が、これに限定されず一般にデータ入出力を伴う端末装
置にも適用可である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、自己試験が行なわれる際
には装置自体に予め格納されている試験用画素パターン
によって２値化画素信号を発生させたうえ変調し、これ
をその装置内で復調した後記録部を介在させることなく
元の試験用画素ノくターンと比較照合するようにしたも
のである。したがって、本発明による場合は、読取・、
記録部を除くファクシミリ装置自体の機能を確実、且つ
速やかにして確認し得、通信不良が発生した場合での原
因究明が速やかに行ない得るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、マイクロコンピュータ制御のファクシミリ装
置に例を採ってこれまでに行なわれていた自己試験を説
明するための図、第２図は、本発明方式を説明するだめ
のファクシミリ装置の一例での概要構成を示す図である
。 ｌ・・・読取部、２・・・制御部、６・・・変Ｗ匈都、
７・・・復調部、８・・・ＴＥＳＴＩＪレー接点、９・
・・網制御部。 代理人　弁理士　秋　本　正　実 第１図 第２図 叫二４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 、読取部、記録部、網制御部を含むようにしてなるファ
   クシミリ装置の自己試験方式にして、自己試験の際読取
   部、記録部および網制御部を介在させることなく、予め
   格納されている試験用画素パターンによって２値化画素
   信号を発生させたうえ変復調し、＠ｌ！調された２値化
   画素信号を上記試験用−Ｘ　パターンと比較照合するこ
   とによ′つて、装置自体の機能を確認することを特徴と
   するファクシミリ装置自己試験方式。　”