JPH0537766A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0537766A
JPH0537766A JP3187956A JP18795691A JPH0537766A JP H0537766 A JPH0537766 A JP H0537766A JP 3187956 A JP3187956 A JP 3187956A JP 18795691 A JP18795691 A JP 18795691A JP H0537766 A JPH0537766 A JP H0537766A
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JP3187956A
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English (en)
Inventor
Toshio Ninomiya
敏雄 二宮
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原画の受信状態を簡易に確認することのでき
るファクシミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ装置10で画像の送信を行うと
きに、その画像に対応した識別番号(シリアル番号)を
操作盤23から入力し、これを画像の先端部分等に組み
込んで受信側に送信する。受信側では、この識別番号と
受信結果とを入力して送信元に送信する。送信元では先
程送信を行った者が自己の磁気カードを磁気カード書込
読取装置22にセットすることで、受信結果と識別番号
の対を表示盤24に表示させ、受信結果が悪い等の場合
には画像の再送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に係わ
り、詳細には送信側から送った情報が受信側に受信され
たかどうかを確認することのできるファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信では、送信側のファク
シミリ装置から受信側のファクシミリ装置に画像の送信
を行うが、原稿自体を物理的に郵送するわけではないの
で、送信の管理が不十分な場合には送信を行った事実や
どこに送信したかさえも不確かとなるという問題があっ
た。そこで、従来のファクシミリ装置では、送信を行っ
た原稿に送信済みであることを示すスタンプを押す機能
を付加したり、どのような宛先に何時、何枚原稿の送信
を行ったかを示す送信レポートを出力する機能を付加す
る場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、回線の障害とかノイズ等によっ
て受信側に画像の乱れが発生したかとか、送信側で用意
した情報が正しく相手側に受信されたかどうかといった
ことを確認することができなかった。そこで、重要な情
報を送信したような場合には、受信側に電話して受信内
容の確認を行ったり、送信時に使用した送り状に受信側
の確認印を押してもらってファクシミリ装置で返送して
もらうといった方法が採られていた。このような方法に
は、かならずオペレータの介在が必要とされるので、手
間がかかり、事務効率を害するといった問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、原画の受信状態を
簡易に確認することのできるファクシミリ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、送信される画像に対応した識別番号を入力する識別
番号入力手段と、この識別番号を磁気カード等の記憶媒
体に書き込む識別番号書込手段と、識別番号を画像に対
応させて受信側に送信する識別番号送信手段と、識別番
号の画像に対する受信結果を受信する結果受信手段と、
この受信結果を識別番号に対応させて記憶媒体の該当す
る箇所に書き込む受信結果書込手段とをファクシミリ装
置に具備させる。
【0006】すなわち請求項1記載の発明は、送信側の
ファクシミリ装置について規定したものであり、送信さ
れる画像に対応して識別番号を送信し、受信側からその
識別番号で結果を送信してもらい、これを記憶媒体に書
き込んで確認できるようにするようになっている。
【0007】請求項2記載の発明では、受信された画像
に対応した識別番号を受信する識別番号受信手段と、こ
の識別番号に対応する画像の受信結果を入力する受信結
果入力手段と、入力された受信結果を送信側に送信する
受信結果送信手段とをファクシミリ装置に具備させる。
【0008】すなわち請求項2記載の発明は、受信側の
ファクシミリ装置について規定したものであり、受信さ
れた画像と識別番号との関係で受信結果を入力して送信
側に送信できるようにしている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明を更に具体化した発明であり、この場合には識別番号
を送信画像の先端部分等の余白部分に組み込んで送信す
るようにしている。そして、受信側から受信結果が送信
されてきたらこれを表示できるように液晶ディスプレイ
等の表示手段を配置するようになっている。
【0010】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例におけるファク
シミリ装置の構成を表わしたものである。このファクシ
ミリ装置10は、文書や図表等の原画の読み取りを行う
読取部11と、画像の記録を行う記録部12を備えてい
る。CCD等の1次元イメージセンサを備えた読取部1
1は、原画を光電変換し、2値化された画像信号を作成
する。符号器13はこの画像信号を符号化する。符号化
された画像信号は変復調回路14に入力されて伝送信号
に変換される。この伝送信号は、回線制御部に送られ、
ここから通信回線16を介して図示しない相手側のファ
クシミリ装置に伝送されるようになっている。
【0012】一方、相手側のファクシミリ装置から通信
通信回線16を介して送られてきた伝送信号は、回線制
御部15で受信される。そして、変復調回路14に送ら
れ符号化された画像信号に戻される。そして、復号器1
7に入力され、符号化された状態の画像信号が原データ
の信号に復号される。記録部12はこの信号を図示しな
い記録紙に印字することになる。
【0013】ところで本実施例のファクシミリ装置10
では、回線制御部16が制御回路21に接続されてい
る。制御回路21は、この回線制御部16の他に、磁気
カード書込読取装置22と、操作盤23および表示盤2
4も接続している。制御回路21は、マイクロプロセッ
サ25と図示しない電池によってバックアップされたメ
モリ(不揮発性メモリ)24によって構成されている。
メモリ26には、このファクシミリ装置を制御するため
の各種プログラムが格納されており、また必要なデータ
の記憶も行うようになっている。
【0014】なお、以上の説明では図1のファクシミリ
装置10を送信側の装置として説明したが、受信側にも
同様の構成のファクシミリ装置が存在すれば、いずれの
側から送信した原画についても次に説明するような手順
で受信結果を得ることができる。もちろん、受信側のフ
ァクシミリ装置が受信専用機であれば、この装置から図
1に示した磁気カード書込読取装置を省略することがで
きる。本実施例では図1に示したと同一構成のファクシ
ミリ装置10同士でファクシミリ通信を行うものとし
て、説明を行う。
【0015】図2は、扱者が自己に割り当てられた磁気
カードを磁気カード書込読取装置に差し込んだ場合の制
御の様子を表わしたものである。磁気カードが磁気カー
ド書込読取装置22に差し込まれると(ステップS10
1;Y)、マイクロプロセッサ25はその磁気カード固
有の番号を読み取る(ステップS102)。そして、こ
の番号に対応した扱者の固有情報をメモリ26から読み
出して、これを表示盤24に表示する(ステップS10
3)。ここでその扱者の固有情報とは、その扱者の送信
時に使用したシリアル番号とそのシリアル番号に対応す
る原画の送信結果の対である。表示盤24には複数組の
情報が最新のものから順に表示される。装置によって
は、スクロール操作を行うことにより、より多くの情報
を表示してもよい。
【0016】表示の例としては、「012345:受信
良好」あるいは「012346:再送必要」というよう
なものとなる。前者の場合の“012345”あるいは
後者の場合の“012346”がシリアル番号であり、
“受信良好”とは受信が良好に行われたことを示し、
“再送必要”とは、受信側が再送を要求していることを
示している。
【0017】このような表示が行われている状態で、扱
者が操作盤23から番号を入力すると(ステップS10
4)、その番号が次に送信する原画についてのシリアル
番号としてメモリ26に登録される(ステップS10
5)。このシリアル番号は、例えば表示盤24に表示さ
れている1番新しい(1番大きい)シリアル番号から1
だけカウントアップされた番号である。なお、ファクシ
ミリ装置によっては磁気カードを磁気カード書込読取装
置22に差し込んだ状態で、前回使用したシリアル番号
を読み取り、これよりも1つだけ進んだ番号をそのカー
ド用に自動的に登録するようにしてもよい。
【0018】図3は、扱者が原画の送信を行う場合の作
業の流れを表わしたものである。扱者が操作盤23上の
図示しない送信ボタンを押すと(ステップS201;
Y)、マイクロプロセッサ25はメモリ26にシリアル
番号が登録されているかどうかを判別する(ステップS
202)。そして、登録が行われている場合にはそのシ
リアル番号を原画の先端の余白部分に組み込むための処
理を実行する(ステップS203)。具体的にはシリア
ル番号に対応する文字パターンを発生させて、これを送
信用のバッファメモリ(図示せず)にセットする。そし
て、原画の送信を実行する(ステップS204)。シリ
アル番号が登録されていなかった場合には(ステップS
202;N)、シリアル番号を原画の先端に組み込むこ
となく原画の送信が実行されることになる。
【0019】図4は、受信側のファクシミリ装置の制御
の様子を表わしたものである。ファクシミリ受信が開始
したら(ステップS301;Y)、その通信開始の手順
において送信側がシリアル番号を送信してきたかどうか
をチェックする(ステップS302)。そして、シリア
ル番号の送信が行われていた場合には(Y)、その受信
側の装置の表示盤24にシリアル番号を表示する(ステ
ップS303)。受信側の扱者はこの状態で原画の受信
の様子を観察し、受信終了になる前に受信結果を操作盤
23から入力することができる。ただし、図4ではこの
制御内容を示していない。原画の受信が終了すると(ス
テップS304;Y)、マイクロプロセッサ25は受信
結果が入力済みであるかどうかをチェックする(ステッ
プS305)。そして、入力済みであれば(Y)、その
受信結果を送信側に送信して(ステップS306)、受
信動作を終了させる(エンド)。
【0020】図5は、受信終了後に受信結果を通知する
場合の制御を表わしたものである。扱者が操作盤23を
走査して結果通知モードに設定したら(ステップS40
1)、扱者はこの状態でシリアル番号の入力とそのシリ
アル番号に対応する原画の受信結果を入力することがで
きる(ステップS402、403)。すでに説明したよ
うに送信側でシリアル番号を入力して送信した場合に
は、先端部分にそのシリアル番号が組み込まれた状態で
画像の記録が行われる。したがって、受信側の扱者は記
録部12から排出された画像のシリアル番号を見て、そ
の画像が良好とか再送を要するほど不良とかを判断する
ことができる。そこで、操作盤23に配置された「良
好」キーとか「再送要求」キーを押すことで受信後にも
受信結果を入力することが可能である。
【0021】このような入力が行われた後に扱者が送信
ボタンを押すと(ステップS404;Y)、入力された
シリアル番号と受信結果が送信元に送信されることにな
る(ステップS405)。そして、その内容はメモリ2
6に前記した対の情報として記憶されることになる。し
たがって、送信側の扱者は次の時点で磁気カードを差し
込んだとき、再送を要求されていれば、そのシリアル番
号の原画をもう一度送信することができる。
【0022】なお、実施例では記憶媒体として磁気カー
ドを使用したが、これ以外の記憶媒体、例えばメモリカ
ードを使用することは自由である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
画の送信結果を受信側から信号として得ることができ、
これを記憶媒体にいったん格納することにしたので、送
信側と受信側で電話によって内容を確認する場合のよう
に内容の確認相手が居る必要がなく、受信結果をいつで
も送信元に送信することができ、送信元でも必要なとき
その結果を確認できるという利点がある。また、磁気カ
ード等の記憶媒体を個人個人が所有するようにすれば、
個人単位で文書の送信結果の管理を行うことができる。
また、識別番号を送信画像の余白部分に組み込んで送信
するようにすれば、送信画像と識別番号の対応が明確に
なるので、同一送信元から複数の原画が時間を異にして
送られてきたような場合にも、どの原画を再送してもら
うかを簡単に支持することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の
回路構成を表わしたブロック図である。
【図2】本実施例で扱者が自己に割り当てられた磁気カ
ードを磁気カード書込読取装置に差し込んだ場合の制御
の様子を表わした流れ図である。
【図3】本実施例で扱者が原画の送信を行う場合の作業
を表わした流れ図である。
【図4】本実施例で受信側のファクシミリ装置の制御の
様子を表わした流れ図である。
【図5】本実施例で受信終了後に受信結果を通知する場
合の制御を表わした流れ図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 読取部 12 記録部 15 回線制御部 21 制御回路 22 磁気カード書込読取装置 23 操作盤 24 表示盤 25 マイクロプロセッサ 26 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信される画像に対応した識別番号を入
    力する識別番号入力手段と、 この識別番号を記憶媒体に書き込む識別番号書込手段
    と、 前記識別番号を画像に対応させて受信側に送信する識別
    番号送信手段と、 前記識別番号の画像に対する受信結果を受信する結果受
    信手段と、 この受信結果を識別番号に対応させて記憶媒体の該当す
    る箇所に書き込む受信結果書込手段とを具備することを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 受信された画像に対応した識別番号を受
    信する識別番号受信手段と、 この識別番号に対応する画像の受信結果を入力する受信
    結果入力手段と、 入力された受信結果を送信側に送信する受信結果送信手
    段とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 識別番号を送信画像の余白部分に組み込
    んで送信する識別番号送信手段と、 受信結果を識別番号と共に表示する表示手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
JP3187956A 1991-07-26 1991-07-26 フアクシミリ装置 Pending JPH0537766A (ja)

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JP3187956A JPH0537766A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 フアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3187956A JPH0537766A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 フアクシミリ装置

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JPH0537766A true JPH0537766A (ja) 1993-02-12

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ID=16215110

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3187956A Pending JPH0537766A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 フアクシミリ装置

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JP (1) JPH0537766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5986232A (en) * 1995-12-28 1999-11-16 Sodick Co., Ltd. Electrical discharge machining apparatus and electrical discharge machining method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5986232A (en) * 1995-12-28 1999-11-16 Sodick Co., Ltd. Electrical discharge machining apparatus and electrical discharge machining method

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