JPS6016113Y2 - 可変容量ダイオ−ドを用いた同調装置 - Google Patents

可変容量ダイオ−ドを用いた同調装置

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JPS6016113Y2
JPS6016113Y2 JP9446679U JP9446679U JPS6016113Y2 JP S6016113 Y2 JPS6016113 Y2 JP S6016113Y2 JP 9446679 U JP9446679 U JP 9446679U JP 9446679 U JP9446679 U JP 9446679U JP S6016113 Y2 JPS6016113 Y2 JP S6016113Y2
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JP
Japan
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variable capacitance
parallel
capacitance diode
tuning device
capacitance diodes
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JP9446679U
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JPS5615127U (ja
Inventor
克彦 宮永
精 澤入
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動周波数制御回路やその他選局回路に使用さ
れる可変容量ダイオードを用いた同調装置に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 一般に、自動周波数制御回路やその他選局回路に使用さ
れる同調装置には、可変容量ダイオードが使用されるよ
うになってきた。
第1図に従来の可変容量ダイオードを用いた同調装置と
しての自動周波数制御回路を示す。
この自動周波数制御回路は、局部発振回路3の発振周波
数を決定するコイルL1コンデンサC1より成る並列共
振回路に結合コンデンサC2を介して並列に2個の可変
容量ダイオードD1.D2を互に直列に接続したものを
接続し、ここに検波回路5によって得られたAFC信号
を抵抗R□、R2、コンデンサC3より戒るローパスフ
ィルタを介して印加するように構成されている。
ところで、この場合、ダイオードD工と抵抗R1、コン
デンサC2の接続点Bに誘導ハムが加わると、これによ
って可変容量ダイオードD1.D2による合成容量が大
きく変化することになり、きわめて不都合なものである
すなわち、通常可変容量ダイオードD1とD2の接続点
Aにおける電位は接続点Bにおける電位を可変容量ダイ
オードD1.D2の容量値に逆比例して分割した値にな
り、可変容量ダイオードD□。
D2が共に同一のものであれば、接続点Bにおける電位
の丁度半分になっている。
ところが、接続点Bに誘導ハムが加わるとこれによって
可変容量ダイオードD1.D2の各々に印加される電圧
がわずかに変化する。
そして、その変化の方向は通常可変容量ダイオードD□
、D2においてそれぞれ逆の方向になり、可変容量ダイ
オードD□、D2の容量値もそれぞれ一方が増加し他方
が減少するようになる。
そして、この容量値の変化量は可変容量ダイオードD1
.D2の電圧対容量特性が通常非直線的であるため、必
ずしも同一でなく、シたがって可変容量ダイオードD□
、D2による合成容量値自体も変化することになる。
このようにして接続点Bに誘導ハムが現われると、可変
容量ダイオードD□、D2による合成容量が変化するた
め、これによって局部発振回路3の発振周波数が変化し
、丁度発振出力がFM変調がかかったと同じになる。
そのため、これが入力端子1に印加された高周波信号と
共に周波数混合回路2によって混合され、中間周波増幅
器4によって増幅され検波回路5によって検波されるこ
とになり、検波出力に大きな誘導ハムが現われることに
なる。
考案の目的 本案は以上のような従来の欠点を除去するものであり、
誘導ハムによる影響を極めて小さくすることができる可
変容量ダイオードを用いた同調装置を提供することを目
的とする。
考案の構成 上記の目的を達成するため、本案の可変容量ダイオード
を用いた同調装置は、直流的に遮断された並列共振回路
に並列に接続されるところの、同一方向に直列に接続さ
れた2個の可変容量ダイオードのいずれか一方の可変容
量ダイオードに並列に高抵抗を接続したことを特徴とす
るものである。
実施例の説明 第2図は本案の一実施例を示しており、第2図において
、第1図と同一の信号を付したものは第1図と同一のも
のを示している。
本実施例が第1図のものと異なるところは、直列に接続
された2つの可変容量ダイオードD□、D2の内のいず
れか一方の可変容量ダイオードD□、D2に対して並列
に高抵抗R8を接続したことである。
したがって、本実施例によれば、可変容量ダイオードD
□とD2の接続点Aにおける電位が高抵抗R3によって
安定されることになり、誘導ハムによる影響も極めて小
さくなるものである。
尚、第2図に示す実施例の場合には検波回路5によって
得られたAFC信号が抵抗R1,R2,R3によって分
割された形で可変容量ダイオードD1゜D2に印加され
ることになり、A10幅が若干狭くなるという問題があ
るが、結合コンデンサC2の値をわずかに大きくするこ
とによりこれを充分に補償することができる。
尚、実施例ではAFC回路に用いた場合について説明し
たが、その他の回路を用いることも可能である。
考案の効果 以上のように本案によれば、直流的に遮断された並列共
振回路に並列に同一方向に直列に接続さ′れた2個の可
変容量ダイオードを接続し、その2個の可変容量ダイオ
ードのいずれか一方に並列に高抵抗を接続したので、誘
導ハムによる影響を極力小さくすることができ、実用上
きわめて有利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可変容量ダイオードを用いた同調装置を
示す具体例の電気的結線図、第2図は本案の可変容量ダ
イオードを用いた同調装置における一実施例の電気的結
線図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・周波数混合回
路、3・・・・・・局部発振回路、4・・・・・・中間
周波増幅回路、5・・・・・・検波回路、6・・・・・
・検波出力端子、L・・・・・・コイル、C□〜C3・
・・・・・コンデンサ、R□、R2・・・・・・抵抗、
R3・・・・・・高抵抗、Dl、D2・・・・・・可変
容量ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 局部発振回路の発振周波数を決定するコイルとコンデン
    サよりなる並列共振回路に対し、直流カットコンデンサ
    によって直流的に遮断して同一方向に直列に接続した2
    個の可変容量ダイオードを並列に接続すると共に上記可
    変容量ダイオードと直流カットコンデンサの接続点に検
    波回路にて得られたAFC信号をローパスフィルタを介
    して印加するように構成され、かつ上記2個の可変容量
    ダイオードのいずれか一方の可変容量ダイオードに並列
    に高抵抗を接続したことを特徴とする可変容量ダイオー
    ドを用いた同調装置。
JP9446679U 1979-07-09 1979-07-09 可変容量ダイオ−ドを用いた同調装置 Expired JPS6016113Y2 (ja)

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JPS5615127U JPS5615127U (ja) 1981-02-09
JPS6016113Y2 true JPS6016113Y2 (ja) 1985-05-20

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