JPH0122263Y2 - - Google Patents

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JPH0122263Y2
JPH0122263Y2 JP14954382U JP14954382U JPH0122263Y2 JP H0122263 Y2 JPH0122263 Y2 JP H0122263Y2 JP 14954382 U JP14954382 U JP 14954382U JP 14954382 U JP14954382 U JP 14954382U JP H0122263 Y2 JPH0122263 Y2 JP H0122263Y2
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JP
Japan
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variable resistor
slider
resistor
transistor
frequency
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JP14954382U
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JPS5956826U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、高周波増幅装置において使用周波
数帯域の一部分で利得を調整することができる利
得調整装置に関する。 従来、高周波増幅装置には、入力信号が一定レ
ベルである場合に使用周波数帯域全域にわたつて
平坦な周波数特性を示すことが必要なものがあ
る。しかし、現実には使用周波数帯域の中間部で
周波数特性が上に凸になつたり下に凸になつたり
りするものがあり、特に高周波増幅装置を多段縦
続接続した場合そのうちの一台でも上記のような
周波数特性のものがあると、総合周波数特性はか
なり大きく上に凸になつたり下に凸になるという
問題があつた。この問題を解決するには、使用周
波数帯域の中間部分で周波数特性を上に凸や下に
凸に自由に調整できる利得調整装置を高周波増幅
装置の縦続接続の中に含ませ、その縦続接続の中
に周波数特性が上に凸なものが含まれている場合
には利得調整装置の周波数特性を下に凸にし、逆
に縦続接続の中に周波数特性が下に凸なものが含
まれている場合には利得調整装置の周波数特性を
上に凸にして、総合周波数特性を平坦にすること
が必要である。しかるに、従来の利得調整装置に
は使用帯域の周波数の増加にしたがつて利得を直
線的に増加または減少させることができるものは
あつたが、使用帯域の中間部分の利得のみを増加
または減少させて周波数特性を上に凸または下に
凸に変化させることができるものはなかつた。 この考案は、使用帯域の中間部分で利得を増加
または減少することができる利得調整装置を提供
することを目的とする。 以下、この考案を図示の1実施例に基づいて詳
細に説明する。第1図において、2は例えば2SC
−2065のような高周波トランジスタで、そのベー
スはコンデンサ4,6の直列回路を介して入力端
子8に接続されている。このベースは、RFC1
0、抵抗器12を介して正の24V電位点に接続さ
れている。RFC10と抵抗器12との接続点1
3は抵抗器14を介して接地されると共に、バイ
パスコンデンサ16を介しても接地されている。 このトランジスタ2の一方のエミツタは、抵抗
器18を介して接地されると共に、コンデンサ2
0及び抵抗器22を介して接地されている。この
トランジスタ2の他方のエミツタも抵抗器24を
介して接地されると共に、抵抗器26及びコンデ
ンサ28を介して接地されている。 このトランジスタ2のコレクタは、コンデンサ
30,32の直列回路を介して出力端子34に接
続されると共にRFC36を介して正の24V電位点
に接続されている。38はバイパスコンデンサで
ある。 抵抗器12,14,18,24,RFC10,
36がトランジスタ2に対して直流バイアス回路
を構成している。なお、抵抗器22,24、コン
デンサ20,28は、高い周波数での利得の低下
を防止するために設けられている。 コンデンサ30,32の接続点40とコンデン
サ4,6の接続点42との間には帰還回路44が
接続されている。この帰還回路44は、リアクト
ル46、抵抗器48及び並列回路50の直列回路
からなり、並列回路50は可変抵抗器52の両端
間にコンデンサ54とリアクトル56の直列回路
を接続し、可変抵抗器52の摺動子をコンデンサ
54とリアクトル56との接続点58に接続した
ものである。 下表に上記の各構成素子の値を示す。
【表】
【表】 このように構成した利得調整装置は、可変抵抗
器52の摺動子を中位点にした状態で、第2図に
曲線60で示すように使用周波数帯50乃至250M
Hzに対してほぼ平坦な周波数特性を示す。また可
変抵抗器52の摺動子をトランジスタ2のベース
側に摺動させた状態、すなわちコンデンサ54を
短絡した状態では、入力信号が一定レベルである
にもかかわらず同図に曲線62で示すように使用
周波数帯域の中間部分で上に凸の周波数特性とな
る。さらに、可変抵抗器52の摺動子をトランジ
スタ2のコレクタ側に摺動させた状態、すなわち
リアクトル56を短絡した状態では、入力信号が
一定レベルであるにもかかわらず同図に曲線64
で示すように使用周波数帯域の中間部分で下に凸
の周波数特性となる。従つて、このような利得調
整装置を、周波数特性が中間部分で下に凸または
上に凸になることのある高周波増幅装置の縦続接
続の中に含ませておくことにより、この縦続接続
の総合周波数特性を平坦にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による利得調整装置の回路
図、第2図は同装置の可変抵抗器を調整すること
により周波数特性が変化する状態を示した図であ
る。 2……トランジスタ、10,12,14,1
8,24,36……バイアス回路、44……帰還
回路、52……可変抵抗器、54……コンデン
サ、56……リアクトル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波増幅トランジスタのコレクタと動作電位
    点との間に第1の高周波阻止コイルを接続し、上
    記トランジスタのエミツタと基準電位点との間に
    第1の抵抗器を接続し、上記動作電位点と上記基
    準電位点との間に直列に第2及び第3の抵抗器を
    接続し、第2及び第3の抵抗器の相互接続点を第
    2の高周波阻止コイルを介して上記トランジスタ
    のベースに接続し、上記コレクタとベースとの間
    に帰還回路を設け、この帰還回路内に直列に可変
    抵抗器が介在し、この可変抵抗器は摺動子を含
    み、この摺動子の摺動に応じて上記可変抵抗器の
    一端と上記摺動子との間の抵抗値及び上記可変抵
    抗器の他端と上記摺動子との間の抵抗値がそれぞ
    れ変化し、上記可変抵抗器の両端間に並列にコン
    デンサとリアクトルとの直列回路を設け、このコ
    ンデンサとリアクトルとの相互接続点に上記可変
    抵抗器の摺動子を接続してなる利得調整装置。
JP14954382U 1982-09-30 1982-09-30 利得調整装置 Granted JPS5956826U (ja)

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JP14954382U JPS5956826U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 利得調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5956826U JPS5956826U (ja) 1984-04-13
JPH0122263Y2 true JPH0122263Y2 (ja) 1989-06-30

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