JPS599445Y2 - トランジスタ検波回路 - Google Patents

トランジスタ検波回路

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JPS599445Y2
JPS599445Y2 JP16440275U JP16440275U JPS599445Y2 JP S599445 Y2 JPS599445 Y2 JP S599445Y2 JP 16440275 U JP16440275 U JP 16440275U JP 16440275 U JP16440275 U JP 16440275U JP S599445 Y2 JPS599445 Y2 JP S599445Y2
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transistor
carrier wave
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detection circuit
output
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JP16440275U
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JPS5276247U (ja
Inventor
渡 山谷
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、搬送波が変調信号によって振幅変調されてい
る被変調波が与えられる対の入力端子間に、ベース及び
コレクタが所要の電源に接続されている第1のトランジ
スタのベース及びエミツタ間の第1のダイオード構戒と
、ベースが第1のトランジスタのエミツタに接続され、
コレクタが所要の電源に接続されている第2のトランジ
スタのベース及びエミツタ間の第2のダイオード構戊と
を通じて、負荷が接続され、その負荷と並列関係に、対
の出力端子を導出している搬送波除去用濾波回路が接続
され、上記対の出力端子間から、上記被変調波の検波さ
れた出力が得られるトランジスタ検波回路の改良に関す
る。
先ず、本考案の理解を容易ならしめるため、本考案の基
礎となる従来のトランジスタ検波回路を述べよう。
第1図は、従来のトランジスタ検波回路を示し、全体と
してMで示され、以下述べる構戒を有する。
被変調波源12からの、第2図Aに示すような、搬送波
が変調信号によって振幅変調されている被変調波S1が
与えられる対の入力端子1a及び1bを有する。
そして、それら入力端子1a及び1b中の一方の入力端
子1bが、接地に接続されている。
また、他方の入力端子1aが、直流阻止兼結合用コンデ
ンサ2を通じて、ベースがバイアス用抵抗11を通じて
負極側を接地に接続している直流電源3の正極側に接続
され、コレクタが負極側を接地に接続している直流電源
4の正極側に接続されているNPN型のトランジスタQ
1のベースに、接続されている。
一方、トランジスタQ1のエミッタが、コレクタが直流
電源4の正極側に接続され、エミツタが負荷としての抵
抗5が通じて入力端子1b、従って接地に接続されてい
るNPN型のトランジスタQ2のベースに、接続されて
いる。
よって、被変調波S1が与えられる対の入力端子1a及
び1b間に、ベース及びコレクタがそれぞれ電源3及び
4に接続されているトランジスタQ1のベース及びエミ
ツタ間のダイオード構或と、ベースがトランジスタQ1
のエミツタに接続され、コレクタが電源4に接続されて
いるトランジスタQ2のベース及びエミツタ間のダイオ
ード構或とを通じて、負荷としての抵抗5が接続されて
いる。
また、負荷としての抵抗5と並列関係に、抵抗6とコン
デンサ7及び8とで構或され、且つ対の出力端子9a及
び9bを導出している搬送波除去用濾波回路10が接続
されている。
以上が、従来のトランジスタ検波回路のMの構或である
このような構或によれば、トランジスタQ1及びQ2が
所謂ダーリントン型に接続されている構或を有する。
このため、第1図と示す従来のトランジスタ検波回路M
の構或は、図示しないが、被変調波S1が与えられる対
の入力端子1a及び1b間に、ベース及びコレクタが電
源3及び4にそれぞれ接続されている1つのトランジス
タのベース及びエミツタ間のダイオード構或を通じて、
負荷としての抵抗5が接続され、そして、その負荷とし
ての抵抗5と並列関係に、搬送波除去用濾波回路10が
接続されている構或のトランジスタ検波回路と等価であ
る。
従って、入力端子1a及び1b間に与えられる第2図A
に示す被変調波S1が、トランジスタQ1のベース及び
エミツタ間のダイオード構成と、I・ランジスタQ2の
ベース及びエミツタ間のダイオード構或とが互いに直列
に接続されたダイオード構或によって、検波される。
このため、抵抗5の両端に、第2図Bに示すような、被
変調波S1の正の半波分に相当する出力S2が得られ、
これに応じて、出力端子9a及び9b間から、第2図C
に示すような、被変調波S1の検波された出力S3か゛
得られる。
ところで、第1図に示す従来のトランジスタ検波回路M
は、上述したように、トランジスタQ1及びQ2が所謂
ダーリントン型に接続されている構戊を有するので、上
述した1つのトランジスタのみを適用しているトランジ
スタ検波回路の場合に対し、比較的高い入力インピーダ
ンスを呈する。
従って、第1図に示す従来のトランジスタ検波回路Mは
、被変調波源12が、比較的高い出力インピーダンスを
有する場合に適用して、好適である。
しかしながら、第1図に示す従来のトランジスタ検波回
路の場合、搬送波除去用濾波回路10において、抵抗5
の両端に得られる、第2図Bに示すような、被変調波S
1の正の半波分に相当する出力S2が含んでいる搬送波
戒分が除去されることによって、出力端子9a及び9b
間から、第2図Cに示すような、被変調波S1の検波さ
れた出力S3が得られるのであるが、搬送波除去用濾波
回路10におけるコンデンサ7及び8が、十分大きな容
量値を有していなければ、出力端子9a及び9b間から
得られる出力S3が、搬送波或分を無視し得ない大きな
レベルで含んで得られる、という欠点を有する。
また、このため、コンテ゛ンサ7及び8として、大型、
高価のものを用いる必要があり、従って、搬送波除去用
濾波回路10が大型、高価になり、よって、トランジス
タ検波回路が大型、高価になるという欠点を有する。
また、上述したように、出力端子9a及び9bから得ら
れる出力S3が、搬送波成分を無視し得ない大きなレベ
ルで含んで得られるので、その搬送波或分が、搬送波除
去用回路10から出力端子9a及び9bに到る線路から
、外部に大なるレベルで輻射されるとともに、負荷とし
ての抵抗5の両端に得られる出力S2が、搬送波戊分を
大きなレベルで含んでいるので、その搬送波威分が、1
・ランジスタQ1のコレクタ及びエミツタ、電源4を通
して接地に到る線路に流れて、その線路から、搬送波戒
分が、外部に大なるレベルで輻射される。
その結果、トランジスタ検波回路M自体が不安定になっ
たり、他の回路に悪影響を与えたりする慣れを有する、
という欠点を有する。
よって、本考案は、上述した欠点のない、新規なトラン
ジスタ検波回路を提案せんとするもので、以下述べると
ころから、明らかとなるであろう。
第3図は、第1図で上述した従来のトランジスタ検波回
路を基礎とした本考案によるトランジスタ検波回路の一
例を示し、次に述べる構或を有する。
第3図において、第1図との対応部分には同一符号を附
し、詳細説明を省略する。
第3図に示す本考案によるトランジスタ検波回路は、第
1図で上述した構戊において、そのトランジスタQ2の
コレクタ及び電源4間の接続路13に、搬送波帰還用イ
ンピーダンス素子または回路としての例えば抵抗14が
介挿され、また、トランジスタQ2のコレクタ及びベー
ス間に、被搬送波S1の搬送波に対して十分低いインピ
ーダンスを呈する搬送波帰還用容量素子としてのコンテ
゛ンサ15が接続されていることを除いて、第1図の場
合と同様の構或を有する。
以上が、本考案による1一ランジスタ検波回路の一例構
或である。
このような構或によれば、第1図の場合と同様に、入力
端子1a及び1b間に与えられる、第2図Aに示すよう
な被変調波S1が、トランジスタQ1のベース及ひ゛エ
ミツタ間のダイオード構或と、トランジスタQ2のベー
ス及びエミツタ間のダイオード構戊とが互に直列に接続
されたダイオード構或によって、検波される。
このため、抵抗5の両端に、第2図Bで上述した出力S
2と同様の、出力S6が得られ、これに応じて、出力端
子9a及び9b間から、第2図Cで上述した出力S3と
同様の出力S7が得られる。
この場合、トランジスタQ1のエミツタ、従ってトラン
ジスタQ2のベースに、第2図Bで上述した出力S2と
同様の出力S4か′得られる。
しかしながら、第3図に示す本考案によるトランジスタ
検波回路の場合、トランジスタQ2のコレクタ及び電源
4間の接続路13に、搬送波帰還用インピーダンス素子
または回路としての抵抗14か゛介挿され、そして、ト
ランジスタQ2のコレクタ及ひベース間に、搬送波帰還
用容量阻止としてのコンデンサ15が接続されているの
で、トランジスタQ2のコレクタに、第2図Eに示すよ
うな、上述した出力S4に対して逆相の出力S5か゛得
られ、そして、その搬送波或分が搬送波帰還用容量素子
としてのコンデンサ15を通じて、トランジスタQのベ
ースに負帰還される。
このため、抵抗50両端に得られる出力S6が、第2図
Bで上述した出力S2に比し、搬送波成分の抑圧された
出力として得られる。
従って、搬送波除去用濾波回路10におけるコンデンサ
7及び8が、大きな容量値を有していなく?も、出力端
子9a及ひ゛9bから得られる出力S7が、搬送波戒分
を含まないか、含むとしても無視し得る小さなレベルで
しか含まないものとしてしか、得られない、という特徴
を有する。
また、このため、コンデンサ7及び8として、大型、高
価のものを用いる必要がなく、従って、搬送波除去用濾
波回路10を、小型、廉価に構或することができ、よっ
て、トランジスタ検波回路を、小型、廉価に構戒するこ
とができる、という特徴を有する。
さらに、上述したように、出力端子9a及び9bから得
られる出力S7が、搬送波戊分を含まないか、含むとし
ても無視し得る小さなレベルでしか含まないものとして
しか、得られないので、搬送波戊分が、搬送波除去用回
路10から出力端子9a及び9bに到る線路から、外部
に輻射されないか、輻射されるとしても無視し得る小さ
なレベルでしか輻射されないとともに、抵抗5の両端に
得られる出力S6が、搬送波の抑圧されたものとして得
られるので、搬送波戊分が、トランジスタQ2のコレク
タ及びエミツタ、電源4を通って接地に到る線路に、大
きなレベルで流れることがなく、従って、搬送波或分が
、その線路から、外部に輻射されないか、されるとして
も無視し得る小さなレベルでしか輻射されない。
その結果、トランジスタ検波回路M自体が不安定になっ
たり、他の回路に悪影響を与えたりする憧れを有しない
、という特徴を有する。
なお、上述においては、搬送波帰還容量素子としてコン
テ゛ンサ15を適.用した場合につき述べたが、第4図
に示すように、第3図との対応部分に同一符号を附して
詳細説明を省略するが、第3図の構或において、そのコ
ンデンサ15を、バラクタダイオード15′に置換した
ことを除いて、第3図の場合と同様の構或にして、上述
したと同様の作用効果を得るようにすることも出来る。
また、トランジスタQ1及びQ2か′、NPN型である
場合につき述べたが、これらを、PNP型に変更し、こ
れに応じて、電源3及び4の極性を、第3図の場合から
逆に転換しても、上述したと同様の作用効果が得られる
ことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の基礎となる従来のトランジスタ検波
回路を示す接続図である。 第2図は、本考案の説明に供する信号波形図である。 第3図は、本考案に依るトランジスタ検波回路の一例を
示す接続図である。 第4図は、本考案に依るトランジスタ検波回路の他の例
を示す接続図である。 la,lb・・・・・・入力端子、3,4・・・・・・
直流電源、Q1Q2・・・・・・NPN型のトランジス
タ、5・・・・・・抵抗、9a9b・・・・・・出力端
子、10・・・・・・搬送波除去用濾波回路、12・・
・・・・被変調波源、13・・・・・・接続路、14・
・・・・・搬送波帰還用インピーダンス素子または回路
としての抵抗、15・・・・・・搬送波帰還用容量素子
としてのコンデンサ、15′・・・・・・搬送波帰還用
容量素子としてのバラクタダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 搬送波が変調信号によって振幅変調されている被変調波
    が与えられる対の入力端子間に、ベース及びコレクタが
    所要の電源に接続されている第1のトランジスタのベー
    ス及びエミツタ間の第1のダイオード構戊と、ベースが
    第1のトランジスタのエミツタに接続され、コレクタが
    所要の電源に接続されている第2のトランジスタのベー
    ス及びエミツタ間の第2のダイオード構或とを通じて、
    負荷が接続され、該負荷と並列関係に、対の出力端子を
    導出している搬送波除去用濾波回路が接続され、上記対
    の出力端子間から、上記被変調波の検波された出力が得
    られるトランジスタ検波回路において、 上記第2のトランジスタのコレクタの上記電源への接続
    路に、搬送波帰還用インピーダンス素子または回路が介
    挿され、 上記第2のトランジスタのコレクタ及びベース間に、上
    記搬送波に対し低インピーダンスを呈する搬送波帰還用
    容量素子が接続されていることを特徴とするトランジス
    タ検波回路。
JP16440275U 1975-12-05 1975-12-05 トランジスタ検波回路 Expired JPS599445Y2 (ja)

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JPS5276247U JPS5276247U (ja) 1977-06-07
JPS599445Y2 true JPS599445Y2 (ja) 1984-03-26

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