JPS60160302A

JPS60160302A - 電車のモニタ装置

Info

Publication number: JPS60160302A
Application number: JP1190084A
Authority: JP
Inventors: Shinichiro Fujita; 信一郎藤田; Seiichi Tanaka; 誠一田中; Yasukazu Endo; 遠藤　泰和; Shuichi Ikui; 生井　修一; Yoshitomo Nishimura; 西村　致知; Nobuo Watanabe; 信夫渡辺
Original assignee: JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>; Toshiba Corp; Japan National Railways; Nippon Kokuyu Tetsudo
Current assignee: JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>; Toshiba Corp; Japan National Railways; Nippon Kokuyu Tetsudo
Priority date: 1984-01-27
Filing date: 1984-01-27
Publication date: 1985-08-21
Also published as: JPH0343841B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は車両に搭載された機器からの各種情報を収集編
集処理して表示出力跡を行う電車のモニタ装置に係り、
特に電車の編成試験の補助を行ない検修を容易々らしめ
るようにした電車のモニタ装置の改良に関する。

近年、車両機器の半導体化が急速に進み、高性能化に反
して非常に複雑となシ、運転中の各機器の動作状態の把
握、あるいは機器故障時。

事故時の内容把握や回復処置、故障原因の追求など非常
に困難となってきている。そこで、これらの問題点を解
決し、更に運転士の業務軽減や、仕業検査など検修の容
易化をはかるため、電車のモニタ装置が提案されている
。

第１図は、この様な電車のモニタ装置の従来例を説明す
るだめの図である。第１図において、１は先頭車、２は
中間車、３は各車内に収納された車両機器である。４は
先頭車１の運転台に設置され運転士による操作ができる
情報の表示を行なう表示器、Ａは各車両からの情報を集
中して処理する中実装置、１は各車両１〜Ｂにそれぞれ
設けられた車両機器の情報を収集する端末器、７はこれ
ら中実装置互と端末器互を接続する（車上）伝送路でお
る。また、上記において中実装置は情報処理要素と、自
から運転台周辺の情報ゆ電車編成としての情報を入力す
る入力要素と、運転台の表示器へ表示する出力要素と、
各端末に対して親局としてポーリングを行なう伝送制御
要素とモデムとを有し、さらに端末器も同様に各車両機
器の情報の入力する入力要素及び情報処理要素と、親局
のポーリングに対し子局として応答する伝送制御要素と
、モデムとを有している。

この様な構成において、中実装置互は運転士の操作ある
いは故障発生の割込等により、各車両１．２の端末器μ
へ伝送路７を通し情報の収集を要求する。各端末器互で
は、車両機器の動作や故障を示す接点の情報や、モータ
電流やブレーキ圧などのアナログ情報を収集入力してお
シ、中実装置互の要求に応じて必要な情報を一次編集し
、伝送路７を通して送信する。また中実装置では、端末
の子局を順次ポーリングして情報を収集し、使用形態に
合わせ取捨選択１分類統合、変換、蓄積などの情報処理
を行ない表示器４へ表示する。以上の動作により、車両
機器の動作状態や故障状態が把握されるのである。

ところで、この様なモニタ装置を補助に用いて、仕業検
査や交番検査などの電車編成での検修を行なう場合には
、電車編成の試験装置等からの指令にもとづいて電車の
各車両機器の動作を行ない、この動作結果は前述のごと
くモニタ装置によって各種情報として収集されて表示器
に表示され、検修員に把握されるわけであるが、検修員
はまず必要な情報画面の選択の操作をし次に表示画面の
値から良否の区別を行ない、各機器の動作を判定しなけ
ればならないというような不都合がある。また、モニタ
装置そのものが検修の−がんとして使用するためには、
十分信頼されてないという問題点がある。

本発明は上記のような従来技術における問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は電車編成試験装置との接続
が容易になされ、検修の補助として十分な信頼性を有す
る電車のモニタ装置を提供することにある。

以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細につい
て説明する。第２図は、本発明による電車のモニタ装置
の構成例を示すものであ択図において第１図と同一部分
或いは相当部分には同一符号を付してその説明を省略し
、ここでは異なる部分についてのみ述べる。図において
、８は電車編成の試験装置であり、伝送ケーブル９を介
してモニタ中実装置互のテストコネクタ５ａに接続する
。

第３図は、モニタ中実装置互の詳細な機能ブロック図を
示すものでおる。つま如、本装置は基本的にはマイクロ
コンビ纂−夕を構成しており、情報処理要素ＣＰＵと、
プログラムや固定データ等を格納する読出専用メモリＲ
ＯＭと、データのパ、７アやワーキングエリアとして用
いる読み書き可能なメモリｆＬＡＭと、前記モニタ表示
器４と入出力を行なうディスプレイインターフェイスＤ
ＩＦと、運転台周辺の情報を入力するデジタル入力回路
ＤＩと、上記ＣＰＵからのパラン５− 左信号をシリアル信号に変換して親局として端末からの
情報を収集する第１の伝送制御回路ＤＴＣ１と、シリア
ル信号を変復調する第１のモデムＭＤＭ　Ｊと、テスト
コネクタ５ａ及び伝送路９を介して前記試験装置８と接
続され子局として情報伝送する第２の伝送制御回路ＤＴ
ＣＪと、第２のモデムＭＤＭ　２及び前記デジタル入力
回路ＤＩを自己診断する診断回路ＤＧとから成る。

第４図は、前記各モニタ端末器互の構成を示すブロック
図であり、第３図と同一符号を付したものは同一要素を
示すもので、基本的にはマイクロコンビエータを構成し
ている。図において、ＡＩは前記車両機器３から電流、
電圧、ブレーキ圧等のアナログ量を入力するアナログ入
力回路であシ、またＤＧはアナログ、デジタルの各入力
回路ＡＩ、ＤＩを自己診断する診断回路である。

次に、かかる構成において電車の編成試験を行なう場合
、試験装置８は電車あるいは検修員編成としての動作指
令を与えると同時に、前記６− 伝送ケーブル９．テストコネクタ５ａを介して中実装置
互に必要な車両の必要な機器の動作状態であるデジタル
情報やアナログ情報を収集する様に指令する。これは、
例えば電車のブレーキノツチを指令する場合では、図示
しない数字表示器あるいはＣＲＴ等によって試験番号と
ブレーキノツチ数を表示し、これによシ検修員がブレー
キ弁を操作するものである。また、モニタ中実装置互へ
の指令は、試験装置８から変調されたシリアル信号が前
記第２のモデムＭＤＭ　２へ入力され復調されて第２の
伝送制御回路ＤＴＣ２へ入り、シリアル信号がパラレル
信号に変換されるとともに、ＣＰＵへ割込が入り受信デ
ータの中から指令が抽出されて、この指令によシ例えば
１号車から１２号車までの車両のブレーキ圧のアナログ
情報を収集すべきことがわかる。

また、モニタ中実装置Ａは前述した従来例の如く動作し
、各端末器μから情報を収集し編集してモニタ表示器４
へ表示するのであるが、同時に第２の伝送制御回路ＤＴ
ＣｊにてＣＰＵからの７− パラレル信号をシリアル信号に変換し、第２のモデムＭ
ＤＭ　！にて変調し、テストコネクタ５　ａ。

伝送ケーブル９を介して試験装置８へ前述で収集した情
報を伝送する。この情報は、前記動作指令例えばブレー
キノツチ操作に対する図示しないブレーキ装置の動作の
結果であり、これらの情報を判定して電車の編成試験が
なされるわけであシ、検修員のモニタ装置に対する操作
が極めて少なく容易に試験できる。

次に、モニタ装置自身の診断の作用について述べる。今
、試験装置８０指令は前記同様にモニタ中実装置互へ入
り、ＣＰＵはこの指令を受けてＲＡＭに対し診断データ
を書込み、次に読み出したデータを該診断データと照合
し、一致したことによってＲＡＭの動作診断を行ない、
次にＲＯＭに対し全てのエリアのデータの和を計算しこ
の和がチェックサムデータと一致していることによ１１
、ＲＯＭの動作診断を行なう。また次に、自己診断回路
ＤＧに対しデジタル入力回路ＤＩへオール１′０”ある
いはオール＠１１のデーター８−　′ を切換えて入力し、デジタル入力回路ＤＩの入力したデ
ータを比較照合してデジタル入力回路ＤＩの動作診断を
行なう。

一方、モニタ端末器医に対しては第１の伝送制御回路及
びモデムＤＴＣ１、ＭＤＭ　１を通し、端末器内部のメ
モリＲＡＭ　、　ＲＯＭ　、デジタル、アナログ入力回
路ＤＩ　、ＡＩの診断を行なう指令を与える。そして端
末器内のＣＰＵはこの指令を第１のモデム及び伝送制御
回路ＭＤＭ　１　、　ＤＴＣ１を介して受けと如、前述
のモニタ中実装置互と同様にしてメモリＲＡｌｖｌ　、
　ＲＯＭ　、デジタル入力回路ＤＩの動作診断を行なう
が、アナログ入力回路ＡＩに対しては自己診断回路ＤＯ
よシアナログの校正信号、例えばフルスケール値、ノ・
−７スケール値、零スケール値等をアナログ入力回路Ａ
Ｉの入力に切換えて与え、アナログ入力回路ＡＩにて入
力したデータを比較照合してアナログ入力回路ＡＩの動
作診断を行なう。なお、第１のモデム及び伝送制御回路
ＭＤＭ　Ｊ　、　ＤＴＣＪについては、七二り中実装置
互と端末器見間でブ９− ロックコードチェック、すい直ノ臂すティチェ。

り、フレーミングチェ、り等を行なって常時診断を行な
っておシ、第２のモデム及び伝送制御回路ＭＤＭ　２　
、　ＤＴＣ２についても同様にモニタ中実装置りと試験
装置８との間で診断を行なっているものである。

これらの動作診断は、前述した電車の編成試験に先立っ
て行なわれ、モニタ装置が正常に動作することを確認し
てから編成の試験を行なうため、極めて信頼性に優れた
モニタ装置が得られ、また電車の編成試験結果も正確で
あシ且つ信頼しうるものである。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。

上記ではモニタ中実装置に単一のＣＰＵを用いた例を示
したが、表示や伝送等独立して処理する複数のＣＰＵ構
成の場合についても適用できるものである。

その他、本発明はその要旨を変更しない範囲で、種々に
変形して実施することができるものである。

１０− 以上説明した様に本発明によれば、モニタ装置と電車編
成の試験装置との接続がシリアル伝送にて行なわれるた
め、わずか２〜４本の伝送ケーブルにて可能となシ、ま
た試験装置からの指令にてモニタ装置の動作が起動され
て、必要な情報を収集し試験装置へ伝送するので、検修
員の操作が極めて簡便になるという利点を有し、さらに
電車編成の試験に先立ってモニタ装置自身の診断を行々
うことができるので、検修の補助として十分に信頼し得
る電車のモニタ装置が提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電車のモニタ装置を説明するための図、
第２図は本発明の一実施例を示す概要構成図、第３図は
第２図におけるモニタ中実装置の構成を示すブロック図
、第４図は同じくモニタ端末器の構成を示すブロック図
である。１・・・先頭車両、２・・・中間車両、３・・・車両機
器、４・・・モニタ表示器、互・・・モニタ中実装置、
互・・・モニタ端末器、７・・・車上伝送路、８・・・
電車編成の試験装置、９・・・伝送ケーブル、５ａ・・
・テストコネクタ、ＣＰＵ・・・グロセーサ、ＲＡＭ・
・・読み書き可能メモリ、ＲＯＭ・・・読み出し専用メ
モリ、ＤＩＦ・・・ディスプレイインターフェイス、Ｄ
Ｉ・・・デジタル入力回路、ＡＩ・・・アナログ入力回
路、ＤＴＣＪ・・・第１の伝達制御回路、ＤＴＣ２・・
・第２の伝達制御回路、ＭＤＭ　１・・・第１のモデム
、ＭＤＭ２・・・第２のモデム、ＤＧ・・・自己診断回
路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）各車両に搭載した各種動作機器の動作状態を収集
するモニタ端末器と、車上の伝送路を介して前記モニタ
端末器と接続され集中して情報収集するモニタ中実装置
とからなるモニタ装置において、前記モニタ中実装置に
試験装置とインターフェイスするモデムと伝送制御要素
とテストコネクタを備え、前記試験装置からの指令によ
シ必要な情報を収集して伝送出力するように構成したこ
とを特徴とする電車のモニタ装置。
（２）モニタ中実装置及びモニタ端末器としては自己診
断要素を備えるようにしたものである特許請求の範囲第
（１）項記載の電車のモニタ装置。