JPS6225981B2 - - Google Patents

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JPS6225981B2
JPS6225981B2 JP51142470A JP14247076A JPS6225981B2 JP S6225981 B2 JPS6225981 B2 JP S6225981B2 JP 51142470 A JP51142470 A JP 51142470A JP 14247076 A JP14247076 A JP 14247076A JP S6225981 B2 JPS6225981 B2 JP S6225981B2
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JP
Japan
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vehicle
control device
communication device
simulator
load controller
Prior art date
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JP51142470A
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English (en)
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JPS5366601A (en
Inventor
Osamu Harada
Hitoshi Takeishi
Junichiro Takamatsu
Yoshinori Ooki
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Fujitsu Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14247076A priority Critical patent/JPS5366601A/ja
Publication of JPS5366601A publication Critical patent/JPS5366601A/ja
Publication of JPS6225981B2 publication Critical patent/JPS6225981B2/ja
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動運転が可能な車輌に搭載されて
いる運転制御系の機器を検査する車輌搭載機器テ
スタに関するものである。
無人の車輌に運転制御装置を搭載しておき、乗
客の依頼により中央の運転制御所に設けたコンピ
ユータからその車輌に指令を与え、その乗客を車
輌が無人で迎えたり、あるいは無人で目的地まで
運搬するような新しい交通システムが開発されて
いる。
この交通システムに使用する無人の車輌100
には、第1図のように、中央の運転制御所と運転
情報を交換するアンテナ101および車上通信装
置102と、中央の運転制御所から与えられた情
報をもとに車輌負荷制御器103を制御し、かつ
その負荷の運転状況を車上通信装置102に伝え
る車輌制御装置104を備えている。このような
無人運転の車輌は、運行上の安全を確保する意味
から、常時車輌点検を行なう必要があり、とくに
上記車上通信装置102、車輌制御装置104、
車輌負荷制御器103のテストは厳密に行なわな
ければならない。
従来から行なわれているこれらの車輌搭載機器
とくに車輌制御装置104を検査する方法は、車
上通信装置102および車輌負荷制御器103と
車輌制御装置104との間の結線を外し、これら
に代つて車上通信装置シミユレータおよび車輌負
荷制御器シミユレータを接続し、検査員が適宜車
輌制御装置104に模擬信号を与えてその応答性
を見て車輌制御装置104の良否の判断を行なつ
ていた。
このように従来は、各機器の動作状況や機器間
における信号レベルの良否の状況を熟知した検査
員が、それぞれの機器に個別に専用のシミユレー
タやテスタを接続して検査を行なつていた。その
ため検査に多くの時間を必要とするとともに、検
査員の人為的ミスや個人差に基づいて検査結果に
相違を生じることもあつて、検査が必ずし十分に
行なわれないことがあつた。
本発明は、上述の如き従来の欠点を改善する新
規な発明であり、その目的は新しい交通システム
用車輌を無人検査できるようなテスタを提供しよ
うとするものである。
すなわち本発明による車輌搭載機器テスタを用
いることにより、このような検査を自動的に行な
うことができるようになり、上述のような時間的
な無駄が排除できるとともに、人為的ミスや個人
差に基づく検査結果のばらつきを防止し、さらに
コンピユータの使用によつて実稼働状態に近い動
作状況下における各種試験を実施できるようにし
て、従来、検査員が人手によつて行なていた検査
内容よりも高度な検査を行なうことができるよう
にしたものである。
その目的を達成せしめるため、本発明の車輌搭
載機器テスタは、外部からの指令に基づいて車輌
制御装置に対する運転命令を発生するとともに該
運転命令に基づく該車輌制御装置の制御状態情報
を外部に通知する車上通信装置と、該運転命令に
基づいて車輌の負荷に対する制御信号を発生する
とともに当該負荷の動作状態からのセンス出力を
監視してその動作状態を制御する車輌制御装置
と、該制御信号に基づいて負荷を動作させるとと
もにその動作状態を示すセンス出力を発生する車
輌負荷制御器とからなる車輌制御系電子機器に対
し、該車輌制御装置への運転命令及び制御状態情
報を含む第1の情報と該車輌制御装置から送出す
る負荷制御信号及び負荷による動作状態センス出
力を含む第2の情報を収集し、車輌メンテナンス
用コンピユータに転送する機器テスタであつて、
外部からの指令に基づいてモデル運転命令を発生
して該車輌制御装置に送出するとともに該モデル
運転命令に基づく車輌制御装置の制御状態情報を
受信するよう構成され該車上通信装置と代替可能
な車上通信装置シミユレータと、該車輌制御装置
からの制御信号に基づいて負荷の動作状態を示す
モデルセンス出力を発生するよう構成され該車輌
負荷制御器と代替可能な車輌負荷制御器シミユレ
ータと、該車輌負荷制御器シミユレータ及び該車
上通信装置シミユレータの起動部、該車輌メンテ
ナンス用コンピユータとのインタフエース部、該
第1と第2の情報の収集端子部、該インタフエー
ス部の出力でゲートされ該収集端子部からデータ
を入力するゲートで構成されるレベルコンバータ
とから成るように構成した。
そして、上記構成による車輌搭載機器テスタに
よつて、上記車上通信装置と車輌負荷制御器と車
輌制御装置のそれぞれのテストにおいて、 前記車上通信装置および車輌負荷制御器をそれ
ぞれ車輌制御装置に接続する際には、該車上通信
装置と車輌制御装置との間で交換される前記第1
の情報および車輌制御装置と車輌負荷制御器との
間で交換される前記第2の情報を前記レベルコン
バータを介して車輌メンテナンス用コンピユータ
に転送し、 前記車上通信装置と車輌負荷制御器とをそれぞ
れ車上通信装置シミユレータおよび車輌負荷制御
器シミユレータに交換して車輌制御装置に接続す
る際には、該車上通信装置シミユレータと車輌制
御装置との間で交換される前記第1の情報および
車輌制御装置と車輌負荷制御器シミユレータとの
間で交換される前記第2の情報を前記レベルコン
バータを介して車輌メンテナンス用コンピユータ
に転送し、 前記車上通信装置または車輌負荷制御器のいず
れか一方を前記車上通信装置シミユレータまたは
車輌負荷制御器シミユレータに交換して前記車輌
制御装置に接続する際には、該車上通信装置シミ
ユレータと車輌制御装置との間で交換される前記
第1の情報と車輌制御装置と車輌負荷制御器との
間で交換される前記第2の情報または車上通信装
置と車輌制御装置との間で交換される前記第1の
情報と車輌制御装置と車輌負荷制御器シミユレー
タとの間で交換される前記第2の情報を前記レベ
ルコンバータを介して車輌メンテナンス用コンピ
ユータに転送することで、車輌メンテナンス用コ
ンピユータが前記車上通信装置,車輌負荷制御器
または車輌制御装置の動作状態を検査することを
特徴とする。
このように、コンピユータからの指令によつて
車輌搭載機器テストが自動的に所要の検査を行な
う。この際コンピユータを使用することによつ
て、無線による通信を介する制御や、車輌負荷制
御器の実動作等実稼働時と同じ条件での検査が可
能となる。
以下実施例について詳細に説明する。
第2図は、本発明に係る車輌搭載機器テスタの
一実施例を示すブロツク図である。同図において
202は車上通信装置シミユレータ、203は車
輌負荷制御器シミユレータ、204はレベルコン
バータである。車上通信装置シミユレータ202
は信号出力端子34と信号入力端子35とを有
し、車輌負荷制御器シミユレータ203は信号出
力端子36と信号入力端子37を有する。またレ
ベルコンバータ204は接続端子1,2,3,4
および7,8,11,12を有する。
次に上記車輌搭載機器テスタ201を使用して
車輌に搭載した車輌制御系全電子機器すなわち、
車上通信装置102、車輌制御装置104、車輌
負荷制御器103の故障検査動作を説明する。
第3図の如く、検査を受ける車輌に搭載されて
いる車上通信装置102と車輌制御装置104間
の結線は、接続端子7,8,11,12を介して
接続され、車上通信装置102と車輌制御装置1
04間で取り交される情報は全てレベルコンバー
タ204がピツクアツプできるようにする。また
車輌制御装置104と車輌負荷制御器103との
間の結線は、接続端子1,2,3,4を介して接
続され、車輌制御装置104と車輌負荷制御器1
03との間で取り交される情報は全てレベルコン
バータ204がピツクアツプできるようにする。
なお、この故障検査は、全電子機器を動作させて
行なうので、車上通信装置シミユレータ202お
よび車輌負荷制御器シミユレータ203はどこに
も接続しない。
次に、車輌メンテナンス用コンピユータ200
から無線で車輌に対し一定プログラムに従つた種
種の運転指令信号を発する。車輌100に取り付
けられたアンテナ101は無線で送られて来る種
種の運転指令信号をキヤツチして車上通信装置1
02に送る。車上通信装置102では運転指令信
号からデジタル信号の運転指令を復調してこれを
出力する。該命令は接続端子12から接続端子7
を通つて車輌制御装置104に伝えられる。車輌
制御装置104は命令に従つて車輌の負荷に対す
る制御信号たとえば、モータの力行・惰行制御、
車輌の進行方向およびスピード、ブレーキ圧力な
どの制御信号を作る。この制御信号は、接続端子
1から接続端子4を通つて車輌負荷制御器103
に送られ、該制御器103は制御信号に従つてモ
ータやブレーキなどの負荷を動作させる。
負荷の動作状態はただちに車輌負荷制御器10
3で検知され、そのセンス出力は接続端子3およ
び2を通つて車輌制御装置104に送られる。車
輌制御装置104ではこれらセンス出力を整理し
て負荷が指令通りに動作したか否かを常に監視
し、指令からはずれた動作をしようとすればこれ
を正しい動作状態になるように制御する。そして
この制御状態は刻々車上通信装置102へ送ら
れ、ここからアンテナ101を介して無線で車輌
メンテナンス用コンピユータ200に送られる。
一方、車輌搭載機器テスタ201内のレベルコ
ンバータ204では、車上通信装置102と車輌
制御装置104との間で交される情報および車輌
制御装置104と車輌負荷制御器103との間で
交される情報を記憶する。そしてバスライン20
0′を通じて車輌メンテナンス用コンピユータ2
00からの読み出し信号で記憶内容を該コンピユ
ータ200へ転送する。
車輌メンテナンス用コンピユータ200では、
車輌100から無線で送られて来たデータと車輌
搭載機器テスタ201から送られて来たデータと
を比較し、その比較データから車輌に搭載した車
輌制御系の全電子機器に故障があるかないかを判
断し、もし故障が発生している場合はどの機器に
故障が生じているかを見つける。
このような故障発見の手順は以下のような接続
形態によつて切り分けできる。即ち、車輌制御
装置104のテスト時には、車上通信装置102
と車輌負荷制御器103の両者に代えて車上通信
装置シミユレータ202と車輌負荷制御器シミユ
レータ203を用い、結果が正常ならば障害は車
上通信装置102若しくは車輌負荷制御器103
にあると判断し、車上通信装置102のテスト
時には、車上通信装置102に代えて車上通信装
置シミユレータ202を用い、ここで結果が良好
ならば障害は車上通信装置102にあつたことが
判り、或いは、車輌負荷制御器103のテスト
時には、車輌負荷制御器103に代えて車輌負荷
制御器シミユレータ203を用い、車輌負荷制御
器103からテストしても良い。そして、上記の
またははいずれか一方を行なうだけで障害の
切り出しが完了するものである。
次に、上記の車輌搭載機器テスタ201に設
けた2つのシミユレータを使用しての車輌制御装
置104のテストについて説明する。
すなわちこの場合は、車輌制御装置104のみ
の自動検査を行なうもので、車輌搭載機器テスタ
のみを用いテスタ側から各種動作指令を与えるこ
とによつて所要の検査を行なう。
第4図に示すように、車上通信装置102と車
輌制御装置104間の接続と車輌制御装置104
と車輌負荷制御装置103間の接続をそれぞれ切
り離し、車輌制御装置104の入出力端子は、車
輌搭載機器テスタ201の接続端子1,2および
7,8に接続し、車上通信装置シミユレータ20
2の入出力端子34および35を接続端子11お
よび12に接続するとともに、車輌負荷制御器シ
ミユレータ203の入出力端子36および37を
接続端子3および4に接続し、2つのシミユレー
タ202,203と車輌制御装置104とを連結
する。
車輌搭載機器テスタ201を上記の如く車輌搭
載機器に接続した後、車輌メンテナンス用コンピ
ユータ200から車上通信装置シミユレータ20
2にバスライン200゜を通して指令を与える。
該シミユレータ202はその指令に基づき種々の
モデル運転命令を発して車輌制御装置104に送
る。車輌制御装置104はそのモデルの運転命令
に従つて車輌の負荷に対する制御信号を作り、車
輌負荷制御器シミユレータ203に送る。該シミ
ユレータ203では、車輌メンテナンスコンピユ
ータ200の指示により、車輌制御装置104か
らの制御信号に対する種々のモデルセンス出力を
作つて出力する。車輌制御装置104はこのモデ
ルセンス出力を監視し、モデルセンス出力が車上
通信装置シミユレータ202から発せられたモデ
ル運転指令通りになるように車輌負荷制御器シミ
ユレータ203に制御信号を送る。そしてこの制
御状態は刻々車上通信装置シミユレータ202に
送られる。そしてこれら2つのシミユレータと車
輌制御装置104との間のやりとりはすべてレベ
ルコンバータ204で記憶され、車輌メンテナン
ス用コンピユータ200からの読み出し信号で記
憶内容を該コンピユータ200に送り、該コンピ
ユータ200では記憶内容から車輌制御装置10
4の良し悪しを検査する。
第5図は、第2図に示した車輌搭載機器テスタ
201の実施例をさらに詳細に示したブロツク図
である。同図において、5,6,9,13はレベ
ル変換器で加えられた情報を一時蓄積しておく。
10は各レベル変換器に蓄えられた情報を整理し
て出力するデータゲート、14および21はレジ
スタ、15はランプおよびスイツチ回路、16は
パルス発生器、17,22,24,38および3
9はドライバ、18および23はレシーバ、32
はレベルコンバータ204と車輌メンテナンス用
コンピユータ200との間の信号レベル差を調整
する機器接続調整器である。なお、第2図に示し
た部分と同一部分には同一符号を付し、その説明
は省略した。
次に車輌に搭載した車輌制御系全電子機器の故
障検査動作を例にとつて、車輌搭載機器テスタ2
01とくにレベルコンバータ204を中心に動作
を説明する。
車上通信装置102の出力情報が接続端子12
を通り、レベル変換器13に読み込まれると同時
に接続端子7を通り車輌制御装置104に送ら
れ、その出力情報が接続端子1を通り、レベル変
換器5に読み込まれるとともに、接続端子4を通
り車輌負荷制御器103に加えられ、負荷は制御
される。車輌負荷の動作結果にもとずく報告情報
が車輌負荷制御器103から発せられ、接続端子
3を経由してレベル変換器6に読み込まれる。こ
れと同時に接続端子2、車輌制御装置104、接
続端子8を経由してレベル変換器9に読み込ま
れ、同時に接続端子11から出力される。
一方、車輌メンテナンス用コンピユータ200
からの入力情報は機器接続調整器32およびレシ
ーバ23を通つていつたんレジスタ14および2
1に保存される。そしてレジスタ14に保存され
た入力情報に基づいてデータゲート10に接続さ
れているレベル変換器5,6,9,13の該当ゲ
ートを順次に開き、データゲート10から出力さ
れた情報はドライバ24および機器接続調整器3
2を経由して車輌メンテナンス用コンピユータ2
00に送られる。また、レジスタ21に保存され
た入力情報はドライバ17を経由してランプおよ
びスイツチ回路15を駆動して車輌搭載機器テス
タ表示板上に設けられたテスト種類表示などのラ
ンプを点滅させ、その動作結果はレシーバ18で
受けられ、その出力はドライバ22および24を
通り、機器接続調整器32を通つて車輌メンテナ
ンス用コンピユータ200に送られる。
なお、車輌搭載機器テスタ201に装備された
2つのシミユレータ202、203を使つて車輌
制御装置104の機能を診断する場合は、パルス
発生器16を駆動させることによりレジスタ21
に保存された入力情報を読み出し、ドライバ38
および39を経由して通信装置シミユレータ20
2および車輌負荷制御器シミユレータ203に送
られる。
上述のの接続テストが無事完了すれば、車上
搭載機器の障害は他の車上通信装置102又は車
輌負荷制御器103にあることが判る。そこで、
第2のテストとして、車上通信装置102又は車
輌負荷制御器103の何れかに代えて、車上通信
装置シミユレータ202又は車輌負荷制御器シミ
ユレータ203を用いた前述のまたはの何れ
かのテストを行なえばよい。
そこで、前述の車上通信装置シミユレータ2
02を車上通信装置102に代えて用いるテスト
を説明する。
第4図に示したの接続状態を第6図に示す接
続状態に移行する。そのため、車輌搭載機器テス
タ201の接続端子4,3と車輌負荷制御器シミ
ユレータ203の接続端子36,37との接続を
切り離し、接続端子4,3と車輌負荷制御器10
3の入出力端子とを接続する。
上記接続が完了したら、車輌メンテナンス用コ
ンピユータ200から車上通信装置シミユレータ
202にバスライン200′を通して指令を与え
る。車上通信装置シミユレータ202はその指令
に基づき種々のモデル運転命令を発して車輌制御
装置104に送る。車輌制御装置104はそのモ
デル運転命令に従つて車輌の負荷に対する制御信
号を作り、車輌負荷制御器103に送る。該車輌
負荷制御器103はこの制御信号に従つてモータ
やブレーキ等の負荷を動作させる。この負荷の動
作状態は車輌負荷制御器103によつて検知さ
れ、そのセンス出力は接続端子3,4を通つて車
輌制御装置104に通知される。車輌制御装置1
04ではこのセンス出力を整理して負荷が指令通
りに動作したか否かを常に監視し、指令からはず
れた動作をしようとすればこれを正しい動作状態
になるよう制御する。そして、この制御状態は
刻々と車上通信装置シミユレータ202へ送られ
る。そして、これらの車上通信装置シミユレータ
202と車輌制御装置104、また車輌制御装置
104と車輌負荷制御器103との間のそれぞれ
のやりとりはすべてレベルコンバータ204で記
憶され、車輌メンテナンス用コンピユータ200
からの読出し信号で記憶内容を車輌メンテナンス
用コンピユータ200に送り、車輌メンテナンス
用コンピユータ200では記憶内容から車輌負荷
制御器103の良し悪しを検査する。
この検査結果で、異常が検出された時には、車
輌搭載機器の異常は車輌負荷制御器103にある
と判断され、一方、全動作が正常であると判断さ
れた時には、前出ののテストと併せた総合判断
から、のテストを行なうまでもなく、異常は車
上通信装置102にあると判断できる。
上述のように本発明は車輌を実際に動作させた
場合の車上通信装置より車輌制御装置へ伝えられ
る情報、車輌制御装置から車輌負荷制御器への情
報および車輌負荷の駆動結果の報告も全て自動的
にしかも車輌メンテナンス用コンピユータの指示
に従がい報告できるし、また車上通信装置、車輌
制御装置、車輌負荷制御器間の情報伝達経路に何
ら測定機器を介在させることなく、それら機器間
の情報伝達路を伝わる交換データをピツクアツプ
するだけであるので、各機器間の交換データの流
れに乱れを生じさせない。
すなわち本発明によれば、次のような特有の効
果が得られる。
検査は人手によらず自動的に行われるので、
熟練した検査員が不要になる。
人手による検査に付随する人為的な検査ミス
や個人差が基づく、検査結果のばらつきを防止
することができる。
検査時間を短縮することが可能になる。
このほか、本発明は、シミユレータを使つた車
輌制御装置のテストも行なうことができるなど多
くの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、車輌に搭載された車輌制御系のブロ
ツク図、第2図は、本発明に係る車輌搭載機器テ
スタの一実施例のブロツク図、第3図および第4
図は、車輌搭載機器に本発明の車輌搭載機器テス
タを接続した状態を示すブロツク図、第5図およ
び第6図は、本発明に係る車輌搭載機器テスタの
一実施例を詳細に示したブロツク図である。 図において、100は車輌、102は車上通信
装置、103は車輌負荷制御器、104は車輌制
御装置、200は車輌メンテナンス用コンピユー
タ、201は車輌搭載機器テスタ、202は車上
通信装置シミユレータ、203は車輌負荷制御器
シミユレータ、204はレベルコンバータであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部からの指令に基づいて車輌制御装置に対
    する運転命令を発生するとともに該運転命令に基
    づく該車輌制御装置の制御状態情報を外部に通知
    する車上通信装置と、該運転命令に基づいて車輌
    の負荷に対する制御信号を発生するとともに当該
    負荷の動作状態からのセンス出力を監視してその
    動作状態を制御する車輌制御装置と、該制御信号
    に基づいて負荷を動作させるとともにその動作状
    態を示すセンス出力を発生する車輌負荷制御器と
    からなる車輌制御系電子機器に対し、 該車輌制御装置への運転命令及び制御状態情報
    を含む第1の情報と該車輌制御装置から送出する
    負荷制御信号及び負荷による動作状態センス出力
    を含む第2の情報を収集し、車輌メンテナンス用
    コンピユータに転送する機器テスタであつて、 外部からの指令に基づいてモデル運転命令を発
    生して該車輌制御装置に送出するとともに該モデ
    ル運転命令に基づく車輌制御装置の制御状態情報
    を受信するよう構成され該車上通信装置と代替可
    能な車上通信装置シミユレータと、該車輌制御装
    置からの制御信号に基づいて負荷の動作状態を示
    すモデルセンス出力を発生するよう構成され該車
    輌負荷制御器と代替可能な車輌負荷制御器シミユ
    レータと、該車輌負荷制御器シミユレータ及び該
    車上通信装置シミユレータの起動部、該車輌メン
    テナンス用コンピユータとのインタフエース部、
    該第1と第2の情報の収集端子部、該インタフエ
    ース部の出力でゲートされ該収集端子部からデー
    タを入力するゲートで構成されるレベルコンバー
    タから成り、 前記車上通信装置および車輌負荷制御器をそれ
    ぞれ車輌制御装置に接続する際には、該車上通信
    装置と車輌制御装置との間で交換される前記第1
    の情報および車輌制御装置と車輌負荷制御器との
    間で交換される前記第2の情報を前記レベルコン
    バータを介して車輌メンテナンス用コンピユータ
    に転送し、 前記車上通信装置と車輌負荷制御器とをそれぞ
    れ車上通信装置シミユレータおよび車輌負荷制御
    器シミユレータに交換して車輌制御装置に接続す
    る際には、該車上通信装置シミユレータと車輌制
    御装置との間で交換される前記第1の情報および
    車輌制御装置と車輌負荷制御器シミユレータとの
    間で交換される前記第2の情報を前記レベルコン
    バータを介して車輌メンテナンス用コンピユータ
    に転送し、 前記車上通信装置または車輌負荷制御器のいず
    れか一方を前記車上通信装置シミユレータまたは
    車輌負荷制御器シミユレータに交換して前記車輌
    制御装置に接続する際には、該車上通信装置シミ
    ユレータと車輌制御装置との間で交換される前記
    第1の情報と車輌制御装置と車輌負荷制御器との
    間で交換される前記第2の情報または車上通信装
    置と車輌制御装置との間で交換される前記第1の
    情報と車輌制御装置と車輌負荷制御器シミユレー
    タとの間で交換される前記第2の情報を前記レベ
    ルコンバータを介して車輌メンテナンス用コンピ
    ユータに転送することで、車輌メンテナンス用コ
    ンピユータが前記車上通信装置,車輌負荷制御器
    または車輌制御装置の動作状態を検査することを
    特徴とする車輌搭載機器テスタ。
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