JPS60158890A - クツシヨン体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクッション体の製造方法、特に金属芯材を内部
に有するクッション体の表皮の端末処理に関するもので
ある。

従来、第１図に示すようにクッション体、例えばヘッド
レスト１は内部に金属芯材２を有する緩衝材３と、上記
金属芯材２の背部に上端が固定された金属棒より成るス
テー４と、上記緩衝材３の外周側を被う表皮５とから構
成されている。このヘッドレストＩの製造方法は、ステ
ー４と一体の金属芯材２の外周側に発泡成形された緩衝
材３とした後、その外周側をレザー、布等よりなる表皮
５により被覆して、表皮５の端末６を結合している。こ
の表皮５の端末処理については、両端末６゜６にベルク
ロファスナ７を取付けておき、緩衝材３を被覆した後、
このベルクロファスナ７を係合して行うようにしたり、
表皮端末６．６間に塩化ビニル等を介挿して高周波接合
するようにしたりしている。

しかしながら、上記のような従来のクッション体の製造
方法によれば、ベルクロファスナ７を使用するものにあ
っては予め表皮端末６にベルクロファスナ７を縫着しな
ければならず作業性が悪くコスト高となるばかりでなく
接合部分が他の部分より厚（なってしまい見映が悪いと
いう欠点を有しており、また、塩化ビニルを介挿して高
周波溶着する方法においては、高周波溶着の際に電極を
表皮端末６．６の両側より当てるために接続部分が突き
合わせて折り返すようにするので、やはり接合部分が見
苦しくなるという欠点を有していた。

本発明の目的は表皮端末の重合部の外側より電極を当て
、この電極と金属芯材との間に高周波又は超音波を供給
して重合部を溶着するようにして上記欠点を除去するも
のであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。

第２図ないし第４ＴＩ！Ｊは本発明によるり・ノション
体の製造方法の一実施例を示す斜視図であり、同図にお
いて、ステー１０を有する金属芯材１１の外周側に発泡
成形された緩衝材１２の上記ステー１０．１０を固定治
具１３により固定する。上記金属芯材１１のステー１０
が突出する部分にはツメ１４が形成されており、第３図
に示すように上記緩衝材１２の外周側よりレザー等より
成る表皮１５を被覆するに際して、このツメ１４に表皮
端末１６．１７の一方側１６を係止して固定し、他方の
端末１７を上記端末１６の上から重ね合わせる。次に、
第４図に示すように端末１６．１７の重合部に板状の電
極１８を当接させるが、電極１Ｂにはステー１０．１０
対応部に切欠部１９゜１９を有する絶縁体２ｐが設けら
れている。上記電極１８には高周波又は超音波供給素子
２１が当接され、この高周波又は超音波供給素子２１と
上記金属芯材１１のステー１０を固定した固定治具１３
との間に高周波又は超音波を供給すると、上記電極１８
と金属芯材１１の間の端末１６．１７の重合部は溶着し
て接続される。

なお、上記実施例においては金属芯材１１のステー１０
取付側が緩衝材１２より露出しているものとして説明し
たが、本発明はこれに限定されず金属芯材が緩衝材に全
血液われていてもよい。また、表皮はレザー等溶融性の
素材のものであるとして説明したが布等の溶融性のない
ものでもよく、その場合端末の重合部の間に塩化ビニル
シート等を介挿して高周波を供給し、又は何等介挿しな
い状態で超音波を供給すればよい。

以上説明したように本発明に係るクッション体の製造方
法によれば、金属芯材を内部に有する緩衝材の外周を包
囲した表皮の端末を重ね合わせた重合部に電極を当て、
この電極と上記金属芯材との間に高周波又は超音波を供
給して重合部を溶着するようにしたので、表皮端末の接
合作業が迅速に行えるばかりでなく接合部分を見映え良
く仕上げることができるなど種々の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のクッション体の製造方法の一例を示す断
面図、第２図ないし第４図は本発明によるクッション体
の製造方法の一実施例を示す斜視図である。 １０・・・ステー、１１・・・金属芯材、１２・・・緩
衝材、１３・・・固定治具、１５・・・表皮、１６．１
７・・・表皮端末、１８・・・電極、２０・・・絶縁体
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金属芯材を内部に有する緩衝材を表皮により両端部を重
   合する如く包囲し、重合部に外側より電極を当て、この
   電極と上記芯材との間に高周波又は超音波を供給して、
   上記重合部を溶着したことを特徴とするクッション体の
   製造方法。