JPH03149Y2 - - Google Patents

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JPH03149Y2
JPH03149Y2 JP9973284U JP9973284U JPH03149Y2 JP H03149 Y2 JPH03149 Y2 JP H03149Y2 JP 9973284 U JP9973284 U JP 9973284U JP 9973284 U JP9973284 U JP 9973284U JP H03149 Y2 JPH03149 Y2 JP H03149Y2
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skin
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plate
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JP9973284U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はヘツドレストの表皮止着構造に係るも
のである。
(従来技術) 従来の穴開きヘツドレストの表皮は、第8図に
示したごとく、窓穴aのあるクツシヨン材bの表
面を、表皮cにより包囲し、フアスナーdで止着
していた。
又、第9図のようにモールeを用いて表皮cを
止着するものもあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記のようにクツシヨン材bの外周面を表皮c
で包囲しフアスナーdにより接合する場合は、ス
ライダーfおよびその摘みgが外部に露出するこ
とが欠陥で、外観上見栄えが悪るかつた。
この欠陥は洋服のごとく折返部を設けると解決
するが、構造が複雑となつて、コストが高くなる
別の欠陥を生ずる。
(問題を解決するための手段) 本考案は、フアスナーの端末の止着構造を工夫
することによりスライダーf・摘みgを簡単容易
に被覆し、外観上の見栄えを良好にしたものであ
る。
本考案は、中央部に窓穴3を形成したクツシヨ
ン材2に表皮4を被覆し、前記表皮4の合わせ目
にはフアスナー5,5を取付けて該フアスナー
5,5により前記表皮4を止着するようにしたも
のにおいて、前記フアスナー5,5の始端部8と
終端部9の内面位置に貫通孔12を有するプレー
ト11を設け、前記始端部8と終端部9の外面に
は前記プレート11の貫通孔12に係合する拡大
部15を有するカバー13を設け、前記始端部8
と終端部9をカバー13により外面から止着した
ヘツドレストの表皮止着構造造の構造を要旨とし
たものである。
本考案の一実施例を図により説明すると、1は
ヘツドレスト、2は内部のクツシヨン材で、その
中央部に窓穴3を形成する。4はクツシヨン材2
の外面を被覆する表皮である。表皮4は筒状に形
成する。筒状に形成した表皮4はクツシヨン材2
の外周を包囲したのち合わせ目を合わせて止着す
るが、そのため、合わせ目の両端部にはフアスナ
ー5,5をそれぞれ取付ける。
フアスナー5,5はクツシヨン材2の窓穴3の
内周7で合わされるように形成し、フアスナー5
の長さは第3図の場合では内周7の長さよりもそ
の両端部9,10がtの分だけ長くなるように形
成して始端部8と終端部9とが余剰部分となるよ
うにする。フアスナー5の始端部8と終端部9が
重合する部分の内方のクツシヨン材2には、始端
部8と終端部9を屈曲して押込む凹所10を形成
する。凹所10の下方に、プレート11を設け
る。プレート11は略四角形状に形成し、中央部
に貫通孔12を形成する。プレート11はクツシ
ヨン材2内に内蔵して取付け、また、図示してい
ないヘツドレスト1のフレームに取付けてもよ
い。
13はフアスナー5の始端部8と終端部9を外
周より押さえるカバーであり、上部は平板16に
形成し、平板16は凹所10の左右方向の長さよ
り長く形成し、始端部8と終端部9を上方より押
さえ付ける。平板16の下面中央には下方に伸び
ているピン14,14を形成する。ピン14,1
4は弾力性のある材質のものでそれぞれの断面形
状を半円弧状に形成し、合わさると円柱状になる
ように形成し、ピン14,14の間には割溝を形
成する。ピン14,14の下端部には拡大部1
5,15を形成する。拡大部15,15は左右方
向から合わさると逆円錐形状に形成する。前記プ
レート11の貫通孔12は、ピン14,14の拡
大部15,15を係合させてカバー13との間で
始端部8と終端部9を挟むものであり、前記貫通
孔12は拡大部15,15が合さつた大きさと略
同じに形成する。プレート11を設けた凹所10
はクツシヨン材2の窓穴3の内周7であればどこ
に形成してもよく、フアスナー5の幅と略同じ幅
で、始端部8と終端部9が隠れるような深さに形
成し、始端部8と終端部9の重合する部分を上方
から押込む。
17はヘツドレスト1をシートに取付けるため
のステーであり、表皮4の底面には前記ステー1
7が串通する透孔18,18をそれぞれ形成す
る。19はフアスナー5のスライダー部である。
(実施例) 第5図の実施例では、フアスナー5の長さは内
周7と略同じか又は短かく形成し、フアスナー5
と始端部8と終端部9の間の下方にプレート11
の貫通孔12が位置するようにプレート11を表
皮4の内側に設け、カバー13のピン14は始端
部8と終端部9の間より上方からプレート11の
貫通孔12に嵌合させる。
(作用) 次に作用を述べる。
第7図のように表皮4をクツシヨン材2の外周
に当てがい、表皮4の下部に設けた透孔18,1
8にステー17,17をそれぞれ挿通し、表皮4
全体を上方に持ち上げ、表皮4の両端部を前後方
向に引つ張つて筒状にして、表皮4の内面をクツ
シヨン材2の外周面6に密着させる。そして、表
皮4の両端部をそれぞれヘツドレスト1の前側と
後側から窓穴3内に向けて折り曲げる。表皮4を
筒状にしたとき生ずる合わせ部の両端部にはフア
スナー5,5がそれぞれ取付けてあるから、フア
スナー5,5のスライダー部19の摘みを持つて
内周7に沿つてスライドさせて締め、表皮4の両
端部を接合して、ヘツドレスト1に取付ける。
フアスナー5の始端部8と終端部9は、クツシ
ヨン材2に形成した凹所10に屈曲させて上方よ
り押込む。凹所10はフアスナー5,5と略同じ
幅で形成されているから、フアスナー5の端末に
あるスライダー部19および摘みとともに始端部
8と終端部9は凹所10内に収納される。
凹所10の下方には貫通孔12を有するプレー
ト11が設けられているから、上方よりカバー1
3で止着する。すなわち、カバー13の下面には
先端が拡大部15となつているピン14,14を
形成しているから、始端部8、終端部9を押え付
けたままカバー13を下方に押すと、拡大部1
5,15が貫通孔12の縁に当接して、ピン1
4,14の間の隙間がなくなつて、貫通孔12内
に拡大部15,15が嵌合する。
しかして、いつたん嵌合した拡大部15,15
はプレート11の下方で開いて、ピン14,14
間に隙間を形成するから、容易に外れないように
なる。
第4図の実施例ではフアスナー5が内周7と略
同じか又は短かく形成されているが、フアスナー
5の始端部8と終端部9との間の内側に前記プレ
ート11が位置しており、カバー13のピン1
4,14を始端部8と終端部9を挟んで貫通孔1
2に嵌合させると、始端部8と終端部9は体裁よ
く止着できる。
従つて、フアスナー5の始端部8と終端部9は
カバー13に被覆されて外に露出しないので外観
上見栄えが良く、また、カバー13の下方の凹所
10内にスライダー部19も押え込むから、スラ
イダー部19が突起物とならず、手で触れても滑
らかで手ざわりもよい。
(効果) 従来の穴開きヘツドレストの表皮は、第8図に
示したごとく、窓穴aのあるクツシヨン材bの表
面を、表皮cにより包囲し、フアスナーdで止着
していた。又、第9図のようにモールeを用いて
表皮cを止着するものもあつた。しかし、前記の
ようにクツシヨン材bの外周面を表皮cで包囲し
フアスナーdにより接合する場合は、スライダー
fおよびその摘みgが外部に露出することが欠陥
で、外観上見栄えが悪るかつた。
しかるに本考案は、中央部に窓穴3を形成した
クツシヨン材2に表皮4を被覆し、前記表皮4の
合わせ目にはフアスナー5,5を取付けて該フア
スナー5,5により前記表皮4を止着するように
したものにおいて、前記フアスナー5,5の始端
部8と終端部9の内面位置に貫通孔12を有する
プレート11を設け、前記始端部8と終端部9の
外面には前記プレート11の貫通孔12に係合す
る拡大部15を有するカバー13を設け、前記始
端部8と終端部9をカバー13により外面から止
着したヘツドレストの表皮止着構造造の構造を要
旨としたものであるから、 イ ヘツドレスト1の外周面6にフアスナー5が
表われないから、外観上見栄えが良い。
ロ フアスナー5の始端部8、終端部9を凹所1
0内にスライダー部19とともに押込むから、
作業が極めて簡単になり、安価である。
ハ カバー13の上部の平板16が始端部8と終
端部9を押え付け、かつ、ピン14,14の下
方の拡大部15,15が押え付けたまま貫通孔
12内に拡大部15,15が嵌合するから、始
端部8と終端部9を押え付けられて容易に外れ
ないようになる。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の拡大斜視図、第2図はカバーの
縦断側面図、第3図は要部の拡大斜視図、第4図
は要部の平面図、第5図は全体の斜視図、第6図
は他の実施例の縦断正面図、第7図は分解図、第
8図〜第9図は公知例の斜視図である。 符号の説明、1……ヘツドレスト、2……クツ
シヨン材、3……窓穴、4……表皮、5……フア
スナー、6……外周面、7……内周、8……始端
部、9……終端部、10……凹所、11……プレ
ート、12……貫通孔、13……カバー、14…
…ピン、15……拡大部、16……平板、17…
…ステー、18……透孔、19……スライダー
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に窓穴3を形成したクツシヨン材2に表
    皮4を被覆し、前記表皮4の合わせ目にはフアス
    ナー5,5を取付けて該フアスナー5,5により
    前記表皮4を止着するようにしたものにおいて、
    前記フアスナー5,5の始端部8と終端部9の内
    面位置に貫通孔12を有するプレート11を設
    け、前記始端部8と終端部9の外面には前記プレ
    ート11の貫通孔12に係合する拡大部15を有
    するカバー13を設け、前記始端部8と終端部9
    をカバー13により外面から止着したヘツドレス
    トの表皮止着構造。
JP9973284U 1984-07-02 1984-07-02 ヘツドレストの表皮止着構造 Granted JPS6116100U (ja)

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JP9973284U JPS6116100U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 ヘツドレストの表皮止着構造

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JP9973284U JPS6116100U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 ヘツドレストの表皮止着構造

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Publication Number Publication Date
JPS6116100U JPS6116100U (ja) 1986-01-30
JPH03149Y2 true JPH03149Y2 (ja) 1991-01-07

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JPS6116100U (ja) 1986-01-30

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