JPS6015853Y2 - 組立式建物の屋根構造 - Google Patents

組立式建物の屋根構造

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Publication number
JPS6015853Y2
JPS6015853Y2 JP17553280U JP17553280U JPS6015853Y2 JP S6015853 Y2 JPS6015853 Y2 JP S6015853Y2 JP 17553280 U JP17553280 U JP 17553280U JP 17553280 U JP17553280 U JP 17553280U JP S6015853 Y2 JPS6015853 Y2 JP S6015853Y2
Authority
JP
Japan
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hat
ridge beam
roof
shaped ridge
connector
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Expired
Application number
JP17553280U
Other languages
English (en)
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JPS5793513U (ja
Inventor
恭吾 角谷
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は組立式建物の屋根構造に関するものである。
従来の切妻屋根形式の組立式物置においては、屋根板お
よび採板に孔をあけてL形またはJ形のフックボルトに
より棟梁へ連結していたため、つぎのような欠点を有し
ていた。
(1)屋根板および採板に孔をあけるので、この箇所か
ら雨漏りするおそれがあった。
(2)ボルト連結作業は屋根上でしなければならないた
め、施工が困難かつ危険であった。
(3)風等の吹き上げを防止するために数多くのフック
ボルトを取付けなければならないので、手間も要した。
したがって、この考案の目的は、雨仕舞性能に優れ、施
工の安全かつ容易な組立式建物の屋根構造を提供するこ
とである。
この考案の一実施例を図面を用いて説明する。
すなわち、この組立式建物の屋根構造は、図面に示すよ
うに、軒桁1に直交状態に橋架したノ\ット形棟梁2の
両外鍔2a、2a上に、一対の屋根板3.3の上端縁を
載置し、採板4の下面に略ノ\ット形連結具5を溶接し
てこの連結具5を上記ハツト形棟¥2内に嵌入し、この
連結具5と棟梁2を室内側からボルト6により連結する
ものである。
この場合、軒桁1は、その中央上部を切欠いて棟梁嵌合
凹部1aを形成するとともに、この嵌合凹部1aの両側
部に一対の棟梁連結用垂直片(図示省略)を対向形威し
、これら両垂直片間に棟梁2を嵌合してボルト7とナツ
ト(図示省略)により連結することにより、棟梁2を軒
桁1へ固定する。
また、棟梁2は、軒桁1の内方において、そのウェブ部
分にボルト挿通穴2bを形成する。
さらに、屋根板3は、折板部材を使用腰その上端縁を棟
梁2の外鍔2a上に載置して、他端を棟梁2の両側方に
向けてゆるやかに下向きに傾設する。
連結具5は、ハツト形本体5aの両外鍔5bの先端を下
方に折曲して面戸片5Cを形威し、この面戸片5cの下
部に屋根板3の膨出部3aに対応して切欠凹部5dを形
威し、さらに、ハツト形本体5aのウェブ部分に上記ボ
ルト挿通穴2bに対応するねじ穴5eを形成する。
採板4は、その下面中央を連結具5の外鍔5bの上面に
溶接し、両側4a*4aを上記面戸片5c、5cよりも
外方に突出配置する。
そして、上記連結具5のハツト形本体5aを棟梁2内に
嵌入することにより、連結具5の切欠凹部5d内に屋根
板3の膨出部3aを嵌合するとともに、連結具5の面戸
片5cの下端縁を屋根板3の上面端縁に載置係合し、室
内側からボルト6を棟梁2のボルト挿通穴2bを貫通し
て連結具5のねじ穴5eにねじ込むことにより、連結具
5の棟梁2に固定するとともに、連結具5の面戸片5c
と棟梁2の外鍔2aとで屋根板3の上端縁を圧接挾持す
る。
このように構成した結果、つぎのような効果を有する。
すなわち、(1)採板4および屋根板3に孔をあけない
ので、雨漏りのおそれがない。
(2)室内側からボルト6を用いて採板4および屋根板
3を棟梁2へ固定できるもので、施工を容易かつ安全に
行なえる。
(3)連結具5の面戸片5cで屋根板3の上端縁を連続
的に外鍔2aに押しつけるため、少ないボルト6の本数
でも屋根板3を強固に固定できる。
なお、この考案は、物置の他、車庫等の一切の組立式建
物に適用できる。
以上のように、この考案の組立式建物の屋根構造は、開
口を上方に向けて水平設置したハツト形棟梁と、上端縁
を前記ハツト形棟梁の外鍔部に載置してそのハツト形棟
梁の両側方に向は下向きに傾設した一対の屋根板と、ハ
ツト形本体を前記ハツト形棟梁内に嵌入するとともにそ
の両外鍔先端を下方に折曲して形成した面戸片の下端縁
を前記屋根板の上面上端縁に係合した連結具と、この連
結具の両外鍔上面に固着した採板と、屋内側より前記ハ
ツト形棟梁および前記連結具の両ウェブに貫通して両者
を連結したボルトとを備えているため、雨仕舞性能に優
れ、施工も安全かつ容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例の一部切欠斜視図である。 2・・・・・・棟梁、2at5b・・・・・・外鍔、3
・・曲尾根板、4・・・・・・採板、5・・・・・・連
結具、5a・・・・・・ハツト形本体、5c・・・・・
・面戸片、6・曲・ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口を上方に向けて水平設置したハツト形棟梁と、上端
    縁を前記ハツト形棟梁の外鍔部に載置してそのハツト形
    棟梁の両側方に向は下向きに傾設した一対の屋根板と、
    ハツト形本体を前記ハツト形棟梁内に嵌入するとともに
    その両外鍔先端を下方に折曲して形威した面戸片の下端
    縁を前記屋根板の上面上端縁に係合した連結具と、この
    連結具の両外鍔上面に固着した採板と、屋内側より前記
    ハツト形棟梁および前記連結具の両ウェブに貫通して両
    者を連結したボルトとを備えた組立式建物の屋根構造。
JP17553280U 1980-11-29 1980-11-29 組立式建物の屋根構造 Expired JPS6015853Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5793513U JPS5793513U (ja) 1982-06-09
JPS6015853Y2 true JPS6015853Y2 (ja) 1985-05-18

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