JPH0334982Y2 - - Google Patents

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JPH0334982Y2
JPH0334982Y2 JP16691685U JP16691685U JPH0334982Y2 JP H0334982 Y2 JPH0334982 Y2 JP H0334982Y2 JP 16691685 U JP16691685 U JP 16691685U JP 16691685 U JP16691685 U JP 16691685U JP H0334982 Y2 JPH0334982 Y2 JP H0334982Y2
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JP
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eaves
fixed
main building
fixing
vertical piece
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JP16691685U
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JPS6275112U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は鉄骨構造における母屋の固定構造に関
する。
〔背景技術〕
従来より、登梁の上面に固定金具を介して母屋
が取付けられているが、屋根勾配と固定金具と母
屋との関係及び軒先端部の納まりは考慮されてい
なかつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、母屋を登梁に強固
に支持でき、しかも登梁の軒先端部の納まりを良
好にすることにある。
〔考案の開示〕
本考案の母屋の固定構造は、登梁1の上面に棟
側から軒先に亘つて所定の間隔を置いてL形の複
数の固定金具10を横片10aにて固着して縦片
10bを登梁1の長手方向と直交させて上方に突
出させ、溝形鋼からなる母屋2のウエブ11を固
定金具10の縦片10bに当接させて登梁1の上
面に登梁1と直交する方向で配置して固定金具1
0の縦片10bに母屋2を固定した母屋の固定構
造であつて、登梁1の軒先端部においては母屋2
のウエブ11を固定金具10の縦片10bの軒先
側面に当接させて固定してこの母屋2の軒先側に
開口する開口部25内に軒先下地材4を固着し、
登梁1の軒先端部以外においては固定金具10を
横片10aが軒先側に向くように固着して母屋2
のウエブ11を固定金具10の縦片10bの棟側
面に当接させて固定して成るものであり、この構
成により上記目的が達成されたものである。
即ち、登梁1の軒先端部以外においては固定金
具10を横片10aが軒先側に向くように固着し
て母屋2のウエブ11を固定金具10の縦片10
bの棟側面に当接させて固定しているので、母屋
2が強固に支持されるものであり、また、登梁1
の軒先端部においては母屋のウエブ11を固定金
具10の縦片10bの軒先側面に当接させて固定
してこの母屋の軒先側に開口する開口部25内に
軒先下地材4を固着しているので、溝形鋼からな
る母屋2の開口部25を利用して別部材を必要と
することなく、しかも、納まりよく鼻板5等の軒
先用部材を取付けることができるものであり、更
に、固定金具10及び母屋2を共通化できるもの
である。
以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
この実施例に小屋根についてのものであり、溝
形鋼からなる複数の登梁1が所定の間隔をおい
て、その棟側端部が第1図に示すように形鋼から
なる柱6に棟つなぎを介して固定された溝形鋼か
らなる棟木7にガゼツトプレート8を介してボル
ト止めされ、軒先側端部が第4図に示すようにア
ングルピース9によりH形鋼からなる軒げた20
に固定されている。この登梁1の上面には所定の
間隔をおいて、登梁1と直交する方向にリツプ溝
形鋼からなる複数の母屋2がL形の固定金具10
を介してウエブ11で下フランジ3bと登梁1と
の間にわずかな間隙24をあけてボルト止めされ
ている。
母屋2の固定は次のようにして行われている。
予め登梁1の上面の所定箇所に固定金具10の横
片10aを溶着して縦片10bを登梁1の長手方
向と直交させて上方に突出させ、次いでこの固定
金具10の縦片10bにウエブ11を沿わせて母
屋2を登梁1と直交する方向で配置し、固定金具
10の縦片10bに横方向で並列させて穿孔され
た二個のボルト挿通孔12のうちの一つと母屋の
ウエブ11に挿通孔12に対応させて形成された
固定孔13とにしのを挿通して孔の位置合わせを
し、他方のボルト挿通孔12と固定孔13にボル
トを挿通してボルト止めし、この後しのを抜いて
今度はこのボルト挿通孔12と固定孔13にボル
トを挿通してボルト止めして母屋2を登梁1の上
面にわずかな間〓24をあけて固定する。この場
合、登梁1の軒先端部においては固定金具10を
その横片10aが棟側を向くように固着し、母屋
2のウエブ11を固定金具10の縦片10bの軒
先側面に当接させて固定してこの母屋2の軒先側
に開口部25内に軒先下地材4を固着し、登梁1
の軒先端部以外においては固定金具10を横片1
0aが軒先側に向くように固着して母屋2のウエ
ブ11を固定金具10の縦片10bの棟側面に当
接させて固定している。軒先側端部の母屋2を固
定する固定金具10は母屋2の上側に位置し、従
つて、固定金具10を溶着するスペース分だけ登
梁1を軒先側に突出させなくてもよい。又、ボル
ト挿通孔12は二列に形成しており、ボルト挿通
孔12の中心C1をモジユール芯C2と一致させて
いるので、母屋2を左右対象に制作できる。更
に、母屋2は下フランジ3bと登梁1との間にわ
ずかな間〓24をあけて固定されているので、登
梁1に不陸があつたとしても母屋2の固定には影
響を与えることがない。又、軒先側端部の溝形鋼
2の上下のフランジ3a,3b間の開口部25に
は軒先下地材4がボルト止めされており、この軒
先下地材4に角度調整材14を介して鼻板5が垂
直状態で取付けられている。母屋2の上フランジ
3aには、野地板15を介して屋根材16が葺設
されている。軒裏には軒裏天井下地材17を介し
て軒裏天井材18が取付けられ、鼻板5から軒裏
天井に亘つて軒先化粧板19が取付けられてい
る。この場合、登梁1の軒先側端部が軒先に大き
く突出していないので、軒裏天井下地材17の取
付けが簡単で軒裏の納まりは良くなるものであ
る。又、外壁パネル21は軒げた20の屋外側に
アングルピース22を介して固定されている。こ
の軒先部には軒樋23が取付けられている。
〔考案の効果〕
本考案にあつては、登梁の軒先端部以外におい
ては固定金具を横片が軒先側に向くように固着し
て母屋のウエブを固定金具の縦片の棟側面に当接
させて固定しているので、母屋が強固に支持され
るものであり、また、登梁の軒先端部においては
母屋のウエブを固定金具の縦片の軒先側面に当接
させて固定してこの母屋の軒先側に開口する開口
部内に軒先下地材を固着しているので、溝形鋼か
らなる母屋の開口部を利用して別部材を必要とす
ることなく、しかも、納まりよく鼻板等の軒先用
部材を取付けることができるものであり、更に、
固定金具及び母屋2を共通化できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図のX−X断面図、第3図は同上にお
ける母屋の固定に使用するアングルピースを示す
斜視図、第4図は同上における軒先部の構造を示
す側断面図であつて、1は登梁、2は母屋、4は
軒先下地材、10は固定金具、10aは横片、1
0bは縦片、11はウエブ、25は開口部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 登梁1の上面に棟側から軒先に亘つて所定の間
    隔を置いてL形の複数の固定金具10を横片10
    aにて固着して縦片10bを登梁1の長手方向と
    直交させて上方に突出させ、溝形鋼からなる母屋
    2のウエブ11を固定金具10の縦片10bに当
    接させて登梁1の上面に登梁1と直交する方向で
    配置して固定金具10の縦片10bに母屋2を固
    定した母屋の固定構造であつて、登梁1の軒先端
    部においては母屋2のウエブ11を固定金具10
    の縦片10bの軒先側面に当接させて固定してこ
    の母屋2の軒先側に開口する開口部25内に軒先
    下地材4を固着し、登梁1の軒先端部以外におい
    ては固定金具10を横片10aが軒先側に向くよ
    うに固着して母屋2のウエブ11を固定金具10
    の縦片10bの棟側面に当接させて固定して成る
    母屋の固定構造。
JP16691685U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0334982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16691685U JPH0334982Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275112U JPS6275112U (ja) 1987-05-14
JPH0334982Y2 true JPH0334982Y2 (ja) 1991-07-24

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JPS6275112U (ja) 1987-05-14

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