JPS6015697A - プログラマブル船舶音響信号装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、船内での音響信号を吹鳴するための船舶音響
信号装置に関する。

一般に、船舶間や船内における情報の伝達に音響信号が
用いられている。

このような海上衝突予防法に義務付けられている音響設
備からの音響信号には、霧中信号や操船信号などのよう
に、法的にその吹鳴パターン（音の断続の組合せ）が規
定されているもので、自船の乗組員への指示信号（消火
、退船等）のように、船会社もしくは船特有の吹鳴パタ
ーンが決められているものとの２種類がある。

従来の音響設備の繰作手段では、法的に吹鳴パターンが
規定されている音響信号については、そのパター１ンが
音響設備内の制御装置に予め組み込ま島いて、′船特有
の指示信号については、航海士等の判断による押ボタン
操作によって、個々の指示信号が発生されている。

したがって、音響信号を発生させるためには、人手が必
要であるという問題点があり、判断の誤りにより、誤操
作された信号が生ずる恐れがある。

本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、予め設定された時刻に設定された音響信号を自動的に
吹鳴することかでｉ、音響信号パターンとその吹鳴時刻
とを、任意の時点に変更し設定することがで詐るように
した、プログラマブル船舶音響信号装置を提供すること
を目的とする。

このため、本発明のプログラマブル船舶音響信号装置は
、船舶で吹鳴される任意の音響信号パターンと同音響信
号パターンの吹鳴時刻とを設定すべく、中央処理装置と
同装置に接続されたキーボードとをそなえ、上記中央処
理装置に設定された音響信号パターンを上記吹鳴時刻に
自動的に吹鳴すべく、上記中央処理装置に接続されたク
ロックと音響装置とが設けられていることを特徴として
いる。

以下、図面により本発明の一実施例としてのプログラマ
ブル船舶音響信号装置について説明すると、第１図はそ
の全体構成図、第２図はそのキーボードを示す模式図、
第３図はその処理プログラムあ全体を示す流れ図、第４
〜８図はいずれも処理プログラムを示す流れ図である。

第１図に示すように、エアホーン、ベル、サイレン等の
ごとき音響装置（ＡＨ）１に接続する中央処理装置（Ｍ
Ｕ）２が設けられており、この中央処理装置２は、任意
の音響信号パターンとその吹鳴時刻とを設定することか
でトるようになっている。

すなわち、この中央処理装置２には、各種情報や処理を
記憶しておく記を部＜ＭＲＴＪ＞２ａと、処理を行なう
データ処理部（ＭＰＵ）２ｂとが設けられている。

また、中央処理装置には、その内部に信号出力インタフ
ェース（ＰＯＵ）２ｃと信号入力インタフェース（ＰＩ
Ｕ）２ｃｌとが設けられている。

）して、信号出力インタフェース２ｃを介□して、災際
の音響信号を発生する音響装置１と、各種情報を表示す
る表示装置（ＤＰＬ）６とが、中央処理装置２に接続さ
れている。

同様に、信号入力インタフェース２ｄを介して、データ
および各種コマンドを入力するためのキーボード（ＯＰ
）３と、時計信号入力用のクロック（ＣＬ）４とが、中
央処理装置２に接続されている６ さらに、外部機器５からの信号発生タイミングデータや
コマンド入力とじでの外部信号が、信号入力インタフェ
ース２ｄを通じて中央処理装置２へ供給されている。

＃、２図に示すように、キーボード（ＯＰ）３には、ア
ル７７ベツト、数字、特殊コードなどの文字で構成され
るキー３ａが設けられており、データ入力用に用ｂ）ら
れている。

また、キーボード３には、コマンド入力用の７アンクシ
９ンスイツチ３ｂと、手動信号発生用押ボタン３Ｃと、
装置全体の電源のオンオフを行なう電源スィッチ３ｄが
設けられている。

データ処理部２ｂで行なわれる処理は、第３図に示すよ
うに、各種処理ブロックおよび判断処理ブロックで構成
されている。

すなわち、外部からの割込信号ＩＴにより、起動される
処理ブロックＰＩが設けられてν１て、この外部からの
割込信号ＩＴには、クロック４からの時計入力信号ＣＬ
Ｋと、キーボード３のファンクションスイッチ３ｂから
のコマンド入力信号とがある。

このコマンド入力信号には、表示装置６に通常表示をさ
せるフマン）’ＤＰＬ、音響信号をスターＹさせるコマ
ンドＳＳＴ、音響信号をストップさせるコマンドＳＰＴ
、音響信号の吹鳴時刻を入力させるコマンドＣＫＳＴ、
任意の信号パターンを入力させるコマンド５ＰＳＴ、こ
れらの入力されたデータを記憶部２ａへ設定させるコマ
ンドＳＥＴ、これらの入力されたデータを消去させるコ
マンドＣＬＲ，各種コマンドによって選択され実行され
た処理を終了させるコマンドＭＲ３Ｔがある。

このような外部からの割込信号ＩＴにより、処理ブロッ
クＰＩの処理が実行され、さらに、判断処理ブロックＪ
ＤＩが起動され、対応する処理でブロックが選択される
。

判断処理ブロックＪＤＩによって選択される処理ブロッ
クには、次のようなものがある。

まず、音響信号の吹鳴時刻や信号パターンの設定と修正
と消去とを行なう、処理ブロックＥＤが設けられていて
、この処理ブロックＥＤは、コマンド入力信号ｃＫｓｒ
、５ｐｓＴ、ｓＥ’ｒ、ｃＬＲにより起動される。

つぎに、音響信号を発生したり停止する処理を行なう、
処理ブロックＳＧが設けられていて、この処理ブロック
ＳＧは、コマンド入力信号ＳＳＴ、ＳＰＴにより起動さ
れる。

また、設定されている全信号パターンおよび吹鳴時刻を
表示装置６に表示する、処理ブロックＤＰが設けられて
おり、コマンド入力信号ＤＰＬ、ＭＲ３Ｔにより起動さ
れる。

さらに、時計入力信号ＣＬＫと設定された吹鳴時刻とを
比較し、吹鳴すべき時刻のと鰺には、判断処理ブロック
ＪＤ２を介して処理ブロックＳＧを起動する、処理ブロ
ックＣＫが設けられており、時計入力信号ＣＬＫにより
起動される。

ここで、符号ＥＸＩＴは、処理の終了を示している。

第４図に示すように、処理ブロックＥＤでは、処理ブロ
ックＥＤが起動すると、コマンド入力信号が判断処理ブ
ロックＪＤ３により判断されて、処理ブロックＤＳＴ、
ＤＰＳＴ、ＤＣ３Ｔのうちのどれかが起動される。

処理ブロックＤＣ３Ｔは、音響信号の吹鳴時刻を入力す
る処理を行なう処理ブロックで、コマンド入力信号ＣＫ
ＳＴにより起動される。

また、処理ブロックＤＰＳＴは、音響信号パターンを入
力する処理を行なう処理ブロックで、コマンド人力信号
ＣＰＳＴにより起動される。

同時に、コマンド入力信号ＣＬＲによっても、処理ブロ
ックＤＣ８Ｔ、ＤＰＳＴは起動されるが、その場合は現
在入力中の吹鳴時刻データまたは音響信号パターンデー
タが消去される。

さらに、コマンド入力信号ＳＥＴにより起動される処理
ブロックＤＳＴにおいては、処理ブロックＤＣ３Ｔおよ
びＤＰＳＴで入力されたデータが記憶部２ａへ設定され
る。

本発明のプログラマブル船舶音響信号装置は上述のごと
く構成されており、以下、各外部割込信号ＩＴに従って
実行される処理について説明する。

音響信号パターンを設定する場合においては、７７ンク
シ９ンスイツチ３ｂによ一すコマンド入力信号５ＰＳＴ
が、中央処理装置２へ入力され、処理ブロックＥＤ内の
処理ブロックＤＰＳＴが起動される。

この処理ブロックＤＰＳＴの処理においては、第５図に
示すように、まず、データが入力されるためのデータエ
リアやカウンタなどが初期化される。（ステップａｌ） つぎに、信号パターンと、その信号パターンに付けられ
る識別番号および名称とが、キー３ａより入力され（ス
テップａ２）、表示装置６に表示される。（ステップａ
３） 表示装置６には、「“ＳＩＧ　ＰＴＮ＝”」と表示され
、これは、処理ブロックＤＰＳＴ実行中を示していて、
さらに、ＦＡ２．Ｒ５，ＡＩ　Ｏ，Ｒ１２０Ｊと入力表
示され、これは、２秒吹鳴、５秒休止、１０秒吹鳴、１
２０秒休止という信号パターンを示している。

また、この信号パターンに与えられた識別番号ＪＩＩＪ
。

ここまでの信号パターンが繰り返されること「／」およ
び信号パターンの名称「ＦＩＲＥＪが、それぞれ表示さ
れる。

入力されたデータが誤っていれば、適宜キー３ａの操作
により修正が行なわれる。

このようにして信号パターンデータが正しく入力された
ならば、７７ンクシ日ンスイッチ３ｂにより、コマンド
入力信号ＳＥＴが与えられ、処理ブロックＤＳＴが起動
されて、この信号パターンが記憶部２ａへ設定される。

このように設定された後は、再度ＤＰＳＴが起動される
。

途中で設定を停止する場合には、ファンクションスイッ
チ３ｂより、コマンド入力信号ＣＬＲを入力すれば、入
力された信号パターンデータがすべて消去されて、処理
ブロックＤＰＳＴの処理が終了する。

吹鳴時刻を設定する場合においては、コマンド入力信号
ＣＫＳＴにより処理ブロックＤＣ３Ｔが起動されて、第
６図に示すように、音響信号パターンとほぼ同様の処理
が行なわれる。（ステップｂ１〜ｂ３）ここで、吹鳴時
刻データは、キー３ａより入力され、表示装置６に表示
される。

表示装置には、「“’ＳＩ’Ｇ　ＴＩＭＥ＝”」と表示
され、これは処理ブロックＤＣＳＴ実行中を示していて
、さらに、ｒ１９８３．０Ｂ、０８１　１２００，００
，１１゜Ｎ３Ｊと入力表示され、これは、１９８３年８
月８日１２時ＯＯ分ＯＯ秒に、識別番号１１の信号パタ
ーンを３回繰り返して吹鳴することを示している。

また、数字に代わり、「＊木木本、木木、＊木、１２０
０゜００．１１．Ｎ３Ｊと入力すると、毎日１２時００
分００秒に、その信号を吹鳴することを示している。

さらに、Ｎの後に数字がない場合は、その信号パターン
を無限回繰り返すことを示している。

このよう−二、簡略化された設定を行なうことができる
。

また、第７図に示すように、処理ブロックＤＳＴにおい
ては、処理ブロックＣＫＳＴ、５ＰＳＴのいずれかのデ
ータを受けて、入力データの７オーマツトをチェックし
くステップｃｌ）、さらに表示装置６において表示する
。（ステップｃ２） そして、入力データが７オーマツトに合っていない場合
には、表示装置６ヘ工ラー表示され、さらに、入力デー
タは、信号発生用の所定のデータフォーマットに変換さ
れ（ステップｃ３）、さらに、記憶部２ａへ記憶（正式
登録）される。（ステップｃ４）なお、処理ブロックＤ
ＳＴでの処理が終了した後は、再度処理中の処理ブロッ
クＤＣ３Ｔ（またはＤＰＳＴ）ヘリターンする。（ブロ
ックＪＤ４） 音響信号の吹鳴け、ファンクションスイッチ３１）によ
りコマンド入力信号ＳＳＴが与えられ、処理ブロックＳ
Ｇがこの信号ＳＳＴを受けて（ステップｄ１）、起動さ
れることにより行なわれる。

この起動時ｌこ、キー３ａから信号パターンの識別番号
が与えられ、記憶部２ａに設定された信号パターンが抽
出されて（ステップｄ２）、その信号パターンが繰り返
し吹鳴される。（ステップｃ１３）吹鳴を停止するには
、ファンクションスイッチ３ｂよりコマンド入力信号Ｓ
ＰＴを与えればよい。（ステップｄ４） また、処理ブロックＣＫの処理により、記憶１部２ａに
設定された吹鳴時刻ｌ５なると、自動的に処理ブロック
ＳＧが起動されて、設定された信号パターンが設定され
た回数だけ吹鳴される。

なお、法的に規定されている信号パターン等は、予め固
定データとして、記憶部２ａを構成するＲ　ＯＭ等に記
憶設定しておいてもよい。

また、手動信号発生用押ボタン３ｃを操作することによ
り、中央処理装置２に設定された音響信号パターンを吹
鳴することもできる。

さらに、外部からの割込信号ＩＴを、キーボード３やク
ロック４からだけではなく、外部機器ｉから与えること
もできる。

以上詳述したように、本発明のプログラマブル船舶音響
信号装ｒｒＬｌ二よれば、船舶で吹鳴される任意の音響
信号パターンと同音響信号パターンの吹鳴時刻とを設定
すべく、中央処理装置と伺装置に接続されたキーボード
とをそなえ、上記中央処理装置に設定された音響信号パ
ターンを上記吹鳴時刻に自動的に吹鳴すべく、上記中央
処理装置に接続されたクロックと音響装置とが設けられ
るという簡素゛な構成で、音響信号を自動的に設定時刻
に吹鳴することができる利点があり、さらに、その音響
信号パターンおよび設定時刻の変更も容易に行なうこと
ができ、航海士の作業負荷軽減および誤操作の防止に寄
与しうるのである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例としてのプログラマブル船舶音響
信号装置について示すもので、第１図はその全体構成図
、第２図はそのキーボードを示す模式図、第３図はその
処理プログラムの全体を示す流れ図、第４〜８図はいず
れも処理プログラムを示す流れ図である。 １・・音響装置、２・・中央処理装置（ＭｔＪ）、２ａ
・・記憶部（ＭＲＵ）、２ｂ・・データ処理部（ｈｖｐ
ｕ＞、２ｃ・・信号出力インタフェース（ＰＯＵ）、２
ｄ・・信号入力インタフェース（ＰＩＵ）、３・・キー
ボード（○Ｐ）、３ａ・・キー、３ｂ・・ファンクショ
ンスイッチ、３ｃ・・手動信号発生用押ボタン、３ｄ・
・電源スィッチ、４・・クロック（ＣＬ）、５・・外部
機器、６・・表示装置（ＤＰＬ）。 復代理人　弁理士　・飯　沼　義　彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 船舶で吹鳴される任意の音響信号パターンと同音響信号
   パターンの吹鳴時刻とを設定すべく、中央処理装置と同
   装置に接続されたキーボードとをそなえ、上記中央処理
   装置に設定された音響信号パターンを上記吹鳴時刻に自
   動的に吹鳴すべく、上記中央処理装置に接続されたクロ
   ックと音響装置とが設けられていることを特徴とする、
   プログラマブル船舶音響信号装置。