JP2006151012A - 音響信号自動発信装置 - Google Patents

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Hidenori Kimura
秀則 木村
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Abstract

【課題】 音響信号のパターンを熟知したオペレータを必要とせずに、音響信号を自動的に取り出して汽笛の吹鳴を可能とし、且つ音響信号の設定パターンを変更可能にする。
【解決手段】 音響装置Pから吹鳴信号を発信する吹鳴信号パターンのデータを、当該吹鳴信号パターンのデータ設定・書き込みプログラムをインストールした外部端末17によって書き込み可能とした発信装置1を備える。発信装置1は、全体機能を集約して制御するCPU制御部2と、外部端末を接続するデータ通信入出力部3と、吹鳴信号パターンのデータを記憶格納するデータ記憶部4と、吹鳴信号のパターン選択スイッチ5A、速度設定スイッチ5B、単発吹鳴動作スイッチ5C、連続吹鳴動作スイッチ5Dそれぞれのスイッチ動作を可能としたパネル面スイッチ入力部5とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば電子ホーン等の音響装置を搭載した警備・警戒・取締等の保安を目的とした船艇(以下、取締船と略称する)の他船に対する通信手段として、国際海事機関の採択した国際信号書に規定する音響信号を自動で行うための音響信号自動発信装置(以下、発信装置と略称する)に関するものである。
近年、取締船から他船に警告等の信号を送る手段としては、点滅ライトを使用する場合があるが、海上で濃霧や嵐等が発生した場合には、この点滅ライトの視界が小さくなり、その視認は困難なものとなる。そこで、従来から、音響信号の吹鳴方法として汽笛吹鳴用の例えば押しボタン式等のスイッチを使用し、人の手でこのスイッチを押すことで汽笛を吹鳴させる手動吹鳴方式が利用される。
この他、例えばコントローラ等で数種類の音響信号を予め設定しておき、必要な時にこの設定された音響信号を自動的に取り出して汽笛を吹鳴させる自動吹鳴方式を備えた自動吹鳴装置も利用されている。
特になし
しかしながら、従来におけるような手動吹鳴方式の場合には、汽笛の吹鳴に際し専属のオペレータを予め待機させるか、他の作業をしている者が兼務するかすることになり、いずれにしてもその音響信号のパターンを憶えておく必要がある。
また自動吹鳴方式を備えた自動吹鳴装置の場合には、いったんコントローラ等で音響信号を設定してしまうと、ユーザー側で自由に音響信号の種類を変更することができないものとなっていた。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、音響装置の吹鳴信号のパターンを熟知した専属のオペレータがいなくても、必要な時に人の手でスイッチを押すことで吹鳴信号パターンを自動的に取り出して汽笛を吹鳴させることができ、しかも吹鳴信号パターンの設定を容易に変更することができる音響信号自動発信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては音響装置Pから吹鳴信号を発信させる吹鳴信号パターンのデータを、当該吹鳴信号パターンのデータ設定・書き込みプログラムをインストールした外部端末によって書き込み可能とした発信装置1を備えたものである。
発信装置1は、当該発信装置1全体の機能を集約して制御するCPU制御部2と、外部端末を接続させるデータ通信入出力部3と、吹鳴信号パターンのデータを記憶格納するデータ記憶部4と、吹鳴信号のパターン選択スイッチ5A、速度設定スイッチ5B、単発吹鳴動作スイッチ5C、連続吹鳴動作スイッチ5Dそれぞれのスイッチ動作を可能としたパネル面スイッチ入力部5とを備え、パネル面スイッチ入力部5のスイッチ動作によって、データ記憶部4に記憶格納されている吹鳴信号パターンのデータをCPU制御部2から接点出力部6に送り、当該吹鳴信号パターンに応じた吹鳴信号を電子ホーンから発信させるものとして構成することができる。
CPU制御部2は、液晶表示器13を動作させる表示部7を備え、吹鳴信号パターンのデータをデータ記憶部4に記憶格納した際には、表示部7はこのデータを液晶表示器13に表示させるものとすることができる。
以上のように構成された本発明に係る発信装置1にあって、データ設定・書き込みプログラムのインストールによって書き込まれた外部端末は、吹鳴信号パターンのデータをデータ通信入出力部3を通じてCPU制御部2に送ると同時に、当該吹鳴信号パターンのデータを、CPU制御部2に接続されているデータ記憶部4に記憶格納させる。
発信装置1のパネル面スイッチ入力部5は、パターン選択スイッチ5Aのスイッチ動作によって、発信装置1に書き込んでいる例えば1から10までの複数の吹鳴信号パターンのうちのいずれか一つを選択させる。このとき、パターン選択スイッチ5Aを押す毎に、吹鳴信号パターンの例えば「P−01」から「P−10」までをカウントダウンして液晶表示器13に表示させ、最後の「P−10」が表示されているときにパターン選択スイッチ5Aを押すと最初の「P−01」に戻って液晶表示器13に表示させる。
また、速度設定スイッチ5Bのスイッチ動作によって、吹鳴・休止時間を設定させる。このとき、速度設定スイッチ5Bを押す毎に、液晶表示器13に表示される速度の表示が例えば「ソクド[1.0]」、「ソクド[0.5]」、「ソクド[0.3]」とカウントダウンして液晶表示器13に表示させ、最後の「ソクド[0.3]」が表示されているときに速度設定スイッチ5Bを押すと最初の「ソクド[1.0]」に戻って液晶表示器13に表示させる。
さらに、単発動作スイッチのスイッチ動作によって、パターン選択スイッチ5Aで選択した吹鳴信号を音響装置Pである電子ホーンから例えば1サイクルだけ吹鳴した後、当該吹鳴を自動的に停止させる。そして、連続動作スイッチのスイッチ動作によって、パターン選択スイッチ5Aで選択した吹鳴信号を電子ホーンから連続して吹鳴させる。このとき、吹鳴途中でいずれかのスイッチを押すことで吹鳴動作を停止させる。
本発明によれば、音響装置Pの吹鳴信号のパターンを熟知した専属のオペレータがいなくても、必要な時に人の手でスイッチを押すことで吹鳴信号パターンを自動的に取り出して所定内容の意味を有する断続音のパターンの汽笛を吹鳴させることができ、しかも吹鳴信号パターンの設定を容易に変更することができる。
すなわち、これは本発明が、音響装置Pから吹鳴信号を発信させる吹鳴信号パターンのデータを、当該吹鳴信号パターンのデータ設定・書き込みプログラムをインストールした外部端末によって書き込み可能とした発信装置1を備えたからであり、これにより、吹鳴信号の設定パターンを自由に変更することができる。
発信装置1は、当該発信装置1全体の機能を集約して制御するCPU制御部2と、外部端末を接続させるデータ通信入出力部3と、吹鳴信号パターンのデータを記憶格納するデータ記憶部4と、吹鳴信号のパターン選択スイッチ5A、速度設定スイッチ5B、単発吹鳴動作スイッチ5C、連続吹鳴動作スイッチ5Dそれぞれのスイッチ動作を可能としたパネル面スイッチ入力部5とを備え、パネル面スイッチ入力部5のスイッチ動作によって、データ記憶部4に記憶格納されている吹鳴信号パターンのデータをCPU制御部2から接点出力部6に送り、当該吹鳴信号パターンに応じた吹鳴信号を電子ホーンから発信させるものとして構成したので、吹鳴信号の設定パターンの変更がリアルタイムで容易に行えるものとなり、しかも必要な時に吹鳴信号パターンを取り出して汽笛を吹鳴させることができる。
CPU制御部2は、液晶表示器13を動作させる表示部7を備え、吹鳴信号パターンのデータをデータ記憶部4に記憶格納した際には、表示部7はこのデータを液晶表示器13に表示させるものとしたので、書き込まれている吹鳴信号パターンや吹鳴速度、もしくは変更された吹鳴信号パターンや吹鳴速度等をリアルタイムで確認することができ、しかも汽笛を吹鳴させる吹鳴信号パターンや吹鳴速度の選択・設定、さらには吹鳴動作等の確認を容易に行うことができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
以下図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、例えば汽笛、オシレータユニット、音響装置P等に接続して当該汽笛、オシレータユニット、音響装置P等から吹鳴信号を発信させるための発信装置である。この発信装置1は、音響装置Pを搭載した主として取締船に使用され、他船に対して、国際海事機関の採択した国際信号書に規定する音響信号等を自動で発信するためのものであり、また、音響装置Pとしては例えば発振器、増幅器およびホーンユニットを一体化して成る電子ホーン等である。
発信装置1は、図1に示すように、電源スイッチ12、パターン選択スイッチ5A、速度設定スイッチ5B、単発動作スイッチ、連続動作スイッチ、液晶表示器13、調光器14、シリアル通信コネクタ10、ヒューズ15それぞれを備えたハンデイータイプのボックス体によって構成され、発信装置1のシリアル通信コネクタ10を外部端末17に接続して吹鳴信号パターンのデータを当該発信装置1に書き込み可能となるようにしてある。また発信装置1は、短音を1秒以下で使用することを前提に設計してあり、本実施の形態においては電子ホーン以外の汽笛への使用が不可能となるように構成されている。
また、発信装置1の内部回路構成は、図2に示すように、発信装置1全体の機能を集約して制御するCPU制御部2を備え、このCPU制御部2にデータ通信入出力部3を介してシリアル通信コネクタ10に接続されている。また、シリアル通信コネクタ10はシリアル通信ケーブル16によってパーソナルコンピュータ(パソコン)等の外部端末17に接続され、データ設定・書き込みプログラム(ソフト)のインストールによって書き込まれたパーソナルコンピュータ内の吹鳴信号パターンのデータをデータ通信入出力部3を通じてCPU制御部2に送ると同時に、当該吹鳴信号パターンのデータを、CPU制御部2に接続されているデータ記憶部4に記憶格納できるようにしてある。
そして、CPU制御部2には、液晶表示器13を動作させる表示部7が備わっており、吹鳴信号パターンのデータをデータ記憶部4に記憶格納した際には、このデータを必要に応じて液晶表示器13に表示させるようにしてある。また、パターン選択スイッチ5A、速度設定スイッチ5B、単発動作スイッチ、連続動作スイッチ等の動作のためのパネル面スイッチ入力部5と、調光器14を動作させるパネル面ランプ出力部8および輝度調整部9それぞれが接続されている。さらにCPU制御部2には接点出力部6が接続されており、パネル面スイッチ入力部5の動作によって、データ記憶部4に記憶格納されている吹鳴信号パターンのデータをCPU制御部2から接点出力部6に送り、端子1〜5に端子接続用電線18を介して接続された電子ホーン等の音響装置Pから当該吹鳴信号パターンに応じた吹鳴信号を発信するようにしてある。また、発信回路内には各回路に接続されている定電圧電源回路部11が内蔵されており、定電圧電源回路部11から各回路側へ電源を供給するようにしてある。
この吹鳴信号パターンのデータは、データ設定・書き込みプログラムをパーソナルコンピュータにインストールして使用するものであり、使用する吹鳴信号は最大で例えば10パターンまで登録・書き込み可能としてある。そして、使用に際し、この発信装置1を操船席近傍の壁面等に取り付けて使用したり、あるいはこの発信装置1自体を操船席やその近傍の座席に座っている乗組員の手に直接持って使用したりするものである(図3参照)。尚、吹鳴信号パターンは発信装置1の出荷時に標準的なものは予じめ書き込まれており、またデータ設定・書き込みプログラムにも既に作成されたものが登録されているも、これは任意である。。
電源スイッチ12は、発信装置1の電源のオン・オフを行うもので、電源をオンにすると、発信装置1に例えば吹鳴信号パターンとしてパターン1である「あなたはすぐに停船されたい」という意味の国際信号書規定の文章名「L」を書き込んである場合には、「P−01[L]」、「ソクド[1.0]」と液晶表示器13に表示されるものとしてある。
パターン選択スイッチ5Aは照光式となっていて、発信装置1に書き込んでいる1から10までのパターンを選択するものである。すなわち、パターン選択スイッチ5Aを押す毎に、吹鳴信号パターンの「P−01」から「P−10」までをカウントダウンして液晶表示器13に表示され、「P−10」が表示されているときにパターン選択スイッチ5Aを押すと「P−01」に戻って表示されるようにしてある。
速度設定スイッチ5Bは汽笛の吹鳴・休止時間を設定するもので、照光式となっている。例えば時間が1秒の「1.0」、0.5秒の「0.5」、0.3秒の「0.3」の3種類が選択できるようにしてあり、速度設定スイッチ5Bを押す毎に、液晶表示器13に表示される速度の表示が「ソクド[1.0]」、「ソクド[0.5]」、「ソクド[0.3]」とカウントダウンして液晶表示器13に表示され、「ソクド[0.3]」が表示されているときに速度設定スイッチ5Bを押すと「ソクド[1.0]」に戻って表示されるようにしてある。
また、発信装置1の速度設定と、データ設定・書き込みプログラムの吹鳴・休止時間データとの関係は、「ソフトデータ1」の場合、発信装置1の速度設定が0.3のとき実際の吹鳴・休止時間が0.3秒、発信装置1の速度設定が0.5のとき実際の吹鳴・休止時間が0.5秒、発信装置1の速度設定が1.0のとき実際の吹鳴・休止時間が1.0秒となる。また、「ソフトデータ3」の場合、発信装置1の速度設定が0.3のとき実際の吹鳴・休止時間が0.9秒、発信装置1の速度設定が0.5のとき実際の吹鳴・休止時間が1.5秒、発信装置1の速度設定が1.0のとき実際の吹鳴・休止時間が3.0秒となる。また、「ソフトデータ5」の場合、発信装置1の速度設定が0.3のとき実際の吹鳴・休止時間が1.5秒、発信装置1の速度設定が0.5のとき実際の吹鳴・休止時間が2.5秒、発信装置1の速度設定が1.0のとき実際の吹鳴・休止時間が5.0秒となる。また、「ソフトデータ7」の場合、発信装置1の速度設定が0.3のとき実際の吹鳴・休止時間が2.1秒、発信装置1の速度設定が0.5のとき実際の吹鳴・休止時間が3.5秒、発信装置1の速度設定が1.0のとき実際の吹鳴・休止時間が7.0秒となる。尚、これらの発信装置1の速度設定と、データ設定・書き込みプログラムの吹鳴・休止時間データとの関係等の表示は一例であり、これらに限定されないことは勿論である。
単発動作スイッチは、これを押すことでパターン選択スイッチ5Aで選択した吹鳴信号を1サイクルだけ吹鳴した後、当該吹鳴が自動的に停止するようにしてあり、これもまた照光式となっている。また、吹鳴途中で吹鳴動作を停止するにはいずれかのスイッチを押すことで停止できるようにしてある。但し、実際の動作は、最後の休止時間までカウントした後に停止するようにしてある。
連続動作スイッチは、これを押すことでパターン選択スイッチ5Aで選択した吹鳴信号を連続して吹鳴するようにしてあり、これもまた照光式となっている。また、吹鳴途中で吹鳴動作を停止するにはいずれかのスイッチを押すことで停止できるようにしてある。
液晶表示器13は、発信装置1に書き込んである吹鳴信号パターンや吹鳴速度を表示するものとしてあり、図4に示すように、例えば吹鳴信号パターンとして「パターン1」である「あなたはすぐに停船されたい」という意味の国際信号書規定の文章名「L」と、吹鳴速度1.0とを書き込んである場合には、「P−01[L]」、「ソクド[1.0]」と液晶表示器13に表示されるものとしてある。また、吹鳴信号パターンとして「パターン2」である「貴船は停止されたい。私は貴船に乗ろうとしている」という意味の国際信号書規定の文章名「SQ3」と、吹鳴速度0.5とを書き込んである場合には、「P−02[SQ3]」、「ソクド[0.5]」と液晶表示器13に表示されるものとしてある。さらに、吹鳴信号パターンとして「パターン3」である「貴船は直ちに停船されたい。逃走したり、ボートを降ろしたり、無線を使用したりするな。従わなければ、貴船を砲撃する」という意味の国際信号書規定の文章名「SN」と、吹鳴速度0.3とを書き込んである場合には、「P−03[SN]」、「ソクド[0.3]」と液晶表示器13に表示されるものとしてある。
吹鳴信号パターンの作成には、図5に示すような英数字のモールス符号を使用している。音響信号に使用するモールス符号は、短符(短音)を1単位とした場合、長符(長音)は3単位に相当するものとしてある。また、1符号中の長符(長音)または短符(短音)の間隔は1単位、各符号間の間隔は3単位、各語または各符字間の間隔は7単位に相当するようにしてある。
調光器14は、液晶表示器13のバックライトとスイッチとを調光するものである。
シリアル通信コネクタ10は、データ設定・書き込みプログラムで作成・編集した吹鳴信号パターンを発信装置1に書き込むときに、発信装置1とパーソナルコンピュータとを付属のシリアル通信ケーブルによって接続して吹鳴信号データを当該発信装置1に書き込むものである。
次に、図6に示すように、吹鳴信号のデータ設定・書き込みプログラムによる発信装置1の吹鳴信号パターンのデータ作成方法やデータ修正方法の一例について説明する。吹鳴信号パターンのデータは、データ設定・書き込みプログラムをパーソナルコンピュータにインストールして行う。尚、これらの手順は一例であって、これに限定されるものではない。
すなわちパーソナルコンピュータのオープニング画面の「ソフト開始」ボタンをクリックすると、図7に示すパターン選択画面に替わり、設定および書き込みを行うパターンを選択ボタンで選ぶ。
作成や編集するパターンを選択ボタンで選ぶと、図8に示すパターン選択画面に替わり、ここで吹鳴信号パターンを編集するよう、例えば吹鳴時間や休止時間等の変更を行う。すなわち、吹鳴オブジェクトには例えば0〜250までの半角数字の記入により吹鳴時間データを設定し、休止オブジェクトには例えば0〜250までの半角数字の入力記入により休止時間データを設定する。また、文章オブジェクトには作成した吹鳴信号パターンの名称もしくは意味を例えば5文字以内の半角英数字で記入する。ここで入力記入した名称は発信装置1の液晶表示器13に表示される。また、ファイルロードボタンのクリック操作によってファイルに保存されている文章、吹鳴時間、休止時間等のデータがロードされる。このとき、メニューバーにはこのデータ設定・書き込みプログラムに予め用意されている吹鳴信号パターンを文章で表示されており、しかもここでのクリック操作によって文章を選択することができる。プリセットボタンのクリック操作によって、メニューバーで選択した吹鳴信号パターンの吹鳴時間と休止時間のデータがロードされる。
「パターン1」の休止時間の変更を例に説明すると。先ず、パターン選択画面で「パターン1」を選択する。次に、ファイルロードボタンをクリック操作する。「パターン1」には初期状態ではL信号(短音・長音・短音・短音)が書き込まれているため、画面は図9に示すようになる。例えば「休止4」の「7」を「30」に変更してから設定ボタンをクリックすると、図10のような画面となる。ここで確認ボタンをクリック操作すると確認画面にパターン1の矩形状の作成パターンが表示されるものとなり、ここでデータが正しいか否かを確認画面で確認しておく。データを変更する前の状態に戻るには、再度ファイルロードボタンをクリック操作すれば良い。また、データをロードする前の状態に戻るには、再設定ボタンをクリック操作すれば良い。特に問題が無ければ「確認ボタン」をクリック操作する。このときデータを保存するか保存しないかを確認してくるので、保存する場合には「はい」を、保存しない場合には「いいえ」をクリック操作する。ここでの保存で「はい」を選択すると引き続き発信装置1に書き込むか書き込まないかを確認してくるので発信装置1の書き込みへ進む。
「パターン1」のデータと「パターン2」のデータとを入れ替える等の吹鳴信号パターンの変更を行うに際し、例えば「パターン1」の「L信号」と「パターン2」の「SQ3信号」の入れ替えを例に説明する。先ず、パターン選択画面で「パターン1」を選択する。次に、メニューバーで「SQ3」を選択し、「プリセットボタン」をクリック操作する。「設定ボタン」をクリック操作すると、図11に示す画面となる。ここで、吹鳴時間データと休止時間データの変更がある場合には、設定ボタンをクリックする前に変更を行う。特に問題が無ければ「確認ボタン」をクリック操作する。このときデータを保存するか保存しまいかを確認してくるので、保存する場合には「はい」を、保存しない場合には「いいえ」をクリック操作する。ここでの保存で「はい」を選択すると引き続き発信装置1に書き込むか書き込まないかを確認してくるので、書き込む場合には発信装置1の書き込みへ進めば良い。「パターン1」へ「SQ3」信号を書き込んだ後、パターン選択画面に戻り、「パターン2」を選択する。次に、メニューバーで「L」を選択し、「プリセットボタン」をクリック操作する。このような手順で「パターン1」と「パターン2」が入れ替わることとなる。
また、吹鳴信号パターンを新規作成するには、例えば「パターン1」に新しく数字の「6」という吹鳴パターンを作成する場合を例に説明する。先ず、パターン選択画面で「パターン1」を選択する。次に、吹鳴時間データを決める。数字の「6」はモールス符号で長音・短音・短音・短音・短音なので、必要なデータは、短音の長さ、長音の長さ、音と音との休止時間、語句の終わりの休止時間(最後の休止時間)となる。先ず、短音を「1」とし、長音は短音の3倍の「3」とする。また音と音との休止時間は短音と同じ「1」とし、語句の終わりの休止時間は短音の7倍の「7」とする。こうして「吹鳴1」が「3」、「休止1」が「1」、「吹鳴2」が「1」、「休止2」が「1」、「吹鳴3」が「1」、「休止3」が「1」、「吹鳴4」が「1」、「休止4」が「1」、「吹鳴5」が「1」、「休止5」が「7」となる。このデータを各吹鳴オブジェクトに入力し、入力後は「設定ボタン」をクリック操作する。ここで「確認ボタン」をクリック操作すると、図12に示すように、確認画面にパターン1の矩形状の作成パターンが表示され、これを確認する。特に問題が無ければ「確認ボタン」をクリック操作する。このときデータを保存するか保存しないかを確認してくるので、保存する場合には「はい」を、保存しない場合には「いいえ」をクリック操作する。ここでの保存で「はい」を選択すると引き続き発信装置1に書き込むか書き込まないかを確認してくるので、書き込む場合には発信装置1の書き込みへ進めば良い。
作成・編集した吹鳴信号パターンを保存した後に、このデータを発信装置1に書き込む。先ず、発信装置1のシリアル通信コネクタ10をシリアル通信ケーブル16によってパーソナルコンピュータの例えば開放されているCOMポート1等に接続しておく。そして、発信装置1の電源をオンにして、発信装置1の動作を停止状態にしておく。図13に示すように、画面の確認メッセージで、保存後の吹鳴信号パターンの書き込みを選択すると発信装置1への書き込みが開始される。このとき発信装置1の液晶表示器13には「ツウシンチュウ」と表示される。このとき、吹鳴信号パターンのデータは、発信装置1のデータ通信入出力部3を通ってCPU制御部2に送られ、ここからデータ記憶部4へ記憶格納される。
発信装置1の使用に際し、発信装置1の電源をオンにするとパネル面ランプ出力部8が作動して液晶表示器13に吹鳴信号パターンが表示される。このとき、例えば吹鳴信号パターンとして「パターン1」である「あなたはすぐに停船されたい」という意味の国際信号書規定の文章名「L」と、速度設定1.0が発信装置1に書き込んである場合には、「P−01[L]」、「ソクド[1.0]」と液晶表示器13に表示される。
発信装置1のパターン選択スイッチ5Aによって、発信装置1に書き込んでいる1から10までのパターンを選択する。このとき、パターン選択スイッチ5Aを押す毎に、吹鳴信号パターンの「P−01」から「P−10」までをカウントダウンして液晶表示器13に表示され、「P−10」が表示されているときにパターン選択スイッチ5Aを押すと「P−01」に戻って表示される。
発信装置1の速度設定スイッチ5Bによって、吹鳴・休止時間を設定する。このとき、速度設定スイッチ5Bを押す毎に、液晶表示器13に表示される速度の表示がソクド「[1.0]」、「ソクド[0.5]」、「ソクド[0.3]」とカウントダウンして液晶表示器13に表示され、「ソクド[0.3]」が表示されているときに速度設定スイッチ5Bを押すと「ソクド[1.0]」に戻って表示される。
発信装置1の単発動作スイッチを押すことで、パターン選択スイッチ5Aで選択した吹鳴信号を電子ホーンから1サイクルだけ吹鳴した後、当該吹鳴は自動的に停止する。また、連続動作スイッチを押すことで、パターン選択スイッチ5Aで選択した吹鳴信号を電子ホーンから連続して吹鳴する。このとき吹鳴途中で吹鳴動作を停止するにはいずれかのスイッチを押すことで停止する。
本発明を実施するための最良の形態における発信装置を示すもので、(a)は正面図、(b)は底面図である。 同じく発信装置の内部回路構成を示すブロック構成図である。 同じく発信装置の使用状態を示す斜視図である。 同じく吹鳴信号パターンの具体例を示す説明図である。 同じく音響信号に用いるモールス符号の具体例を示す説明図である。 同じく吹鳴信号パターンデータの作成・編集の流れを説明するフローチャート図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンのパターン選択画面を示す画面図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンの作成編集画面を示す画面図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンのパターン1設定画面を示す画面図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンのパターン1の変更画面を示す画面図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンの確認画面を示す画面図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンの新規作成後の確認画面を示す画面図である。 同じくパーソナルコンピュータにおける吹鳴信号パターンの発信装置への書き込みの確認メッセージを示す画面図である。
符号の説明
P…音響装置
1…発信装置 2…CPU制御部
3…データ通信入出力部 4…データ記憶部
5…パネル面スイッチ入力部 5A…パターン選択スイッチ
5B…速度設定スイッチ 5C…単発吹鳴動作スイッチ
5D…連続吹鳴動作スイッチ 6…接点出力部
7…表示部 8…パネル面ランプ出力部
9…輝度調整部 10…シリアル通信コネクタ
11…定電圧電源回路部 12…電源スイッチ
13…液晶表示器 14…調光器
15…ヒューズ 16…シリアル通信ケーブル
17…外部端末 18…端子接続用電線

Claims (3)

  1. 音響装置から吹鳴信号を発信させる吹鳴信号パターンのデータを、当該吹鳴信号パターンのデータ設定・書き込みプログラムをインストールした外部端末によって書き込み可能とした発信装置を備えたことを特徴とする音響信号自動発信装置。
  2. 発信装置は、当該発信装置全体の機能を集約して制御するCPU制御部と、外部端末を接続させるデータ通信入出力部と、吹鳴信号パターンのデータを記憶格納するデータ記憶部と、吹鳴信号のパターン選択スイッチ、速度設定スイッチ、単発吹鳴動作スイッチ、連続吹鳴動作スイッチそれぞれのスイッチ動作を可能としたパネル面スイッチ入力部とを備え、パネル面スイッチ入力部のスイッチ動作によって、データ記憶部に記憶格納されている吹鳴信号パターンのデータをCPU制御部から接点出力部に送り、当該吹鳴信号パターンに応じた吹鳴信号を電子ホーンから発信させるものとした請求項1記載の音響信号自動発信装置。
  3. CPU制御部は、液晶表示器を動作させる表示部を備え、吹鳴信号パターンのデータをデータ記憶部に記憶格納した際には、表示部はこのデータを液晶表示器に表示させるものとした請求項2記載の音響信号自動発信装置。
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JPS62190413A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 船舶走錨警報装置

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JPS6015697A (ja) * 1983-07-08 1985-01-26 三菱重工業株式会社 プログラマブル船舶音響信号装置
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