JP2003131992A - メッセージ表示装置および通信端末 - Google Patents

メッセージ表示装置および通信端末

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JP2003131992A
JP2003131992A JP2001326877A JP2001326877A JP2003131992A JP 2003131992 A JP2003131992 A JP 2003131992A JP 2001326877 A JP2001326877 A JP 2001326877A JP 2001326877 A JP2001326877 A JP 2001326877A JP 2003131992 A JP2003131992 A JP 2003131992A
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Kumiko Yamane
久美子 山根
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージの作成者の意図を利用者に理解し
やすくさせる。 【解決手段】 メッセージ表示装置1の記憶部5は、文
字および記号の少なくとも一方を含む予め定める登録文
字列と、動作形態が変更可能な報知部4の動作形態を示
している予め定める動作形態情報とを、相互に対応付け
て記憶している。報知制御部6は、メッセージの表示に
伴い、該メッセージを構成する文字列から登録文字列を
検索し、登録文字列が該メッセージから検出されている
場合、該登録文字列に対応付られた動作形態情報が示す
動作形態で報知部4を動作させる。これによって、メッ
セージの書き手の意図が理解し易くなり、メッセージの
誤読解が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字列から構成さ
れるメッセージを表示するメッセージ表示装置、ならび
に、メールの受信機能を有する通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワーク上で送受され
る電子メール(以後「メール」と略称する)の受信機能
を有する携帯無線電話機等の通信端末、およびメール表
示用のソフトウエアをインストールしたパーソナルコン
ピュータは、メールのメッセージを表示するためのメッ
セージ表示装置として機能する。このようなメッセージ
表示装置は、メール表示機能を用い、受信されているメ
ールのデータに含まれておりかつ文字列から構成される
メッセージを表示機に表示させることによって、利用者
にメッセージを読ませている。また前記メッセージ表示
装置の多くは、メッセージ表示に伴い、メールのデータ
にデータが添付された画像や音をさらに再生する。しか
しながら、音のデータはメールに添付されているときに
だけ再生されるものである。またメールに添付されてい
る音のデータは、メールのメッセージ本文の意図に関連
していないことが多い。
【0003】特開2001−177668号公報は、メ
ールのメッセージを読まずに該メッセージの内容の概略
を利用者に把握させるための通信端末装置を開示してい
る。前記通信端末装置には、所定の登録文字列とメール
の報知形態とが、相互に対応付けられて記憶されてい
る。前記通信端末装置は、メール着信時に、受信された
メールのメッセージから登録文字列を検索し、1つの登
録文字列が検出されたならば、該登録文字列に対応付け
られている報知形態でメール着信を報知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、メールを用いた
メッセージのやり取りが一般化し、メールの使用者数が
増大している。これに伴い、メールのメッセージを誤読
解する状況が増えるという問題が生じている。特開20
01−177668号公報の通信端末装置は、メールの
メッセージに所定の登録文字列が含まれることを着信時
に利用者に把握させているだけであり、メールのメッセ
ージを利用者が読む際に該メッセージの誤読解そのもの
を防ぐことは困難である。
【0005】本発明の目的は、利用者がメッセージを読
む際に、メッセージの作成者の意図を理解しやすくさせ
ることが可能なメッセージ表示装置および通信端末を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字および記
号の少なくとも一方を含む文字列から構成されるメッセ
ージを表示手段に表示させるメッセージ表示装置であっ
て、動作形態が変更可能な少なくとも1つの報知手段
と、文字および記号の少なくとも一方を含む予め定める
登録文字列と、前記報知手段の予め定める動作形態を示
している予め定める動作形態情報とを、相互に対応付け
て記憶している記憶手段と、前記報知手段の動作を制御
する報知制御手段とを含み、前記報知制御手段は、メッ
セージの表示に伴い、(1)表示すべきメッセージを構
成する文字列から、前記登録文字列を検索し、(2)前
記登録文字列が前記メッセージから検出されている場
合、該登録文字列に対応付られた動作形態情報が示す動
作形態で、前記報知手段を動作させることを特徴とする
メッセージ表示装置である。
【0007】本発明に従えば、メッセージ表示装置にお
いて、メッセージの表示に際し、予め定められている登
録文字列が、該メッセージを構成する文字列から検索さ
れる。登録文字列が検出された場合、該登録文字列に予
め対応付けられている動作形態情報が示す動作状態で、
報知手段が動作する。これによって、登録文字列が含ま
れた文字列から構成されるメッセージを表示する際に
は、該登録文字列に応じて報知手段の動作形態が変更さ
れる。この結果、メッセージ表示装置は、利用者に対
し、メッセージがどのような内容のものであるかを、表
示されるメッセージを利用者が読まなくても、概略的に
認識させることができる。また、メッセージ表示装置
は、利用者がメッセージを読む際に、メッセージの書き
手の意図を理解しやすくさせることができる。したがっ
て、メッセージ表示装置は、利用者によるメッセージの
誤読解を防止することができる。
【0008】また本発明のメッセージ表示装置は、前記
報知手段のうちの少なくとも1つが、音を鳴動させる鳴
動手段であり、前記報知制御手段が、メッセージの表示
と同時に再生すべき音のデータが前記表示すべきメッセ
ージに添付されているか否かを判断し、添付されている
ならば、前記動作形態情報が示す動作状態に関らず、前
記添付されている音のデータに基いて前記鳴動手段に音
を鳴動させることを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、メッセージ表示装置は、
メッセージ表示と同時に再生すべき音のデータが表示す
べきメッセージに添付されているならば、該メッセージ
を構成する文字列に登録文字列が含まれている場合であ
っても、添付されているデータに基づく音の鳴動を優先
的に行う。これによって、メッセージ表示装置は、メッ
セージの作成者が該メッセージと音とを併用して表示さ
せようとしている意思を尊重しつつ、メッセージを表示
することができる。
【0010】また本発明のメッセージ表示装置は、前記
登録文字列のうちの少なくとも1つが、固有の定型文コ
ードが予め割当てられている定型文であり、前記報知制
御手段が、表示すべきメッセージを構成する文字列を示
すデータを前記登録文字列に割当てられている定型文コ
ードと比較照合することによって、該登録文字列の検索
を行うことを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、メッセージ表示装置に
は、固有の定型文コードが割当てられている定型文が、
登録文字列として設定されている。受信されたメッセー
ジを構成する文字列からの登録文字列の検索処理は、メ
ッセージを構成する文字列を示すデータと定型文コード
との単純な比較処理によって実現される。これによっ
て、メッセージ表示装置において、登録文字列の検索処
理に関する負担が軽減される。
【0012】また本発明のメッセージ表示装置は、前記
記憶手段が、新たな登録文字列および動作形態情報の追
加記憶、ならびに既に記憶されている登録文字列および
動作形態情報の編集が可能であり、前記報知制御手段
が、表示すべきメッセージを構成する文字列の中から前
記登録文字列を直接探索することによって、該登録文字
列の検索を行うことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、メッセージ表示装置にお
いて、記憶手段は、新たな登録文字列および動作形態情
報の追加記憶、ならびに既に記憶されている登録文字列
および動作形態情報の編集が可能である。これによっ
て、メッセージ表示装置の利用者が、登録文字列および
動作形態情報を任意に設定することが可能になる。ま
た、表示すべきメッセージからの登録文字列の検索処理
は、該メッセージを構成する文字列の中から前記登録文
字列を直接探索する処理によって実現される。これによ
って、定型文コードが割当てられた定型文だけに関ら
ず、任意の文字列を登録文字列として設定することが可
能になる。したがって、メッセージ表示装置は、メッセ
ージ表示に伴う報知動作を、利用者に合わせてより有効
に設定することができる。
【0014】また本発明のメッセージ表示装置は、前記
登録文字列のうちの少なくとも1つが、固有の定型文コ
ードが予め割当てられている定型文であり、前記記憶手
段が、新たな登録文字列および動作形態情報の追加記憶
ならびに既に記憶されている登録文字列および動作形態
情報の編集が可能であり、前記報知制御手段が、前記登
録文字列の検索に際し、(A)表示すべきメッセージが
定型文か否かを判断し、(B)定型文である場合には、
定型文である前記登録文字列に割当てられている定型文
コードと前記文字メッセージを示すデータとを比較照合
することによって、該登録文字列の検索を行い、(C)
定型文ではない場合には、前記文字メッセージを構成す
る文字列の中から前記登録文字列を直接検索することを
特徴とする。
【0015】本発明に従えば、メッセージ表示装置にお
いて、登録文字列のうちの少なくとも1つが、固有の定
型文コードが予め割当てられている定型文であり、か
つ、登録文字列および動作形態情報の利用者による追加
ならびに編集が可能である。また、表示すべきメッセー
ジからの登録文字列の検索に際し、該メッセージを構成
する文字列を示すデータと定型文コードとの比較処理
と、該メッセージを構成する文字列の中から前記登録文
字列を直接探索する処理とが併用される。これによっ
て、メッセージ表示装置において、メッセージを構成す
る文字列に定型文が含まれる場合の登録文字列検索に関
する負担が軽減され、かつ、メッセージ表示に伴う報知
手段の報知形態を、利用者の使い勝手に応じて有効な状
態に変更させることができる。
【0016】また本発明のメッセージ表示装置は、前記
報知制御手段が、前記表示すべき単一のメッセージから
2以上の前記登録文字列が検索されている場合、検索さ
れている各登録文字列に対応付られている動作形態情報
が示す動作形態に基いて前記報知手段を順次動作させる
ことを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、メッセージ表示装置にお
いて、表示すべき単一のメッセージを構成する文字列か
ら2以上の前記登録文字列が検索されている場合、検索
されている各登録文字列に対応付られている動作形態情
報が示す動作形態に基いて前記報知手段を順次動作させ
る。この結果、メッセージを構成する文字列内に2以上
の登録文字列が含まれているならば、メッセージ表示中
に報知手段の動作状態が変化する。これによって、メッ
セージ表示装置は、利用者がメッセージを読む際に、メ
ッセージの作成者の意図をさらに理解しやすくさせるこ
とができる。
【0018】また本発明は、文字および記号の少なくと
も一方を含む文字列から構成されるメッセージを含むメ
ールのデータを受信する受信手段と、上述のメッセージ
表示装置とを含み、メッセージ表示装置は、受信手段に
よってデータが受信されたメールのメッセージを表示さ
せることを特徴とする通信端末である。
【0019】本発明に従えば、通信端末は、受信手段に
よってデータが受信されたメールに含まれるメッセージ
を、上述のメッセージ表示装置によって表示させる。こ
れによって、通信端末は、利用者に対し、受信されたメ
ールがどのような内容のものであるかを、該メールのメ
ッセージを利用者が読まなくても、概略的に認識させる
ことができる。また、通信端末は、利用者がメールのメ
ッセージを読む際に、該メッセージの誤読解を防止する
ことができ、さらに該メールの作成者の意図を利用者に
理解しやすくさせることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
メッセージ表示装置1を含む通信端末2の構成を示すブ
ロック図である。図1の通信端末2の機能的構成を、以
下に説明する。通信端末2は、外部機器との間で、メー
ルを送受する。メッセージ表示装置1は、メールに含ま
れるメッセージ、すなわちメールの内容を示す本文であ
り文字列から成るメッセージを、表示させる。
【0021】メッセージ表示装置1は、機能的には、表
示部3と、少なくとも1つの報知部4と、記憶部5と、
報知制御部6とを最低限含む。通信端末2は、機能的に
は、メッセージ表示装置1の他に、受信部7と受信制御
部8とを最低限含む。図1の通信端末2では、制御部9
が、報知部4の報知動作を制御するための報知制御部6
と、受信部7の受信動作を制御するための受信制御部8
とを兼ねている。
【0022】表示部3は、表示すべきメッセージを、メ
ッセージ表示装置1の利用者に対して表示する。報知部
4は、メッセージ表示装置1の利用者に対する報知が可
能な構成を有し、かつ報知のための動作形態が変更可能
である。記憶部5は、予め定める登録文字列と予め定め
る動作形態情報とを、相互に対応付けて記憶している。
登録文字列は、文字および記号の少なくとも一方を含ん
で構成される予め定める文字列である。動作形態情報
は、報知部4の予め定める動作形態を示している。記憶
部5は、データの追加書込みが可能な構成になってい
る。
【0023】メッセージは、文字および記号の少なくと
も一方を含む文字列から構成される。本明細書におい
て、文字および記号は、漢字、ひらがな、カタカナ、数
字、欧米文字、記号、ならびに絵記号を含み、さらに
は、JIS、シフトJIS、ならびにUNICODE等
の規格によって、文字コードが設定されているものを全
て含む。登録文字列が文字および記号の少なくとも一方
を含んで構成されるので、1以上の文字から成る登録文
字列だけでなく、1以上の記号から成る登録文字列に対
しても動作形態情報を対応付けることができる。ゆえに
『(^0^)/』、『 :-)』などのいわゆる顔文字に対しても
動作形態情報を対応付けることができる。
【0024】制御部9は、通信端末2の構成要素をそれ
ぞれ制御する。受信制御部8は、具体的には、通信端末
2に対して送信されてきたメールの受信処理を、受信部
7に行わせる。報知制御部6は、具体的には、まず、表
示すべきメッセージを構成する文字列から、記憶部5に
記憶されている登録文字列を検索する。次いで報知制御
部6は、前記登録文字列が前記メッセージから検出され
ている場合、該登録文字列が対応付られている動作形態
情報が示す動作形態で、報知部4を動作させる。この結
果、動作形態情報が対応付けられている登録文字列が含
まれた文字列を含むメッセージを表示する際には、該登
録文字列に応じて、報知手段の動作形態が変更される。
これによって、メッセージ表示装置1は、利用者に対
し、メールのメッセージがどのような内容のものである
かを、表示されるメッセージを利用者が読まなくても、
概略的に認識させることができる。また、メッセージ表
示装置1は、利用者がメッセージを読む際に、メッセー
ジの書き手の意図を理解しやすくさせることができる。
【0025】図1の通信端末2の具体的な構成を、以下
に説明する。通信端末2は、中央演算処理回路(Centra
l Processing Unit:CPU)11、メモリ12、通信
回路13、モデム14、安定化電源回路15、液晶表示
機(Liquid Crystal Display:LCD)16、背面光源
17、鳴動部18、バイブレータ19、および制御回路
20を含む。メモリ12は、データの書込みが可能な不
揮発性メモリ21と、ランダムアクセスメモリ(Random
-Access Memory:RAM)22とを含む。不揮発性メモ
リ21は、フラッシュROM(Flash Read Only Memor
y)またはEEPROM(Electrically Erasable Progr
ammable Read-Only Memory)で実現される。鳴動部18
は、スピーカ用の増幅器23と、スピーカ24とを含
む。バイブレータ19は、バイブレータ用の増幅器25
と、バイブレータ用のモータ26と、振動子27とを含
む。
【0026】中央演算処理回路11は、不揮発性メモリ
21に格納されている動作プログラムに基づいて動作
し、通信端末2の各構成部品を、それぞれ所定の機能を
実現するように、総括制御する。不揮発性メモリ21
は、中央演算処理回路11の動作プログラムの他に、図
2に示すような動作形態情報テーブルをも格納してい
る。ランダムアクセスメモリ22は、利用者が通信端末
2に入力した情報の一時記憶など、比較的短時間だけ保
持しておくべき情報を記憶するために使用される。
【0027】通信回路13は、外部機器から通信端末2
に対して送信されてきたメールのデータの受信処理と、
通信端末2から外部機器に対するメールのデータの送信
処理とを行う。通信回路13は、無線通信および有線通
信のどちらに対応していても良い。モデム14は、メー
ルの受信の際に、受信されたメールのデータに対して、
復調処理を含む所定の処理を施す。またモデム14は、
メールの送信の際に、送信すべきメールのデータに対し
て、変調処理を含む所定の処理を施す。安定化電源回路
15は、電源からの電力を安定化して、通信端末2の各
構成部品11〜26に対して供給する。
【0028】液晶表示機16、背面光源17、鳴動部1
8、およびバイブレータ19は、制御回路20によって
駆動される。制御回路20は、中央演算処理回路11の
制御に基き、駆動すべき各機器16〜19の制御、なら
びに駆動すべき各機器16〜19に対する各種処理をそ
れぞれ行う制御回路の集合体である。
【0029】液晶表示機16は、図形および文字を含む
画像を、液晶表示機16に備えられる表示画面に目視表
示する。すなわち、中央演算処理回路11の制御に基い
て制御回路20が画像を示す信号を発すると、該信号が
液晶表示機16に与えられ、液晶表示機16が自己の表
示画面に該信号に応じた画像を表示させる。背面光源1
7は、液晶表示機16の表示画面を照明する。背面光源
17は、制御回路20からの信号に応じて、照明に用い
る光の色および明るさ等を変化させることが可能であ
る。
【0030】鳴動部18は、着信音およびその他の音の
鳴動を行う。具体的には、中央演算処理回路11の制御
に基いて制御回路20が音響を示す信号を発すると、該
信号が鳴動部18内の増幅器23で増幅された後にスピ
ーカ24に与えられ、スピーカ24によって該信号が音
に変換される。バイブレータ19は、利用者にイベント
を通知するための振動動作を行う。具体的には、中央演
算処理回路11の制御に基いて制御回路20がバイブレ
ータ19の駆動信号を発すると、該駆動信号がバイブレ
ータ19内の増幅器25で増幅された後にバイブレータ
19内のモータ26に与えられる。駆動信号に応答して
モータ26がバイブレータ19内の振動子27を回転さ
せることによって、バイブレータ19全体が振動する。
【0031】図1の通信端末2の機能的構成の1つであ
る受信部7は、通信回路13とモデム14とを含んで実
現される。記憶部5は、不揮発性メモリ21によって実
現される。受信制御部8および報知制御部6は、中央演
算処理回路11のソフトウエア処理によってそれぞれ実
現される。表示部3は、液晶表示機16によって実現さ
れる。鳴動部18とバイブレータ19と背面光源17と
は、メッセージ表示装置1の報知部4を兼ねている。
【0032】動作形態情報および登録文字列について、
以下に説明する。図2は、動作形態情報テーブルを模式
的に示す図である。動作形態情報テーブルは、登録文字
列と動作形態情報との組であるレコードを1つ以上含
む。動作形態情報は、表示すべきメッセージの中に登録
文字列が含まれる際のメッセージ表示に伴う報知部4の
動作形態を記述した情報である。図2の例では、動作形
態情報は、メッセージ表示中に鳴動させるべき音曲の識
別情報と、バイブレータ19の動作状態の設定情報と、
背面光源17の動作状態の設定情報とを含む。
【0033】図2では、動作形態情報テーブルは、定型
文登録エリアとユーザ登録エリアとに二分されている。
定型文登録エリアとは、通信端末2のメール送受に係る
機能において定義されている定型文を登録文字列として
用い、該定型文に対応付けて動作形態情報を格納するた
めのメモリエリアである。ユーザ登録エリアとは、通信
端末2の利用者が任意に指定した登録文字列と該利用者
が任意に設定した動作形態情報とを相互に対応付けて格
納するためのメモリエリアである。登録文字列と動作形
態情報との組のユーザ登録エリアヘの登録処理は、たと
えば、通信端末2の利用者による指示操作を中央演算処
理回路11が受付け、指示操作によって指定された登録
文字列および動作形態情報の内容を、ユーザ登録エリア
の登録文字列用領域および動作形態情報用領域に書込む
ことによって、実現される。
【0034】図2の動作形態情報テーブルにおける登録
文字列に対応する動作形態情報の設定は、利用者が文字
列から受ける印象に応じて、その文字列の内容に相応し
いと判断する鳴動部18に鳴動させる音曲および背面光
源17の照明色をそれぞれ設定する。
【0035】たとえば登録文字列が『(^0^)/』のような
顔文字であるときには、鳴動部18に鳴動させる音曲の
設定情報を楽しい感じの効果音に設定するとともに、背
面光源17の動作状態の設定情報を明るい色の光で液晶
表示機16の表示画面を照明するように設定する。また
たとえば文字列が『(;_;)』のような顔文字であるとき
には、鳴動部18に鳴動させる音曲の設定情報を落胆し
た感じの効果音に設定するとともに、背面光源17の動
作状態の設定情報を寂しい感じの青色系の色の光で液晶
表示機16の表示画面を照明するように設定する。また
たとえば文字列が「こちらは台風が激しいです!」のよ
うな文章であるときには、鳴動部18に鳴動させる音曲
の設定情報を雨風の激しさを感じさせるような効果音に
設定するとともに、背面光源17の動作状態の設定情報
を暗い色の光で液晶表示機16の表示画面を照明するよ
うに設定する。またたとえば文字列が「●●(名前)で
す!」のような文章であるときには、鳴動部18に鳴動
させる音曲の設定情報を、そのメールを送信した人のテ
ーマ曲に設定する。
【0036】図3は、メッセージ表示装置1におけるメ
ールのメッセージの表示動作を説明するためのフローチ
ャートである。なお、本実施の形態の通信端末2は、メ
ールのメッセージを表示する際の動作に特徴があり、メ
ールに係る他の動作については一般的なメール対応の通
信端末2における動作と等しいため、ここでは説明を省
略し、メールのメッセージの表示に関する処理だけを説
明する。
【0037】メールのメッセージを表示すべき状況が発
生したならば、中央演算処理回路11は、メッセージ表
示処理の実行を開始して、ステップA0からステップA
1に進む。ステップA1において、中央演算処理回路1
1によって実現される報知制御部6は、詳細表示の対象
となるメールの選択を、通信端末2の利用者に行わせ
る。詳細表示の対象となるメールは、メモリ12に記憶
されていても良く、受信部7を介して外部機器またはネ
ットワークから取得されてもよい。詳細表示すべきメー
ル、すなわちメッセージを表示すべきメールが選択され
たならば、ステップA2へ進む。
【0038】ステップA2では、報知制御部6は、メー
ルのメッセージの表示と平行して再生すべき他のデータ
が、表示すべきメールのデータに添付されているか否か
を確認する。表示すべきメールのデータに音のデータが
添付されている場合、ステップA3に進む。ステップA
3において、報知制御部6は、表示すべきメールのデー
タに添付されている音のデータに基づき、制御回路20
を介して鳴動部18を制御する。この結果、鳴動部18
は、表示すべきメールのデータにデータが添付されてい
る音を鳴動させる。また報知制御部6は、ステップA3
における報知部4の動作と平行して、表示部3にメール
のメッセージを表示させる。さらにステップA3におい
て、報知制御部6は、メールのメッセージからの登録文
字列の検索処理を行い、登録文字列がメッセージから検
出されていれば、検出された登録文字列に対応付けられ
た動作形態情報に従って、バイブレータ19の動作およ
び背面光源17の動作を制御する。メールのメッセージ
の表示が終了すれば、ステップA12で処理を終了す
る。
【0039】ステップA2の判定の結果、表示すべきメ
ールのデータに音のデータが添付されていない場合、ス
テップA2からステップA4に進む。ステップA4にお
いて、報知制御部6は、表示すべきメールのメッセージ
が定型文であるか否かを確認する。表示すべきメールの
メッセージが定型文である場合、ステップA5に進み、
定型文ではない場合、ステップA6に進む。
【0040】ステップA5において、報知制御部6は、
表示すべきメールのメッセージの中から、動作形態情報
テーブルの定型文登録エリア内に設定されている登録文
字列、すなわち定型文を検索する。メールのデータ内に
おいて、定型文は固有の定型文コードで表されている。
ゆえに、メッセージ内からの定型文の検索は、メッセー
ジを示すデータと定型文コードとの単純な比較処理で実
現され、該データの少なくとも一部分と定型文コードと
が一致すれば、定型文が有ると判断される。
【0041】ステップA6において、報知制御部6は、
表示すべきメールのメッセージの中から、動作形態情報
テーブルのユーザ登録エリア内に設定されている登録文
字列を検索する。定型文以外のメッセージを含むメール
のデータは、メッセージを構成する文字列を構成する文
字の文字コードの羅列を含んでいる。ゆえに、メッセー
ジ内からの登録文字列の検索は、メッセージ内から登録
文字列に該当する文字列をサーチする処理で実現され
る。すなわち、登録文字列を構成する文字の文字コード
の集合をメッセージの文字列を構成する文字の文字コー
ドの羅列からなるデータと比較して、該データの少なく
とも一部分と登録文字列の文字コードの集合とが一致す
れば、登録文字列が有ると判断される。
【0042】報知制御部6は、ステップA7において、
ステップA5,A6における検索処理の結果、メールの
メッセージから登録文字列が検出できたか否かを判断す
る。登録文字列が検出されない場合、ステップA8にお
いて、報知制御部6は、予め定める汎用の設定に基き、
報知部4を動作させる。汎用の設定とは、たとえば、通
信端末2に従来からなされていた設定であり、汎用設定
に基く報知部4の動作の組合せは、登録文字列に対応付
けられる動作形態情報に基く報知部4の動作状態の組合
せとは異なる。また報知制御部6は、報知部4の動作と
平行して、表示部3にメールのメッセージを表示させ
る。メールのメッセージの表示が終了すれば、ステップ
A12で処理を終了する。
【0043】ステップA7において1つの登録文字列が
検出された場合、ステップA7からステップA9に進
む。ステップA9において、報知制御部6は、検出され
た登録文字列に対応付けられた動作形態情報に従って、
背面光源17と鳴動部18とバイブレータ19とを制御
する。これによって、鳴動部18による音の再生状態、
バイブレータ19の振動状態、および背面光源17の点
灯状態が、検出された登録文字列に対応付けられた動作
形態情報によって定義された動作状態になる。また報知
制御部6は、報知部4の動作と平行して、表示部3にメ
ールのメッセージを表示させる。
【0044】検出された最初の登録文字列に基く処理の
後、報知制御部6は、ステップA10において、メール
のメッセージのうちの最初に検出された登録文字列より
も後ろの部分から、登録文字列をさらに検索する。前記
後ろの部分から登録文字列が新たに検出された場合、報
知制御部6は、ステップA11において、ステップA9
の処理と同様の処理を行う。すなわち、新たに検出され
た登録文字列に対応付けられた動作形態情報に従って音
の再生動作と振動動作と点灯動作とが行われるように、
背面光源17と鳴動部18とバイブレータ19とを制御
する。ステップA10〜ステップA11の処理は、登録
文字列の探索処理における登録文字列との比較部分がメ
ールのメッセージの末尾に達するまで、かつメッセージ
の表示処理が終了するまで、繰返される。メールのメッ
セージの表示が終了すれば、ステップA12で処理を終
了する。
【0045】上述のステップA10における最初に検出
された登録文字列よりも後ろの部分からの登録文字列の
検索は、たとえばメールのメッセージが液晶表示機16
の表示画面に全てが表示できない場合には、表示されて
いるメッセージの一番上の行のメッセージを消去すると
ともに、それに続く行のメッセージを順に上の行に繰り
上げるようにして、メッセージを一行ずつスクロールし
たときに、表示画面の一番下の行に新たにメッセージが
表示される度に行うようにしてもよい。また、たとえば
液晶表示機16の表示画面がメッセージを1行だけ表示
可能であって、メールのメッセージが表示画面の一方か
ら他方に向かって移動して表示される場合には、登録文
字列が完全に表示された時点で登録文字列の検索を行う
ようにしてもよい。
【0046】以上説明したように、本実施の形態の通信
端末2では、受信されたメールのメッセージが、特定の
文字列、すなわち登録文字列を含むならば、含まれる登
録文字列に応じた形態の報知動作を伴って、メールのメ
ッセージが表示される。したがって通信端末2の利用者
は、メッセージ表示の際の報知部4の動作形態に基づい
て、どのような文字列が含まれたメッセージを含むメー
ルが表示されているかを、直感的に読取ることができ
る。これによって、通信端末2は、利用者に対し、メー
ルの書き手の意思をよりはっきりと感じさせることが可
能になり、さらに、利用者にメールのやり取りに楽しみ
を生じさせることが可能になる。
【0047】また、本実施の形態の通信端末2では、上
述したように、動作形態情報と登録文字列との組は、1
組以上、記憶部5に記憶されている。好ましくは、登録
文字列のうちの少なくとも1つは、固有の定型文コード
が予め割当てられている定型文である。この場合、受信
されたメッセージを構成する文字列からの登録文字列の
検索処理は、メッセージを構成する文字列を示すデータ
と定型文コードとの単純な比較処理によって実現され
る。定型文を構成する全ての文字の文字コードの集合よ
りも該定型文の定型文コードのほうが、データ量が少な
い。ゆえに、前記検索処理において、定型文を構成する
全ての文字の文字コードの集合とメッセージを構成する
文字列を示すデータとの比較処理よりも、定型分コード
とメッセージを構成する文字列を示すデータとの比較処
理のほうが、比較処理の負荷が軽減される。これによっ
て、本実施の形態のメッセージ表示装置1において、登
録文字列の検索処理に関する負担が軽減される。
【0048】また記憶部5は、好ましくは、新たな登録
文字列および動作形態情報の追加記憶、ならびに既に記
憶されている登録文字列および動作形態情報の編集が可
能な構成を有する。これによって、メッセージ表示装置
1の利用者が、登録文字列および動作形態情報を任意に
設定することが可能になる。この場合、表示すべきメッ
セージからの登録文字列の検索処理は、該メッセージを
構成する文字列のデータの中から前記登録文字列を構成
する文字の文字コードの集合を直接探索する処理によっ
て実現される。これによって、任意の文字列を登録文字
列として設定することが可能になる。
【0049】このように、登録文字列および動作形態情
報を利用者が指定可能な場合、利用者毎の通信端末2の
使用状態に合った適切な登録文字列に基づいて、メール
表示に伴う報知部4の報知動作の形態を変更設定するこ
とが可能になる。これによって、通信端末2は、表示す
るメッセージの内容をより的確に利用者に推測させるこ
とが可能になり、かつ報知部4の報知動作を伴うメッセ
ージ表示機能をより有効に働かせることが可能になる。
具体的には、図2に示すように、通信端末2に対して送
られてくるメールのメッセージに頻繁に含まれるような
文字列、たとえば『(^O^)/』のような顔文字を登録文字
列として設定しておくことによって、利用者がメールの
内容を直感的に理解することができ、メールのやり取り
により楽しさを感じることができる。
【0050】さらに好ましくは、メッセージ表示装置1
において、定型文で実現される登録文字列が予め用意さ
れており、かつ記憶部5への登録文字列および動作形態
情報の追加ならびに編集が可能である。これによって、
メッセージ表示装置1において、登録文字列検索に関す
る負担が軽減され、かつ、メッセージ表示に伴う報知動
作を、利用者の使い勝手に応じて有効な状態に変更させ
ることができる。
【0051】送受されるメールのデータには、音のデー
タまたは画像のデータ等、メール自体のデータ以外の他
のデータが添付されている場合がある。たとえば音のデ
ータがメールのデータに添付されている場合、該メール
のメッセージの表示と同時に、添付されていたデータに
基いて音を再生することが、メッセージの作成者によっ
て意図されている。このような音のデータがメールに添
付されている場合、好ましくは、報知部4のうちの少な
くとも1つが音を鳴動させる鳴動部18であるならば、
報知制御部6は、登録文字列の検索結果に関らず、添付
されている音のデータに基く音の鳴動処理を、優先的に
鳴動部18に行わせる。これによって、メッセージ表示
装置1は、メッセージの作成者の意思を尊重しつつ、メ
ッセージを表示することができる。
【0052】また好ましくは、メッセージ表示装置1に
おいて、表示すべきメッセージを構成する文字列から2
以上の前記登録文字列が検索されている場合、検索され
ている各登録文字列に対応付られている動作形態情報が
示す動作形態に基いて、報知部4を順次動作させる。こ
れによって、上述の場合、メッセージ表示中に報知部4
の動作状態が変化する。これによって、メッセージ表示
装置1は、利用者がメッセージを読む際に、メッセージ
の作成者の意図をさらに理解しやすくさせることができ
る。
【0053】本実施の形態のメッセージ表示装置1は本
発明のメッセージ表示装置1の例示であり、主要な構成
および動作が等しければ、他の様々な形で実現すること
ができる。本実施の形態のメッセージ表示装置1は、本
実施の形態の通信端末2のように、端末単体で外部機器
との間でメールを送受することが可能な端末、たとえば
メール送受機能を備えた携帯無線端末に備えられる。ま
た、本実施の形態のメッセージ表示装置1は、上記の通
信端末2の一部品として実現される場合に限らず、単体
ではなく通信機器と組合せることによってメールを受信
する構成の装置、たとえばパーソナルコンピュータで実
現されてもよい。またメッセージ表示装置1が表示すべ
きメッセージは、受信部で受信されたメールのメッセー
ジに限らず、たとえば、記憶媒体を介在させてメッセー
ジ表示装置1のメモリに複写されたメッセージでもよ
い。
【0054】また本実施の形態のメッセージ表示装置1
では、定型文および利用者が任意に指定した文字列の双
方が登録文字列として用いられているが、定型文および
任意指定の文字列のうちのいずれか一方だけを登録文字
列として用いても良い。また本実施の形態のメッセージ
表示装置1では、表示すべきメッセージが定型文である
か否かに応じて登録文字列の検索手法を切換えている
が、定型文か否かに関らず単一の手法によって登録文字
列の検索を行うようにしても良い。
【0055】また本実施の形態のメッセージ表示装置1
では、音のデータがメールのデータに添付されている
際、添付されている音のデータを優先的に再生する構成
になっている。しかしながら、メールのメッセージから
検索される登録文字列に対応付けられている鳴動部18
の動作形態と添付されている音のデータの再生とのどち
らを優先するかの設定は、利用者に任せてもよい。また
本実施の形態のメッセージ表示装置1では、登録文字列
として設定されている定型文は固定されているが、予め
用意されている定型文のうちで登録文字列として用いる
ものを利用者が任意に選択して設定することが可能な構
成であってもよい。
【0056】また本実施の形態のメッセージ表示装置1
では、メッセージ表示に伴って動作形態が変更される報
知部4を、背面光源17と鳴動部18とバイブレータ1
9との3つだとしている。しかしながら、これら3種類
の報知部のうちの任意の一つまたは任意の二つの動作形
態だけを、メッセージ表示に伴って変更させても良い。
また報知部4は、背面光源17と鳴動部18とバイブレ
ータ19とに限らず、他の構成部品であってもよい。背
面光源17と鳴動部18とバイブレータ19とを報知部
4として用いる場合、一般的に携帯電話機等の通信端末
2には、通話等の着信報知のためにこれらの部品が既に
組込まれているので、報知部4として新たな部品を通信
端末2に組込む必要がないため、通信端末2の部品点数
の増加の防止等を図ることができる。
【0057】本実施の形態のメッセージ表示装置1およ
び通信装置は、これらの他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲での種々の変形実施が可能である。また、図1のメ
ッセージ表示装置1および通信端末2の各構成部品の詳
細な構成および動作は、同じ効果が得られるならば、上
述の構成および動作に限らず、他の構成および動作によ
って実現されてもよい。
【0058】図1のメッセージ表示装置1は、たとえば
汎用のコンピュータの記憶装置に図3のメッセージ表示
処理の実行のための制御ソフトウエアをインストール
し、該コンピュータ内の中央演算処理回路に該制御ソフ
トウエア内のプログラムを実行させることによって、実
現されてもよい。上述の制御ソフトウエアは、記憶媒体
に記憶されていて、コンピュータに備えられる媒体読出
し部によって該記憶媒体から読出されて記憶装置にスト
アされてもよく、伝送媒体を介した通信によってコンピ
ュータに与えられて記憶装置にストアされてもよい。記
憶媒体としては、フレキシブルディスクに代表される磁
気記憶媒体、CD−ROM(CompactDisc-Read Only Me
mory)およびDVD(Degital Versatile Disc)に代表
される光記憶媒体、およびMO(Magneto-Optic Disc)
に代表される光磁気記憶媒体が挙げられる。伝送媒体と
しては、電話回線網の伝送路、LAN(Local AreaNetw
ork)およびWAN(Wide Area Network)等を用いたコ
ンピュータネットワークの伝送路、およびコンピュータ
を接続する伝送ケーブル等が挙げられる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メッセー
ジ表示装置において、1以上の文字および記号の少なく
とも一方を含む予め定める登録文字列が、報知手段の動
作形態を示す予め定める動作形態情報に対応付けられ
て、記憶手段に記憶されている。メッセージの表示に際
し、登録文字列がメッセージを構成する文字列から検索
され、登録文字列が検出された場合、該登録文字列に対
応付けられている動作形態情報が示す動作状態で、報知
手段が動作する。これによって、メッセージ表示装置の
利用者は、メッセージがどのような内容のものであるか
を、表示されるメッセージを読まなくても、概略的に認
識することができる。また、メッセージ表示装置の利用
者は、メッセージを読む際に、メッセージの書き手の意
図を容易く理解することができる。
【0060】また本発明によれば、メッセージ表示装置
は、メッセージ表示と同時に再生すべき音のデータが表
示すべきメッセージに添付されているならば、該メッセ
ージを構成する文字列に登録文字列が含まれている場合
であっても、添付されているデータに基く音の鳴動を優
先的に行う。これによって、メッセージ表示装置は、メ
ッセージの作成者の意図を尊重しつつ、メッセージを表
示することができる。したがって、メッセージ表示装置
の使い勝手が向上する。
【0061】また本発明によれば、メッセージ表示装置
において、固有の定型文コードが割当てられている定型
文が登録文字列として設定されており、メッセージを構
成する文字列を示すデータと定型文コードとの単純な比
較処理によって、メッセージを構成する文字列から登録
文字列が検索される。これによって、メッセージ表示装
置において、登録文字列の検索処理に関する負担が軽減
される。
【0062】また本発明によれば、メッセージ表示装置
において、記憶手段に対する新たな登録文字列および動
作形態情報の追加記憶、ならびに既に記憶されている登
録文字列および動作形態情報の編集が、可能である。ま
たメッセージを構成する文字列の中から前記登録文字列
を直接探索する処理によって、メッセージを構成する文
字列から登録文字列が検索される。これによって、利用
者が登録文字列および動作形態情報を任意に設定するこ
とが可能になるため、メッセージ表示装置は、メッセー
ジ表示に伴う報知動作を、利用者に合わせてより有効に
設定することができる。
【0063】また本発明によれば、メッセージ表示装置
において、登録文字列のうちの少なくとも1つが固有の
定型文コードが予め割当てられている定型文であり、か
つ、登録文字列および動作形態情報の利用者による追加
ならびに編集が可能である。また、表示すべきメッセー
ジからの登録文字列の検索処理は、該メッセージを構成
する文字列を示すデータと定型文コードとの比較処理
と、該メッセージを構成する文字列の中から登録文字列
を直接探索する処理とを併用する。これによって、メッ
セージ表示装置において、登録文字列検索に関する負担
が軽減され、かつ、メッセージ表示に伴う報知手段の報
知形態を利用者の使い勝手に応じて有効な状態に変更さ
せることができる。したがって、メッセージ表示装置の
使い勝手がさらに向上する。
【0064】また本発明によれば、メッセージ表示装置
において、表示すべきメッセージを構成する文字列から
2以上の前記登録文字列が検索されている場合、検索さ
れている各登録文字列に対応付られている動作形態情報
が示す動作形態に基いて前記報知手段を順次動作させ
る。これによって、利用者がメッセージを読む際に、メ
ッセージの作成者の意図がさらに理解し易くなる。
【0065】また以上のように本発明によれば、通信端
末は、受信手段によってデータが受信されたメールに含
まれるメッセージを、上述のメッセージ表示装置によっ
て表示させる。これによって、通信端末は、利用者に対
し、受信されたメールがどのような内容のものであるか
を、該メールのメッセージを利用者が読まなくても、概
略的に認識させることができる。また、通信端末は、利
用者がメールのメッセージを読む際に、該メッセージの
誤読解を防止することができ、さらに該メールの作成者
の意図を利用者に理解しやすくさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のメッセージ表示装置1
を含む通信端末2の構成を示すブロック図である。
【図2】動作形態情報テーブルを模式的に示す図であ
る。
【図3】メッセージ表示装置1におけるメールのメッセ
ージの表示動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 メッセージ表示装置 2 通信端末 3 表示部 4 報知部 5 記憶部 6 報知制御部 7 受信部 8 受信制御部 17 背面光源 18 鳴動部 19 バイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AA04 AB16 BA15 CA04 EA34 FA13 FA32 5K027 AA11 BB01 FF01 FF22 FF25 MM04 MM17 5K101 KK02 LL12 MM05 NN16 NN18 PP03 PP07 RR22 UU05 UU16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字および記号の少なくとも一方を含む
    文字列から構成されるメッセージを表示手段に表示させ
    るメッセージ表示装置であって、 動作形態が変更可能な少なくとも1つの報知手段と、 文字および記号の少なくとも一方を含む予め定める登録
    文字列と、前記報知手段の予め定める動作形態を示して
    いる予め定める動作形態情報とを、相互に対応付けて記
    憶している記憶手段と、 前記報知手段の動作を制御する報知制御手段とを含み、 前記報知制御手段は、メッセージの表示に伴い、 (1)表示すべきメッセージを構成する文字列から、前
    記登録文字列を検索し、 (2)前記登録文字列が前記メッセージから検出されて
    いる場合、該登録文字列に対応付られた動作形態情報が
    示す動作形態で、前記報知手段を動作させることを特徴
    とするメッセージ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記報知手段のうちの少なくとも1つ
    が、音を鳴動させる鳴動手段であり、 前記報知制御手段が、メッセージの表示と同時に再生す
    べき音のデータが前記表示すべきメッセージに添付され
    ているか否かを判断し、添付されているならば、前記動
    作形態情報が示す動作状態に関らず、前記添付されてい
    る音のデータに基いて前記鳴動手段に音を鳴動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のメッセージ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記登録文字列のうちの少なくとも1つ
    が、固有の定型文コードが予め割当てられている定型文
    であり、 前記報知制御手段が、表示すべきメッセージを構成する
    文字列を示すデータを前記登録文字列に割当てられてい
    る定型文コードと比較照合することによって、該登録文
    字列の検索を行うことを特徴とする請求項1または2記
    載のメッセージ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段が、新たな登録文字列およ
    び動作形態情報の追加記憶、ならびに既に記憶されてい
    る登録文字列および動作形態情報の編集が可能であり、 前記報知制御手段が、表示すべきメッセージを構成する
    文字列の中から前記登録文字列を直接探索することによ
    って、該登録文字列の検索を行うことを特徴とする請求
    項1〜3のうちのいずれか1項記載のメッセージ表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記登録文字列のうちの少なくとも1つ
    が、固有の定型文コードが予め割当てられている定型文
    であり、 前記記憶手段が、新たな登録文字列および動作形態情報
    の追加記憶ならびに既に記憶されている登録文字列およ
    び動作形態情報の編集が可能であり、 前記報知制御手段が、前記登録文字列の検索に際し、 (A)表示すべきメッセージが定型文か否かを判断し、 (B)定型文である場合には、定型文である前記登録文
    字列に割当てられている定型文コードと前記文字メッセ
    ージを示すデータとを比較照合することによって、該登
    録文字列の検索を行い、 (C)定型文ではない場合には、前記文字メッセージを
    構成する文字列の中から前記登録文字列を直接検索する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項記
    載のメッセージ表示装置。
  6. 【請求項6】 前記報知制御手段が、前記表示すべき単
    一のメッセージから2以上の前記登録文字列が検索され
    ている場合、検索されている各登録文字列に対応付られ
    ている動作形態情報が示す動作形態に基いて前記報知手
    段を順次動作させることを特徴とする請求項1〜5のう
    ちのいずれか1項記載のメッセージ表示装置。
  7. 【請求項7】 文字および記号の少なくとも一方を含む
    文字列から構成されるメッセージを含むメールのデータ
    を受信する受信手段と、 請求項1〜6のうちのいずれか1項記載のメッセージ表
    示装置とを含み、 メッセージ表示装置は、受信手段によってデータが受信
    されたメールのメッセージを表示させることを特徴とす
    る通信端末。
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