JPH0488399A - 音声認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は登録された音声と入力時の音声とを比較して
、所定の認識動作を行なう音声認識装置に関する。

〈従来の技術〉 近年、マイクロコンピュータ等のコンピュータ技術の発
展と共に音声処理技術も進み、音声認識装置が多方面で
実用化されつつある。特に音声により人を判別する防犯
装置や各種装置に操作指令を入力する音声入力装置等は
既に実用化されている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来の音声認識装置は使用者が音声認識装置に
慣れない間は発声ミス等により認識率が低かった。その
ため、認識時の再発声回数が多くなり使用者に対する負
担が高かった。また、認識結果を受けて動作させる装置
の動作を初めから停止しておくか、途中で音声認識の動
作を解除することにより使用者が自分で発声練習をする
ことはできたが、正しく認識されなかった場合の原因を
確認することができなかった。

本発明は上記した問題点を解決するためになされたもの
で、発声練習が可能で、正しく認識されなかった時にそ
の原因を知り得る音声認識装置を提供することを目的と
する。

く課題を解決するための手段〉 上記した目的のために本発明の音声認識装置は、登録さ
れた音声と、入力した音声を比較して所定の認識動作を
行い、その認識結果を出力する音声認識手段と、該音声
認識手段の認識結果に応じた報知を行う報知手段と、適
宜の時に前記音声認識手段に認識結果を出力させ、該報
知手段に認識結果に応じた報知を実行させる制御手段と
を備えたことを特徴とする。

く作用〉 制御手段は音声認識手段に入力音声を登録されている音
声と比較させ、その認識結果を出力させる。更に制御手
段は゛報知手段を作動させて該認識結果に基づいた報知
を行わせる。

〈実施例〉 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

なお本明細書中において「誤認識」とは発声された単語
と認識された単語が異なっていることを、また、「エラ
ー」とは発声された単語がｉ語として認識されなかった
ことを言う。

この音声詔ＩＩ！装置は入力音声をマイク５、アンプ６
、フィルタ７、Ｄ／Ａコンバータ８によりデジタル信号
に変換するように構成されている。そして、音声認識装
置１２は該デジタル信号に対して後述する各モード毎に
定められている所定の認識動作を行うように構成されて
いる。これらの動作はモードスイッチ１０からの指令に
応じて制御装置ｌにより切り替えられる登録、認識、ト
レーニングの各モード毎に決められており、該動作結果
に基づいて制御装置ｌｌは音声合成装置３を制御し使用
者に所定のメツセージ等を音声により知らせるように構
成されている。

音声認識装置２は音声トリガが内蔵されており、Ｄ／Ａ
コンバータ８からの入力信号のうち所定レベル以上のデ
ータのみを音声データとして取り入れるように構成され
ている。登録モードにおいて該音声認識装置１２は入力
信号を登録メモリ２０へ記憶させ、登録順↓こコート番
号を付加するように構成されている。また、認識モード
及びトレーニングモードにおいては音声認識装置２は音
声の入力待の状態となり音声が入力されると直ちに該入
力信号を既に登録メモリ２０に登録されている音声デー
タとＤＰマツチングを行って、入力音声が何であるかを
認識し、その結果を制御装置１ヘコ一ド番号或はエラー
コードで出力するように構成されている。

制御装置ｌはモードスイッチ１０からの指令に応じて各
部にコマンドを送りその動作モードを切り替えるように
構成されている。登録及び認識モードにおいて制御装置
１は音声認識装置２の認識結果に基づき音声合成装置３
を制御して前記動作の途中或は動作の完了時に使用者に
対して所定のメツセージを音声で知らせるように構成さ
れている。また、外部装置へ所定の制御出力を行うよう
に構成されている。

更にこの制御装置１は前述のとおり使用者が発声練習を
行うためのトレーニングモードを備えた構成となってい
る。該トレーニングモードはモードスイッチ１０により
選択され、他のモードとは異なり外部装置への出力は行
わないように構成されている。

トレーニングは対象となる単語を単語選択方法スイッチ
１１、キーボード１２．単語ボタン１３により選択した
後、この指定した単語の音声を入力をして行う、該入力
音声は音声認識装置２に出力されると同時に比較メモリ
１５にも出力され記憶されるように構成されている。そ
して音声認識装置２による認識結果が誤認識或はエラー
であった場合には制御装置ｌが比較メモリ１５と登録メ
モリ２０とのデータを比較してその原因を判断し、音声
合成装置３によりメツセージで使用者に知らせるように
構成されている。該原因の判断は比較メモリ１５に記録
されている音声が低周波から高周波まで一様にレベルが
低い場合には、マイクの位置が遠いと判断し、高周波成
分のみのレベルが低い場合には音量が小さいと判断し、
更に、低周波成分だけが高い場合には環境雑音が大きす
ぎると判断するように構成されている。更にまた低周波
から高周波成分まで全体的にレベルの差に違いがある場
合には発声音が異なっていると判断するように構成され
ている。この場合には使用者に対して原因を知らせるだ
けでなく再登録を促すように構成されている。

なお単語の指定方法としては本実施例では三通りが設け
られている。一番目の方法は登録メモリ２０に登録され
ている単語をすべて順番にトレーニングしてゆく方法、
二番目の方法はキーボード１２により選択する方法、三
番目の方法は既に登録メモリ２０に登録されている音声
を順に音声合成装置３により合成音声化しトレーニング
したい単語が発声された時に、単語ボタン１３を操作し
て選択する方法である。

また、この誤認識及びエラーの回数はカウンタ１６によ
り計数されており、これにより、単語毎の認識率を確認
できる。

音声合成装置３は制御装置１からの指令に応じてメツセ
ージメモリ３０に記憶されているメツセージ用音声デー
タを読み込み音声を合成し出力するように構成されてい
る。また、音声合成装置１３には音声認識装置２と同じ
音声トリガが内蔵されておりアンプ６からの入力データ
を合成データメモリ３１に記憶させ、音声認識装置Ｉ１
２と同じコードを付加するように構成されている。即ち
、必要に応じて登録メモリ２０に登録されている音声と
同じ音声を合成し出力することができるように構成され
ている。

次に動作を説明する。

第２図及び第３図は制御装置１の動作を示すフローチャ
ートである。

制御装置１はメインルーチンにおいてモードスイッチ１
０からの入力があったか否かを常に監視しており（ステ
ップ４１）、入力があった場合にはその入力コードが登
録モード、認識モード、トレーニングモードのいずれを
選択したものであるかを判断する（ステップ４２．４４
．４６）。そして、その判断結果に応じて登録ルーチン
、認識ルーチン、トレーニングルーチンのいずれかのル
ーチンに入る（ステップ４３．４５．４７）。

登録ルーチンにおいては制御装［１は音声認識装置２及
び音声合成袋［３へ登録コマンドを送り（ステップ５１
．５２）、登録動作を行わせた後。

所定のステップへ戻る（ステップ５３）。

認識ルーチンにおいては制御装ｗ１は音声認識装置２へ
認識コマンドを送り（ステップ６１）。

認識動作を行わせる。そして、該認識動作の結果は制御
装置１へ入力される（ステップ６２）、制御装置ｌはこ
の認識結果がエラーであるか否かを判断しくステップ６
３）、エラーであった場合には音声合成装置３ヘエラー
コードを出力しくステップ６５）、ステップ６１に戻る
。一方エラーでなければ認識された単語のコード番号を
音声合成装置３へ出力しくステップ６４）、外部装置へ
制御信号を出力しくステップ６５）、その後所定のルー
チンへ戻る（ステップ６７）。

トレーニングモードにおいては制御装置１は単語選択方
法スイッチ１１．キーボード１２、単語ボタン１３によ
る単語の指定入力を受けると（ステップ７１）、該入力
により指定された単語をトレーニングの対象として選択
しくステップ７２）、音声認識装ｗ２により認識を行い
、認識結果を出力する（ステップ７３）。該認識結果は
制御装置１へ入力され（ステップ７４）、エラーであっ
たか否かを判断される（ステップ７５）、エラーでなけ
れば音声合成装置３へ正常コマンドを出力する（ステッ
プ８０）、Ｌかし、エラーであった場合には比較メモリ
１５と登録メモリ２０の内容を読み出しくステップ７６
）、そのデータを比較してエラーの原因を判断する（ス
テップ７７）。そして更に、音声合成装置ｆ３ヘエラー
メッセージコマンドを出力しくステップ７８）、音声合
成装置３ヘメツセージコマンドを出力する（ステップ７
９）。

ステップ７９或はステップ８０の後、該制御装置１は単
語選択方法に応じてステップ７１または７２に戻るが、
既に選択された単語のトレーニングがすべて終了してい
る場合にはトレーニングルーチンを終了して所定の動作
に復帰する（ステップ８１）。

以上の上記実施例においてはトレーニングモードで発声
練習を行うことができるため認識率を高めることができ
る。また、誤認識或はエラーの原因を知ることができる
ため、練習が無味乾燥なものにならずゲーム感覚で行う
ことができる。更に、トレーニングの対象とする単語を
必要に応じて任意に選ぶことができる。更にまた登録の
仕方が悪いときには再登録を促されるため認識率を高め
ることができるようになる。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明の音声認識装置は、登録され
た音声と、入力した音声を比較して所定の認識動作を行
い、その認識結果を出力する音声認識手段と、該音声認
識手段の認識結果に応じた報知を行う報知手段と、適宜
の時に前記音声認識手段に認識結果を出力させ、該報知
手段に認識結果に応じた報知を実行させる制御手段とを
備えているため、音声認識装置に対する発声練習を行う
ことができ、正しく認識されなかった場合の原因を知る
ことができる。そのため、使用者の習熟を早め、音声認
識の認識率を高めることができる等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る音声認識装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図はその動作を示すフローチャート図、
第３図はその動作を示すフローチャート図である。 に制御装置、２：音声認識装置、３：音声合成装置、５
：マイク、６：アンプ、７：フィルタ。 ８　：　Ｄ／Ａコンバータ、９：スビーカ、１０：モー
ドスイッチ、１１：単語選択方法スイッチ、１２：キー
ボード、１３：単語ボタン、１５：比較メモリ、１６：
カウンタ、２０：登録メモリ、３０：メツセージメモリ
、３１：合成データメモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　登録された音声と、入力した音声を比較して所定の認
   識動作を行い、その認識結果を出力する音声認識手段と
   、該音声認識手段の認識結果に応じた報知を行う報知手
   段と、 適宜の時に前記音声認識手段に認識結果を出力させ、該
   報知手段に認識結果に応じた報知を実行させる制御手段
   と、を備えたことを特徴とする音声認識装置。