JPS6129879A - 発音練習機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挟４氷」 本発明は、発音練習機に係り、例えば、外国語の発音練
習等に用いる教育機器、或いは、発音矯正機等に応用可
能なものである。

灸来葭４ 従来外国語の発音を学ぶ際には、専門の教師について発
音矯正をうけるか、テレビ・ラジオの講座や語学テープ
を聞いて、真似て発音の練習をするという方法をとるの
が普通であった。しかし、前者では、授業・講義に出席
しなければならないという時間的制約が大きく、後者で
は、はたして自分の発音が正しいかどうかわからないと
いう問題があり、必ずしも望ましい状況ではなかった。

そこで対話的に発音練習が可能で、しかも発音の悪いと
ころを指摘する機能を有する装置の出現が期待されてい
た。

且−一枚 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
ようやく実用レベルに達した音声認識技術を利用した発
音独習用の発音練習機を提供することを目的としてなさ
れたものである。

棗−一處 本発明は、上記目的を達成するため、模範発音を再生す
る手段と、発音を受け入れる音声受容手段と、受け入れ
た音声をＡ／Ｄ変換する手段と、模範発音および誤り発
音のパターンをデジタル化した辞書データと、Ａ／Ｄ変
換された発音データと、辞書データの類似度を計算する
音声認識手段と、認識結果にもとづいて適切な表示を行
なう表示手段とを有することを特徴としたものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図は、本発明の一実施例を説明するための図で、同
図は、日本人向けに構成された英単語発音練習機のブロ
ック線図で１図中、１０は模範発音を再生するための録
音再生部、２０は各機能及び各部を制御する制御部、３
０はユーザーからの指示を受け入れる入力部、４０は各
種情報やシステム側の応答を表示する表示部、５０は音
声認識部、６０はユーザーの発音を受け入れる音声受容
部、７０は再生用データ部、８０は表示データ部、９０
は認識用発音デジタル化データ辞書部で、音声受容部に
はＡ／Ｄ変換装置が組み込まれ、再生用データ部７０に
は模範発音データが、表示データ部８０には表示用のデ
ータが、また、データ辞書部９０には音声認識用データ
がそれぞれ組み込まれて記憶されている。

上記練習機は、基本的には次のように利用する′ことが
できるように構成されている。ユーザーは、表示される
メニューに従って練習する単語を選択しそれをキーで入
力する。入力された指示に従がってその単語の模範発音
が再生される。再生が終了すると、システムの指示に従
がってユーザーは発声する。その発声がシステムに受容
され音声認識される。音声認識部には、模範発音パター
ン辞書の他に誤り発音パターン辞書が備えられており、
正しい（模範発音に近い）発音であるかだけでなく、ど
の部分に誤りのある発音であるかが判定できるようにな
っている。誤りのある発音として判定された場合には、
発音をどのように直せばよいかの指示が表示されるよう
になっており、ユーザーは、その指示に従がって正しい
発音に近づくよう練習を繰り返すことができる。

以下、実際の使い方に則して説明するが、表示等につい
ては既存の技術で容易に行うことができるので、これら
について詳細な説明は省略する。

（１）、装置の電源を入れると、初期化のプロゲラムが
起動し、表示装置に初期メニューが第２図のように表示
される。

（２）、ユーザーは、これを見てテンキーを備えた入力
装置から、希望の作業番号を入力する。

（３）、その入力情報に従って単語選択メニューが第３
図のように表示される。一画面に表示しきれない部分は
、スクロールにより表示できるようになっている。

（４）、ユーザーはこれを見て、練習する単語を番号で
選択する。

（５）、その入力情報に基づき、制御部は、再生部。

音声認識部へ指令信号を送る。

（６）、再生部では、その指令信号に基づき、求める再
生用模範発音データの先順位Ｍ（この位置には特別の信
号が記録されている）を再生開始位置に設定する。設定
終了情報は制御部へ送られる。設定終了後、再生を開始
する。再生終了は、再生用模範発音データの終了位置の
信号を検出した直後とする。

再生終了情報は、制御部へ送られる。

（７）、音声認識部では、制御部からの指令信号に基づ
き、求める音声認識用データを外部辞書からワーク・エ
リアへ取り込んだのち、データ読み込み終了情報を制御
部へ送り、待ち状態になる。

（８）、制御部では再生部からの設定終了情報を受けと
ったのち、表示部に第４図のような表示をさせる。さら
に再生部から再生終了情報を受けとったのち、ブザーを
１回鳴らす。

続いて、音声認識部を起動させる。

（９）、ユーザーはブザー音を聴いたのち、すぐに模範
発音をまねて発声する。

（１０）、ユーザーの発音は、システムの音声受容部で
取り込まれ、Ａ／Ｄ変換されて、音声認識対象データと
なる。

（１１）、音声認識部では、上記音声認識対象データと
音声認識用辞書データとを比較演算し、認識対象データ
と、各辞書データとの類似度を計算する。

（１２）、この類似度計算の結果が制御部に送られる。

（１３）、制御部は、上記結果に基づき、ユーザーに対
する指示を表示部に表示させる。

上記（１１）以降について更に詳細に説明する。

第５図は、デジタル化された音声認識用辞書データで、
Ａ部は、単語コード、Ｂ部はデータ個数、０部は音声デ
ジタルデータ、Ｄ部は音声データエンドマーク、Ｅ部は
表示コードを示す。第６図は、表示データの構造、第７
図は、アルゴリズムを示す。辞書データは、第５図に示
すように、どの単語に対応するデータであるかを示すコ
ードが先頭にあり、つぎに何個のデータがあるかが記録
されている。そのうしろに、各データとそれが選択され
た場合にどのような表示を行なうかを示すためのコード
が記憶されたペアが個数分だけ続いている。認識対象デ
ータは、これらの各データとの類似度を計算されること
になる。各単語の辞書データの中には、模範発音のデー
タ（複数個）と１日本人が誤って発音するとそのように
なるという誤り発音のパターン別のデータ（複数個）が
含まれている。模範発音のデータには、「とても良い発
音です１という表示データを選択するコードが付与され
ているが、誤り発音のデータには、それぞれの誤りに応
じて適切な表示データを選択するコードが付与されてい
る。

ここで採用する音声認識アルゴリズムは、単語単位に認
識できるシステムであれば何でもよいが、一応、ＤＰマ
ツチング方式とした。これは従来技術として確立されて
いる技術で、認識対象データと、各辞書データの類似度
を算出し、最も類似している辞書データとペアになって
いるコードを制御部に送る。制御部では、送られてきた
コードに基づいて表示データ辞書を検索し、第６図に示
したデータの表示内容を表示する。ユーザーはその表示
を見て次の作業を選択する。

倭−一米 以上の説明から明らかなように、本発明によると、 （１）、自分の発音が正しいかどうかだけでなく、正し
くない場合にどのように発音すればよいのかがわかるの
で、便利であり、練習効果が上がる。

（２）、専門家の助けをかりることなくひとりで訓練で
きるため、自分の時間に合わせた練習ができ、また、何
度でも繰り返し練習できる。

（３）、マイ・ペースでの練習が可能であり、人前で発
音するのが苦手な人でも容易に語学を学ぶことができる
。

等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を説明するためのブロック
構成図、第２図は、初期メニューの一例を示す図、第３
図は、単語選択メニューの一例を示す図、第４図は、−
表示例を示す図、第５図は、デジタル化された音声認識
用辞書データの一例を示す図、第６図は、表示データの
構造を示す図、第７図は、アルゴリズムの一例を示す図
である。 １０・・・録音再生部、２０・・・制御部、３０・・・
入力部、４０・・・表示部、５０・・・音声認識部、６
０・・・音声受容部、７０・・・再生用データ部、８０
・・・表示データ８一 部、９０・・・認識用発音デジタル化データ辞書部。 第１図 ρ０ 第２図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 模範発音を再生する手段と、発音を受け入れる音声受容
   手段と、受け入れた音声をＡ／Ｄ変換する手段と、模範
   発音および誤り発音のパターンをデジタル化した辞書デ
   ータと、Ａ／Ｄ変換された発音データと、辞書データの
   類似度を計算する音声認識手段と、認識結果にもとづい
   て適切な表示を行なう表示手段とを有することを特徴と
   する発音練習機。