JPS60156399A - 5’−キサンチル酸の製造法 - Google Patents

5’−キサンチル酸の製造法

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JPS60156399A
JPS60156399A JP59012552A JP1255284A JPS60156399A JP S60156399 A JPS60156399 A JP S60156399A JP 59012552 A JP59012552 A JP 59012552A JP 1255284 A JP1255284 A JP 1255284A JP S60156399 A JPS60156399 A JP S60156399A
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JP
Japan
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xanthylic acid
acid
cell wall
xanthylic
producing
Prior art date
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Pending
Application number
JP59012552A
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English (en)
Inventor
Kiyoji Hattori
服部 喜代次
Shin Kawahara
河原 伸
Takeshige Hagiwara
萩原 健茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 さらに詳しくは、本発明は、プレビハクテリウム属に属
し、細胞壁合成阻害抗生物質に耐性を有しかつ5′−キ
サンチル酸生成能を有する変異株を培地に培養し、培養
液中に5′一キサンチル酸を生成蓄積せしめ、これを採
取することを特徴とする5′−キツンチル酸の製造法に
関する。
本発明において、細胞壁合成阻害抗生物質とは、細胞壁
ペプチドクリカンの生合成系を阻害する抗生物質をいう
5′−キサンチル酸は呈味物質として有用である。
従来、5′−キサンチル酸の製造法としては、ブレビバ
クテリウム属に属する野性株を用いる方法、アデニン要
求性もしくはグアニン要求性を有するブレビバクテリウ
ム属に属する変異株を用いる方法(英国特許第1170
.970)等が知られている。
常に優れた5′−キサンチル酸の製法がめられている。
5′一キサンチル酸の製法について種々検討した結果、
細胞壁合成阻害抗生物質耐性を付与することによって著
量の5′一キサンチル酸が生成することが見い出された
本発明によれば5′一キサンチル酸はブレビバクテリウ
ム属に属する5′−キサンチル酸生産性変異株、この変
異株は細胞壁合成阻害抗生物質耐性を有することで特徴
づけられている;を5′−キサンチル酸が培養液中に蓄
積する迄培養し、しかる後、5′−キサンチル酸を回収
することによって生産される。
本発明に使用する微生物は、ブレビバクテリウム属に属
し、細胞壁合成阻害抗生物質を有し、5′−キサンチル
酸生産能を有する変異株が使用される。好適な例として
ブレビバクテリウム・アンモニアゲネスT−2(アデニ
ン要求、グアニン要求、ペニシリンG耐性)、ブレビバ
クテリウム・アンモニアゲネスT−27(アデニン要求
、グアニン要求、バチドラジン耐性)があげられ、これ
らの菌株は工業技術院微生物工業技術研究所に、微工研
菌寄第7397号および7398号としてそれぞれ寄託
されている。細胞壁合成阻害抗生物質としては、ホスホ
ノマイシン、ザイクロセリン、カルバミルセリン、エン
ラマインン、ハンコマインン、リストセチン、メツマイ
シン、プランノマイシン、グイユマイシン、マカーボマ
イシン、ハンドラシン、ペニシリン類、セファロスポリ
ンC類等があげられる。
本発明の変異株は、例えばブレビバクテリウム・アンモ
ニアゲネスATCC21075(アデニン要求性及びグ
アニン要求性)を親株とし、これに通常の変異誘導操作
、例えば、紫外線照射、X線照射、又はN−メチル−N
′−ニトロ−N−ニトロソガアニシンなどの化学薬剤処
理を施し、次いで親株が生育できないような量の細胞壁
阻害抗生物質を含有する寒天平板培地(プレート)で培
養し、当該プレート上に生育するコロニーを選択するこ
とによって得られる。
以下の実験例にて本発明の変異株の細胞壁阻害抗生物質
への耐性度を示す。
実験例 第1表に示す組成の液体培地10m1を試験管に分注し
、加熱滅菌した。これに無菌濾過した細胞壁合成阻害抗
生物質水溶液を加え、第2表に示す濃度の細胞壁合成阻
害抗生物質を含む培地を調整した。
pH7,2(NaOH) 上記培地に薬剤を加えない培地で培養した試験菌を、一
定量宛接種し、30℃で24時間振盪培養した。夫々の
培養液の660nmに於る吸光度を測し、生育度をめた
。その結果を第2表に示す。
本発明に使用する培地としては、通常の発酵培地に使用
する炭素源、窒素源、無機物、その他の栄養物を程よく
含有する培地であれば、合成培地、天然培地のいずれも
使用可能である。炭素源としてグルコース、シュークロ
ース、フラクトース、マルトース、マンノース、澱粉、
澱粉加水分解物、糖蜜等の炭水化物、グリセリン、ソル
ビトール等の糖アルコーノペギ酸1.酢酸、酪酸、フマ
ール酸、リンゴ酸等の有機酸、メタノール、エタノール
等の低級アルコール、炭化水素等が用いられる。
窒素源としてアンモニア、塩化アンモニウム、硫酸アン
モニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、硝酸
アンモニウム、燐酸アンモニウム等の種々の無機、有機
アンモニウム塩、尿素、ペプトン、ポリペプトン、肉エ
キス、酵母エキス、コーン・スチーブ・リカー、カゼイ
ン加水分解物、大豆粕加水分解物、菌体もしくはその加
水分解物等天然窒素含有物が用いられる。
無機物としては燐酸第一カリウム、燐酸第二カリウム、
硫酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、塩化す) I
Jウム、硫酸第一鉄、硫酸マンガン、炭酸カルシウム等
が用いられる。
用いる菌がアミノ酸、核酸、ビタミン等特定の栄養素を
生育に要求する場合には培地にこれらの物質を適当量包
含させなければならない。
発酵液からの5′−キサンチル酸の採取は、イオン交換
処理法、吸着法、沈殿法、抽出法等の単独または組み合
せて行なわれる。
本発明の実施の態様が以下の実施例によって説明される
実施例1 種菌として第4表に示す菌株を用いる。
第3表に示す組成の培地10m1を25 Qml容振盪
フラスコに分注し120℃で10分間加熱滅菌する。
第 3 表 グルコース 100g/jl! KH2Po、 10g/β に28P0. 10g/β F e SO4・7 )(2020mg/j2ZnSO
,−782010mg/n Mn5○、・7H2010mg/β CaCn2・2.H20100mg/ j2MgS○、
・7H2010g、# ビ オ チ ン 150 μg/l ア テ゛ ニ ン 30 μg/β り ア ニ ン 20 μg/ β パントテン酸カルシュウム5mg/j!チアミン塩酸塩
 15mg/* (p H6,2> この培地に第4表に示す菌株をブイヨンスラント上で2
8℃、24時間培養して得られた菌体を1白金耳接種し
、28℃で培養する。培養中pHが6.0〜7.0にな
った時、尿素3g/βを添加する。こうして4日間培養
する。培養中蓄積された5′−キサンチル酸を第4表に
示す。
第4表 八Tf:C2107515 T−220 T−2720 実施例2、 種菌としてT−2を用いる。
第3表の液体培地(但しグルコース18%)75 Qm
lを21容ジャーファーメンタ−に張り込み、120℃
、10分間加熱滅菌する。これに実施例1と同様の方法
で調整したT−2の種菌体(スラント6本の菌体)を接
種し、30℃で72時間1通気11 /min攪拌80
0rpmで培養する。
尚、培養期間中の培養液のpHはアンモニア水を用いて
6.5〜7.5に維持する。培養終了後、培養液中には
5′−キサンチル酸が40g/β蓄積していた。なお同
様の方法で培養した親株A、TCC21075では30
g/flであった。このT−2の培養終了液より菌体を
除去して得られた濾液50 QmlをINH(lでp 
H0,3として強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオン5
Ktt1 ()(型)に通した後、水でレジンを洗滌す
る。この流出液および水洗による最初の流出液を合わせ
て、飽和水酸化バリウム液でp H7,2に調節した後
、30℃で減圧濃縮する。濃縮液10 Qmlにエタノ
ール203m1滴下して0℃で一昼夜放置すると、5′
−キサンチル酸バリウム塩の結晶を生じる。これを濾別
採取後常法によりキサンチル酸ナトリウム塩にかえ5′
−キサンチル酸・2ナトリウム塩の7水塩の結晶15g
が得られる。
ぐθ・47ノ 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和59年特許願第12552号 2、発明の名称 5′−キサルチン酸の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称 
(102)協和醗酵工業株式会社昭和59年斗月中日(
発送日、昭和59年4月2俸日)5袖正の対象 明 細 書 6、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブレビバクテリウム属に属し、細胞壁合成阻害抗生物質
    に耐性を有しかつ5′−キサンチル酸生成能を有する変
    異株を培地に培養し、培養液中に5′−キサンチル酸を
    生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする5′
    −キサンチル酸の製造法。
JP59012552A 1984-01-26 1984-01-26 5’−キサンチル酸の製造法 Pending JPS60156399A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165588A (ja) * 2000-11-22 2002-06-11 Ajinomoto Co Inc 発酵法によるキサントシン−5’−モノフォスフェートの製造法
US6821768B2 (en) 2001-12-28 2004-11-23 Cj Corporation Corynebacterium ammoniagenes KCCM 10340 for producing 5'-xanthylic acid

Cited By (3)

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KR100862172B1 (ko) * 2000-11-22 2008-10-09 아지노모토 가부시키가이샤 코리네박테리움 암모니아게네스의 변이주를 사용하는 발효법에 의한 크산토신-5'-모노포스페이트의 제조 방법
US6821768B2 (en) 2001-12-28 2004-11-23 Cj Corporation Corynebacterium ammoniagenes KCCM 10340 for producing 5'-xanthylic acid

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