JPS60153309A - 電子部品のプリント基板への自動挿入装置 - Google Patents

電子部品のプリント基板への自動挿入装置

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Publication number
JPS60153309A
JPS60153309A JP59008924A JP892484A JPS60153309A JP S60153309 A JPS60153309 A JP S60153309A JP 59008924 A JP59008924 A JP 59008924A JP 892484 A JP892484 A JP 892484A JP S60153309 A JPS60153309 A JP S60153309A
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JP
Japan
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section
cassette
ics
shaft
air cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP59008924A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Yoshiaki Shimazaki
島崎 義昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority to JP59008924A priority Critical patent/JPS60153309A/ja
Publication of JPS60153309A publication Critical patent/JPS60153309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/043Feeding one by one by other means than belts
    • H05K13/0434Feeding one by one by other means than belts with containers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分暗 本発明は、集積回路や半導体素子、抵抗、コンデンサ等
の回路素子をプリント基板の所定の位置に自動的に挿入
する電子部品のプリント基板への自動挿入装置に関する
ものである。
、従来技術 このような電子部品のプリント基板への自動挿入装置と
して、本願人は、例えば特開昭58−112887号公
報において、所定の位置に所定の電子部品を装着すべき
プリント基板を載置してXおよびY方向に移動するXY
テーブルと、それぞれ一種類の電子部品を装填したカセ
ットを多数装着し、所定のカセットから所定の電子部品
を選択的に排出させるようにしたカセット装填部と、こ
のカセット装填部から供給される電子部品を受け4その
ピンの形状、姿勢等を矯正する矯正部、ピンの先端をプ
リント基板にあけた孔に挿入し易いようにV字状にカッ
トするカット部および、矯正または矯正カットされた電
子部品を受け、そのピンを掴んで前記XYテーブル上に
載置されたプリント基板の所定の位置にあけられた孔に
挿入する挿入部等の複数の処理部と、プリント基板の電
子部品挿入位置の位置情報を記憶すると共に各挿入位置
に挿入すべき電子部品の種類を表わす情報を記憶し、実
際の挿入時には、前記複数の処理部にお、いて同時に複
数個の電子部品の処理を行ない得るように、前記記憶し
た位置情報および電子部品の種類を表わす情報を読出し
て、所定の電子部品を装填したカセットから所定の電子
部品を選択的に順次排出するように前記カセット装填部
を制御すると共に、プリント基板の順次の挿入位置が挿
入部の挿入軸と一致するようにXYテーブルの駆動を制
御する制御部とを具えるものを提案し、既に製品化して
いる。
この自動挿入装置によれば、複数の処理部において同時
に複数個の電子部品の処理を行なうことができるから、
電子部品のプリント基板への挿入能率を著しく高くする
ことができると共に、各処理部での電子部品の滞留時間
を長くとることができるので適正な処理を行なうことが
でき、誤挿入率を著しく低くすることができる。
しかしながら、上述した自動挿入装置においては、カセ
ット装填部から排出された電子部品を垂直平面内で挿入
部まで搬送しているため、その垂直平面内での搬送経路
の水平方向の長さが長くな、ると共に、垂直方向の落差
が大きくなり、装置全体が比較的大形になる不具合があ
る。また、搬送経路の落差が大きく、シかもカセット装
填部はカセットの装填作業の面からあまり高い位置に設
けることができない制約があることから、プリント基板
を載置するXYテーブルと挿入部との間に十分なスペー
スを設けることができない。このため、プリント基板を
XYテーブルに自動的に挿脱するプリント基板のオート
ローダ、オートアンロードを組込む場合には、これらを
XYテーブルを挟む装置の両側に配置してプリント基板
をXYテーブルを経て直線上に搬送することが困難とな
り、したがって電気機器の生産ラインへの組込みが難し
い不具合がある。
発明の目的 本発明の目的は、上述した不具合を解決し、装置全体を
小形にできると共に電気機器の生産ラインにも容易に組
込み得るよう適切に構成した電子部品のプリント基板へ
の自動挿入装置を提供しようとするものである。
・発明の概要 本発明は、多数の電子部−品を装填したカセットから搬
送機構に供給される電子部品を挿入部に移送して、その
ピンをプリント基板の所定の位置にあけられた孔に自動
的に挿入する電子部品のプリント基板への自動挿入装置
において、 前記搬送機構に電子部品の移送方向を変換する方向変換
機構を設けて、電子部品を三次元的に移送するよう構成
したことを特徴とするものである。
、実施例 第1図は本発明による電子部品のプリント基板への自動
挿入装置の一例の構成を示す外観図であり、第1図Aは
正面図、第1図Bは平面図、第1図CおよびDは右およ
び左側面図である。装置本体1の上部にはカセット装填
部2が設けられ、ここにはカセット3を45°の前下が
りに傾斜して、水平方向に8列、各列に15本まで積重
ねて装填できる。各カセット内には同一種類のICが並
べて収納されており、各列には同一のICを収納したカ
セット3が装填され、一番下側のカセット内のICが重
力作用により手前側に落ちて来るようになっている。ま
た、空となったカセット3はカセット装填部2から下方
に落下してカセット受けに溜るようになっている。装置
本体1の前面には上部を軸として開閉可能なカバー4が
設けられていると共に、倣い制御動作等の各種の制御を
行なウタメノオペレーションバネル5が設けられている
。また、右および左側面にはそれぞれプリント基板を本
体1内のXYテーブルに対して挿脱する、ための開口6
a、6bが設けられていると共に、背面にはカウンタバ
ランス7が突出して設けられている。更に、装置本体1
の下部のデスク部8には、電源、制御回路、駆動回路、
エアポンプ、エアバルブ等が収納されている。
第2図は第1図に示した自動挿入装置の使用態様を示す
もので、第2図Aは正面図、第2図Bは平面図である。
なお、自動挿入装置1はその上部を除き、XYテーブル
11を露出して示しである。
”y IJント基板収納装置12には垂直方向に多数の
プリント基板が収納されてお9、一枚ずつエレベータ1
8を介してオートローダ14に供給され、第1図Cに示
した側面の開口6aからXYテーブル11に載置されて
自動的にクランプされる。自動挿入装置1においてIC
の所定の挿入処理が終了したプリント基板は、XYテー
ブル11に対するクランプが自動的に解除されてオート
アンローダ15により、第1図りに示した側面の開口6
bを経て自動挿入装置lから取出され、エレベータ16
を介して垂直方向に多数のプリント基板収納、部を有す
るプリント基板収納装置17に順次収納される。
このように、プリント基板のオートローダ14およびオ
ートアンローダ15を自動挿入装置1の両側に配置して
プリント基板を一方向に搬送させることにより、多数の
プリント基板に対するICの挿入動作をスムーズに行な
うことができ、したがって生産ラインにも容易に組込む
ことができる。
第3図および第4図は第1図に示した自動挿入装置の全
体の構成の概略を示す線図および斜視図であり、第8図
においてはカセット装填部2の一列のカセット装填部分
を何方から見た図としてやや詳細に示しである。各列の
カセット装填部分には、45°の前下がりに傾斜して1
5本のカセット3が上下に積重ねられて装填され、IC
排出機構21により最下部のカセットに収納されている
ICから順に搬送機構22に供給されて挿入部23に搬
送される。IC3排出機構21にはカセット8をその両
端部において積重ねて保持すると共に空となったカセッ
トを排出するためのカセット、保持排出機構24・aと
IC+を搬送機構22に一個ずつ供給するための10供
給機構24bとが設けられていると共に、ICの有無を
検出するための光電検出器24・0.24d等が設けら
れている。
搬送機構22はI(3排出機構21からのICを受けて
所定の排出位置に搬送するIC搬送部25と、所定の排
出位置においてIC搬送部25からのICを受けてその
搬送方向を垂直面内で変換する第1の方向変換部26と
、この第1の方向変換部26からの工Cを受けてその搬
送方向を水平面内で変換して挿入部23に向ける第2の
方向変換部27とを有し、IC排出機構21から供給さ
れたICを挿入部23に三次元的に搬送するよう構成さ
れていると共に、第2の方向変換部27と挿入部23と
の間の搬送経路にはICのピンの姿勢を矯正する矯正部
28が設けられている。
IC搬送部25はカセット装填部2と同様45゜の前下
がりに傾斜して設けられ、ここにはカセット装填部2の
水平方向に延在してスプロケット29a、29b間にチ
ェーン29.0が掛は渡され、でおり、このチェーン2
90にはその外周側においてカセット装填部2における
水平方向でのカセット8の配列ピッチと同一ピッチでI
C排出機構21から供給されたICを収納保持する23
個のキャリアケース29dが取付けられている。これら
キャリアケース29dは、スプロケット29a。
29bの下側において順次の8個のキャリアケースがそ
れぞれIC排出機構21の出口と対向するように、スプ
ロケット29aにベルト2ge4介して連結されたモー
タ29fにより矢印で示す回動方向に−ピッチずつ間欠
的に移送されて順次のキャリアケースに挿入順序に従っ
たICが供給収納される。キャリアケース29dに収納
保持されたICはスプロケット29a、jl!9bの下
側の所定の排出位置に設けられた排出機構29gにより
キヤ!J T ケー ス29dから排出されて第1の方
向変換部26に供給される。なお、各IC排出機構21
の出口と対向する部分にはキャリアケース29dにIC
が供給されたか否かを検出するため0光電検出器29h
〜290が設けられていると、共に、所定の排出位置に
はキャリアケース29dの有無を検出するための光電検
出器29pが設けられている。
第1の方向変換部26には、一端部を軸として垂直面内
で回動可能なレール部aOaと、このレール部SOaを
45°の傾斜位置とθ°の水平位置とに回動させる回動
機構30bと、レ−pv部8 (+aの0°および45
°の位置を検出するホトインタラプタ30Cとが設けら
れており、45°の傾斜位置でIC搬送部、25から供
給されるICを受け、これを00の水平位置で第2の方
向変換部27に供給するようになっている。また、工C
搬送部25と第1の方向変換部26との間には、IC搬
送部25から第1の方向変換部26にICが供給された
ことを検出する光電検出器8odが設けられている。
また、第2の方向変換部27には、水平面内で回転可能
なレール部31aと、このレール部31aをその中央を
中心として第1の方向変換部26から供給されるICを
受ける0°の位置およびこの、0°の位置を中心とする
±90°の位置に回動させる回動機構31bと、レール
部31aの回動中工Cをレール部81aに有効に保持す
るためのIC押え機構810と、レール部31aの0°
+900および一90°の各位置を検出するホトインタ
ラプタ31d、31eおよび31fとが設けられており
、0°の位置で受取った第1の方向変換部26からのI
Cを所定の方向に90°回動させて矯正部28に搬送す
るようになっている。なお、第1の方向変換部26と第
2の方向変換部27との間および第2の方向変換部27
と矯正部28との間にはそれぞれICの通過を検出する
ための光電検出器81gおよび31hが設けられている
矯正部28には、ICを停止させるストッパ機構32a
と、1Cを押えてそのピンの形状を矯正する矯正機構a
zbとが設けられており、第2の方向変換部27から供
給されたICのピンを矯正して挿入部23に搬送するよ
うになっている。なお、矯正部28と挿入部23との間
にはICの通、過を検出するための光電検出器820が
設けられている。
挿入部23はプリント基板38が装着されるXYテーブ
ル11の上側に設けられた挿入ヘッド部34およびIJ
 )ラクト部35と、下側に設けられたクリンチ部36
とをもって構成されている。
挿入ヘッド部34は矯正部28から供給されたICをプ
リント基板83に挿入するためのもので、ここにはIC
を掴んでそのピンをプリント基板83にあけられた孔に
挿入する挿入ヘッド37aその上下動機構37b、その
上下の位置および中間の位置をそれぞれ検出するホトイ
ンタラプタ370.37d、37e%挿入ヘッド87a
をその挿入軸を中心として矯正部28からICを受ける
0°の位置とそれと直交する90°の位置とに回転させ
る回動機構37f1その0°および90°の位置をそれ
ぞれ検出するホトインタラプタ87g37h1および0
°および90’の挿入孔位置決め用の一対の光源371
、これら機構37j1選択された光路を検出するホトイ
ンタラプタ等が設け、られている。
リトラクト部85は矯正部28から搬送されてきたIC
を上述した挿入ヘッド87aの位置で停止させると共に
挿入ヘッド37aがICを掴んだ後にその降下通路から
退避するもので、ここには矯正部28からのICを受け
るレール部38a1このレール部88aを挿入ヘッド8
7aに対して挿脱させる移動機構38bル一ル部88a
の挿入ヘッド87aに対する挿脱状態をそれぞれ検出す
るホトインタラプタasc、asa等が設けられている
クリンチ部36は上述した挿入ヘッド37aと協働して
ICをプリント基板11に挿入するためのもので、ここ
には挿入されたICのピンをカットすると共に選択的に
折曲げる機能を有するクリンチヘッド39a1その上下
動機構39b1その移動位置を検出するホトインタラプ
タ39C1クリンチヘツド89aを挿入ヘッド37aと
対応してθ°の位置と90°の位置とに回転させる回動
機構39d1その0°および90°の位置をそれぞれ、
検出するホトインタラプタ398,39f、ICピンの
カットのみおよびカットと折曲げとを選択する選択機構
39g1プリント基板11上でのICの所定のビンの挿
入位置を検知する機構等が設けられている。
また、XYテーブル’11はボールねじ40a。
4obを介してそれぞれX軸モータ40GおよびY軸モ
ータ4odによりXおよびY方向に移動できるようにな
っていると共に、それらの移動量はXスケ−、’L’ 
40 eおよびYスケール40fで検出できるようにな
っている。このXYテーブルll上には上述したように
プリント基板33を着脱自在に装着するクランプ機構も
設けられている。
なお、IC排出機構21からIC搬送部25へのICの
供給、IC搬送部25から第1の方向変換部26へのI
Cの供給、第1の方向変換部26から第2の方向変換部
27へのICの供給、第2の方向変換部27から矯正部
28へのICの供給および矯正部28から挿入部28へ
の10の供給はそれぞれエアの噴出により迅速に行なわ
れるよう、になっている。
以下第1図に示した自動挿入装置の各部の詳細な構成G
二ついて説明する。
カセット装填部 カセット装填部2は、上述したように、水平方向に8列
、各列に15本までカセット8を積重ねて装填し、各列
においてIC排出機構21により最下部のカセツ)Gこ
収納されているICを順に搬送機構22のIC搬送部2
5に供給する。
カセット 第5図はI−0を収納するカセット3の一例の構成を示
す斜視図である。カセット3全体はプラスチックの成形
体で、底部には台形の突起3aを形成し、この上に1G
50を載せると、工C50のピン5Qaが突起3aと側
壁との間に形成される溝内に侵入するようにする。カセ
ット3の上部には、収納されたl050の上面に記載さ
れた文字、記号等を見ることができるように長手方向に
亘って開口3bを形成する。
、I O排出機構 第6図は工C排出機構21の一例の構成を示すものであ
る。IC排出機構21は上述したように、カセット3を
その両端部において積重ねて保持すると共に空となった
カセットを排出するカセット保持排出機構24a、IC
50を10搬送部25に一個ずつ供給するIC供給機構
24b等を有し、゛全体として薄形の平坦な形状に成っ
ている。第6図Aはカセット3の一端部を前下がりに装
填する部分の構成を一部断面で示すものである。平板状
の基板55にはその一側縁部に15本のカセット3の一
端部を積重ねて装填し得る断面コの字状のカセット保持
枠56を取付け、下端部にはカセット保持枠56に装填
された最下段のカセット3に収納された工CをIC搬送
部25に案内するためのレール57を取付ける。カセッ
ト保持枠56は、第6図B&こ右側面図を示すように、
その上端をカセット8の装填が容易に行なえるように外
方に拡開し、下端部には最下段のカセット3に収納され
たIC50をレール5りに導くための開口66a、を形
成する。レール57は第6図Cに左側面の一部を示すよ
うに基部57aの中央部に一体に設けた突状57bと、
この突状57bの中央部に形成した溝5 jOとをもっ
て構成し、基部57aの両側面にホルダ58a、58b
を設けてねじにより基板55昏こ取付ける。
第6図Aに示すように、基板55の一部はレール57よ
りも下方に突出させて、この部分にソレノイド59を取
付け、そのプランジャ59aにストンt< 59 bの
一端部を連結する。ストッパ59bの他端部はソレノイ
ド59の減勢下においてカセット保持枠56に形成した
開口56aから突出させ、これにより最下段のカセット
3をその突起3aの底部において保持するように構成す
る。また、レール57の上方の基板55にはソレノイド
60および61を取付ける。ソレノイド60はそのプラ
ンジャ60aにストッパ60bの一端部を連結し、スト
ッパ60bの他端部を基板55に設けたブロック62に
形成したガイド六62aを通して、ソレノイド60の減
勢下においてカセット、保持枠56内に突出させ、これ
により下方から二番目のカセット3をその突起3aの底
部において保持するよう構成する。このため、カセット
保持枠56にはストッパ60bの先端部が挿脱するため
の開口56bを形成する。また、ソレノイド61はその
プランジャ61aを一端部を中心に回動可能なリンク6
1bの中央部に枢着する。リンク61bの他端部にはス
トッパ610の一端部を枢着し、このストッパ610の
他端部をブロック62に形成したガイド穴62bを通し
て、ソレノイド61の減勢下においてカセット保持枠5
6内に突出させ、これにより下方から三番目のカセット
3をその突起3aの底部において保持するよう構成する
。また、ブロック62の近傍の基板55にはマイクロス
イッチ68を取付け、そのアクチュエータ68&をスト
ッパ61Cの近傍においてカセット保持枠56内に突出
させ、これによりストッパ61Cによってカセット8が
保持されているか否かを検出するようにする。なお、カ
セット保持枠56には上述したストッパ610の先端部
2・、およびマイクロスイッチ6aのアクチュエータ6
8aが突出するための開口560を形成する。
更に、基板55にはツレ/イド64および65を取付け
る。ソレノイド64はそのプランジャ64aを中央部を
中心に回動可能なリンク64bの一端部に枢着し、この
リンク64bの他端部にストッパ64Cの他端部を枢着
する。ストッパ64Ctはレール57におけるIC50
の搬送方向と直交する方向に変位可能に設け、その他端
部をソレノイド64の附勢下においてレール57上にお
けるl050の上面に当接させるようにする。
なお、ストッパ640のIC50に当接する部分には弾
性部材64dを取付けておく。また、ソレノイド65は
そのプランジャ65aを、レール57におけるl050
の搬送方向と直交する方□向に変位可能に設けた往復動
部材65bの一端部に取付ける。この往復動部材65b
の他端部にはストッパ65Cを取付け、このストッパ6
50をソレノイド65の減勢下においてレール57にお
ける工05Qの搬送路に侵入させて1C’5’0の搬送
、を阻止するようにする。
本実施例においては、カセット保持枠56に形成した開
口56aとストッパ65cとの間のレール57上に3個
のl050を挿入できるようになっており、先頭のl0
50がソレノイド65の減勢下においてストッパ65c
に当接し、2番目のlG50がソレノイド64の附勢下
においてその上面にストッパ640が当接するようにな
っている。また、先頭および8番目のI(li50の有
無を上述した光電検出器24(lおよび24cによりそ
れぞれ検出するようになっている。これら光電検出器2
40,24dは、それぞれ光源と受光器とから構成され
、対を成す光源と受光器とがレール57上のIc50の
搬送路を横切るようにレール57のホルダ58a、58
bに対向して取付けられている。また、ボルダ58a、
58bには先頭のl050をIC搬送部25に搬送する
ためのエア噴出口66が設けられている。
第6図りはカセット3の他端部を装填する部分の構成を
一部切欠いて示すものである。平板状の、基板67には
その一側縁部に15本のカセット3の他端部を積重ねて
装填し得る断面コの字状のカセット保持枠68を取付け
る。このカセット保持枠68は、第6図Eに左側面図を
示すように、その上端をカセット8の装填が容易に行な
えるように外方に拡開し、下端には最下段のカセット3
をその底部において保持するための保持片68aを突出
して設ける。tた、カセット保持枠68の上端部には、
カセット3を挿入したときにこれを前下がりに傾斜させ
て落下させるためのピン68bを設ける。基板67には
ソレノイド69および70を取付け、ソレノイド69の
プランジャ69aはストッパ69bの一端部に連結し、
ソレノイド7oのプランジャ70aは一端部を中心に回
動可能なリンク7obの中央部に枢着する。ストッパ6
9bの他端部は基板67に設けたブロック?■に形成し
たガイド穴71aを通してソレノイド69の減勢下にお
いてカセット保持枠68内に突出させ、これにより下方
から二番目のカセット3をその突起3aの底部において
保持するよう構成、する。また、ソレノイド70のプラ
ンジャ70aを枢着したリンク70bの他端部にはスト
ッパ700の一端部を枢着し、このストッパ700の他
端部をブロック71に形成したガイド穴71bを通して
ソレノイド70の減勢下においてカセット保持枠68内
に突出させ、これにより下方から三番目のカセット3を
その突起8aの底部において保持するよう構成する。こ
のため、カセット保持枠68にはストッパ69bおよび
70Ctの先端部がそれぞれ挿脱するための開口680
および68dを形成する。
第6図Fは第6図A−KGこ示したIC排出機構におけ
るカセット保持排出機構を線図的に示す斜視図である。
すなわち、本実施例では対を成すカセット保持枠56,
6gに15本のカセット8を45°の前下がりに傾′斜
して装填し得るようになってオリ、最下段のカセット3
がストッパ59bと保持片68aにより、二段目のカセ
ット3がストッパ60bと69bにより、三段目のカセ
ット3がストッパ610と700によりそれぞれその一
1両端部において保持され、四段目以上は下方のカセッ
ト8の上面に接して積重ねられて装填されるようになっ
ている。
なお、IC排出機構へのカセット3の装填は、先ず各ツ
レ/イド59,60,61.69および70が減勢下(
OFF )にある状態、すなわちストッパ59b、60
b、61Ciがカセット保持枠56内に突出し、ストッ
パ69b、7ocがカセット保持枠68内に突出してい
る状態で、複数本のカセットを順次挿入して最下段のカ
セットをストッパ610.70Ct+こより保持してそ
の上に積重ねる。次にソレノイド61.70を附勢(0
11して最下段のカセットをストッパ6ob、e9bで
保持することにより挿入した全カセットをはyカセット
一段分落下させた後、ソレノイド61゜70をOFFに
して二段目のカセットをストッパ610.700により
保持する。その後、ソレノイド60.69をONにして
最下段のカセットを落下させてこれをストッパ59bお
よび保持片6gaにより保持すると共に、再びソレノイ
ド、60 、69をOFF、”/l、/イド61,70
をONにして二段目のカセットをストッパeob。
69bで保持し、次にソレノイド61.70t−OFF
にして三段目のカセットをストッパ61c。
700で保持することにより第6図Fに示すように装填
する。
次に、上述したIC排出機構の動作を第7図に示すタイ
ムチャートをも参照して説明する。先ず、動作の開始時
において、光電検出器24C,24(1によるIC50
の有無、マイクロスイッチ68によるカセットの有無を
サーチする。マイタロスイッチ63によりカセット無し
が検出されたときは、これにより例えば警報を発してオ
ペレータにカセットの残りが2本であることを知らせる
ようにする。また、光電検出器240においてIC無し
が検出されたとき、すなわち最下段のカセット8内の1
0が無くなったときは、サーチの終了に同期してカセッ
ト送り信号を発生させ、これによりカセット送りを行な
うと共に、そのカセット送り信号の立下がりにおいてI
(3送り信号を発生させて、IC送りを行なう。カセッ
ト送りは、先ずソレノイド59をONにしてストッパ5
9bをカセット保持枠56から後退させ、最下段のカセ
ット3を自重により落下させる。その後ソレノイド59
をOFFにした状態で、ソレノイド60.69をONに
してストッパ60bおよび69bをカセット保持枠56
および68がらそれぞれ後退させることにより、これら
ストッパ60b、69bによって保持されていたカセッ
トを下方にシフトしてストッパ59bおよび保持片68
aで保持する。
次に、ソレノイド60.69をOFFにした状態でソレ
ノイド61.70をONにしてストッパ610および7
00をカセット保持枠56および68からそれぞれ後退
させて残りの全てのカセットを下方にシフトした後、ソ
レノイド61 p 70をOFFにしてカセット送りを
完了する。また、IC送りは、先ずソレノイド64をO
Nにしてレール57上の二番目のl050をストッパ6
4Cにより押えた状態で、ソレノイド65をONにして
ストッパ650をICの搬送路がら退却させる、ことに
より先頭のl050をエア噴出口66がら噴出されるエ
アによって次のIC搬送部25のキャリアケース29d
内に搬送する。次にソレノイド64および65をそれぞ
れOFFにして最下段のカセット内のICおよびレール
57上のIC+を1個分−重によりシフトしてレール5
7上に8個のICを位置させる。
また、光電検出器240においてIC有りが検出された
ときは、サーチの終了に同期してIC送り信号を発生さ
せてIC送りを行なわせる。更に光電検出器24(1に
おいてIC無しが検出されたとき、すなわちIC排出機
構にICが全く無くなったときは、装置を停止させたり
、当該ICの挿入をスキップさせる等の動作を行なわせ
るようにする。なお、エア噴出口66からのエアの噴出
はサーチ開始あるいはその終了に同期して所定時間行な
わせる。
上述したように、本実施例においては最下段のカセット
をソレノイド59によって保持し、二段目のカセットを
ソレノイド60および60によつ、て、三段目以上のカ
セットをソレノイド61および70によって保持するよ
うにしたから、最下段のカセットにおいてその上方に位
置するカセットの重量等の影響を受けることな(IO5
0の供給を安定して行なうことができると共に、カセッ
トの排出も確実に行なうことができる。゛したがって、
各列のカセット装填部分に多数のカセットを安定して装
填することができる。
搬送機構 カセット装填部2のIC排出機構21からのICは搬送
機構z2より挿入部28に搬送されるが、本実施例では
この搬送機構22を上述したようにIC搬送部25、第
1の方向変換部26および第2の方向変換部27をもっ
てICを三次元的に搬送するよう構成することにより装
置全体を小形にするものである。
IC搬送部 第8図AはIC搬送部25の要部の構成を線図的に示す
斜視図である。IC搬送部25は上述したようにカセッ
ト装填部2と同様46°の前玉が・りに傾斜して設ける
。カセット装填部2の8個のIC排出機構(第8図Aで
はそれぞれのレール57を示す)の配列方向に沿ってス
プロケット29a。
29bを回転可能に設け、これらスプロケット29a、
29b間にチェーン290を掛は渡して設ける。このチ
ェーン290にはカセット装填部2のレール57の配列
ピッチと同一ピッチで両端に開口を有する23個のキャ
リアケース29dを、外内部に位置し、かつスプロケッ
ト29a、29bの下側において各キャリアケース29
dの開口がカセット装填部2の8列のレール57に順次
対向し得るように取付ける。キャリアケース29dには
、その内部にIC排出機構から搬送されるICを案内す
るレール75を設けると共に、前玉がりの端部には搬送
されたICの落下を防止するためのシャッタ76を軸7
6aを中心に回動可能に設ける。
スプロケット29aは、第8図Bに断面図を示すように
、水平なベース77に45°の傾斜をもって取付けた基
板7Bおよびこの基板78に図示し、ない支柱を介して
平行に取付けた板79に軸受けsoa、sobを介して
回転可能にシャフト81を設け、このシャフト81に基
板78七板79との間においてキー81aを介して固着
する。なお、スプロケット29aと軸受け80bとの間
のシャフト81にはカラー81bを設ける。シャフト8
1はその一端部を基板78から突出させ、この部分にプ
ーリ82をキー82aを介して固着する。
また、基板78には支柱83を介してモータベース84
を平行に取付け、このモータベース84にモータ29f
を取付ける。モータ29fの出力軸にはプーリ85を固
着し、このプーリ85とスプロケット29aを固着した
シャフト81に設けたプーリ82との間にベル)29e
を掛は渡して、モータ29fの駆動により第8図Aにお
いて23個のキャリアケース29dをスプロケット29
a。
29bの下側において常にゝi′個のキャリアケース2
9dがカセット装填部2の8個のIC排出機構のレール
57にそれぞれ対向するように、矢印で示す方向に1ピ
ツチずつ間欠的に移送させる。
また、スプロケット29bは、第8図Cに断面図を示す
ように、平行な板状部材saa、seb間に軸受け87
a、87bを介して回転可能にシャフト88を設け、こ
のシャフト88にキー88aを介して固着する。なお、
板状部材86aは第8図Bに示した基板78に板89a
を介して取付は板状部材sebは板89aに図示しない
支柱を介して取付けた板89bに取付ける。また、スプ
ロケット29bと軸受け87bとの間のシャフト88に
はカラー88bを設ける。
更に、スプロケット29a、29bの下側で、キャリア
ケース29dがカセット装填部2の順次の8個のIC排
出機構を通過した次の停止位置を排出位置として、この
排出位置にキャリアケース29(i内のICを次の第1
の方向変換部26に受渡すための排出機構29gを設け
る。この排出機構29gは第8図りに側面図を示すよう
に、エアシリンダ90をもって構成する。エアシリンダ
90は板89ゝbに固定した取付は板91にブラケット
92を介して取付ける。この取付は板91にはエアシリ
ンダ90のプランジャ90aが通る開口部91aを形成
し、エアシリンダ90の附勢によりプランジャ90aを
突出させることによって排出位置にあるキャリアケース
29dのシャッタ76に当接させてこれを回動させ、こ
れにより当該キャリアケース29dの前玉がり端部の開
口を開放して内部に収納されていたIC,50を第1の
方向変換部26のレール部aOaに受渡すようにする。
なお、この工050の受渡しをスムーズに行なわせるた
め、図示しないが、排出位置においてキャリアケース2
9(iのICの入口側開口に臨ませてエアを噴出するた
めのエアノズルを設ける。また取付は板91にはセンサ
金具91bを取付け、このセンサ金具91bに第1の方
向変換部26のレール部30bへのl050の搬送を検
出するための光電検出器aodを取付ける。
本実施例では倣い操作によって記憶した押入順序に従っ
たICが排出位置に順次空きなく搬送されるように、カ
セット装填部208個のIC排出、機構からキャリアケ
ース29dに選択的にICを供給する。すなわち、第9
図に示すように、8個のIC排出機構21−1〜21−
8からそれぞれ供給するICをl050−1〜l050
−8とし、挿入順序に従って順次のキャリアケース29
 (1−1〜29d−8に、例えばl050−1.l0
50−5.l050−8.l050−7.l050−4
、l050−2.l050−8およびIC50−6をそ
れぞれ供給する場合には、第9図に示す状態でキャリア
ケースz9d−1にIC350−1を供給する。この状
態では、キャリアケース29d−2,29d−3および
29d−4には、既にl050−5.l050−8およ
びIC60−7がそれぞれ収納されているが、これらI
lまキャリアケース29 (i −2、29d−3およ
び29d−4がic排出機構21−5.21−8および
21−7にそれぞれ位置するときに供給されたものであ
る。次に、1ピンチ移送した状態でキャリアケース2g
d−5にl050−4を供給し、更に1ピツチ移送した
状態でキャリアケース29d−8にl050−6を供給
する。キャリアケース29d−6および2 gd−7は
、第9図に示す状態から4ピツチ移送されると、IC排
出機構28−2および28−3にそれぞれ位置すること
Gこなるから、この状態でキャリアケース29d−6お
よび2911−7にl050−2およびl050−8を
同時に供給する。
このように、本実施例によれば8個のIO排出機構2l
−IN21−8によるIOの供給をキャリアケース29
dの1ピツチの移送毎に選択的に行なうことにより、挿
入順序に従ったIOを排出位置に順次空をなく搬送する
ことができる。したカッて、挿入順序に従ってICをそ
の都度受は取る場合に比べ、移動距離が極めて短く、シ
かもその移動距離もlピッチとで定であるから、モータ
29fの容量を小さくできると共にその他のロスも最小
限に抑えることができる。
第1の方向変換部 第10図は第1の方向変換部26の構成を示す斜視図で
ある。第1の方向変換部26は上述した、ようにICの
搬送方向を垂直面内において45゜変換するものであり
、レール部80aの基部と一体に軸′101を固着し、
この軸をフレーム102に回転自在に支承する。軸10
1の一端にはクランクレバー108を固着し、このクラ
ンクレバー5をピン104を介してアーム105の一端
に連結し、このアームの他端をエアシリンダ106のプ
ランジャ106aに連結する。レール部80aの基部に
はねじ107によりレール部本体とほぼ平行に延在する
ガイド板108を固着する。第10図に示す状態はエア
シリンダ106のプランジャ106aを押出し、レール
部80aを45°の位置に設定した状態を示し、この状
態でレール部30a上にI(3が供給される。このとき
ICがレール部3oaの基部と衝突するショックを軽減
するためにレール部30aの基部にはクッション部材1
09を取り付ける。次にエアシリンダ106のプランジ
ャ106aを引込めると、アーム105は右方へ移動し
、クランクレバー103は時針方向に回動する。この回
動角度は45°となるように設定す・る。クランクレバ
ー108の回動と一緒に軸101したがってレール部8
0aも45°回動し、θ。
の位置となる。この状態でノズル(図示せず)からエア
をICの後糧から噴射し、工Cを第2の方向変換部27
へ送り出す。このような動作を繰返すことにより順次I
Cの方向を垂直面内で45°変換しながら搬送すること
ができる。
第2の方向変換部 第11′図は水平面内でICの搬送方向を90°変換す
る第2の方向変換部27の全体の構成を示す線図的斜視
図であり、第12図は同じくそのエアシリンダの保持機
構を示す斜視図であり、第18図はエアシリンダの動作
を示す線図である。第1の方向変換部26のレール部a
Oaから搬送されて来るl050は両側面が開口してい
る箱形の回転台110の内部に設けられたレール110
a上に乗せられる。回転台110はこの位置で0°であ
るとする。この回転台110の上面には軸を介してプー
リ111が固着され、このプーリをタイミングベルト1
12を介してプーリ113に連結す・る。このプーリ1
13の径はプーリ111の径よりも大きくする。ブーリ
ド18には軸114を固着しJこの軸にはアーム115
の一端を枢着し、アーム115の他端には第1のエアシ
リンダ11Bのプランジャ116aの先端を枢着する。
第1のエアシリンダ116と一体に第2のエアシリンダ
117を整列して連結し、この第2のエアシリンダのプ
ランジャ11?aの先端を軸受け118を介して揺動自
在に支持する。これら第1および第2のエアシリンダ、
は選択駆動機構を構成するものである。
第13図A、BおよびCは回転台110がそれぞれ一9
0’、Oo、+90°の位置にあるときの第1および第
2のエアシリンダ116および117の動作状態を示す
ものである。先ず第13図Bに示すθ°の位置において
は第1のエアシリンダ116−を付勢し、そのプランジ
ャ116aを突出させ、第2のエアシリンダ117は減
勢してそのプランジャ117aを引込んだ位置とする。
この状態から、例えば第1プランジヤ116を減勢する
とそ、のプランジャ116aは第13図Aに示すように
引込む。このため、このプランジャ116aに連結した
アーム115は第11図において時針方向に回動し、し
たがって軸114および第2プーリ118も時針方向に
回動し、タイミングベルト112も時針方向に回動する
。これにより第1プーリ111も時針方向に回動し、こ
れに連結した回転台110も時針方向に回動して−90
0の位置となる。アーム115の回動角はほぼ45°で
あるが、回転台110は90°回動するように第1およ
び第2のプーリ11’lおよび113の径を選択する。
このようにしてIC50の方向を一90°回動すること
ができる。この場合、第1方向変換部26から搬送され
て来るl050の向きは丁度180゜反転されることに
なる。
次に0°の位置から第2エアシリンダ117を付勢する
と第18図Gに示すようにエアシリンダ116および1
17全体が左方へ移動することになるので、ア、−ム1
15は反時針方向にほぼ45’回動し、軸114、第2
プーリ118、タイミングベルト112および第1プー
リ111を介して回転台110も反時針方向に90°回
動して+90’の位置となる。この場合には、第1方向
変換部26から搬送されて来るl050の向きはそのま
まで次段の矯正部28のレール119に送られるこ七に
なる。
上述したように、本例においては水平面内でICの搬送
方向を900変換すると同時にICの向きを所望に応じ
て反転することができるので、これらを別々に設ける場
合に比べて構成を簡単かつ小形とすることができると共
に処理速度を速くすることができる。
第18図から明らかなように2つのエアシリンダ116
および117を選択的に駆動することによって3つの位
置をとることができるが、この際にエアシリンダ116
および117は軸受け118を中心として揺動すること
になる。このため、第12図に明瞭に示すように、軸受
け118には楕円形の孔118aをあけ、その中にプラ
ンジャ117aを遊嵌し、孔から突出するプランジャの
先端にリング117bを取り付け、軸受け118は、そ
の軸線の回りに回動自在に支承する。このような構成と
することにより、エアシリンダ116および117を無
理なく揺動させることができる。
上述したように回転台110はl050を保持したまま
±90°回動するが、この回動の際に回転台110から
ICが飛び出すのを防ぐために、第11図にその一部を
示すIC押え機構810を設ける。このICt押え機構
は、第14図にざらに詳細に示すように、フレーム10
2に固着しり枠120に取付けたソレノイド121を具
え、そのプランジャ121aをレバー122に枢着する
このレバーは、軸128により、枠120の柱120a
に回動自在に取付ける。レバー122の先端は第11図
に明瞭に示すように二股に分岐させ、ブー!Jlllを
貫通して回転台110の内部に突出し、工Cを上方がら
レール110aに押付ける軸124のくびれ部に遊嵌さ
せる。レバー122の一端と枠120との間にはぢ1張
りコイルバネ125を設け、レバー122を第14図に
お4いて時針方向に偏倚する。
l050を回転台110内に挿入した後、所定のタイミ
ングでソレノイド121を付勢してプランジャ121a
を引込め、コイルばね125の力に抗してレバー122
を反時針方向に回動させ、軸lQ4を下方へ押下げてl
0IiOをレール110aに押付ける。その後プランジ
ャ116または117を駆動させて回転台110を所定
の方向に90°回転させる。この回転終了後ソレノイド
121を減勢し、、コイルばね125の作用によりレバ
ー122を時針方向に回動させて軸124を上昇させる
次に第14図に示すノズル126からエアを噴射してI
C50を矯正部のレー/17119へ送り出す。
第14図に示すようにフレーム102に植設したピン1
27にゴムローラ118を取付け、工C50を回転台1
10内に挿入するときのストッパとして作用させると共
に衝突のショックを吸収するようにする。回転台110
が回転するときに、このゴムローラ128が干渉しない
ように回転台110の側壁には切込み110btt形成
する。
矯正部 第2の方向変換部27から搬送されるICは次に矯正部
28に一部るが、この矯正部の構成および動作は上述し
た特開昭58−112887号公報に記載されている矯
正部とほぼ同様であるので、□その詳細な説明は省略す
る。本例の矯正部28ではIOのピンの姿勢を矯正する
だけであるから、矯正部の構成は簡単である゛。すなわ
ち、工Cのピンを逆三角形状の浅い溝に強制的に侵入さ
せることによってピンの相互の間隔およびピンの拡き角
度を所定の値に矯正するものである。
挿入部 挿入ヘッド部 矯正部28でピンの矯正されたICは次に挿入部28に
送り込まれるが、この挿入むラド部84は上述したよう
にICを把んでθ°と90°との間で回動するが、従来
の装置ではこの回動時の衝撃は非常に大き(まため、挿
入部の寿命を短かくすると共に動作速度を遅くする欠点
があった。本例の挿入部はこのような欠点を解消するも
のである。
第15図A−Dは挿入ヘッド部84の構成を示すもので
あり、挿入ヘッド本体130の内部にはエアシリンダを
配置し、これによりブツシャ131を上下動させる。挿
入ヘッド本体180の下端には1.C50を把持する1
対の爪132 a 、182bを設ける。これらの爪は
、ブツシャ181の昇降に連動して第15図りにおいて
左右に移動できるように構成する。挿入ヘッド本体18
0は、その上側から裏側にまで延在する固定部材188
を軸受130aを介して連結し、この固定部材133を
介してスライド板184を取付け、このスライド板を上
下方向に移動可能に支持するガイド板135をベース1
36に固着する。したがって挿入ヘッド本体130は固
定部材133に対して回動するが上下方向には一体に移
動する。固定部材133の上面には一対の突片137a
、187t)を固着し、これらの突片の間に軸13Bを
嵌入し、この軸にレバー139の一端を枢着する。この
レバー139の他端は軸140を介してレバー141に
連結し、このレバーを軸142を介して固定の゛゛突片
148に枢着する。レバー139のほぼ中央には軸14
4を介してエアシリンダ145のプランジャ145aを
枢着する。このエアシリンダ145はベース136に固
定する。したがってエアシリンダ145を付勢すること
によりコイルばね144aに抗してレバー139を回動
させて挿入ヘッド本体130を下方へ移動させることが
できる。コイルばね144aによる上方への移動を規制
するためにベース136にはショックアブソーバ146
を取付は固定部材133の上面と当接するようにする。
また下方への移動を規制するために固定部材133にシ
ョックアブソーバ147を取付け、その下端をベース1
36に固定した規制部材148に当接するようにする。
また、挿入ヘッド本体130の下降を制限するために規
制部材148の上面にはスペーサ149を水平方向に移
動自在に配置し、このスペーサ149をエアシリダ15
0のプランジャ150aに連結する。第15図に示す状
態ではエアシリンダ150は減勢されており、そのプラ
ンジャは退避した状態にあ−0るので、スペーサ149
はショックアブソーバ147の下降通路から退避してお
り、挿入ヘッド本体130は通常の下降位置まで下降す
ることができ、爪1’12a、112bで把持したIC
t50をプリント基板38に挿入することができる。一
方、エアシリンダ150を付勢するとスペーサ149は
ショックアブソーバ147の下降通路内に侵入するので
挿入ヘッド本体180の下降は制限されることになる。
このような構成は自動挿入装置の動作チェック時などに
有効である。
第16図AおよびBは挿入ヘッド本体180を90°回
動させる機構を示すものである。挿入ヘッド本体130
の上部には軸151を固着し、この軸にはカム板152
を固着し、さらにこのカム板に枢着した軸185を介し
てロッド154の一端を連結する。このロッドの他端は
コイルばネ155を介してロッド156の一端に連結し
、このロッドの他端を軸157を介してレバー158の
遊端に連結する。このレバー158の他端は軸159を
介してベース136に固着したアーム160に枢着する
。このアームには軸161を介してカムレt<−162
をも枢着し、このカムレバー162の先端部にはガイド
溝162aを形成し、このガイド溝内にローラ163を
嵌合し、このローラを軸160の先端に回転自在に取り
付ける。カムレ/<−162の他端には軸164を介し
てロッド165の一端を枢着し、このロッドの他端をエ
アシリンダ166のプランジャ166aに連結する。
エアシリンダ166の端部を軸167を介してベース1
36に枢着する。
エアシリンダ166を付勢するとプランジャ166aが
移動し、カムレバー162は90’回動する。この回動
はカムレバー162のガイド溝162aとローラ163
との係合によりレバー158に伝えられるが、この際レ
バー158は軸159を中心として丁度180°回動す
るようにする。このレバー158の回動はロッド156
、コイルばね155、ロッド154およびレバー152
を介して軸151に伝達され、挿入ヘッド本体130を
90°回動させる。このように中間のレバ−158およ
びカムレバー162を用い、レバー158を180°回
動させるようにすると、この回動の終端では回動量はほ
ぼ零となるので、挿入ヘッド本体130の90°回動の
終端においてはエネルギーは零となるので衝撃は殆んど
なくなり、各部の寿命が長くなると共に動作速度を速く
することができる。また、ロッド154と156との間
にコイルはね155を配置したため挿入ヘッド本体13
0の上下動を十分に吸収することができ、無理な力がレ
バー158に加わるのを有効に防止することができる。
リトラクト部 リトラクト部35は挿入ヘッド部34の下側に配置され
、挿入部に搬送されて来る工050を受けて挿入ヘッド
本体130の爪182 a、 182bへ受渡す作用を
有するものである。第17図および第18図に示すよう
にリトラクト部のレール170を連結部171を介して
軸172の一端に連結する。この軸は軸受178によっ
て水平方向に摺動自在に支承する。軸172の他端は軸
受178から突出させ、これに連結金具174を連結す
る。この連結金具にはエアシリンダ175のプランジャ
175aを連結する。したがってエアシリンダ175を
駆動することによりレール170を水平面内で挿入ヘッ
ド本体に対して移動させることができる。この移動を規
制すると共に衝撃を吸収するためにショックアブソーバ
176および177を設ける。リトラクト部のエアシリ
ンダ175の動作については後にタイミングチャートを
用いて説明する。
クリンチ部 第19図〜第22図はクリンチ部36の構成を示すもの
である。ベース180にはハウジング191を固着し、
このハウジング181内にシャフト182をスラストベ
アリング18,3at 183bを介して回動自在に支
承すると共に、ハウジング181の下端にはシリンダ台
1B4を介してエアシリンダ185を取付け、このエア
シリンダ185のプランジャ185aとシャフト182
の下端とをシリンダ台184内で70−ティングジョイ
ン・ト186を介して連結してシャ7)182を上下動
できるようにする。エアシリンダ185のシリンダ台1
84への取付面とは反対側の下面には基板187を取付
けると共に、この基板187を貫通してプランジャ18
5aを下方にも突出させてその下端部にストッパ188
を固着し、これらストッパ18Bと基板187との間に
プランジャ185aの変位量すなわちシャフト182の
ストロークを規制して、プリント基板に挿入されたIC
のピンのカットのみとカットおよびクリンチとを選択的
に行なうためのスライダ189を介挿する。
このスライダ189は基板187にシリンダ金具190
を介して取付けたエアシリンダ191のプランジャ19
1aに連結し、エアシリンダ191゜の減勢下において
は厚さの薄い第1の部分189aをストッパ18Bと基
板187との間に位置させて挿入されたICのピンのカ
ットとクリンチとを行なわせるようにし、エアシリンダ
191の付勢下において厚さの厚い第2の部分189b
をストNJh<10QI−jeB71Q’Qシtrs4
F+’t、=#yIt−xa7T「ピンのカットのみを
行な、わせるようにする。
ハウジング181の上端部外聞にはブツシュ192a、
192bを介して外筒198を介挿する。この外筒19
8の外周面の一部にはギヤ193aを形成し、このギヤ
198aをベース180に固着したモータ19Φの駆動
軸に連結したギヤ195と噛合させて、外筒193を9
0°回動させるようにする。モータ194の駆動軸には
更に遮光板194aを取付け、θ°および 90°検知
をホトインタラプタ89eおよび39fの間を回動する
ようにする。また、外筒193の0°および90°の位
置を規制するために、外筒193には90°隔たった位
置に段部198b、1980を設け、これら段部198
b、1930をショックアブソーバ196a、196b
と当接させるように構成する。
シャフト182の上端にはリング197を相対的に回転
自在に連結し、このリング197の上端には直径方向に
対向して一対のL形のボスト198a、198bを固着
する。これらボスト198a、198bk:は軸199
a、199bを介してそれぞれ4個のローラ200,2
01を回転自在に取付けると共に、ピン20 it! 
eL、20Q bを固着する。外筒193の上部には直
径方向に対向して一対の板2osa、2oabを固着す
る。
外筒193と板203’a、208bを上下方向に僅か
に移動させるために、ベース180にはエアシリンダ2
04を固層し、そのプランジャ204aに軸205を介
してほぼコの字状のアーム206を連結し、このアーム
206の脚部を軸207 a。
207bを介してベース180に枢着し、脚部の先端に
それぞれローラ208を回転自在に取付けてこれらロー
ラ20Bをギヤ193aの下面に当接させる。
板208a、208b間に軸209を固着し、この軸2
09に一対の外刃210,211と一対の内刃212,
218とを枢着する。これら外刃および内刃の下端一部
の内側縁210a、211aおよび212a、21.l
aにはそれぞれ所定のテーバを付け、ローラ200,2
01と当接させる。
第22図はエアシリンダ185を付勢してシャツト18
2を上昇させた状態を示し、この状態でプリント基板3
3に挿入されたl050のピン50aの先端をカットし
た後内方へ僅かに折曲げることができる。次に、エアシ
リンダ185を減勢してシャ、フト1B2を下降させる
と、ローラ200゜201も下降するので外刃210,
211と内刃212 、218とは互いに離れるように
なる。このときの動作を確実なも、のとするために、ピ
ン202a、202bを外刃210,211の下端部の
外側縁と当接させ、外刃210,211を強制的に外方
へ回動させると共に、内刃212゜218の間に圧縮コ
イルばね214を介挿する。
次の挿入動作ではカットのみを行ないクリンチを行なわ
ない場合には、エアシリンダ191を附勢してスライダ
189の第2の部分189bをエアシリンダ185のプ
ランジャ185aの移動通路に侵入させる。このように
してエアシリンダ185を付勢するとシャフト182の
上昇は制限されるのでローラ200,201による外刃
21O2211および内刃212,218の回動角は小
さくなり、工C50のピン50aをカットした状態でと
どまり、外刃210,211の先端が内刃212 、2
13の上方にまで突出しないのでクリンチは行なわれな
い。なお、エアシリンダ204により外筒193および
板203a、208bを上下動するときには軸209に
取付けた外刃210゜211および内刃212,211
も上下動することになるが、これはXYテーブル11を
移動するたびに行ないクリンチヘッド39aの先端がプ
リント基板88やICピン50aと当接しないようにす
る。また、クリンチヘッド89aによりカットされた工
0ピン50aの切りくずはエアによって吸引されてクリ
ンチ部から排出されるようになっている。更に第19図
りに示すように、クリンチヘッド89aの上面何方には
、プリント基板33と挿入ヘッドおよびクリンチヘッド
89aとの位置決めを行なうための四分割した受光領域
を有する光検出器215が設けられている。
次に上述した自動挿入装置の動作を第23および24図
に示すタイミングチャートを用いて説明する。カセット
装填部2の動作は既に説明したので省略するが、キャリ
アケース29dへのICの通過を検知して得られる工C
通過信号の立下りを検知して次段のIC搬送部25のモ
ータ29fの駆動を開始させる。各要素の動作の関係は
矢印で示す。IC搬送部25ではチェーン29Cの移動
量を図示しない距離力ウーンタにより検出し、所定の値
になったときにモータ29fを停止させ、チェーン29
0を1ピツチ移動させる。距離カウンタは各ピッチ毎に
クリアさせる。次にICを第1の方向変換部26へ移す
が、この動作はレール部80aを00の位置から450
の位置へ回動させることから開始する。このためにエア
シリンダ106を付勢してレール部80aを回動させ4
5oの位置とする。これをホトインタラプタ8ocによ
り検知した後、エアシリンダ90を付勢してそのプラン
ジャ90aを押出し、キャリアテース29dのシャッタ
76を開けてキャリアケースがら第1万白変換部へのI
Cの搬送を行なう。このためIC送りエアをノズルから
噴出さ・せる。ICがレール部80 aに送入されたの
を光電検出器80dによって検出したのに応答してエア
シリンダ106を減勢し、レール部80aを00の位置
へ回動する。
このCの位置をホトインタラプタ800により検出した
時点で第1方向変換部26の1動作は終了する。
次にICを第2方向変換部27に搬送するが、この搬送
タイミングは第2方向変換部の動作状態によって決まる
。上述した特開昭58−112889号公報に記載され
た自動挿入装置においては各動作部の間にゲート機構を
設け、成る部分での処理。
が終了したらその下流側のゲート機構へ送り出しここで
待機させておいて、次段の動作部へ適当なタイミングで
搬送するようにしている。このような構成によって全体
の処理速度を上げることができるが、ゲート機構を設け
るため構成が複雑かつ大形になると共に搬送経路も長く
なる欠点がある。
これに対し本例の自動挿入装置ではゲート機構を2゜設
けずに、次段の動作部の状態に応じてICの搬送を制御
するようにしている。したがって構成は簡単で小形にな
ると共に搬送゛経路も短かくなる。
この目的のために、各ICについてのデータファイルを
作成し、このファイルの受渡しに応じてICの搬送を行
なうようにしている。例えば上述した搬送部へのICの
受渡し開始は、ファイルが搬送部に移動されて来ると共
に第1方向変換部26の光電検出器sodがICの通過
を検出した後に行なわれるようになっている。このよう
にして次段の動作部の状態を検知しながら工Cをファイ
ルと一緒に次々と搬送して行くことによりゲート機構を
省くことができると共に処理速度も上げることができる
。このような制御方式については後にさらに説明する。
第1方向変換部26から第2方向変換部27へのファイ
ルの移動は第1方向変換部26のホトインタラプタ80
0が00の位置を検知した時点に行なわれる。これに応
答してシリンダ116または117を駆動して回転台1
10を−900また、は+900の位置からOoの位置
へ移動させる0こノ移動を00検知用ホトインタラプタ
81dによって検知したら、第1方向変換部26に設け
たノズルからエアを噴出させ、ICを第1方向変換部2
6から第2方向変換部27へ搬送する。この際のICの
移動は光電検知器81gにより検出し、通過検知後エア
の噴射を停止すると共にエアシリンダ116または11
7を駆動して回転台110を+900または−900の
位置に回動する。この際ソレノイド121をも付勢し1
軸1g4によりIC50をレール110aに押付ける。
例えば回転台110を+900回動させたことを+90
0検知用のホトインタラプタ81eが検知したらソレノ
イド121を減勢する。この時点で当該ICのファイル
を矯正部28へ受渡す。
矯正部28においてはICストッパ機構82aを駆動し
た後、第2方向変換部27のノズルからエアを噴射させ
てICを矯正部28へ送り込み、ここで停止させる。こ
の際のICの通過を光電検出器alhで検知したら、エ
アの噴射を停止させ、ると共にIC矯正機構82bを駆
動してICのビンを矯正する。この矯正動作の完了をセ
ンサ(図示せず)が検知したら矯正機構agbの動作を
停止させると共にストッパ機構82aの動作をも停止さ
せる。
次に挿入部28へ当該ICのデータファイルを移動させ
る。
挿入部28ではデータファイルを受けると直チに矯正部
28に設けたノズルがらエアを噴射させて矯正部28か
ら挿入部28へICを送り込む。
この際の工4Cの移動を光電検出器820によって検知
してから所定の時間経過後に挿入へ6ラド本体130に
設けたエアシリンダを駆動して爪182a。
182bを移動させてICを把持する。これと同時にク
リンチ部86のエアシリンダ204を駆動してクリンチ
台を上昇させる。またリトラクト部85のエアシリンダ
175を駆動してレール170を退避させる。これをホ
トインタラプタ88dで検知したら挿入ヘッド部34の
エアシリンダ145を駆動して挿入ヘッド本体130を
降下させる。
°この挿入ヘッド本体の降下は3つのホトインタラプタ
a7c、a’ya、a7eにより順次検知して最下部の
ゝ尿トインタラブタ378が検知信号を発生したのに応
答してブツシャ131をさらに押出し、工C50のピン
をプリント基板33の孔に挿入する。これと同時にクリ
ンチ部36のエアシリンダ185を駆動してプリント基
板88の下方へ突出シたlG50のピン50aの先端を
外刃および内刃によりカットすると共に内側に折り曲げ
る。
この動作の終了を検知したらクリンチ部36のエアシリ
ンダ185を減勢して外刃および内刃を拡開させた後、
エアシリンダ204を滅勢しクリンチヘッド39aを降
下させる□と共に挿入ヘッド部34のエアシリンダ14
5を滅勢して挿入ヘッド本体130を上昇させる。クリ
ンチヘッドが降下した時点で吸引エアを作用させ、工C
ビンの切断片を吸引除去する。さらに挿入ヘッド本体1
30に設けたエアシリンダを滅勢してブツシャ131を
上昇させると共に爪132a、132bを拡開させる。
挿入ヘッド本体130の上昇位置への到・達を鮫綬トイ
ンタラブタ810によって検知したらりトラクト部35
のエアシリンダ175を駆動してレール170を挿入ヘ
ッド本体180の下側まで突出させる。
上述した説明では挿入ヘッド本体130およびクリンチ
ヘッド39aの回転は行なわなかったが、90°回転さ
せる場合にはりトラクト部35のレール170が退避し
たことを検知した後エアシリンダ16「を付勢して挿入
ヘッド本体130を90゜回転させた後、下降を行なう
。また、クリンチ台の回転は当該ICのデータファイル
を受けた時点でモータ194を付勢して行なう。
以上のようにして順次のICを次々と処理してプリント
基板33の予じめ4記憶させた所定位置に所定の向きで
挿入することができる。
上述したように、複数の駆動部間でのICの搬送および
各駆動部の動作の制御は容重Cに対してデータファイル
を作成し、このデータファイルを順次受は渡すことによ
り駆動部の動作を制御すると共にこのデータファイルの
移動を次の駆動部の°動作状態に応じて制御しているが
、第1方向変換部26から第2方向変換部27へのデー
タファイルの移動は次段の矯正部28の光電検出器31
hからのIC通過検知信号に応答して行ない、第2方向
変換部27から矯正部28への受渡しは挿入部23への
ICの通過を光電検出器320により検知したのに応答
して行なう。
発明の効果 上述したように本発明によれば、カセット装填部から挿
に部までのICの搬送経路を三次元的に構成したから、
装置全体を小形にでき、しかもXYテーブルと挿入部と
の間に十分なスペースを設けることができるから、プリ
ント基板のオートローダ、オートアンローダを装置本体
の両側に配置してプリント基板をXYテーブルを経て直
線状に搬送することができ、したがって電気機器の生産
ラインに容易に組込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した工0自動挿入装置の全体の構
成を示す外観図、 第2図は第1図に示したIC自動挿入装置の使用態様を
示す図、 第8図および第4図は同じく全体の構成の概略を示す線
図および斜視図、 第5図はカセットの構成を一部切欠いて示す斜視図、 第6図はIC排出機構の構成を示す図、第7図はその動
作を示すタイムチャート、第8図はIC搬送部の構成を
示す図、 第9図はその動作を説明するための線図、第10図は第
1の方向変換部の構成を示す斜視図、 第11図〜第14図は第2の方向変換部の構成を示す図
、 第15[ilおよび第16図は挿入ヘッド部の構成を示
す図、 第17図および第18図はりトラクト部の構成を示す図
、 第19図〜第22図はクリンチ部の構成を示す図、 第23図および第24図は第1図に示したIC自動挿入
装置の全体の動作を示すタイムチャートである。 1・・・装置本体、 2・カセット装填部、3・・カセ
ット、11・・・XYテーブル、14・・・オートロー
ダ、 15・・・オートアンローダ、21・・・IC排
出機構、22・・・搬送機構、23・・挿入部、 25
・・・IC搬送部、26・・・第1の方向変換部、27
・・・第2の方向変換部、28・・・矯正部、 33・
・・プリント基板、34・・・・挿入ヘッド部、35・
・・リトラクト部、36・・・クリンチ部、50・・・
IC50a・・・ピン。 図面の浄書(内容に変更なし) 第1ド B D A 第9図 第1O図 第11図 第12図 第13図 第14図 第20図 第21図 第22図 手続補正書(方式) 昭和59年 5月16日 %+t、。 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 瑠 1、事件の表示 昭和59年特許願第8924号 2、発明の名称 電子部品のプリント基板への自動挿入装置3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 池上通信機株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和59年 4月24日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 多数の電子部品を装填したカセットから搬送機構に
    供給される電子部品を挿入部に移送して、そのピンをプ
    リント基板の所定の位置にあけられた孔に自動的に挿入
    する電子部品のプリント基板への自動挿入装置において
    、前記搬送機構に電子部品の移送方向を変換する方向変
    換機構を設けて、電子部品を三次元的に移送するよう構
    成したことを特徴とする電子部品のプリント基板への自
    動挿入装置。
JP59008924A 1984-01-21 1984-01-21 電子部品のプリント基板への自動挿入装置 Pending JPS60153309A (ja)

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