JPS6015299B2 - 辛味組成物 - Google Patents
辛味組成物Info
- Publication number
- JPS6015299B2 JPS6015299B2 JP57093587A JP9358782A JPS6015299B2 JP S6015299 B2 JPS6015299 B2 JP S6015299B2 JP 57093587 A JP57093587 A JP 57093587A JP 9358782 A JP9358782 A JP 9358782A JP S6015299 B2 JPS6015299 B2 JP S6015299B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloride
- weight
- salt
- potassium chloride
- pungent
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は食塩の摂取量を低減させることを目的とする辛
味組成物に関するものである。
味組成物に関するものである。
高血圧予防対策の一環として、あるいは高血圧症患者や
全身浮腫症患者に対する食事療法として、食塩分の摂取
量制限は近年とみに注目されている。
全身浮腫症患者に対する食事療法として、食塩分の摂取
量制限は近年とみに注目されている。
しかしながら食塩添加量を制限し辛味を少なくした食品
は極めてまづし、ものであり、上記患者の食欲を低下さ
せ大きな社会問題となっている。
は極めてまづし、ものであり、上記患者の食欲を低下さ
せ大きな社会問題となっている。
そこで辛味成分として食塩の一部に代えて塩化カリウム
を用いることが提案されている。塩化カリウムを食塩の
代替品として用いれば食塩添加量を少なくしても辛味は
減少しない食品を提供することが出来る。しかし一方で
は塩化カリウム特有の苦味が食品に加わりこれによって
食品の味が箸るしく劣るものとなる。本発明は食塩添加
量を少なくしても辛味が減少することなく、かつ食塩単
独使用の場合と殆んど変わらない辛味付けが出来る辛味
組成物を提供し、もって食塩分の摂取を制限されている
患者用の食事でも普通の食事と全く変わらない美味な味
付けを可能にして食欲を増進せしめると共に、健康者で
あっても普通の食事と全く変わらない味付けが出来るた
めに、高血圧や腎臓病の予防食として日常取り込れるこ
とが出来るようにすることを目的とするものである。
を用いることが提案されている。塩化カリウムを食塩の
代替品として用いれば食塩添加量を少なくしても辛味は
減少しない食品を提供することが出来る。しかし一方で
は塩化カリウム特有の苦味が食品に加わりこれによって
食品の味が箸るしく劣るものとなる。本発明は食塩添加
量を少なくしても辛味が減少することなく、かつ食塩単
独使用の場合と殆んど変わらない辛味付けが出来る辛味
組成物を提供し、もって食塩分の摂取を制限されている
患者用の食事でも普通の食事と全く変わらない美味な味
付けを可能にして食欲を増進せしめると共に、健康者で
あっても普通の食事と全く変わらない味付けが出来るた
めに、高血圧や腎臓病の予防食として日常取り込れるこ
とが出来るようにすることを目的とするものである。
本発明はかくして塩化ナトリウムの含有量を減じ、それ
に代えて塩化カリウムを補給したものであるが、塩化カ
リウムは特有の苦味を有し、したがって該苦味を塩化カ
ルシウムおよび/または塩化マグネシウムを添加するこ
とによって消去するものである。
に代えて塩化カリウムを補給したものであるが、塩化カ
リウムは特有の苦味を有し、したがって該苦味を塩化カ
ルシウムおよび/または塩化マグネシウムを添加するこ
とによって消去するものである。
上記辛味組成物において塩化ナトリウムと塩化カリウム
との重量比は80:20〜30:70の範囲にとどめる
べきであり、上記範囲を越えて塩化カリウムを添加した
場合は塩化カリウムの苦味の消去が困難である。
との重量比は80:20〜30:70の範囲にとどめる
べきであり、上記範囲を越えて塩化カリウムを添加した
場合は塩化カリウムの苦味の消去が困難である。
しかし上記範囲以下の塩化カリウム添加量では当然食塩
低減効果が小さくなる。更に上記塩化ナトリウムと塩化
カリウムとの混合物10の重量部に対して塩化カルシウ
ムおよび/または塩化マグネシウムは0.1〜1重量部
の範囲の添加量にとどめるべきであり、上記範囲を越え
て塩化カルシウムおよび/または塩化マグネシウムを添
加した場合は塩化カルシウムや塩化マグネシウムに帰因
する異味が顕著になる。このような味覚的見地からみて
塩化ナトリウムと塩化カリウムとの更に望ましい重量比
は80:20〜50:50であり、最適範囲としては6
0:40〜70:30である。上記辛味組成物の原料と
して天然のにがり、岩塩等を用いてもよい。更に上記辛
味組成物にはグルタミン酸ソーダ,イノシン酸ソーダ,
核酸,ビタミン,ミネラル等の呈味成分、強化剤等が添
加されてもよい。
低減効果が小さくなる。更に上記塩化ナトリウムと塩化
カリウムとの混合物10の重量部に対して塩化カルシウ
ムおよび/または塩化マグネシウムは0.1〜1重量部
の範囲の添加量にとどめるべきであり、上記範囲を越え
て塩化カルシウムおよび/または塩化マグネシウムを添
加した場合は塩化カルシウムや塩化マグネシウムに帰因
する異味が顕著になる。このような味覚的見地からみて
塩化ナトリウムと塩化カリウムとの更に望ましい重量比
は80:20〜50:50であり、最適範囲としては6
0:40〜70:30である。上記辛味組成物の原料と
して天然のにがり、岩塩等を用いてもよい。更に上記辛
味組成物にはグルタミン酸ソーダ,イノシン酸ソーダ,
核酸,ビタミン,ミネラル等の呈味成分、強化剤等が添
加されてもよい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ナトリウム80〜30重量%、塩化カリウム2
0〜70重量%の混合物100重量部に対して塩化カル
シウムおよび/または塩化マグネシウム0.2〜1重量
部を混合した辛味組成物。 2 上記組成物には更にグルタミン酸ソーダ、イノシン
酸ソーダ等の呈味成分が混合された特許請求の範囲第1
項に記載の辛味組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57093587A JPS6015299B2 (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 辛味組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57093587A JPS6015299B2 (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 辛味組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58209956A JPS58209956A (ja) | 1983-12-07 |
JPS6015299B2 true JPS6015299B2 (ja) | 1985-04-18 |
Family
ID=14086414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57093587A Expired JPS6015299B2 (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 辛味組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015299B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59154958A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-04 | Horiuchi Itarou Shoten:Kk | 塩化カリウムの呈味改善法 |
JPS627624A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-14 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 塩化カリウムの処理方法 |
JP4652273B2 (ja) * | 2006-03-06 | 2011-03-16 | 花王株式会社 | 粉末調味料 |
JP4652272B2 (ja) * | 2006-05-09 | 2011-03-16 | 花王株式会社 | 粉末調味料 |
JP2011036269A (ja) * | 2010-11-25 | 2011-02-24 | Kao Corp | 粉末調味料 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP57093587A patent/JPS6015299B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58209956A (ja) | 1983-12-07 |
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