JPS597428B2 - 食品調理用塩味料の製造方法 - Google Patents
食品調理用塩味料の製造方法Info
- Publication number
- JPS597428B2 JPS597428B2 JP56022225A JP2222581A JPS597428B2 JP S597428 B2 JPS597428 B2 JP S597428B2 JP 56022225 A JP56022225 A JP 56022225A JP 2222581 A JP2222581 A JP 2222581A JP S597428 B2 JPS597428 B2 JP S597428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- food preparation
- salting agent
- sodium
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Seasonings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は食品調理用塩味料の製造方法に関するもので、
塩化カリウムを含む岩塩から分離、精製した塩化カリウ
ムにグリシン、L−アラニン、5−イノシン酸ナトリウ
ム、5−リボヌクレオタイドナトリウム、グリチルリチ
ンおよびグリチルリチン酸ナトリウムの1種または2種
以上を0.1〜5チ添加することを特徴とするものであ
り、食品調理用塩味料の無塩化および呈味の改善を主た
る目的とする。
塩化カリウムを含む岩塩から分離、精製した塩化カリウ
ムにグリシン、L−アラニン、5−イノシン酸ナトリウ
ム、5−リボヌクレオタイドナトリウム、グリチルリチ
ンおよびグリチルリチン酸ナトリウムの1種または2種
以上を0.1〜5チ添加することを特徴とするものであ
り、食品調理用塩味料の無塩化および呈味の改善を主た
る目的とする。
従来、食品調理の塩味料として食塩が広く使用されてい
たが、食塩の過剰摂取が高血圧および心疾患などの循環
器疾患に対して悪影響を与えることが明らかにされ、世
界的に食塩の摂取制限が提唱された。
たが、食塩の過剰摂取が高血圧および心疾患などの循環
器疾患に対して悪影響を与えることが明らかにされ、世
界的に食塩の摂取制限が提唱された。
日本においては「昭和54年改訂日本人の栄養所要量」
で15才以上の男女において食塩として1日10g以下
が望ましいとする適正食塩摂取量が提唱された。
で15才以上の男女において食塩として1日10g以下
が望ましいとする適正食塩摂取量が提唱された。
また、アメリカでは1日5g以下にするように国民に勧
告している。
告している。
このため食品調理における低塩化がおしすすめられてい
るが、長年にわたり醤油、味噌、漬物などの摂取を食習
慣としてきた日本人にとって低塩には限度がある。
るが、長年にわたり醤油、味噌、漬物などの摂取を食習
慣としてきた日本人にとって低塩には限度がある。
本発明者は食塩に代る食品調理用塩味料の製造につき種
々研究を重ねた結果、塩化カリウムを含む岩塩から分離
、精製した塩化カリウムに、グリシン、L−アラニン、
5−イノシン酸ナトリウム、5−リボヌクレオタイドナ
トリウム、グリチルリチンおよびグリチルリチン酸ナト
リウムの1種または2種以上を0.1〜5o;b添加す
ることにより食塩に代替えできる食品調理用塩味料を得
た。
々研究を重ねた結果、塩化カリウムを含む岩塩から分離
、精製した塩化カリウムに、グリシン、L−アラニン、
5−イノシン酸ナトリウム、5−リボヌクレオタイドナ
トリウム、グリチルリチンおよびグリチルリチン酸ナト
リウムの1種または2種以上を0.1〜5o;b添加す
ることにより食塩に代替えできる食品調理用塩味料を得
た。
本発明に使用する塩化カリウムは無塩であって、呈味的
には食塩に近いものであるが、刺激的な塩味と収れん的
な苦味を有するためそのままでは食塩に代替えできない
。
には食塩に近いものであるが、刺激的な塩味と収れん的
な苦味を有するためそのままでは食塩に代替えできない
。
しかし、上で述べた添加物を0.1〜5チ添加すること
により刺激的な塩味と収れん的な苦味を緩和することが
でき、十分食塩に代替えできる。
により刺激的な塩味と収れん的な苦味を緩和することが
でき、十分食塩に代替えできる。
添加物の添加量は0.1%(重量)以下では添加効果が
みられず、5%(重量)以上では添加物自体の呈味が感
じられて食品調理用塩味料として不適である。
みられず、5%(重量)以上では添加物自体の呈味が感
じられて食品調理用塩味料として不適である。
以下、本発明の実施例について記す。
本発明方法として塩化カリウムに下記の表のような添加
物の組合せで添加、混合して食品調理用塩味料を製造し
た。
物の組合せで添加、混合して食品調理用塩味料を製造し
た。
本発明品の各々を生野菜にふりかけ、食塩を同量ふりか
けた生野菜と味を比較したが差は認められなかった。
けた生野菜と味を比較したが差は認められなかった。
また、本発明品の各々を15%添加し,で製造した塩辛
と食塩を15%添加して製造した塩辛と味を比較したが
ほとんど区別できなかった。
と食塩を15%添加して製造した塩辛と味を比較したが
ほとんど区別できなかった。
Claims (1)
- 1 塩イ1カリウムに、グリシン、L−アラニン、5−
イノシン酸ナトリウム、5−リボヌクレオタイドナトリ
ウム、グリチルリチンおよびグリチルリチン酸ナトリウ
ムの1種または2種以上を0.1〜5係添加することを
特徴とする食品調理用塩味料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56022225A JPS597428B2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | 食品調理用塩味料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56022225A JPS597428B2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | 食品調理用塩味料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57138359A JPS57138359A (en) | 1982-08-26 |
JPS597428B2 true JPS597428B2 (ja) | 1984-02-18 |
Family
ID=12076855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56022225A Expired JPS597428B2 (ja) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | 食品調理用塩味料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597428B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421478A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-24 | Central Glass Co Ltd | Curved surface hologram |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955165A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-30 | Kikkoman Corp | 醤油の製造法 |
JPS59135856A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-04 | Ajinomoto Co Inc | 食品又は調味料の製造法 |
US4486456A (en) * | 1983-09-19 | 1984-12-04 | Thompson Jerome B | Sodium-reduced baked dough products and method |
US4775546A (en) * | 1985-07-05 | 1988-10-04 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Process for treating potassium chloride |
JP4182644B2 (ja) | 2001-02-09 | 2008-11-19 | 味の素株式会社 | 調味料組成物およびそれを用いてなる食品の製造方法 |
JP4351611B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2009-10-28 | 花王株式会社 | 液体調味料 |
KR100768694B1 (ko) | 2006-07-27 | 2007-10-29 | 주식회사도염원 | 저염소금 및 그 제조방법 |
CA2670348A1 (en) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Dsm Ip Assets B.V. | Reduced-salt dairy product with improved taste |
RU2444910C2 (ru) * | 2007-04-09 | 2012-03-20 | Джапан Тобакко Инк. | Композиция приправы, усилитель соленого вкуса и способ усиления соленого вкуса пищевого продукта или напитка |
JP5593641B2 (ja) | 2009-06-26 | 2014-09-24 | 味の素株式会社 | 減塩飲食品用組成物 |
CN104643006B (zh) * | 2015-01-29 | 2016-09-14 | 安徽强旺生物工程有限公司 | 呈味低钠调味盐 |
JP2017225386A (ja) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | 日清フーズ株式会社 | 魚卵入りソース |
-
1981
- 1981-02-19 JP JP56022225A patent/JPS597428B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421478A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-24 | Central Glass Co Ltd | Curved surface hologram |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57138359A (en) | 1982-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4066799A (en) | Sodium chloride flavor substitute composition and use thereof | |
JP2991687B2 (ja) | 調味料用組成物 | |
US4216244A (en) | Low sodium salt seasoning | |
JPS597428B2 (ja) | 食品調理用塩味料の製造方法 | |
US4451494A (en) | Sodium-free salt substitute | |
JP2675254B2 (ja) | 機能性食塩組成物 | |
JPS597429B2 (ja) | 食塩代替調味料 | |
USRE27981E (en) | Salt substitute | |
JP3394737B2 (ja) | 低塩醤油調味料 | |
CN101513249B (zh) | 一种复合海蟹风味调料的制备方法 | |
JP2004242674A (ja) | 食肉加工品添加用組成物 | |
CN110547429A (zh) | 一种香辣味小龙虾工业化生产佐料 | |
JPH03139258A (ja) | 塩味調味料 | |
JPS63167759A (ja) | 食塩含有調味料 | |
JPH01304860A (ja) | 減塩塩味料組成物 | |
US1772183A (en) | Condiment | |
JP2001275576A (ja) | 蛋白食品の製造法 | |
JP2002330727A (ja) | 食品添加剤用組成物およびその製造方法 | |
JPS62269671A (ja) | 辛子明太子風味味付海苔の製造方法 | |
JPS6140767A (ja) | エビ様食品の製造法 | |
JPS6028254B2 (ja) | 減塩肉類加工品 | |
JPS6113792B2 (ja) | ||
JPS63309157A (ja) | 魚肉含有膨化食品の製造法 | |
JPS59151865A (ja) | 水産練製品の製造法 | |
JPH0451865A (ja) | 海水を利用したダシ入り調味料 |