JPS60152011A - 磁気記録用磁性粉の製造方法 - Google Patents
磁気記録用磁性粉の製造方法Info
- Publication number
- JPS60152011A JPS60152011A JP59007816A JP781684A JPS60152011A JP S60152011 A JPS60152011 A JP S60152011A JP 59007816 A JP59007816 A JP 59007816A JP 781684 A JP781684 A JP 781684A JP S60152011 A JPS60152011 A JP S60152011A
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- JP
- Japan
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- ions
- magnetic
- powder
- magnetic recording
- magnetic powder
- Prior art date
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- Pending
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- Compounds Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はCOフェライトを主成分とづる磁気記録用磁性
粉の製造方法に関づるものである。
粉の製造方法に関づるものである。
従来、磁気記録用磁性粉としては、主として剣状7”F
e20aあるいはCO−をドープ又は被iff L/た
剣状γFe 20gが用いられていた。その他にFeを
主成分とした剣状メタル粉があるが、以上はいずれも主
として形状異方性により保磁力を現出せしめ、記録方式
に関していえば、いわゆる水平記録方式により磁気記録
を行うものであった。
e20aあるいはCO−をドープ又は被iff L/た
剣状γFe 20gが用いられていた。その他にFeを
主成分とした剣状メタル粉があるが、以上はいずれも主
として形状異方性により保磁力を現出せしめ、記録方式
に関していえば、いわゆる水平記録方式により磁気記録
を行うものであった。
一方、六角板状フェライト粒子をそのC軸が磁気記録面
に垂直になるように配向し、該フエライ[・粒子の磁化
容易軸がC軸にある結晶異方性を利用して、いわゆる垂
直磁気記録方式により記録密度を高めようとする試みも
ある(例えば[E IE ETransactions
on Magnetics vol、MAO−18、、
NO,6,−83PH22)。これに対して、最近等方
性記録と称される記録方式が提案され注目を集めている
(例えばl E E E T ransactions
on Magnctics VQI、MAG−15No
、6 ′79 P+56+)。
に垂直になるように配向し、該フエライ[・粒子の磁化
容易軸がC軸にある結晶異方性を利用して、いわゆる垂
直磁気記録方式により記録密度を高めようとする試みも
ある(例えば[E IE ETransactions
on Magnetics vol、MAO−18、、
NO,6,−83PH22)。これに対して、最近等方
性記録と称される記録方式が提案され注目を集めている
(例えばl E E E T ransactions
on Magnctics VQI、MAG−15No
、6 ′79 P+56+)。
該等方性記録方式にお(プる記録媒体としては、媒体が
どの方向に磁化された場合でも高い角型比を右すること
が必要となる。これに適合する磁性粉としては、立方対
称の結晶異方性を有し磁化過程か主として該結晶異方性
により支配される磁性粉を用いればよい。何故ならば、
該磁性粉の無配向の粒子の集合1本の角型比(−残留磁
化/′飽和磁化)はいずれの方向に対しても約0,83
になることが理論的に導かれるためである。(Ch i
kazum 1pbysicsof Ferro m
agnetislIl、John Wiley&3on
s 、I nc、 ) 立方対称の結晶磁気異方性を有する微粒子の保磁力は一
般には小さく磁気記録用として必要とされる1500〜
3000eを現出せしめることは不可能であるが、CO
フェライト粒子は保磁力が高く、事実ぞの焼結体はOP
磁石として保磁力が100000にも達することは衆知
の事実である。
どの方向に磁化された場合でも高い角型比を右すること
が必要となる。これに適合する磁性粉としては、立方対
称の結晶異方性を有し磁化過程か主として該結晶異方性
により支配される磁性粉を用いればよい。何故ならば、
該磁性粉の無配向の粒子の集合1本の角型比(−残留磁
化/′飽和磁化)はいずれの方向に対しても約0,83
になることが理論的に導かれるためである。(Ch i
kazum 1pbysicsof Ferro m
agnetislIl、John Wiley&3on
s 、I nc、 ) 立方対称の結晶磁気異方性を有する微粒子の保磁力は一
般には小さく磁気記録用として必要とされる1500〜
3000eを現出せしめることは不可能であるが、CO
フェライト粒子は保磁力が高く、事実ぞの焼結体はOP
磁石として保磁力が100000にも達することは衆知
の事実である。
このため、この系統の材料が検同されIJことはあった
が、(” F errites ” I) roc、e
etmu+5ofInternational Con
ference 、”70)その作製工程の中に400
℃以上のフェライト1じ熱処理を含むため、この熱処理
中にGoとFeのいわゆる方向性配列が生じることによ
り、結晶磁気異方性が立方異方性から一軸異方性へと変
化し、無配向の状態での角型比が低く、1つ磁気特性+
ijJ Iff Qel性が大きいという欠点のため
実用に至らなかった。
が、(” F errites ” I) roc、e
etmu+5ofInternational Con
ference 、”70)その作製工程の中に400
℃以上のフェライト1じ熱処理を含むため、この熱処理
中にGoとFeのいわゆる方向性配列が生じることによ
り、結晶磁気異方性が立方異方性から一軸異方性へと変
化し、無配向の状態での角型比が低く、1つ磁気特性+
ijJ Iff Qel性が大きいという欠点のため
実用に至らなかった。
本発明は上記従来技術の欠点を改良し、無配向の状態で
の角型比が高く、且つ温度特性及び熱的安定性に優れた
新規なる磁気記録用舟性オ、シ)の製造方法を提供する
ことを目的とする。
の角型比が高く、且つ温度特性及び熱的安定性に優れた
新規なる磁気記録用舟性オ、シ)の製造方法を提供する
ことを目的とする。
即ち、本発明の要点は、C021及び1:(32tイA
ンを含む水溶液に50℃〜100℃の状態でアルカリを
滴下づれは、後工程にCOとF cの方向性配列の原因
となる熱処理を施すことなく直接に多面体状の微粒子が
得られ、且つ0〜20%の−1−i、7r。
ンを含む水溶液に50℃〜100℃の状態でアルカリを
滴下づれは、後工程にCOとF cの方向性配列の原因
となる熱処理を施すことなく直接に多面体状の微粒子が
得られ、且つ0〜20%の−1−i、7r。
V、Nb、Cr、Mo、Mn、Ni、Cu、7nを添加
りれは、熱的安定性及び磁気特性の温度特性に優れた高
角型比を有する磁性粉が得られ、該磁性粉か磁気記録用
媒体として好適であることをfJi規に発見した点にあ
る。
りれは、熱的安定性及び磁気特性の温度特性に優れた高
角型比を有する磁性粉が得られ、該磁性粉か磁気記録用
媒体として好適であることをfJi規に発見した点にあ
る。
′a温が50℃以下で沈澱を生じしめれば、3×C00
FO9Oa ・(1’X)FQ304以外に水酸化物か
生成・混入するため不適である。また、特許請求の範囲
第1項におけるGOフェライト・とマグネタイトの組成
比×は、実施例において説明するJこうに×が3に近づ
くにつれ保磁力が増大し、使用される磁気記録方式に応
じro<x≦3の範囲で保磁力を合せるよう適当な植に
すればよい。
FO9Oa ・(1’X)FQ304以外に水酸化物か
生成・混入するため不適である。また、特許請求の範囲
第1項におけるGOフェライト・とマグネタイトの組成
比×は、実施例において説明するJこうに×が3に近づ
くにつれ保磁力が増大し、使用される磁気記録方式に応
じro<x≦3の範囲で保磁力を合せるよう適当な植に
すればよい。
特8′[請求の範囲に示された添加元素は、いずれも無
配向状態の角型比及び熱的安定性・湿度特性の改善に効
果を有するが、該添加物元素の角型比及び熱的安定性に
対する効果は、いずれもCOとFeの方向性配列を困難
ならしめるという点にあると(11゛定される。なお、
該添加元素を20%以上加えれば、磁気特↑り特に飽和
磁化が低下し、実用に以下、実施例に基づき本発明の内
容を計則に説明する。
配向状態の角型比及び熱的安定性・湿度特性の改善に効
果を有するが、該添加物元素の角型比及び熱的安定性に
対する効果は、いずれもCOとFeの方向性配列を困難
ならしめるという点にあると(11゛定される。なお、
該添加元素を20%以上加えれば、磁気特↑り特に飽和
磁化が低下し、実用に以下、実施例に基づき本発明の内
容を計則に説明する。
実施例1
[e SOa ・71−120 0.45mol及びC
o 3o 4・7H200,09molを0,75 l
の純水に溶解し、該?8′aに200(1/ lのNa
0l−1を0.7!i l撹拌しながら滴下し、CO及
びFeの水酸化物をJt沈させた。該水酸化物を含む懸
濁液を70℃に保持した状態で空気を0.5じ7m1口
の割て21−1吹き込み空気酸化を行った。その後、瀘
過・乾燥りることにJ、す、沈澱物を取り出し1)末ど
した。該わ)末はXF11回折により、スピネルフ1ラ
イl−!it相であることが確認された。
o 3o 4・7H200,09molを0,75 l
の純水に溶解し、該?8′aに200(1/ lのNa
0l−1を0.7!i l撹拌しながら滴下し、CO及
びFeの水酸化物をJt沈させた。該水酸化物を含む懸
濁液を70℃に保持した状態で空気を0.5じ7m1口
の割て21−1吹き込み空気酸化を行った。その後、瀘
過・乾燥りることにJ、す、沈澱物を取り出し1)末ど
した。該わ)末はXF11回折により、スピネルフ1ラ
イl−!it相であることが確認された。
同様にして、Fe SO4・ 7t−120とC(l
S 04・ 7H20の量比を変えることにより、xC
oljOa−Fe aoa (0≦×≦ 3)を作1戊
した。イの飽和磁化σと保磁力Hcの×依存性を第1図
に示す。σは60 emu/g以上、l−101よ20
0〜16000c以上まで変化し、磁気記録用どしては
好適Cある第2図に本発明による磁性粉の電子顕微鏡′
Ij貞を承り。粒径が0.1・−0,2μmの六面体状
をなしくいる。第1表の第1段目に代表例として2C。
S 04・ 7H20の量比を変えることにより、xC
oljOa−Fe aoa (0≦×≦ 3)を作1戊
した。イの飽和磁化σと保磁力Hcの×依存性を第1図
に示す。σは60 emu/g以上、l−101よ20
0〜16000c以上まで変化し、磁気記録用どしては
好適Cある第2図に本発明による磁性粉の電子顕微鏡′
Ij貞を承り。粒径が0.1・−0,2μmの六面体状
をなしくいる。第1表の第1段目に代表例として2C。
O[C203・Fe 304なる組成を有する粉体の無
配向の状態での角型比、および室温での保磁力IncR
丁と120℃における保磁力t−l c 、2oyの変
化率N CR,T−HO+2ot/’ HCR,Tを示
す。角型比には本発明ににる高;品での熱処理を行わな
い製漬工程にJ:す、理論値0.83におよばぬものの
Oo・70と高く、無配向の状態で十分磁気記録媒体、
特に等方性記録に好適であることがわかる。
配向の状態での角型比、および室温での保磁力IncR
丁と120℃における保磁力t−l c 、2oyの変
化率N CR,T−HO+2ot/’ HCR,Tを示
す。角型比には本発明ににる高;品での熱処理を行わな
い製漬工程にJ:す、理論値0.83におよばぬものの
Oo・70と高く、無配向の状態で十分磁気記録媒体、
特に等方性記録に好適であることがわかる。
実施例2
、実施例1に)小べたと同様な方法により、原液に各種
の遷移金属元素の塩を加えて共沈させることにより、添
加元素を含むxCo OFO20a ・Fe3O4粉末
を作製した。その−例として2(C00−Fe203)
・Fe30d該粉末の遷移金n、(Fe 、 Co )
に対する原子組成比にして5%の各科の添加元素を添加
した場合の磁気特性を無添加の場合との比較において第
1表に示す。
の遷移金属元素の塩を加えて共沈させることにより、添
加元素を含むxCo OFO20a ・Fe3O4粉末
を作製した。その−例として2(C00−Fe203)
・Fe30d該粉末の遷移金n、(Fe 、 Co )
に対する原子組成比にして5%の各科の添加元素を添加
した場合の磁気特性を無添加の場合との比較において第
1表に示す。
第1表から特に、σr/σS及び保磁ツノの温度特性の
改善に寄与が大きく、本発明の効果tま明らかである。
改善に寄与が大きく、本発明の効果tま明らかである。
実施例に示した如く、本発明によりCoフ−Lフィト系
黴粒子角型比、温度特性の改善度は人さく実用可能なレ
ベルにあり、本発明の]二業土の意義は大きい。
黴粒子角型比、温度特性の改善度は人さく実用可能なレ
ベルにあり、本発明の]二業土の意義は大きい。
第1図は本発明によるXCOOFe 203 ・Fe3
0a系における磁気特性の×依存性を承りし1、第2図
1よ4く弁明のよる微粒子の電子顕徹鏡写ジ゛1(ある
。 第 / 図 χ Z Co0FezO3fe304 −1″″′L困
0a系における磁気特性の×依存性を承りし1、第2図
1よ4く弁明のよる微粒子の電子顕徹鏡写ジ゛1(ある
。 第 / 図 χ Z Co0FezO3fe304 −1″″′L困
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Fe”イオン 6o2+イオン及びその他少層の添
加元素イオンを含む水溶液に、水酸化すトリウム、アン
モニア等のアルカリを加えることにより、少量の添加元
素を含む C0(OH)2とFB (OH)2の共沈物を生成せし
め、更に該共沈物の懸濁液を50℃以上100℃以下の
液温に保った状態で、該懸濁液中に酸素を含むガスを吹
き込むことにより、少量の添加元素を含む3×Co0F
e2o3・(1−×)Fe304 (但し0〈×≦1)
を生成せしめ、更に水洗、aiB過の工程を経てなるこ
とを特徴とする少量の添加元素を含むxQo OFe
2”03 ・Fe3O4(但しO<x≦3)の組成から
なる磁気記録用磁性粉の製造方法。 2、特許請求の範囲M1項における添加元素が、特に最
終組成の遷移金属元素に対する原子組成比にして合=l
o%以上20%以下のTi 、Zr 、V。 Nb、Or、Mo、Mn、Ni 、(’u、211のう
ち1種及び2種以上からなることを特徴とづる磁気記録
用磁性粉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59007816A JPS60152011A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 磁気記録用磁性粉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59007816A JPS60152011A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 磁気記録用磁性粉の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60152011A true JPS60152011A (ja) | 1985-08-10 |
Family
ID=11676117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59007816A Pending JPS60152011A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 磁気記録用磁性粉の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60152011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5662879A (en) * | 1996-04-29 | 1997-09-02 | Northrop Grumman Corporation | Method for preparation of ferrite powders at room temperature |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP59007816A patent/JPS60152011A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5662879A (en) * | 1996-04-29 | 1997-09-02 | Northrop Grumman Corporation | Method for preparation of ferrite powders at room temperature |
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