JPS60149512A - メイクアツプ化粧料 - Google Patents

メイクアツプ化粧料

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JPS60149512A
JPS60149512A JP509084A JP509084A JPS60149512A JP S60149512 A JPS60149512 A JP S60149512A JP 509084 A JP509084 A JP 509084A JP 509084 A JP509084 A JP 509084A JP S60149512 A JPS60149512 A JP S60149512A
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源一郎 奥山
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昇正 佐藤
Yu Shimoyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 零発引は、水溶性アルミニウム塩を媒染剤として再生フ
ィブロイン(P+生絹フィブロイン)の微粉末を特定の
天然色素で媒染染色して得られた看色餉P(着色料)の
配合使用によってa良きれたメイクアップ化粧料に関す
る。更に詳しくは、人体に安全で皮膚申す漱がなく、耐
光性、耐熱性、耐ブリード性、保湿性、耐水性、耐汗性
、色調、付着性、伸展性に優れ、肌に絹様の光沢および
感触會与える。改良されたメイクアップ化粧料に関する
従来、化粧旧に繁用されているコールタール系色素は、
発病性、友異原性等、人体への有害性が問題となってか
ら、化粧品用として使用許司されている法定色集が年々
減少していく傾向にある。
コールタール系色素に代わる安全性の高い色素(着色i
)として天然色素があるが、天然色素は耐光性、耐熱性
に劣り、P■による色相の変動が大きい他、ブリードす
るためにメイクアップ化粧料には使用できない。
特公昭55−46367号公報には、このような天然色
素の欠点を改良するために、天然色素のカーサミン(紅
花色素)が溶存したアルカリ性水溶液に絹の粉末(シル
クパウダー)t−浸漬して染色した後、有機酸にてカー
サミンを定着不溶化した顔料を形成せしめ、これを油性
クリームに配合することがyI!示されてbる。
しかしながら、この顔料の基体をなしている絹の粉末は
、結茜化率が50〜60%とIF−常に高いためにカー
サミンによっても濃色に染色し階く、またカーサミン自
身、耐光性や耐熱性も不充分である他、絹との親和性が
低いために油性物負の共存下や配合化粧料の塗布時にお
ける摩擦により脱落しやブい。この傾向はカーサミンの
みならず、後述の如き他の天然色素によっても見られ、
濃色に染布せしめるこ七も、オだ耐光性、耐熱性、耐ブ
リード性、色酪等を充分向上せしめることも困難であっ
た。
本発明者等1よ、従来、技術の鎚Qを悉く改良せんとし
て鋭意研究した払果、 (1) 本発明の着色顔料の基体をなす再生フィブロイ
ンは、絹(フィブロイン)の水溶液を膜内、再生するこ
とによって形成されたものであることから、出発物質の
絹とは形態や性状が化学的、物理的に著しく相逮してい
て、例えば後記特定の天然色素の親和性、吸着性(染着
性)がより高く、より鮮明に発色して良好な色調を与え
、また光沢や感触や保湿性も絹自体のそれよりも優れて
いること。
t2)再生フィブロインに染着した後記特定の天然色素
は、水溶性アルミニウム塩とよく適応して、その媒染作
用(効果)Kよりキレート化し、化学的に安定化すると
共により良好な耐光性、耐熱性、耐ブリード性、色釉を
付与し得ること。
(6) 木発り1の名色顔料を構成する基体の再生フィ
ブロインも、色素も天然物であるため、着色顔料は人体
に無害、安全であること。
(4) 本発明の溌1色顔料を配合したメイクアップ化
粧INj、耐光性、耐熱性、耐ブリード性、保湿性、何
羽性、伸展性、包晶tに著しく優れており、肌に74−
りングの艮いfen(Lっとシとした感触、シルキータ
ッチ)と共に美麗、安定な美粧効果(メイクアップ効果
)を(=j与、発現し得ること。
等を見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明け、水溶性アルミニウム塩を媒染剤とし
て、再生フィブロインの微粉末を蘇芳色素、クチナシ色
素、サフラン色票、アカネ色素、カカオ色素、キハダ色
素、コチニール色素、ラック色素、紫根色素、工ンジェ
色素、モナヌカス色素、あい色素からなる群から選択さ
れた天然色素で媒染染色して得られた楡色顔料によって
、着色されているメイクアップ化粧料である。
本川細伽でいう再生フィブロインとけ、絹(ブイ10イ
ン)の水溶液を#il!向することによって再生(析出
)するフィブロインであって、そして再生フィブロイン
の微粉末とけ、微粉末状の再生フィブロインである。
再生フィブロインの微粉末は、例えは、銅−エチレンジ
アミン水溶液、水酸化銅、アンモニア水溶液、水酸化銅
−アルカリ−グリセリン水溶液、臭化リチウム水溶液、
カルシウムあるいけマグネシウムまたは亜鉛の塩化物あ
るいFi硝酸塩またけチメンアン酸塩の水溶液、チメシ
アン酸ナトリウウ水溶液よりなる群から選択された少な
くとも−種の溶媒に絹(フィブロイン)を溶解後、透析
して得た5〜20重量%のフィシロイン水溶液に凝向性
塩の混合、空気吹込み、等電点Mf14、超音波処理お
よび速いずシ変形蓮度での撹拌等の少なくとも一種の方
法によシ、フィブロインを凝固析出せしめ、次いで脱水
、乾燥後、粉砕することによって得られる。
再生フィブロインの微粉末に2ける再生フィブロインの
結晶化度としてFi10〜65%、好1しくHl 5〜
60%でめる。
本発明において、再生ブイプロインの微粉末を染色する
ための天然色素としては、蘇芳抽出色素、ブラジリZ等
の蘇芳色素、クチナシ抽出色素、クロシン等のクチナシ
色素、サフラン抽出色素等、アカネ抽出色素、アリザリ
ン等のアカネ色素、カカオ抽出色素、;千坤碑;弓ポリ
フェノール等のカカオ色素、キへダ抽出色集、ベルベリ
ン等のキハダ色素、コチニール抽出色素、カルミン酸勢
のコチ二−ル色素、ラック抽出色素、ラッカイン酸等の
′シック色累、紫根抽出色素、シコニン時の紫根色累、
エンジュ抽出色素、lv手ン等のエンジュ色素、モナス
カス抽出色素、モナスコルブリン等のモナスカス色素、
あい抽出色素、インジゴ等のあい色素である。
本発明における再生フィブロイン微粉末の媒染染色は、
再生フィシ”ロインの微粉末を水溶性アルミニウム塩(
媒染剤)の水溶液に浸漬して媒染処理した後で前記天然
色素の水溶液に浸漬して染色するか、または再生フィブ
ロインの微粉末をIIJ記天然色素の水だ液で染色した
後、水浴性アルミニウム槁水溶液に浸漬し°〔媒染処理
することによって行なわれる。
再生フィブロイン微粉末を染色するときの天然色10n
は、再生フィブロイン微粉末の重量に対して0.1〜5
0重119bの範囲内である。そして染色温度は通常6
0〜100℃、染色時聞け1〜3時闇である。再生フィ
ブロイン微粉末を媒染処理するときの水溶□性アルミニ
ウム橋(媒!−斉;)の煩は、再生微粉末の重量に対し
てo、゛1〜1011t景%の範囲内であシ、そして媒
染処理温度は50〜8゜℃、媒染処理時間は1〜3時間
である。
上記の天然色素水溶液で染色する場合、並びに水溶性ア
ルミニウム塩水溶液で媒染処理する場合の各水溶**c
r)量<浴比)は、再生フィブロイン微粉末の石量VC
対して通常60〜70倍量である。
前記の水溶性アルミ;ラム塩としては、例えばアルミニ
ウムカリウムミョウバン、アルミニウムナトリウムミョ
ウバン、アルミニウムアンモニウムミョウバン、硫酸ア
ルミニウム、自′1除アルミニウム、塩化アルミニウム
等がkXLいものとして挙ける仁とができる。
前述の如く、自生フィフー1フィンの微粉末を媒染染色
して得られる本発明の着色顔おけ、再生フィブロインの
微粉末や絹の微粉末(シルクパウダー)を媒染せず[5
1−色(通常の染色)した増色顔料よシも、染着性、発
色性、色^、耐光性、耐熱性、耐ブリード性、耐水性、
耐汗性、皮膚に対する付着性に優れている。
本発明のメイクアップ化粧料における前記春色顔料・の
配合量は、処方成分の全紺inに対して1〜50重量%
、好ましくけ5〜50重量%である。
本発明のメイクアップ化粧P+け、前11着色顔料の配
合によって所望の色相に春色し得るが、必要に応じて看
色無機顔料や有機顔料を少量配合することもできる。
本発明のメイク7ツプ化粧料に使用される基剤としてね
゛、無機MN1体角顔料油性物負、香料等、周知、慣用
のメイク7ツプ化粧料用の基舊1であって特に限定され
なり0 本発呼1のメイク7ツプ化粧料は、例えば0糺、アイシ
ャドウ、は\紅、ファンチージョン停として極めて有用
である。
本発明のメイクアップ化粧料は、人体に安全で皮膚利激
がなく、耐光性、耐熱性、耐ブリート性、保湿性、耐水
性、耐汗性、色軸、付着性、伸展性に優れ、肌に絹様゛
の光沢および感触(シルキータッチおよびしっ□とりと
した良好な感@)、丈には透明感を与え、化粧もちの良
い美粧効果(メイクアラ1効果)を発現、付与し得るも
のであって、その商品的価値は極めて高い。
以下、実施例につ騒て脱明する。
尚、実施例に示す%とは重量%、部とけ重量部を意味す
る。また、メイクアップ化粧料の耐光性、耐熱性、耐ブ
リード性、実用テスト(官能テスト)の試験法は次の通
りである。
(1)耐光性試験 試料Fi2個準備し、1個は日照箱(ガラスケース)の
中に収容して太陽光線に2週間曝射し、1個は冷暗所V
c2−11間保存して2週向後に両試料の色や肉眼観察
によシ比較して、色の変化の程度から耐光性を判断した
(2J#熱性試触 試料ti2個準備し、1個は内部泥炭を50℃に調節し
た恒温槽の中に2ケ月収容し、1個は冷暗所(5℃)に
2ケ月保存し、2ケ月後に両試料の色を肉眼観察により
比較して、色の変化の程度から耐熱性を判断した。
尚、前記(1)の耐光性試験およびこの耐熱性試験にお
いて、各2つの試料におけるハンター測色系のL餘、a
値およびbfjIiを分光光釈計(村上色彩研究新製)
にて測定し、色差△gを、下記の式から計算して、表示
した。
△E(色差)=〆]ぐ7ろ惹「こX;=5’十(△b5
7尚、△E値(色差値)が5以下では肉眼には両試料の
色は同等に見えて色差がなく、5以上10以下では若干
の色差を感じ、10以上20以下では色差#′i引偏に
判定できる。丈に△E値が20以上になると極めて大き
な色差となる。
(5) 耐ブリード性試験 試料1tを150ccのSa氷水中入れて2時開煮沸し
て、水層中への天然色素の溶出する度合(水が着色する
程度)を肉眼でllk察して耐プリー性を判断した。
(4) 実用テスト(官能テスト) メイクアップ化111:PFの試料を2ケ月聞使用した
時の色味(色調)、光沢、肌への付着性、耐水性(耐汗
性)、しっとシ感、化粧もち、肌への透明感について、
女子パネラ−50人による官能テスト(実用テスト)を
行なり、その結果を官能評価点として表示した。尚、官
能評価点は各アンケート項目(テスト項目)に対し、良
いと答えた人を5 Q s普通と答えた人を3点、わる
いと答えた人を1点とした場合の60人の平均点である
実施例1 (1) 木発り]の堪色all(アカネ色素−媒染染色
再生フィブロイン微粉末)の製造 アカネのi i Icgを細切し、404の水に浸漬し
て2時開煮沸した後、濾過して、アカネ色素(抽出色素
)をISl含自金石染液39.6tを得た。この染液の
中に、再生フィブロイン(結晶化度60%)の微粉末5
001を分散させ、60〜100℃にて1時開′染色し
た後、濾過し、よく水洗して遊離のアカネ色素を溶解除
去した。
得られたアカネ色集−染色病生フイブロインの微粉末(
5029)を、水2.5tにアルミニウムカリウムミョ
ウバン10Fを溶解した水溶液の中に分散し、70〜8
0℃に30分間加熱して媒染処理を行なった後、濾過し
、充分水洗し、乾燥して、赤橙色の着色顔料(アカネ色
素−媒染染色再生フイブロイン微粉末)を得た。
(2)木発りJの口紅の製造 キャンデリラロウ9都、固形パラフィン8都、ミツロウ
5部、カルナウバロウ5部、ラノリン11部、ヒマシ1
1344.8i、イソプロピルミリステート10.4部
を混合して80℃に加熱して溶融した後、この溶融混合
物の中にアカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉
末t 6.8都添加してローラーにかけて混練した後、
再度も融して型に流し込み、冷却して本発明のロ紅ケ得
た。
得られた口紅における耐光性の色差は6,1、耐熱性の
色差は3.2で伺れも色差が小さく、耐光性、耐熱性は
良好であった。また耐ブリード性は色素の溶出なく良好
であった。また、この口紅の色#(色味)、付着性(肌
に対する、(感触(しっとシとした感触、絹様の感触)
、肌の透明感#i極めて良好であった。
比較例1゜ アカネ色素−媒51に染色再生フィブロイン微粉末の代
シに、実施例1の(1)において媒染処理してhないア
カネ色素−染色古生フィグロインの微粉末を使用する他
は、実施例1の(力と同様に行なって口紅を製造した。
得られた口紅に2ける耐光性の色差#′i2i、i、耐
熱性の色差Fi15.5で、何れも色差が大きく、耐光
性、耐熱性は不良であった。
筐た耐ブリード性は色素が溶出して不良であった。
比較例Z (1) 比較の着色顔料(アカネ色素−染色絹の微粉末
)の製造 実施例1の(1)で使用した再生フィブロインの微粉末
の代りに、絹の微粉末(シルクパウダー)(結晶化度5
1%)を使用する他は、実施例1の(1)と同様に染色
して(媒染処理は行なわないで)、アカネ色素−染色絹
の微粉末を得た。
(2) 比較の口紅の製造 実施例1の(りで使用したアカネ色素−媒11!染色フ
ィブロインの微粉末の代シにアカネ色素−染色絹の微粉
末を使用する他は実施例1の(2)と一様にして比較の
口紅を製造した。この口紅における耐光性の色差け25
.6、耐熱性の色差け17.5で何れも色差が大きく、
耐光性、耐熱性は不良であった。また耐ブリード性は色
素が溶出して不良であった。
実施例2゜ (1)本発明の着色顔料(蘇芳色素−媒染染色再生フィ
ブロイン微粉末)の製造 蘇芳の樹皮1幻を水10tに浸漬し、2時聞煮沸した後
、冷却し、濾過して蘇芳色素(抽出色J+−)を9g含
有する染液9.6tを得た。この染液の中に再生フィブ
ロイン(結晶化度60%)の微粉末500gを分散させ
1時v5煮沸して染色L、冷却後、アルミニウムアンモ
ニウムミコウパンの飽和水溶液100d1に加え、70
〜80℃にて60分闇媒乗処理を行々い、V過、水洗す
る。水洗後1DtK加水して酢酸アルミニウムの5%水
溶液50IIIgを加え70〜80℃で、30分間媒染
処理を行ない、濾過、水洗後、乾燥して、紫青色の着色
顔料(蘇芳色素−媒染染色フィブロインの微粉末を得た
(2)本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フイブロインの微粉末の代り
に、蘇芳色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末を使
用する他は、実施@1の(2)と同様に行なって本発シ
」の口紅を製造した。得られた口紅における耐光性の色
差け3,0、耐熱性の色差は1.5で倒れも小さく、耐
光性、耐熱性は良好であった。また耐ブリード性は色素
の溶出かなく良好であった。また、この口紅の色調、付
鳩性、感触、肌の透りj感は糠めて良好であった。
比較例6゜ 媒染処理を行なわない他は実施例2の(1)と同様に染
色して得られた蘇芳色素−染色存生フィブロインの微粉
末を、実り例1の(2)のアカネ色素−媒染染色再生フ
ィブロインの微粉末の代りに使用して同様に口紅を製造
した。得られた口紅における耐光性の色差tf20.1
.耐熱性の色差け15.5で何れも大きく耐光性、耐熱
性は不良であった。また耐ブリード性は色素が溶出して
不良であった。
実施例3゜ (1)本発明の着色顔料(紫根色素−媒染染色再生フイ
ブロインの微粉末)のf!J造 紫根1 kgを粉砕し、1tの水に浸漬した徒、40〜
60℃の水201を追加して手もみ踏み出し法によって
色素抽出を行ない紫根色#11V含有する染液をZ O
,9を得た。この染液の中に基生フィブロイン(結晶化
度30%)!50Of’i分飲し、40〜60℃で2時
(ハj染色した彼、V過して得られた紫根色素−乗色再
生)410インの微粉末1に0.5 f7酢酸ア・ルミ
ニウム水溶液20tの中に分散し、70〜60℃で1時
lllfM。
拌下に媒染処理を行ない、水洗後、乾燥して紫色の紫根
色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末を得た。
(2)本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フイン−ロイン微粉末の代シ
に紫根色素−媒染染色内生フィブロインの微粉末を使用
する他は、実施例1の(2)と同様に行なって本発明の
口紅を製造した。得られた口紅におりる耐光性の色差#
i5.8、耐熱性の色差け5.1で、何れも小さく耐光
性、耐熱性は良好であった。また耐ブリード性は、色素
の溶出がなく良好であった。1な、この口紅の色調、付
省性、感触、肌の透り(感は極めて良好であった。
比較例4゜ 媒染処理を杓なわない他は実施例5の(1)と同様に染
色して得られた紫根色素−染色再生フィブロインの微粉
末を、実施WAJ1の(2)のアカネ色素−媒染染色再
生フィブロインの微粉末の代シに使用して、−1様に口
紅を製造した。
得られた比較の口紅VCh−ける耐光性の色差d30.
5、耐熱性の色差H22,4で何れも大きく耐光性、耐
熱性は不良であった。また耐ブリード性は色素が溶出し
て不良であった。
実施例4゜ (1) 本発明の着色顔料(コチニール色集−媒g/、
染色再生フィブロインの微粉末)の製造 コチニール色素のカルミン酸ID0fk20tの水に溶
解し、この水溶液に3296酢酸水溶液分散させ50〜
80’Cで1.5肋向染色した。その後アルミニウムカ
リウムミョウバン5 f y50−の水に溶紛した水h
ン政を加えてBO”Cで6Ω分同媒染処理をイjなった
律、tI−過、水洸、乾燥して赤色のコチニール色素−
m乗条色再生フィブロインの微粉末yk得た。
(2)本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末の代り
に、コチニール色集−媒染染色再生フイブロインの微粉
末を′使用する他は、実施例1の(2)と同様にfJな
って木発すjの口紅を製造した。得られた口紅における
耐光性の色差に5.5、耐熱性の色素i′i2.5で+
01れも小さく耐光性、耐熱性は良好であった。また耐
ブリード性は色素の溶出がなく良好であった。また、こ
の口紅の色調、付着性、感触、肌の透明感は極めてR好
であった。
比較例5゜ 媒染処理を行なわない他は、実施例4の+11<!−同
様に染色して得られたコチニール色素−染色再生フイブ
ロインの微粉末を、実施例1の(2)のアカネ色素−媒
染染色再生フィブロインの微粉末の代りに使用して、同
様に口紅を製造した。得られた比較の口紅に寂ける耐光
性の色差け2Z3、耐熱性の色差は15.2で何れも大
きく、耐光性及び耐熱性は不良でめった。また耐ブリー
ド性は色素が溶出して不良であった。
実施例5゜ (1) 本発明の着色顔料(ラック色素−媒染染色再生
フィブロインの微粉末)の製造 コチニール色素のカルミン酸の代シにラック色素のラッ
カイン酸を使用する他は、実施例4の(1)と同様に媒
gI!染色を行なって、赤褐色のラック色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末を得た。
(2)零発tJJの口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末の代シ
に、ラック色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末を
使用する他は、実施例1の(2)と同様に行なって本発
明の口紅を製造した。
得られた口紅における耐光性の色差は9.5、耐熱性の
色差け3.3で何れも小さく、耐光性、耐熱性は良好で
あった。また耐ブリード性は色素の溶出がなく良好であ
った。また、この口紅の色調、付着性、感触、肌の透明
感雌株めて良好であった。
比較例6゜ 媒染処理を行なわない他は実施例の(1)と同様に染色
して得られたラック色素−染色再生フィブロインの微粉
末を、実施例1の(2)のアカネ色素−媒51!!染色
再生フィブロインの微粉末の代シに使用して、同様に口
紅を製造した。得られた比較の口紅における耐光性の色
差け18.5、耐熱性の色差け16.7で何れも大きく
、耐光性及び耐熱性は不良であった。また耐ブリード性
は色8iIか溶出して不良であった。
実施例6゜ (1) 本発明の着色顔%(モナスカス色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末)の製造 水溶性モナスカス色素150ft水20tに溶解し、こ
の水溶液vc30%苛性ソーダ水溶液を添加してPHを
11に調整し、これを染液とした。この染液の中に再生
フィブロイン(結晶化度3[9b)500gを分散させ
60℃で1時間染色した後、アルミニウムアンモニウム
ミョウバンの10%水溶液50−を加えて70℃で30
分間媒染処理を行なった。媒染後4R塩酸を添加してP
Hを5 に調整して濾過し、水洗、乾燥して赤褐色のモ
ナスカス色素−媒染染色−再生フイブロインの微粉末を
得た。
(2) 本発りJの口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末の代り
に、モナスカス色素−媒染染色内生フイブロインの微粉
末を使用する他は、実施例1の(2)と同様に行なって
本発明の口紅を得た。
得られた口紅における耐光性の色差け5.1、耐熱性の
色差け1.1で何れも小さく、耐光性、耐熱性は良好で
あった。また耐ブリード性は色素の溶出がなく1良好で
あった。また、この口紅の色調、付着性、感触、肌の透
明感は極めて長釘であった。
比較例乙 媒染処理を行なわない他#′i実施例6の(1)と同様
に%色して得られたモナスカス色素−染色再生フィブロ
インの微粉末を、実施例1の(2)のアカネ色素−媒5
4!!染色再生フィブロインの微粉末の代りに使用して
、同様に口紅を製造した。得られた比較の口紅における
耐光性の色差#′i20.3.耐熟性の色差#i14.
5で何れも大きく、耐光性、耐熱性は不良であった。ま
た耐ブリード性は色素が溶出して不良であった。
実旌例乙 (1) 本発明の着色顔料・(サフラン色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末)の製造 サフランの花弁1 k(lを水洗し、水401に浸漬し
、1時間煮沸して濾過し、抽出色素220め0.05%
硫酸アルミニウム溶液40&gで70〜80℃にて1時
間媒染処理した再生)4グロイン(結晶化度15tIb
)500t’r分散させ、70〜80℃で1時同染色し
濾過、乾燥後、粉砕して黄色のサフラン色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末を得た。
(2) 本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒51!!乗色再生フィブロインの微粉末
の代りに、サフラン色素−媒宋染色再生フイブロインの
微粉末を使用する他は、実施例1の(2)と同様に行な
って本発明の口紅を得た。得られた口紅における耐光性
の色差if 9.5、耐熱性の色差if 6.1で何れ
も小さく、耐光性、耐熱性は良好であった。また耐ブリ
ード性は色素の浴出がなく良好でめった。また、この口
紅の色^、付着性、感触、肌の透明感は極めて良好であ
った。
比較例8゜ 媒染処理を行なわない再生フィブロインを実施例7の(
1)と同様に染色して得られたサラ2フ色素−染色再生
フィグロインを、アカネ色素−媒染染色再生フィブロイ
ンの微粉末の代りに使用する他は、夫り例1の(2)と
同様に行なって口紅を製造した。得られた比較の口紅に
おける耐光性の色差は57.5、耐熱性の色差け22.
5で何れも大きく、耐光性、耐熱性は不良であった。ま
た耐ブリード性は色素の溶出があシネ良であった。
実り例8 (1)本発明の着色顔料(カカオ色素−媒染染色再生フ
イブロインの微粉末)の製造 カカオの種実1峠を粉砕して水40tに浸漬し、2時間
煮沸した後、冷却してV過を行ないカカオ油田色素56
1含有した染液59.6tを得た0この511!液に再
生フィブロイン(結晶化度55%)500fを分散させ
1時間煮沸して染色し、冷却後アルミニウムカリウムミ
羅つパン1(lを溶解させた水溶液を加え、叉に70〜
80℃にて50分、聞媒染処理を行ない、濾過、水洗彼
、乾燥し、茶色のカカオ色素−媒染染色再生フィブロイ
ンの微粉末を得た。
(2) 本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末の代シ
に、カカオ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉を使
用する他は、実施例1の(2)、l!−同様に行なって
不発シJの口紅を得た。得られた口紅における耐光性の
色差け5.1、耐熱性の色差は6.0で何れも小さく、
耐光性、耐熱性は良好でめった。また耐ブリード性は色
素の溶出が々く良好であった。またこの口紅の色軸、付
穆性、感触、肌の透明感は極めて良好であった。
比較例9 媒染処理を行なわない他は、実施例8の(1)と同様l
C染色して得られたカカオ色素−染色再生フィブロイン
の微粉末を、実施例1の(2)のアカネ色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末の代シに使用して、同様に口
紅を!!!遺した。得られた比較の口紅における耐光性
の色差tf15.8、耐熱性の色差ti10.8で伺れ
も小さく、耐光性、耐熱性に不良であった。また耐ブリ
ード性は色素の溶出があシネ良であった。
実施例9、 (1)本発明の着色顔料(キハダ色素−媒染染色害虫フ
ィブロインの微粉末)の製造 キハダの幹の内皮1 kqを細切し、40tの水に浸漬
し、2特開煮沸して濾過し、キハダ色票21?含有した
染液忙59.6 を得た。この染液に自生フィブロイン
(結晶化夙61%)5002を分散させ、60〜100
℃で1時間乗色し、濾過、水洗を行なった。次にアルミ
ニウムアンモニウムミョウバン10fを水2.51VC
k解した水溶液を加え70〜80℃で50分間媒染処3
!l!を行ない、濾過、水tyc@、乾燥し、黄色のキ
ハダ色素、媒染染色再生ライプト1インの微粉本を得た
(2) 本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フイブロインの微粉末の代り
に、キハダ色素−媒染染色再生フイブロインの微粉末を
使用する他は、実&例1の(2)と同様に行なって本発
明の口紅を得た。得られた口紅にふ・ける耐光性の色差
け3.1、耐熱性の色差け1.5で、何れも小さく、耐
光性、#熱性#i良好であった。−4lこ耐ブリード性
は色素の溶出がなく良好であった。またこの口紅の色調
、付巻性、感触、肌の透町感Fi極めて良好であった。
比較例10゜ 媒染処理を行々わない他は、実施例9の(1)と同様に
染色して得られたキハダ色素−染色再生フィブロインの
微粉末を、実施例1の+21のアカネ色素−媒染朱色再
生フィブロインの微粉末の代シに使用して、1同様に口
紅を製造した。hjられた比較の口紅に2ける耐光性の
色差け14.4、耐熱性の色差は11.5で何れも大き
く、耐光性、耐熱性は不良であった。また耐ブリード性
は色素の溶出かあシネ良であった。
実施例1u。
(1)本発明の着色顔N(エンジュ色素−媒染染色 ゛
再生フィブロインの微粉末)の!iI造エンジェのさや
1 kQを細切して水25tに浸漬し、1時同煮沸徒、
濾過して、エンジュ色素を9f含有した5P!液24.
7tm走。この染液に予め0.6%アルミニウムカリウ
ムミ1ウバン水溶#25Lで70〜80’Cにて1時1
山媒染処理した再生フィブロイン(結晶化度25%)5
00ff分散サセ70〜80’CVci時聞染色し、濾
過、水洗、乾燥して黄色のエンジュ色−A!−媒染染色
再生フィブロインの微粉末を得ンυ。
(′2J 本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染再生フィブロインの微粉末の代シに
、エンジュ色糸−媒粂染色再生フイブロインの微粉末を
使ハjする(llttよ、実施例1の(2)と同様にf
]なって不発ゆjの口紅を得た。この口紅IF:、2け
る耐光性の色差ハ4,6、耐り性の色差Fi5.2で仰
れも小さく、耐光性、耐熱性は良好であった。また耐ブ
リード性は色素の溶出がなく良好であった。また、この
口紅の色調、付層性、感触、肌の透〜感は緑めて良好で
あった。
比較例11゜ 媒染処理を行なわない他は、実施例10の(1)と同様
に朱色して得られた工ンジェ色素−染色再生フィグロイ
ンの微粉末を、実施例1の(2のアカネ色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末の代シに使用して同様に口紅
を製造した。得られた比較の口紅における耐光性の色差
#′i24.5、耐熱性の色差#−t21.3で何れも
大きく、耐光性、耐熱性は不良であった。また耐ブリー
ド性は色素の溶出があシネ良でめった。
実施例11゜ (1)本発明の着色顔料(あい色素−媒染染色再生フィ
ブロインの微粉末)の製造 すくも1kgを粉砕し、水40tに分散させてから苛性
カリの10%水溶液400−とハイドロサルファイドの
10も水溶液400−を加えて撹拌後、Ffjhシて、
あい色素300vを含有する染液39.41を得た。こ
の染液に、予めアルミニウムアンモニウムミョウバンの
0.1%水溶液251で70〜80℃にて1時開媒染処
理した再生フィブロイン(結晶度51%)500Vを分
散させ、50〜70℃にて1時聞染色し、濾過、水洗後
、乾燥して紺色のろい色素−媒染染色存生フィブロイン
の微粉末を得た。
(2)本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フイグロインの微粉末の代り
に、あい色素−媒tJ1.g1.色再生フイ10インの
微粉末を使用する他は、実施例1の(2+と同様に行な
って本発明の口紅を得た。仁の口紅に3ける耐光性の色
差け5.8、耐熱性の色差は4.6で何れも小さく、耐
光性、耐熱性は良好であった。また耐ブリード性は色素
の溶出がなく良好でらった。またこの口紅の色軸、付着
性、感触、肌の透明感は極めて良好であった。
比較例12− 媒染処理を行なわない他け、実施例11の(1)と同様
に染色して得られたあい色素−染色再生フィブロインの
微粉末(比較の着色ill料)を1実施例1の(21の
アカネ色素−媒5I!染色再生フィブロインの微粉末の
代シに使用して口紅を製造した0得られた口紅における
耐光性の色差d1s、a、耐熱性の色差H14,2で何
れも大きく、耐光性、耐熱性は不良であった。また耐グ
リ−・ド性は色素が溶出して不良でめった。 □ 実施例12゜ (1)木尭町の着色顔N(クチナシ色素−媒染染色再生
フィブロインの微粉末)の製造 クチナシの種子1旬を水40tに浸漬し、1時聞煮11
111L、濾過して、クチナシ抽出色素580fを含有
する染液を59.’6t*た。この染液の中に、予め0
.05%&酸アンモニウム水浴液40Lで70〜80℃
にて媒511!処理した再生フィブロインの微粉末(結
晶化度10%)500fを分散させ70〜80℃にて1
時向染色した後、リンゴ酸水溶液を添加してP■を4に
調整し、V過、乾燥して黄色のクチナシ色素−媒染染色
再生フィブロインの微粉末を得た。
(2)本発明の口紅の製造 アカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末の代り
に、クチナシ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末
を使用する他は、実施例1の(2)と同様に行なって木
発Ljjの口紅を得た。この口紅における耐光性の色差
は7.5、耐熱性の色差は5.5で何れも小さく、耐光
性、耐熱性は良好で6った0また耐ブリード性は色素の
溶出がなく良好であった。またこの口紅の色調、付着性
、感触、肌の透明感は極めて良好であった。
比較例13゜ 媒染染色を行なわない他は実施例12の(1)と同様に
染色して得られたクチナシ色素−朱色再生フィブロイン
の微粉末を、実施例1の(21のアカネ色素−媒染染色
再生フィブロインの代シに使用して比較の口11[+を
製造した。得られた口紅における耐光性の色差は31.
2、耐熱性の色差け21.0で伺れも大きく、耐光性、
耐熱性は不良であった。また耐ブリード性は色素の溶出
がおシネ良であった。
実施例13、 実施例1〜実施例12で製造した天然色素−媒染染色再
生フィブロインの微粉末(本発明の着色顔料)各15.
2部に、七すサイト49.8都とカオリン20都と酸化
チタン5部を混合した後、これを流動パラフィン4部、
セレシン1部、ラノリン2都、スクワラン4都及びステ
アリン酸1sか−らなる溶融混合物の中に添加して混合
し、その後粉砕し、ふるい別し、金型に打型して本発明
の各はぼ紅全得た。得られた各は11紅の耐光性(色差
)、耐熱性(色差)、耐ブリード性の結果を第1表に示
した。
第 1 表 2 蘇 芳 5.34.2 〃 6 紫 根 3.82.8” 4 クチニール 1.6 1.2 5 ラ ッ り 2.81.8 〃 6 モナスカス 7.54.8〃 7 vフラン 4.43.4” 8 カカ、t 3.2 !1.0 /19 キハダ 5
.6 3.1 tt lo エンジュ 3.8 3.2 1/11 あ い 
1.8 1.1 〃 12 クチナシ 3.2 2.2 、。
第1表の結果からも明らかなよパうに、本発明の春色顔
N(天然色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末)を
配合した11は紅の耐光性、耐熱性、耐ブリード性は良
好であった。また各はぼ紅の色味(色調)、付着性、感
触(しっとりとした感触)、肌の透’J[(絹様の光沢
)1−1&めて良好であった。
比較例14゜ 実施例12で使用した天然色素−媒染染色再生フィブロ
インの微粉末の代シに比較例1、比較例5〜比較例1j
で使用した天然色素−染色存生フイブロインの微粉末(
比較の着色顔料)を使用する他は、実施例12と同様に
行なって、比較の各はぼ糺を製造した。得られた各はぼ
紅の耐光性、耐熱性、耐ブリード性の結果を第2表に示
した。
第 2 表 比較例1のもの ア カ ネ 16.5 8.0 不良
(色素が溶出)〃 6 〃 蘇 芳 43.0 21.
2 N〃 4 〃 紫 根 21.2 18.5 #〃
 5 −I クチニール 20.6 1!1.6 〃〃
 6 〃 ラ ッ り 18.3 12.4 //〃 
7 〃 モナスカス 45.2 34.2 1/〃 8
 〃 サフラン 21.0 15.6 、。
〃 9 〃 カ カ オ 18.4 8.6 〃〃10
〃 キハダ 19.512.1 〃〃11〃 エンジー
L29.3 19.8 〃〃 12 〃 め 込 17
.5 11.3 〃〃16〃 クチナシ 58.2 1
B、4 //第2表の結果からも明らかなように、比較
の着色顔料(天然色素−染色再生フィブロインの微粉末
)を配合した#よは糺の耐光性、耐熱性、耐ブリード性
は不良であった。
実施例14゜ 本発明の有色顔料上してカカオ色素−媒染染色再生フィ
グロインの微粉末(実施例8のもの)7部、キハダ色素
−媒染染色再生フィブロインの微粉末(実施例9のもの
)5部、クチナシ色累−媒染染色再生フイブロインの微
粉末(実施例12のもの)2都使用し、これらL雲母チ
タン30都、セリサイト45s1スクワラン6s、ラノ
リン5都、ミリスチン酸4部を実施例13と同様に混合
、粉砕、打型を行なって本発明のアイシャドウを製造し
た。得られたアイシャドウの実用テスト(官能テスト)
の結果、官能評価点は色−が4.5点、光沢が4.8点
、肌への19有性が4.4点、耐水性(耐汗性)が4.
7魚、感触(しっとシとした感触)4.5点、化粧もち
4.4点、肌の透E!AJ&4.2点で、極めて良好で
めった。
比較例15゜ 本発明の急色顔料の代りに、カカオ色5(−朱色刊・化
フィブロインの微粉末(比較例9のもの)7部、キハダ
色素−染色再生フィブロインの微粉末(比較例10のも
の)5都、クチナシ色素−条色拘生フイブロインの微粉
末(比較例15のもの)2部使用する他は、実施例14
と同様に行なって比較のアイシャドウ?+1−kI造し
た。J得らnたアイシャドウの官能評価点1j1色調が
2.7点、光沢が2,2点、肌への付着性が1.6点、
耐水性が1.2点、感触カ2.8点、化粧もちカ1.8
点、肌゛の透IIJ11rBが1.9点で、比較的わる
かった。
失りn+i例15゜ 本発明の着色顔料としてクチニール色素−媒染染色再生
フイブロインの微粉末(実施例5のもの)5部、カカオ
色素−媒染染色再生フィブロインの微粉本(去hψ1」
8のもの)0.5部、クチナシ色素−媒染染色再生フィ
ブロインの微粉末(実施例12のもの)0.5部使用し
、これらとマイカ60都、実母チタン5都、タルク56
s1流動パラフィン5部及びオリーブ油5sを実施例1
5と同様に混合し、粉砕、tJ型を行なって、本発明の
ほぼ紅を製造した。得られたはは紅の実用テストの結果
、官能評価点は色調が4.4点、光沢が3.8点、肌へ
の付着性が4.1点、耐水性が4.4点、感触が4.2
点、化粧もちが4.7点、乳の透明感が4.2点で、極
めて良好であった。
色再生フィブロインの微粉末(比較例6のもの)6部、
カカオ色素−染色再生フィブロインの微粉末(比較例9
のもの)0.5m、クチナシ色素−染色再生フィブロイ
ンの微粉末(比較例15のもの)0.5都使用する他は
、実施例15と同様に行なって、比較のほぼ糺を製造し
た。得られたほぼ紅の官能評価QFi、色調が2.11
光沢が2.4点、肌への付着性が1.7点、耐水性が1
.1点、感触が5.1点、化粧もちが1.6点、肌の透
明感が2.2点で比較的わるかった。
実施例16゜ 本発明の着色顔料としてカカオ色素−媒染染色再生フィ
ブロインの微粉末(実施例8のもの)05部、クチナシ
色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末(実施例12
のもの)2部、アカネ色素−媒染染色再生ライ10イン
の微粉末(実施例1のもの)0.(B使用し、これらと
セリサイト50.5部、カオリン20部、酸化子タン1
5s、セレシン1部、ラノリン2部、スクワラン4部、
ステアリン酸1st−実施例15と同様に混合し、粉砕
、打型して本発明のファンデーションを製造した。
得られたファンデーションの実用テストの結果、の付着
性が4,7点、耐水性が4.2点、感触が4.1点、化
粧もちが4.1点、肌の透明感が4.7点で、極めて良
好であった。
比較例1乙 本発明の着色顔料の代シに、カカオ色素−染色再生フィ
ブロインの微粉末(比較例9のもの)0.5部、クチナ
シ色素−染色再生フィブロインの微粉末(比較例15の
もの)2部、アカネ色素−染色再生フィブロインの微粉
末(比較例1のもの)0.4部使用する他は、実施例1
6と同様に行なって、比較のファンデージ町ンを製造し
た。得られたファンデーションの官能評価点は、色調が
1.8点、光沢が2.8点、肌への付着性が2.4点、
耐水性が1.4点、感触が3.3点、化粧もちが1.8
点、肌の透明感が2.1点で比較的わるかった。
実施例17 本発明の着色III料として、紫根色素−媒染染色再生
フィブロインの微粉末(l施例3のもの)2都、クチニ
ール色素−媒染染色再生フィフーロインの微粉末(実施
例4のもの)4部、サフラン色素−媒染染色存生フイブ
ロインの微粉末(実施例7のもの)0.8部を使用し、
これらと、キヤツチ゛す20つ99.i!iljレバラ
フイン8都、ミツロウ5都、カルナウバロウ5部、ラノ
リン11s及びヒマシ油44.8部を、実施例1の(2
)と同様に混合して、本発明の口紅を製造した。得られ
た口紅の実用テストの結果、官能評価点は、色調が4.
5点、光沢が3.9点、肌への付着性が4.4点、耐水
性が4.3点、感触が4.3点、化粧もちが4.0点、
肌の透明感が4.1点で、極めて良好であった。
比較例18゜ 本発明の着色顔料の代シに、紫根色素−染色再生フィブ
ロインの微粉末(比較例4のもの)0.3部、クチニー
ル色素−染色再生フィグロインの微粉末(比較例5のも
の)4部、サフラン色素−条色再生フィブロインの微粉
末(比較例8のもの)0.8部使用する他は、実施例1
7と同様に行なって比較の口紅を製造した。得られた口
紅の官能評髄点は、色調が2.2点、光沢が2.1点、
肌への行右性が3.2点、耐水性が1.4点、感触が6
.5点、化粧もちが1.6ヤ、肌の透明感が1.9点で
、比較的わるかった。
実施例18゜ 本発明の春色顔tトとしてカカオ色素−媒tJ、染色再
生フィブロインの微粉末(実施例8のもの)5.0部、
アカネ色素−媒染染色再生フィブロインの微粉末(実施
例1のもの)5.0部、キハダ色素−媒51!!染色再
生フィブロインの微粉末(実施例9のもの)5.0都を
使用し、これらを混合した。この混&物’に、l−ジェ
タノールアミン0.9都、セチル硫酸ナトリウム0.1
都、水48部とからなる水溶液の中に添加して撹拌し均
一に分散せしめる。この分散液をセメノール1.5部、
ステアリン酸モノグリセライド1.5部、メク千ルドデ
シρミリステート10部、スタフ2フ15部及びヌテア
リン酸8部から々る溶融混合物の中に添加、混合して乳
化せしめ、本発明の7アンテ“−ジョンクリームを得た
。このファンデーションクリームの実用テストの結果、
官能評価点は色調が4.5点、光沢が6.5点、肌への
付着性が4.1点、耐水性が4.6点、感触が4.5点
、化粧もちが4.6点、肌の透LtlI感が4.2点で
、極めて良好であった。
比較例19゜ 本発明の着色顔料の代りに、カカオ色素−染色再生フイ
ブロインの微粉末(比較例9のもの)5部、アカネ色素
−染色再生フィブロインの微粉末(比較例1のもの)5
部、キハダ色素−染色再生フィブロインの微粉末(比較
例10のもの)5部使用する他は、実施例18と同様に
行なって比較のファンデーションクリームを製造した。
得られたファンデーションクリームの官能評価点け、色
調が2.8膚、光沢が1.6や、肌への付着性が6.6
点、耐水性が1.5虞、感触が6.1点、化粧もちが1
.5点、肌の透明感が2.1点で比較的わるかった。
出願人 鈍紡株式会社・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 水溶性アルミニウム塩を媒、染剤として、再生
    フィブロインの微粉末を蘇芳色素、クチナシ色素、サフ
    ラン色素、アカネ色素、カカ、オ色素、キハダ色素、コ
    チニール色素、ラック色素、紫根色素、エンジニ色集、
    モチ2カフ色素、めい色素からなる群からM択された天
    然色素で媒染染色して得られた場色rlA料によって着
    色されているメイクアップ化粧料。 (2111J記の水溶性アルミニウム塩が、アルミニウ
    ムカリウムミョウバン、アルミニウムナトリウムミョウ
    バン、アルミニウムアンモニウムミョウバン、硫酸アル
    ミニウム、酢酸アルミニウム、塩化アルミニウムあるい
    はそれらの組合せである特許請求の範囲第(1)項記載
    のメイクアラ1化粧粕。 (5) 前記の再生フィブロイン来結晶化度が10〜6
    5%のものである特許請求の範囲第(1)項記載のメイ
    クアップ化粧豹・。 (4)前記の媒染染色が、、再生フィブロインの微粉末
    を水溶性アルミニウム塩水溶液で媒染処理した後で天然
    色素の水縮液で染色することによって行なわれる特許請
    求の範囲第(1)項記載のメイクアラ1化粧料・ (5) 前記の媒染染色が、再生7410インの微粉末
    を天然色素の水溶液で染色した後、水浴性アルミニウム
    梅水溶液で媒染処理することによって行なわれる特許請
    求の範囲第(1)項記載のメイクアップ化粧Pr。 (6) 前記の着色顔料が処方成分の全ff1l量を基
    準として1〜5014景%配合されている特許請求の範
    囲第(1)項記載のメイクアップ化粧料。
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