JPS60149416A - 表面高硬度成形品の製造法 - Google Patents

表面高硬度成形品の製造法

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JPS60149416A
JPS60149416A JP59005155A JP515584A JPS60149416A JP S60149416 A JPS60149416 A JP S60149416A JP 59005155 A JP59005155 A JP 59005155A JP 515584 A JP515584 A JP 515584A JP S60149416 A JPS60149416 A JP S60149416A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
acrylate resin
gel coating
gel coat
coat layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP59005155A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Namikoshi
浪越 武
Tetsuo Morikawa
徹夫 森川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は浴槽、カウンター、壁材など表面が高硬度に形
成される成形品の製造法に関するものである。
(背景技術) 浴槽などにあっては、耐傷性を向上させるためにその表
面に硬度が高いゲルコート層を形成する必要があり、浴
槽を例にとってこの成形品の製造を説明する。すなわち
、先ず成形型上にハンドレイアラづでFRPを施したり
注型樹脂を施したりして例えば人造天理石調のコア層(
6)を作成し、このコア層(6)の表面となる部分に第
1図のように光増感剤を混入した多官能アクリレート系
樹脂(7)を塗布し、この多官能アクリレート系樹脂(
7)に紫外線又は電子線を照射して光硬化させ、多官能
アクリレート系樹脂(7)によって高硬度のゲルコート
層(8)を形成させるようにするのである。この多官能
アクリレート系樹脂(7)は硬化によって他の樹脂より
も著しく高い硬度を与え、周知のように一般的には紫外
線硬化型又は電子線硬化型として用いられる。しかしな
がら多官能アクリレート系樹脂を紫外線硬化型又は電子
線硬化型として用いると、紫外線照射用又は電子線照射
用の専用設備が必要となって設備コストが高くつき、ま
た浴槽のような深絞りの成形品の場合には多官能アクリ
レート系樹脂への紫外線や電子線の照射に工夫が必要と
なってこの結果設備が複雑になり、この点においても設
備コストが高くつくという問題がある。そしてさらに紫
外線照射や電子線照射を行なう場合、溶剤を使用してい
るときには爆発の危険性があるという問題もある。また
コア用成形材料(5)としては通常ポリエステル系のF
RPが使用されるところ、多官能アクリレート系樹脂と
コア用成形材料との密着性は十分でけ々く、浴槽のよう
に熱水の使用するものでは膨れやクラック、ひび割れ等
がゲルコート層Q8)、に入るおそれがある。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑みて表されたものであって、紫外
線照射や電子線照射の設備を用いる必要なく、シかもゲ
ルコート層の耐熱水性能を向上させることができる表面
高硬度成形品の製造法を提供することを目的とするもの
である。
(発明の開示) しかして本発明に係る表面高硬度成形品の製造法は、多
官能アクリレート樹脂とポリエステル系樹脂との混合物
を成形型f1+の表面に塗布してこれを加熱硬化させる
ことによりゲルコート層(4)を形成させ、しかる後こ
のゲルコート層(4)の表面にコア用成形材料(5)を
積層して硬化させることを特徴とするもので、以下本発
明の詳細な説明する。
先ず成形型(1)の表面にワックスやホバールなど離型
剤を薄く均一に塗布し、この成形型(1)の表面に多官
能アクリレート系樹脂とポリエステル系樹脂との混合物
を刷毛やスプレーなどによって均一に塗布する。多官能
アクリレート系樹脂としては紫外線硬化用などに一般に
用いられるものであれば何でも使用することができる。
また多官能アクリレート系樹脂には加熱硬化用の公知の
硬化剤や硬化促進剤が適量配合されている。またポリエ
ステル系樹脂としては通常加熱硬化型のゲルコート剤と
して用いられているものが使用できるが、なかてもポリ
エステル系アクリレート樹脂を用いるのが好ましい。両
樹脂の配合割合は多官能アクリ ゛レート系樹脂60〜
80重量%、ポリエステル系樹脂20〜40重量%が好
ましく、この両樹脂の混合物の塗布厚みは2〜300μ
程度が好ましい。厚く塗布しすぎるとクラックが発生し
易すくなるものである。このように上記両樹脂の混合物
を塗布したのち加熱してこの混合物(2)を硬化させ、
ゲルコート層(4)を形成させる。ここで多官能アク系 リレート樹脂は加熱により硬化され、紫外線の照△ 射や電子線の照射は不要であり、多官能アクリレ系 一ト樹脂を主成分とするこのゲルコート層(4)は紫△ 外線や電子線による硬化の場合と同等レベルの硬度を有
する硬化層となり、紫外線や電子線で硬化させたものと
同等レベルの表面硬度及び耐擦傷性を得られる0次にポ
リエステル樹脂のFRPのハンドレイアップや樹脂の注
型など在米周知の工法によってゲルコート層(4)の表
面に%2図、第3図(a)のようにコア用成形材料(5
)を積層させて硬化させると同時にコア用成形材料(5
)とゲルコート層(4)とを接着させる。そして、これ
を成形型filから脱型することにより、第3図(b)
のようなコア用成形材料(5)が硬化して得られる人造
天理石調などのコア層(6)の表面に多官能アクリレー
ト系樹脂とポリエステル系樹脂の混合物でなるゲルコー
ト層(4)が積層された表面が高硬度の成形品を得るも
のであ系 る。このものにあって、多官能アクリレー−脂を主成分
とするゲルコート層(4)にはポリエステル系樹脂が混
合されており、ポリエステル樹脂のFRPで形成される
ことが多いコア層(6)に対するゲルコート層(4)の
密着性を向上させることができる次に本発明を実施例に
よって具体的に説明するDPCA−30(日本化薬製 
紫外線硬化型特殊アクリレート樹脂)70重量%とイソ
ヮタル酸ポリエステルアクリレート((株)ユヒカ製)
30重量%とを混合し、この混合樹脂を成形型の表面に
150μ厚で塗布し、加熱硬化させてゲルコート層を形
成した。次にゲルコート層の表面KFRPをハシドレイ
アラづして硬化させ、これを成形型から脱型することに
よってFRP浴槽を作成した。
このようにして得た浴槽の表面の硬度は鉛筆硬度7H,
耐擦傷性+OOOスチールウールで傷無しの優れた結果
が得られ、また90℃、500時間の煮沸テストにおい
て膨れ、クラック、ひび割れ、しわ、剥離がゲルコート
層に全く発生しなかった。
(発明の効果) 上述のように本発明にあっては、多官能アクリレート系
樹脂とポリエステル系樹脂との混合物を成形型の表面に
塗布して加熱硬化させることによりゲルコート層を形成
させるようにしているので、多官能アクリレート系樹脂
の硬化にあたっては紫外線などの照射を行なうような必
要がなく、設備コストを低減できると共に異形の成形品
であっても加熱は均一に行なうことができて異形成形品
の表面硬度の向上が容易に行なえ、しかも紫外線照射を
行なう場合のような溶剤による爆発等の危険性が少ない
ものである。またゲルコート層とコア層との密着性を向
上させて、耐熱水性能を向上させることができるもので
ある。また多官能アクリレート系樹脂とポリエステル系
樹脂とは混合した状態で塗布が行なわれ、両樹脂を別々
にして塗布を行なうような2度の塗布作業を行なう必要
がなく、製造工数が増えるというようなことがないもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本発明の一実施例の
断面図、第3図(a) (b)は同」二の一部の拡大断
面図と一部の拡大斜視図である。 fl)は成形型、(4)はゲルコート層、(5)はコア
川成形材料、(6)はコア層である。 代理人 弁理士 石 1)長 七

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多官能アクリし一ト糸樹゛脂とポリエステル系樹
    脂との混合物を成形型の表面に塗布してこれを加熱硬化
    させることによりゲルコート層を形成させ、しかる後こ
    のゲルコート層の表面にコア用成形材料を積層して硬化
    させることを特徴とする表面高硬度成形品の製造法。
JP59005155A 1984-01-13 1984-01-13 表面高硬度成形品の製造法 Pending JPS60149416A (ja)

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JP59005155A JPS60149416A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 表面高硬度成形品の製造法

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JPS60149416A true JPS60149416A (ja) 1985-08-06

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ID=11603372

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311329A (ja) * 1986-07-03 1988-01-18 Toyota Auto Body Co Ltd Frp成形方法
JPS63239031A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 Sekisui Chem Co Ltd 強化プラスチツク成形品の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6311329A (ja) * 1986-07-03 1988-01-18 Toyota Auto Body Co Ltd Frp成形方法
JPH0346300B2 (ja) * 1986-07-03 1991-07-15 Toyota Auto Body Co Ltd
JPS63239031A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 Sekisui Chem Co Ltd 強化プラスチツク成形品の製造方法

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