JPS6311329A - Ｆｒｐ成形方法 - Google Patents
Ｆｒｐ成形方法Info
- Publication number
- JPS6311329A JPS6311329A JP61156649A JP15664986A JPS6311329A JP S6311329 A JPS6311329 A JP S6311329A JP 61156649 A JP61156649 A JP 61156649A JP 15664986 A JP15664986 A JP 15664986A JP S6311329 A JPS6311329 A JP S6311329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gelcoat
- synthetic resin
- frp
- layer
- gel coat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、繊維を含まない表面層を形成した［ＲＰ成形
晶（繊維強化合成樹脂成形品）の成形方法に関するもの
である。
晶（繊維強化合成樹脂成形品）の成形方法に関するもの
である。
［従来技術］
比較的少量生産のＦＲＰ成形品や大型のＦＲＰ成形品の
生産にはハントレイアップ法、スプレーアップ法等が適
用されている。これ等の方法では、成形型の型面にＨ型
剤を塗布した後、ゲル］−１〜（表面層）を０．３〜０
．５＃の厚さに塗布し、硬化後、不飽和ポリエステル系
、エポキシ系などの熱硬化性樹脂を含浸したガラスマッ
トなどのＦＲＰ層（ｌｆｉｉ維強化材層）を積層し、あ
るいはガラスマットなどを積層して後に−Ｆ記熱硬化性
樹脂を注入することにより成形品を得ている。
生産にはハントレイアップ法、スプレーアップ法等が適
用されている。これ等の方法では、成形型の型面にＨ型
剤を塗布した後、ゲル］−１〜（表面層）を０．３〜０
．５＃の厚さに塗布し、硬化後、不飽和ポリエステル系
、エポキシ系などの熱硬化性樹脂を含浸したガラスマッ
トなどのＦＲＰ層（ｌｆｉｉ維強化材層）を積層し、あ
るいはガラスマットなどを積層して後に−Ｆ記熱硬化性
樹脂を注入することにより成形品を得ている。
Ｅ水弁明か解決しようとする問題点］
ところで上記の成形方法で第１図に示すように表面が凹
凸状の成形品へを得にうとする場合、上記ＦＲＰ層の繊
維は長繊維であり、かつ高剛性であるので形状追従性が
悪く、一般に曲率半径６ｍｍ以下の角部は成形できない
。即ち、第５図のようになだらかな角部の場合には正規
成形品が１ｑられるか、割出成形品のようなシャープな
角部の成形品は得られない。なお図において、１はゲル
コート、２はＦＲＰ層（ガラスマツ］へ）である。
凸状の成形品へを得にうとする場合、上記ＦＲＰ層の繊
維は長繊維であり、かつ高剛性であるので形状追従性が
悪く、一般に曲率半径６ｍｍ以下の角部は成形できない
。即ち、第５図のようになだらかな角部の場合には正規
成形品が１ｑられるか、割出成形品のようなシャープな
角部の成形品は得られない。なお図において、１はゲル
コート、２はＦＲＰ層（ガラスマツ］へ）である。
そして、あえてシャープな凹凸成形面の成形型を用いて
成形を行なうと、第６図に示すようにゲルコート１とＦ
ＲＰ層２どの間に隙間３が発生ずる。また、この隙間３
の発生を防ぐぺ＜ＦＲＰ層２への樹脂供給量を増して第
７図に示すように余剰の樹脂で隙間を埋めると、硬化時
のヒケによりゲル］−１〜１が変形して外観不良となる
。即ら、隙間充填樹脂４の一方の側は剛性の大きいＦＲ
Ｐ層２と一体であるのでヒケによる変形はゲルコート１
側に現れる。また第６図および第７図の製品では強度が
弱く、衝撃や熱による膨張収縮で割れが牛じやすく、実
用に供し得ない。
成形を行なうと、第６図に示すようにゲルコート１とＦ
ＲＰ層２どの間に隙間３が発生ずる。また、この隙間３
の発生を防ぐぺ＜ＦＲＰ層２への樹脂供給量を増して第
７図に示すように余剰の樹脂で隙間を埋めると、硬化時
のヒケによりゲル］−１〜１が変形して外観不良となる
。即ら、隙間充填樹脂４の一方の側は剛性の大きいＦＲ
Ｐ層２と一体であるのでヒケによる変形はゲルコート１
側に現れる。また第６図および第７図の製品では強度が
弱く、衝撃や熱による膨張収縮で割れが牛じやすく、実
用に供し得ない。
そこで本発明は」二記の実情に鑑みてなされたもので、
曲率半径の小さいシャープな角部を有する表面か精度よ
く成形され、かつ耐久性のある「ＲＰ成形品を容易かつ
安価に製造する方法を提供することを目的とするもので
゛ある。
曲率半径の小さいシャープな角部を有する表面か精度よ
く成形され、かつ耐久性のある「ＲＰ成形品を容易かつ
安価に製造する方法を提供することを目的とするもので
゛ある。
１問題点を解決するための手段］
本発明は第３図に示すように成形型Ｂの片面にゴム成分
により変性して可撓・１ノ１を付与した熱硬化・目合成
樹脂のゲルＴＩ−ｔ−１を均一に塗布するととも（こ、
ゲルコート１の角部にゲルコート１と同質の材料を充填
して充填層１０で角部をなだらかな面とし、これ等が硬
化した後、熱硬化１ノ１合成樹脂を含浸した状態で第４
図に示１−ようにＦＲＰ＠２を積層してＦＲＰ成形成形
を得るものである。
により変性して可撓・１ノ１を付与した熱硬化・目合成
樹脂のゲルＴＩ−ｔ−１を均一に塗布するととも（こ、
ゲルコート１の角部にゲルコート１と同質の材料を充填
して充填層１０で角部をなだらかな面とし、これ等が硬
化した後、熱硬化１ノ１合成樹脂を含浸した状態で第４
図に示１−ようにＦＲＰ＠２を積層してＦＲＰ成形成形
を得るものである。
１作用効果］
ゲルコート１の裏面角部が埋められてなだらかな面とし
たので、剛性の高いＦＲＰ層２を無理なくゲルコート１
の裏面に密着して積層することかでき、表面かシャープ
な角に成形され、かつ内部に隙間のない強度にすぐれた
成形品か得られる。
たので、剛性の高いＦＲＰ層２を無理なくゲルコート１
の裏面に密着して積層することかでき、表面かシャープ
な角に成形され、かつ内部に隙間のない強度にすぐれた
成形品か得られる。
またゲル］−１−１の裏面角部が埋められた表面層を硬
化して後、ＦＲＰ層２を積層するので、ヒケが生じない
。まて表面層は厚くなるが可撓性にすぐれた材料を用い
ているので、成形品使用時【こおいて熱による膨張収縮
で表面層か破損することはない。
化して後、ＦＲＰ層２を積層するので、ヒケが生じない
。まて表面層は厚くなるが可撓性にすぐれた材料を用い
ているので、成形品使用時【こおいて熱による膨張収縮
で表面層か破損することはない。
［実施例］
第１図は本発明により得られる成形品を示すもので、成
形品Ａの表面には複数条の凸状リブＡ１および文字へ
か成形されておりリブＡ１および文字Ａ２の角部は曲率
半径１Ｍでシャープなエツジをイγしている。第２図は
成形品Ａを成形する成形型を示すもので、成形型１３の
成形面Ｂ１は成形品への表面形状に対応する凹凸面とな
っている。
形品Ａの表面には複数条の凸状リブＡ１および文字へ
か成形されておりリブＡ１および文字Ａ２の角部は曲率
半径１Ｍでシャープなエツジをイγしている。第２図は
成形品Ａを成形する成形型を示すもので、成形型１３の
成形面Ｂ１は成形品への表面形状に対応する凹凸面とな
っている。
第３図に示すように、上記成形面には先ず離型剤（図示
ｔ！ｆ）を塗布し、その上にゴム変性不飽和ポリエステ
ルのゲルコート１を均一厚さにスプレーまたはハケで塗
布する。ゲルコート１が半硬化以十となり強ｍがでた時
点で、ゲルコート１の角部にゲル］−１〜１と同じ材料
をシーラガンまたはｌ＼う等で充填塗布し、ゲル１−１
〜１の裏面をなだらかへ面とする。そしてゲル１−１へ
１および充填Ｆｉ１０を硬化させ一体化する。
ｔ！ｆ）を塗布し、その上にゴム変性不飽和ポリエステ
ルのゲルコート１を均一厚さにスプレーまたはハケで塗
布する。ゲルコート１が半硬化以十となり強ｍがでた時
点で、ゲルコート１の角部にゲル］−１〜１と同じ材料
をシーラガンまたはｌ＼う等で充填塗布し、ゲル１−１
〜１の裏面をなだらかへ面とする。そしてゲル１−１へ
１および充填Ｆｉ１０を硬化させ一体化する。
次になだらかな面とされたゲルコート１の裏面に、艮繊
紐のカラス、ｍ紺よりなり、不飽和ポリエステルを含浸
したカラスマツ］〜のＦＲＰ層２を上記裏面に密＠ｌし
めて積層し、硬化けしめてゲル−１−１〜１および充ｈ
３［１０と一体化することににす目的とり−る成形品△
を）ｑる。
紐のカラス、ｍ紺よりなり、不飽和ポリエステルを含浸
したカラスマツ］〜のＦＲＰ層２を上記裏面に密＠ｌし
めて積層し、硬化けしめてゲル−１−１〜１および充ｈ
３［１０と一体化することににす目的とり−る成形品△
を）ｑる。
−５＝
本発明によれば、充填層１０が硬化した後、ＦＲＰ層２
を積層するので第７図に示すようなヒケか生ぜず、型形
状を忠実に再現した成形品かｊｑられる。一方、ゲルコ
ート１の裏面側は充填層１０によりなだらかな面とされ
ているので、剛性の高い上記ＦＲＰＦ！２を密着して積
層することができ、第６図に示すような隙間３は生じな
い。また、ゲルコート１および充填層１０を含む表面層
は厚くなるが、ゴムを混入して可撓性が与えられた材料
で構成されているので、使用時の熱変化で膨張収縮して
も破損することはない。
を積層するので第７図に示すようなヒケか生ぜず、型形
状を忠実に再現した成形品かｊｑられる。一方、ゲルコ
ート１の裏面側は充填層１０によりなだらかな面とされ
ているので、剛性の高い上記ＦＲＰＦ！２を密着して積
層することができ、第６図に示すような隙間３は生じな
い。また、ゲルコート１および充填層１０を含む表面層
は厚くなるが、ゴムを混入して可撓性が与えられた材料
で構成されているので、使用時の熱変化で膨張収縮して
も破損することはない。
リブＡ１、および文字Ａ２の角部の曲率半径１ｍｍ、全
長５００ｍｍ、幅１００ｍ…で第１図に示す形状を有す
る本発明による成形品と、第６図に示す隙間３か存在す
る成形品について荷鍾衝撃試験をおこなった結果、前者
の破壊強度は３５ Ｋｇｆ −ｃｍ ｚ後者は’ＥＯＫ
Ｉｆ−ｃｍであり、また冷熱リーイクルによる耐熱試験
では前者は３リイクルで破損甘ず、後右は１サイクルで
ゲル］−１へに破損が牛した。
長５００ｍｍ、幅１００ｍ…で第１図に示す形状を有す
る本発明による成形品と、第６図に示す隙間３か存在す
る成形品について荷鍾衝撃試験をおこなった結果、前者
の破壊強度は３５ Ｋｇｆ −ｃｍ ｚ後者は’ＥＯＫ
Ｉｆ−ｃｍであり、また冷熱リーイクルによる耐熱試験
では前者は３リイクルで破損甘ず、後右は１サイクルで
ゲル］−１へに破損が牛した。
本発明によれば、内部欠陥を伴なうことなく、−６＝
自由イ＾表面デザインの耐久性良好なＦＲＰ成形品を得
ることかできる。また、文字部や模様の凹凸を所定形状
に正確に成形できるので、部分的に塗り分【ｊる場合に
マスキング治具の使用が可能となり、低」ス１〜で成形
品が得られる。
ることかできる。また、文字部や模様の凹凸を所定形状
に正確に成形できるので、部分的に塗り分【ｊる場合に
マスキング治具の使用が可能となり、低」ス１〜で成形
品が得られる。
第１図は本発明により得られる成形品の斜視図、第２図
は成形に用いる成形型の断面図、第３図および第４図は
成形Ｔ稈および成形品の要部断面を示す図、第５図、第
６図および第７図はそれぞれ従来法による成形品の要部
断面図である。 △・・・・・・成形品 ［３・・・・・・成形型 １・・・・・・ゲルコート １０・・・・・・充填層 ２・・・・・・ＦＲＰ層（繊維強化何層）第１回 第２図 第４図 第５面
は成形に用いる成形型の断面図、第３図および第４図は
成形Ｔ稈および成形品の要部断面を示す図、第５図、第
６図および第７図はそれぞれ従来法による成形品の要部
断面図である。 △・・・・・・成形品 ［３・・・・・・成形型 １・・・・・・ゲルコート １０・・・・・・充填層 ２・・・・・・ＦＲＰ層（繊維強化何層）第１回 第２図 第４図 第５面
Claims (1)
- 凹凸面をなす型面に離型剤を介してゲルコートを塗布し
、該ゲルコートにＦＲＰ層を積層するＦＲＰ成形方法に
おいて、ゴム成分により可撓性を付与した熱硬化性合成
樹脂のゲルコートを均一に塗布するとともに、凹凸状の
ゲルコートの角部にこれを埋めるように該ゲルコートと
同質の合成樹脂を積層充填し、充填層を硬化せしめて後
、熱硬化性合成樹脂を含むＦＲＰ層を積層することを特
徴とするＦＲＰ成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61156649A JPS6311329A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 | Ｆｒｐ成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61156649A JPS6311329A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 | Ｆｒｐ成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311329A true JPS6311329A (ja) | 1988-01-18 |
| JPH0346300B2 JPH0346300B2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=15632273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61156649A Granted JPS6311329A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 | Ｆｒｐ成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6311329A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03272831A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-04 | Toyota Auto Body Co Ltd | Ｆｒｐ成形品の製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519505A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Method of snipping antiflexible part in frp structure |
| JPS60149417A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 表面高硬度成形品の製造法 |
| JPS60149416A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 表面高硬度成形品の製造法 |
-
1986
- 1986-07-03 JP JP61156649A patent/JPS6311329A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519505A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Method of snipping antiflexible part in frp structure |
| JPS60149417A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 表面高硬度成形品の製造法 |
| JPS60149416A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 表面高硬度成形品の製造法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03272831A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-04 | Toyota Auto Body Co Ltd | Ｆｒｐ成形品の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0346300B2 (ja) | 1991-07-15 |
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