JPS6014726A - リ−ドリレ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外部回路との接続用の端子を備え、また、封
入容器の周囲にアース金具を備えたり一ドリレーに関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 封入容器として一般にガラス管を用いるリードスイッチ
本体は、リード片の封着部分に機械的。

熱的応力が加わると、その封着部分に歪を生じ、内部を
高真空にしたち封入ガスを封止したリードスイッチ本体
にとって所期の機能を低下する原因となる。このだめ、
従来はリードスイッチ本体のリード片と、端子は撚り線
などの接続線を用い、この撚シ線に充分なたるみを持た
セ゛て接続することにより応力に対し軽減あるいは緩和
させるクッション効果を得ていたが、撚り線を取付ける
ためにリード片とは巻付径半田付をし、さらに端子とは
溶接、半田付あるいはカシメなどの手段を要し、作業上
の手間や設備を伴なうものでめった。まだ前記作業を行
う際は、封着部に歪を生じさせないように慎重な作業を
する必要があった。

一方、高電圧を取扱うリードリレーにおいては前記歪が
原因となって耐圧低下に進行することがあり場合によっ
ては、封入容器であるガラス管が割れ、高電圧が封入容
器の周囲に巻装された操作用のコイルに混触するトラブ
ルを招くことがあるため、刺入容器の周囲にアニス金具
を設けておき、前記のようなガラス管割れの異常時に前
記アース金具を介して高電圧がアースに落ちるようにし
、操作回路との混触防止機能を付加しておく必要がある
。

第１図は従来のこの種のリードリレーの断面図を示す。

１は封入容器、２はリード片、３は前記リード片２と端
子４を接続〆る撚シ線、５は本体ケース、６はボビン、
７はコイノペ８，９はアース金具で、アース金具８はア
ルミパイプにて形成され、アース金具９は取付脚として
のヨークを兼ねるものである。このような構成において
は、前記のように撚り線３を接続するのに手間や慎重な
作業を要し、さらにアース金具８をヨーク９にボビン６
と一体にカーリングして固着しており、手間や設備を要
するとともに小形化が困難となる欠点を有していた。

発明の目的 本発明は前記従来の欠点を除去するもので、リード片と
端子との接続には両者を弾着する電気接続子を介して接
続し、封入容器の接地はボビンと本体ケースカバーに貫
通切欠部を設けてアース金具を挿入し、挿入状態でアー
ス金具は、封入容器を挾持し、かつ挿入後アース金具は
本体ケースカバー底面より、わずかに突出すようなアー
ス金具を設け、電気接続子はリード片を応力に対して充
分軽減、緩和し、ガラス管割れ異常時に対しても混触防
止機能を備え、作業性の向上、小型化に有利なリードリ
レーを得ることを目的とするものである。

発明の構成 そのための構成として、本発明は、封入容器の内部にＯ
Ｎ、ＯＦＦする一対の接点を設け、前記封入容器の外部
に前記一対の接点から導出したリード片を設け、前記一
対の接点をＯＮ、ＯＦＦするコイルを巻装したボビンを
前記封入容器の周囲に設けたリードスイッチ本体を形成
し、このリードスイッチ本体のリード片に接続する端子
を形成し、このリードスイッチ本体のリード片に接続す
る端子を本体ケース基板にそれぞれ固着し、前記リード
片と前記端子の両者を弾性的に接続する電気接続子を設
け、前記リードスイッチを被う本体ケースカバーを前記
本体ケース基板に固着し、前記本体ケースカバー上面に
設けた貫通孔と前記ボビンの鍔部に設けた貫通孔に前記
封入容器を挾持するアース金具を挿設し、前記アース金
具の一部を前記本体ケースカバー上面より突出したもの
である。この構成によって作業性の向上、小型化を実現
するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面の第２図〜第７図を参考
に説明する。１１は封入容器、１２はリード片、１３は
前記リード片１２と端子１４０両者を弾着する電気接続
子、１５は本体ケース基板、１５′は本体ケースカバー
、１５’ａは本体ケースカバー上面に設けた貫通孔、１
６はボビン、１６ａはボビン１６の鍔部に設けた貫通孔
、１７はコイル、１了ａはコイル用端子、１９はアース
金具である。そして前記電気接続子１３は半田付、溶接
。

かしめなどの特別な手段を必要とせず、端子１４に電気
接続子１３の複数個以上の貫通孔１３ａ。

１３ｂ、１３Ｃをはめ込むことによって取付けられる。

第６図は電気接続子１３を端子１４にはめ込んだ状態と
リード片１２の受け方を示しだ斜視図である。そして電
気接続子１３は特別な手段を用いず容易に取付けること
ができ、リード片１２を受けた電気接続子１３は端子１
４を押さえる方向に力が働くので容易に抜けなくなり、
かつ十分低い接触抵抗で電気的にリード片１２と端子１
３とを接続することができる。

なお電気接続子１３は弾性を必要とするため適切な厚み
や材料を選択して形成する。

アース金具１９は、本体ケースカバー１６の上面に設け
た貫通孔１５ａとボビン１６の鍔部１６ａに設けた貫通
孔１６ａに挿入し、ボビン１６の鍔　４部１６ａ内部で
封入容器１１を挾持し、挿入後に本体ケースカバー１６
の上面より、第２図９Ｍ３図のように、一部が突出して
いる。

また本体ケースカバー１５′と本体ケース基板１６とに
リードリレ一本体を本体ケース基板１５に取付けたのち
、本体ケースカバー１５′を超音波溶着等め手段で結合
してリードリレーを組立てるものである。

発明の効果 本発明のり＝ドリレーは、リード片と端子の接続におい
て、特別な手段を用いることなく電気接続子を用いて容
易に接続できることやリード片は通常、封着時に加熱に
よシ酸化しているので従来は半田付性を良くするため薬
品処理をしていたが、本発明の構成を用いると不要にな
ることや高電圧混触防止機能の従来の構成に比し簡素化
できることや作業性の向上と小形化が可能となり、全体
としても作業性の向上、簡素化、小型化が図れる優れた
効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のリードリレーの断面図、第２図および第
３図は本発明の一実施例におけるリードリレーの断面図
および側面図、第４図は端子の斜視図、第６図は電気接
続子の斜視図、第６図は電気接続子にリード片を取付け
る過程を示す斜視図、第７図は同リードリレーの分解斜
視図である。 １１・・・・・・封入容器、１２・・・・・・リード片
、１３・・・・・・電気接続子、１４・・・・・・端子
、１６・・・・・・本体ケース基板、１６′・・・・・
・本体ケースカバー、１５’ａ・・・・・・貫通孔、１
６・・・・・・ボビン、１６ａ・・・・・・貫通孔、１
７・・・・・・コイル、１９・・・・・・アース金具。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名−、
− 味　城 口　λ 滅 横 第４図 に　７　図 ／’７ａ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）封入容器の内部にＯＮ、ＯＦＦする一対の接点を
   設け、前記封入容器の外部に前記一対の接点から導出し
   たリード片を設け、前記一対の接点をＯＮ、ＯＦＦする
   コイルを巻装したボビンを前記封入容器の周囲に設けた
   リードスイッチ本体を形成し、このリードスイッチ本体
   のリード片に接続する端子を本体ケース基板にそれぞれ
   固着し、前記リード片と前記端子の両者を弾性的に接続
   する電気接続子を設け、前記リードスイッチを被う本体
   ケースカバーを前記本体ケース基板に固着し、前記本体
   ケースカバー上面に設けた貫通孔と前記ボビンの鍔部に
   設けた貫通孔に前記封入容器を挾持するアース金具を挿
   設し、前記アース金具の一部を前記本体ケースカバー上
   面より突出したリードリレー。
2. （２）電気接続子は、本体ケース基板に固着した端子に
   弾性的に係合する貫通孔を複数個設けた特許請求の範囲
   第１項記載のリードリレー。
3. （３）電気接続子は、リードスイッチ本体のリード片を
   弾性的に挾持する接触部を形成した特許請求の範囲８１
   項記載のり一ドリレー。
4. （４）　リードスイッチ本体のリード片に接続する端子
   を固着した本体ケース基板は、前記リードスイッチ本体
   を被う本体ケースカバーに超音波溶着にて固着した特許
   請求の範囲第１項記載のり一ドリレー。