JPS6014719B2 - 感圧複写紙用顕色シ−ト - Google Patents

感圧複写紙用顕色シ−ト

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JPS6014719B2
JPS6014719B2 JP53124753A JP12475378A JPS6014719B2 JP S6014719 B2 JPS6014719 B2 JP S6014719B2 JP 53124753 A JP53124753 A JP 53124753A JP 12475378 A JP12475378 A JP 12475378A JP S6014719 B2 JPS6014719 B2 JP S6014719B2
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忠 小林
彰宏 山口
桂三郎 山口
尚道 村上
昇 山戸
煌 長谷川
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/155Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides
    • C07C317/16Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton
    • C07C317/22Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton with sulfone or sulfoxide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F3/00Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table
    • C07F3/003Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table without C-Metal linkages

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧複写紙用の顕色シートに関するものである
感圧複写紙はノ−カーボン紙とも称せられ、筆記、タィ
ィプラィター等、機械的あるいは衝撃的圧力によって発
色し、同時に複数枚の複写を取ることのできる複写紙で
あって、電子供与性の寒色色素と電子受容性の顕色剤と
による発色反応に基くものである。
感圧複写紙の構造および発色機構を感圧複写紙(転移タ
イプ)を例にとり、第1図に示して説明すれば次のとお
りである。上葵紙1および中葉紙2の裏面には寒色の発
色性感旺色素を不揮発生オイルに溶解し、それをゼラチ
ン等の高分子膜で包んだ直径数ミクロン乃至十数ミクロ
ンのマイクロカプセル4が塗布されている。中葉紙2お
よび下葵紙3の表面には上記の感辻E色素と接触すると
反応を起して発色する性質の有る顕色剤5を含んだ塗料
が塗布されている。複写をとるためには上−(中)一(
中)−下の順に重ね(色素含有塗布面と顕色剤含有塗布
面とを対向させる)て筆圧6やタイプ打圧などの局部的
圧力を加えるとその部分のカプセル4が破れて感圧色素
溶液が顕色剤5に転移し、発色して複写記録が得られる
ものである。従来、電子受容性顕色剤として、‘1}U
SP2,712,507に開示されている酸性白土、ア
タパルガィト等の無機固体酸類、■持公昭40−930
9に開示されている置換フェノールおよびジフェノール
類、‘3}特公昭42−20,144に開示されている
p−置換フェノール−ホルムアルデヒド重合体、■特公
昭49−10,856および52−1327等に開示さ
れている芳香族カルボン酸金属塩等が提案され、一部実
用化されている。
顔色シートが備えるべき性能条件として、シート製造後
および長期保存後にも変らない優れた発色性は勿論、保
存時および日光等の額射線暴露時に黄変が少ないことお
よび発色画像が堅牢で頚射線、水あるいは可塑剤等によ
り容易に消失あるいは退色しないこと等が挙げられる。
従来提案されている顕色剤およびそれを塗工したシート
は性能的に−長一短がある。例えば、無機固体酸類は安
価であるが保存時に空気中のガス、水分を吸着して紙面
の黄変や発色性能の低下を生じ、置換フェノール類は発
色性が不十分である発色画像の濃度が低い。p一置換フ
ェノールーホルムアルデヒド重合体としてもっぱら用い
られているp−フェニルフェノールノポラツク樹指は発
色性は優れているが、塗工紙が日光照射あるいは保存中
に黄変し、発色画像が退色する。また、芳香族カルボン
酸金属塩は発色性、黄変性、光による退色性は良好であ
るが、水あるいは可塑剤に対する耐性は未だ十分とは云
い難い。本発明の目的は上記の欠点を改良した新規な顔
色剤を用いた感圧複写紙用顕色シートを提供することで
ある。
本発明による顕色シートは一般式(1)または(〇)(
式中、R1,R2,R3,R4は水素、ハロゲン、C,
〜C,oのアルキル基、シクロアルキル基、C7〜C,
.のアラルキル基またはフェニル基を表わし、同一でも
あるいは、異なっていても良い)で表わされる2,2−
ビスフェノールスルホン化合物のニッケル塩の1種また
は2種以上の顕色剤を含有することを特徴とする。
また前記顔色剤は前記一般式の化合物と;更に亜鉛、マ
グネシウム、アルミニウム、鉛、チタン、カルシウム、
コバルト、ニッケルおよびマンガンから成る群から選ば
れた多価金属の酸化物、水酸化物、または炭酸塩の1種
または2種以上を含有することを特徴とする。本発明に
よる顕色剤を用いた顕色シートは無機固体酸またはpー
フェニルフヱノールノボラツク樹脂を用いた頭色シート
に比較して同等またはそれ以上の発色性を有し、かつ発
色画像は水、可塑剤、光等により容易に退色しない耐性
を有する。特に光に対する耐性(いわゆる耐光性)は著
しく優れており、従来提案されている顕色剤の中では比
較的良好と考えられている芳香族カルポン酸金属塩より
も優れている。さらに日地照射等による黄変も大中に改
良され、取扱いおよび保存に極めて有利な顕色シートを
安価に提供できる利点を有している。本発明において用
いられる2,2′ービスフェノールスルホン化合物のニ
ッケル塩は公知化合物であるが、無色の感圧色素と接触
して発色し、しかも発色画像が優れた耐性を示す、とい
う頭色剤としての適性を有することは全く知られておら
ず予測も困簸であった。
また上記一般式(1)の前駆体である遊離ビスフェノー
ルスルホン化合物は顕色剤として紙等の支持体上に塗布
した場合には発色能力は極めて弱いかあるいはほとんど
認められず、ニッケル塩にすることにより初めて実用的
な頭色性能を示すものである。本発明において用いられ
る2,2ービスフェノールスルホン化合物は一般的には
i)p−置換フェノールと二塩化イオウとの反応により
得られる2,2ービスフェノールスルフィド化合物、あ
るいはU)p一置換フェノールと塩化チオニルとの反応
により得られる2,2′−ビスフェノールスルホキシド
化合物をさらに過酸化水素等により酸化反応させて製造
される。
p−置換フェノールとしてはフェノール、P−クロルフ
エノールあるいはpーブロムフエノール等のp−ハロゲ
ン化フェノール:p−クレゾール、pーアミルフエ/−
ル、p−オクチルフエノール・P−/ニルフェノール等
のp−アルキルフエノール;pーシクロヘキシルフエ/
−ル:p−(Q.Qージメチルベンジル)フェノール;
p−フェニルフェノール等が単独あるいは2種以上混合
して用いられる。
かくして製造された2,2ーピスフェノールスルホン化
合物よりニッケル塩を製造する方法はいくつかある。
例えばビスフェノールスルホン化合物のアルカリ金属塩
と水溶性ニッケル塩とを双方可溶なる溶媒中にて反応生
成させて製造できる。すなわちビスーフェノールスルホ
ン化合物に対してアルカリ金属の水酸化物、アルコキシ
ド類等を反応させてピスフェ/ールスルホン化合物のア
ルカリ金属塩またはそれらの水溶液、アルコール溶液あ
るいは水−アルコール混合溶液を得たのち水溶性ニッケ
ル塩を反応せしめて生成する方法である。この場合一般
式(1)の2,2ービスフェノールースルホン化合物の
ニッケル塩を目的とするときは、ビスフェノールスルホ
ン化合物1モルに対し、アルカリ金属の水酸化物、アル
コキシド類を2モル以上使用し、次いで1モル以上の水
溶性ニッケル塩を使用する。
また一般式(0)の2,2′−ビスフェノールースルホ
ン化合物のニッケル塩を目的とするときはビスフェ/−
ルスルホン化合物1モルに対しアルカリ金属の水酸化物
、アルコキシド類を1モル使用し、次いで0.5モルの
水港性ニッケル塩を使用する。本発明に用いられる水溶
性ニッケル塩としては塩化ニッケル、硫酸ニッケル、硝
酸ニッケル等の無機酸の塩およびシュウ酸ニッケル、酢
酸ニッケル等の有機酸の塩を用いることができる。
さらには、例えばビスフェノールスルホン化合物を有機
溶媒中、シュウ酸ニッケル、酢酸ニッケル等の有機酸の
ニッケル塩とを加熱ぜ吏応せしめることによっても製造
できる。この場合使用される有機溶媒としてはメタノー
ル、エタノール、ブタ/ール、アセトン、ベンゼン、ト
ルェン、塩化メチレン等があり、これら溶媒中に2,2
′−ビスフヱノールスルホン化合物を溶解するのが特に
有効である。さらに本発明の顕色剤は既知の顕色剤すな
わち活性白士等の無機固体酸、フェノーールーホルムア
ルデヒド樹脂等の有機重合体または芳香族カルボン酸金
属塩等と併用することは何ら差支えない。本発明の感旺
複写紙用顔色シートを調整する方法としては、‘1’顕
色剤の水性懸濁液を用いた水性塗料を紙等の支持体に塗
布する方法 ■抄紙時に顕色剤を漉き込む方法 {3’
頭色剤を有機溶剤に溶解または懸濁したものを支持体に
塗布する方法等当該業種間では公3句の方法のいずれで
も使用できる。
塗料を作成するに際しては、カオリン粘土類、炭酸カル
シウム、でん粉、合成および天然ラテックス等を配合し
て適切な粘度、塗工適性を有する塗料とする。
塗料において頭色剤成分が占める割合は全固型分中の1
0〜70%が望ましく、頭色剤の成分の割合が10%未
満では十分な発色性能を発揮しえず、また70%を越え
ると顕色シートの紙面特性が低下する。また、主成分で
ある本発明の藤色剤のほかに、亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム、鉛、チタン、カルシウム、コバルト、ニッ
ケルおよびマンガンから成る群から選ばれる多価金属の
酸化物、水酸化物または炭酸塩の1種または2種以上を
併用する場合は、これらの金属化合物の配合割合は顕色
剤成分に対し重量比で10:90〜90:10の範囲、
好ましくは30:70〜70:30の範囲である。塗料
の塗布量は乾燥重量で0.5夕/れ以上、好ましくは1
〜10夕/めである。本発明の感圧複写紙用顕色シート
においては、顕色剤成分および塗料の塗布量が少〈てす
み、また塗料の濃度、粘度等を比較的広範囲に変えられ
ることから、オンマシン塗工、オフマシン塗工いずれも
可能となり、性能上のみならず感法E紙製造工程上から
も大きなメリットが生ずる。
以下に本発明の方法を、実施例により詳細に説明する。
実施例及び比較的にて得られた顕色シートの性能試験結
果を第1表に示す。該性能測定方法は以下の方法によっ
た。
1 発色濃度および速度 クリスタルバイオレットラクトンを主たる感圧色素とす
る市販の上葉紙(十僕製紙製NW−5m)と塗料を塗布
した頭色シートの両塗布面を対向させて重ね合わせ、電
動式タイプライターで打圧発色させる。
TSS型ハンター比色計(東洋精機製)でアンバーフィ
ルターを用いて反射率を求める。発色濃度の測定は打圧
発色後1分、発色後2処時間の2点について行ない発色
前、発色後1分、発色後2餌時間の反射率L,11,1
2を用いて初期発色率〇.〕=1キヂX1oo(%)・
到達発色率〔J2〕=1キチXIoo(%)で表示した
。初期発色率、到達発色率とも高い程好ましい。2 耐
光堅牢度 2‐1 発色画像の耐光退色性 1)の方法で発色させた顕色シートを2および6時間、
フェドメータで光照擬し、1)−と同様に反射率を測定
して照射後の発色率〔J3〕を求め、照射前との比、残
存率= 03〕/〔J2〕×100(%)で表示した。
残存率が高い程好ましい。2‐2 頭色シートの耐光黄
変性 未発色の頭色シートを6時間、フェドメータで光照射し
、照射前後の反射率K,,舷(ハンター式比色計、プル
−フィルター使用)を用い、白色度残存率〔H〕=K2
/K,×100(%)で表示した。
白色度残存率が高い程光による黄変が少なく、好ましい
。3 耐可塑剤性 1)の方法で発色させた顕色シートの発色面に塩化ビニ
ル樹脂の可塑剤として用いられるフタル酸ジオクチルを
少量塗布し、発色画像の濃度変化を肉眼で観察した。
4 耐水性 1)の方法で発色させた銭色シートを水中に2時間保存
し、発色画像の濃度変化を肉眼で観察した。
本発明における2,2ービスフェノールスルホン化合物
のニッケル塩は合成例1〜9により製造した。
〔合成例 1〕 pーターシャリーオクチルフェノールと二塩化ィオウを
四塩化炭素一n−へキサン混合溶媒中で反応させて得た
2,2−ビス(p−ターシャリーオクチルフ,ェノール
)スルフィドを氷酢酸中、過酸化水素で酸化して、2,
2−ビス(pーターシヤリーオクチルフェノール)スル
ホンを得た。
四塩化炭素一nーヘキサン混合溶媒で再結晶してmP1
42〜144↑)の精製品を得た。次にこのビスフェノ
ールスルホン化合物11.85夕(0.025モル)を
水酸化ナトリウム2.0夕(0.05モル)を溶解した
エチルアルコールloo似に加えて溶解させたのち、塩
化ニッケル(6水塩)5.94夕(0.025モ’ル)
を溶解したエチルアルコール80舷に滴下した。
滴下終了後、2時間還流かきまぜを行なったのち冷却し
、水1500Mに投入し、析出した淡緑色結晶を炉取乾
燥して一般式(1)の2,2−ビス(p−ターシヤリー
オクチルフェノール)スルホンニツケル塩12.2夕を
得た。〔合成例 2〕p−ターシヤリーオクチルフェノ
ールの代わりにp一(Q,Q−ジメチルベンジル)フエ
ノールを用い、合成例1と同様にして淡黄色の2,2ー
ビス〔p−(Q,Qージメチルベンジル)フエノール〕
スルホンを得た。
次にこのビスフェノールスルホン化合物12.3夕(0
.025モル)を水酸化ナトリウム2.0夕(0.05
モル)を溶解したメチルアルコール50の‘に加えて溶
解させたのち、硫酸ニッケル(6水塩)6.6夕(0.
025モル)を溶解したメチルアルコール80の‘に加
えた。
25℃で6時間かきまぜを続けたのち、氷水1のこ投入
して析出した灰緑色結晶を炉取乾燥して一般式(1)の
2,2′−ビス〔p−(Q,Q−ジメチルベンジル)フ
エノール〕スルホンニツケル塩11.5夕を得た。
〔合成例 3〕 pーターシャリーブチルフェノールを用い合成例1と同
機にして淡黄色の2,2ービス(pーターシヤリーブチ
ルフェノール)スルホンを得た。
エチルアルコール180の‘に金属ナトリウム1.斑夕
(0.06モル)を溶解し、上記ビスフェ/ールスルホ
ン化合物14.2夕(0.03モル)を加え1時間還流
かきまぜを行なった後3び0に冷却する。塩化ニッケル
(6水塩)7.12夕(0.03モル)を溶解したエチ
ルアレコール100の‘を加えたのち、3ぴ○で4時間
かきまぜを続け、析出した浅薄を炉別した炉液からエチ
ルアルコールを凝圧留去して一般式(1)の2,,2−
ビス(p−ターシヤリーブチルフェノール)スルホンニ
ッケル塩の淡緑色結晶13.6夕を得た。〔合成例 4
〕 pーターシャリーアミルフェノールを用い合成例1と全
く同様にして一般式(1)の2,2−ビス(p一ターシ
ヤリーアミルフ.ヱノール)スルホンニッケル塩を得た
〔合成例 5〕 p−フェノールを用い合成例2と同様にして、淡カツ色
樹脂状の2,ゴービス(p−ノニルフェノール)スルホ
ンを得、次いでこのビスフェノールスルホン化合物を用
いて一般式(1)の2,2ービス(pーノニルフエノー
ル)スルホソニツケル塩を得た。
〔合成例 6〕 p−ターシヤリーオクチルフェノール0.5モルおよび
p一(Q,Q−ジメチルベンジル)フエ/ール0.5モ
ルをベンゼン溶媒中で:塩化ィオウ0.5モルと反応し
、水蒸気蒸留で溶媒を除去したのち過酸化水素で酸化し
て対応するピス(p−置換−フェ/ール)スルホンの混
合物を得た。
ガスクロマトグラフ、高速液体クロマトグラフにより3
種類のスルホンの混合物であることを確認した。次にこ
のビスフェノールスルホン混合物を用い合成例と1と同
様にして対応する一般式(1)のニッケル塩3種類即ち
2,2−ビス(p−tーオクチルフェノール)スルホン
ニツケル塩、2,2ービス〔p一(Q,Qージメチルベ
ンジル)フェノール〕スルホンニッケル塩および2一(
pーオクチルフエノール)一2−〔p−(Q,Q−ジメ
チルベンジル)フェノール〕スルホンニツケル塩の混合
物を得た。〔合成例 7〕 合成例1において、水酸化ナトリウム1.0夕(0.0
25モル)および塩化ニッケル2.97夕(0.012
モル)を用いる以外全く同様の操作で淡緑色の一般式(
ロ)の2,2−ピス(pーターシヤリーオクチルフェノ
ール)スルホンニツケル塩11.5夕を得た。
〔合成例 8) pークロルフェノールを用い合成例1と全く同様にして
一般式(1)の2.2ービス(pークロルフェノ−ル)
スルホンニツケル塩を得た。
〔合成例 9〕ジクロルェタンを溶媒とし、pーシクロ
ヘキシルフュノール2モルに対し、塩化チオニル1モル
を反応させて得た2,2−ピス(pーシクロヘキシルフ
ェノール)スルホキシドを字婚酢酸中、過酸化水素で酸
化して2,2ービス(p−シクロヘキシルフヱノール)
スルホンを得た。
四塩化炭素から再結晶してmp1705〜17がoの白
色結晶を得た。次いで合成例1と同様の方法で一般式(
1)の2,2−ビス(pーシク。へキシルフエノール)
スルホンニツケル塩を得た。〔実施例 la〕 合成例1で得た2,2ービス(p−ターシャリーオクチ
ルフェノール)スルホンニツケル塩24.5夕、リグニ
ンスルホン酸ナトリウム3夕および水42.5夕をサン
ドグラインデイングミルで分散させて懸濁液を作成した
次に該懸濁液を用いて下記組成の塗料を調製した。懸濁
液 5の雲量部力オリン
100スチレンープタジエン
ラテツクス(50%水溶液) 15酸
化デン粉(粉末) 15 水 180該塗料を上質
紙に乾燥時塗布量が6夕/めとなるように塗布乾燥して
額色シートを得た。
〔実施例 lb〕
実施例laと全く同様にして懸濁液を作成した。
次に該懸濁液を用いて下記組成の塗料を調製し、該塗料
を上質紙に塗布乾燥して顕色シートを得た。乾燥時塗布
量7夕/め。懸濁液 5の
重量部酸化亜鉛 20力オリ
ン 80スチレンーブタ
ジエンラテツクス(50%水溶液)
15酸化デン粉(粉末) 15水
180〔比較例 1〕 合成例1で得た2,2ービス(pーターシャリーオクチ
ルフェ/ール)スルホンニッケル塩の前駆体である2,
2−ビス(p−ターシャリーオクチルフェ/ール)スル
ホンを用いて実施例laと同様の処方で懸濁液を作成し
た。
該懸濁液を用いて下記組成の塗料を調製した。懸濁液
5蝿瞳部力オリン
100スチレンーブタジエンラテツ
クス(50%水溶液) 15酸化デ
ン粉(粉末) 15水
180該塗料を上質紙に乾燥時重量が6夕
/あとなるように塗布乾燥して顕色シートを得た。
〔実施例 2〕 実施例laにおける2,2ービス(pーターシャリーオ
クチルフェノール)スルホンニッケル塩の代わりに合成
例2で得た2,2−ビス〔p−(Q,Q−ジメチルベン
ジル)フェノール〕スルホンニッケル塩を用いて実施例
laと同様に顕色シートを得た。
〔比較例 2〕 合成例2で得た2,2−ビス〔p−(Q,Q−ジメチル
ベンジル)フェノール〕スルホンニツケル塩の前駆体で
ある2,2−ピス〔p一(Q,Q−ジメチルベンジル)
フエ/ール〕スルホンを用いて比較例1と同様に顕色シ
ートを得た。
〔実施例 3〜5〕 合成例3〜5で得た2,2−ビス(pータ−シャリープ
チルフェノール)スルホンニッケル塩、2,2ービス(
p一夕−シヤリーアミルフエノール)スルホンニツケル
塩、2,2ービス(pーノニルフェノール)スルホンニ
ツケル塩をそれぞれ用いて実施例laと同様に顔色シー
トを得た。
〔比較例 3〕Pーフエニルフエノール170夕、80
%パラホルムアルデヒド松.5夕、p−トルェンスルホ
ン酸2.0夕およびベンゼン2009をガラス製反応器
に袋入し、かきまぜながら加熱して、反応による生成水
をベンゼンとの共沸で系外に留去しながら70〜8ぴで
2時間反応させる。
10%水酸化ナトリウム水溶液320夕を加え、水蒸気
蒸留によりベンゼンを留去した。
次に希硫酸を滴下して析出したp−フェニルフェノール
ーホルムアルデヒド重合体を炉取、水洗、乾燥して白色
粉末178夕を得た。得たP−フエニルフエノールーホ
ルムアルデヒド重合体を用いて、比較例1と同様に顔色
シートを得た。乾燥時塗布量6.3夕/め。〔比較例
4〕 3一〔4′m(Q,Q−ジメチルベンジル)フエニル〕
−5一(Q,Qージメチルベンジル)ーサリチル酸亜鉛
を用い実施例laと同様にして顕色シートを得た。
乾燥時塗布量6.2夕/〆。〔実施例6および7〕 合成例6および7で得たビスフヱノールスルホン化合物
のニッケル塩をそれぞれ用いて実施例laと同様に顕色
シートを得た。
〔実施例8および9〕 合成例8および9で得たビスフェノールスルホソ化合物
のニッケル塩をそれぞれ用いて実施例laと同様に藤色
シートを得た。
頭色シートの性能試験佃 このように本発明による顕色シートは、比較例1および
2に比し優れていることは云うに及ばず、比較例3およ
び4に比較すれば発色性能および耐水性は略同等あるい
はわずかに穣れている程度であるが、耐光退色性、光黄
変性および耐可塑剤性においては本発明の顕色シートが
著るしく優れていることがわかる。
すなわち、本発明の藤色シートは光および可塑剤等に対
し発色像が安定で、発色濃度の低下をほとんど起こさな
いため、長期保存安定性を必要とされるが故に従来品で
は不適であった用途への利用拡大が可能となり、その実
用上の意義は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は感旺複写紙の構造を示す図である。 1・・・・・・上用紙、2・・・・・・中用紙、3・・
・・・・下用紙、4・・・・・・マイクロカプセル、5
・・・・・・顔色剤、6・・・・・・筆圧。 炎1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I)または(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1,R^2,R^3,R^4は水素、ハ
    ロゲン、C_1〜C_1_0のアルキル基、シクロアル
    キル基、C_7〜C_1_1のアラルキル基またはフエ
    ニル基を表わし、同一でもあるいは、異なっていても良
    い)で表わされる2,2′−ビスフエノール−スルホン
    化合物のニツケル塩の1種または2種以上を顕色剤とし
    て含有することを特徴とする感圧複写紙用顕色シート。 2 一般式(I)または(II)▲数式、化学式、表等が
    あります▼ (式中、R^1,R^2,R^3,R^4は水素、ハ
    ロゲン、C_1〜C_1_0のアルキル基、シクロアル
    キル基、C_7〜C_1_1のアラルキル基またはフエ
    ニル基を表わし、同一でもあるいは、異なっていても良
    い)で表わされる2,2′−ビスフエノール−スルホン
    化合物のニツケル塩の1種または2種以上と;亜鉛、マ
    グネシウム、アルミニウム、鉛、チタン、カルシウム、
    コバルト、ニツケルおよびマンガンから成る群から選ば
    れた多価金属の酸化物、水酸化物、または炭酸塩の1種
    または2種以上とを顕色剤として含有することを特徴と
    する感圧複写紙用顕色シート。
JP53124753A 1978-10-11 1978-10-11 感圧複写紙用顕色シ−ト Expired JPS6014719B2 (ja)

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