JPS60145894A - バ−コ−ドラベル片付帳票の作成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、各々の帳票に記された所望情報に対応する
バーコードが印刷されたラベル片を有するバーコードラ
ベル片付帳票の作成方法に関するものである。

従来、製品等の販売、受注、在庫管理あるいは、物品の
測定、検査等を行なう場合、製品または各種物品等にバ
ーコードラベルを貼付し、この貼付されたバーコードラ
ベルによつて、コード付けされた各々の製品または物品
ごとに対応する帳票を作成して行なつていた。この場合
、製品または各種物品等にバーコードラベルを貼付する
のは各営業所、各工場、各測定、検査場等の各々の現場
が多く、また起票される帳票もそれら現場で作成される
ことがほとんどで、これらの作業は、きわめて煩雑とな
り、製品や各種物品等に貼付されるバーコードラベルと
起票される帳票が一致しないというミスを引き起こすば
かりか、それによつて各種管理の再確認作業を強いられ
たり、あるいは測定、検査等であれば、まつたく信頼性
を失なつたものになる等の事故が発生していた。

そこで帳票には、文字、数字、記号等識別される項目を
あらかじめ電子計算装置のプリンタ等で印字しておき、
別のラベル用紙に、前記帳票に印字した文字、数字、記
号等に対応するバーコード群を印刷し、そしてこのバー
コードラベルを単位ごとのバーコードラベル用紙に分離
し、あらかじめ識別された各帳票とそれぞれに一致対応
するバーコードラベル用紙とを照合確認し、その後それ
らを綴じ合わせてセツトにしておくことが提案された。

また、識別された帳票と各々に対応するバーコードラベ
ル用紙を綴じ合わせる方法としては、バーコードラベル
用紙を帳票の一部にステーブル綴じまたは、糊綴じした
りする方法のほかに、バーコードを印刷するラベル紙を
、通常の剥離紙とラベル片の中間に剥離紙側が粘着面と
し、ラベル片側が剥離面とする粘着、剥離用紙を介在さ
せた三層紙からなる特種なラベル用紙を用いれば、バー
コードを印刷した後、粘着、剥離用紙とラベル片からな
る単位ごとのバーコードラベル片に分離し帳票の一部に
粘着、剥離用紙の粘着剤により貼り付けておけば、バー
コードラベル片をいつでも剥がして貼付することができ
るバーコードラベル片付帳票が得られる。

そして、これら帳票とバーコードラベル片を一体とした
バーコードラベル片付帳票を使用し、各々の現場で、帳
票に起票の際、その帳票からバーコードラベル片を剥が
しそれら製品または各種物品等に貼付するようにすれば
、起票された帳票と貼付されたバーコードラベル片は確
実に合致したものが提供されるはずである。

しかしながら、あらかじめ文字、数字、記号等を印字し
て識別された帳票と、これら帳票に識別された文字、数
字、記号等に対応するバーコードを別に印刷したバーコ
ードラベル用紙を一致対応させて綴じ合わせることは、
バーコード自体目視によつての識別がきわめて確認し難
いものであり、たとえバーコードを目視により、確認す
るためにバーコード付近に文字、数字、記号等を付し、
その文字、数字、記号等によつて確認しながら行なつた
としても、人手によつて行なう以上信頼性に欠けるもの
であり、これら帳票とバーコードラベル片が確実に一致
したものを得ることは、きわめて難しいものである。

そこでこの発明は、上述の欠点に鑑み、従来の欠点を除
去するとともに、さらに研究を重ね、文字、数字、記号
等を印字し識別された帳票とこの帳票に印字識別された
文字、数字、記号等に対応するバーコードが付されたバ
ーコードラベル片が確実に一致対応してなるバーコード
ラベル片付帳票の作成方法を提供するものである。

次にこの発明に基づく実施例を示す図面に従つてこの発
明を説明する。

第１図（イ）は、この発明に用いられるラベル片付帳票
１の平面説明図であり、バーコードラベル片付帳票の作
成方法を病院等で使用される血液検査用のバーコードラ
ベル片付帳票の作成方法として使用した場合について説
明する。第１図（ロ）は第１図（イ）のＸ−Ｘ線断面説
明図であり、このラベル片付帳票１は、右側に剥離層２
を有する剥離台紙３上に、表面に印字部４を有し裏面に
不乾燥性粘着剤層５を有し周囲に切込み９を設けてラベ
ル片６を重層してなり、ミシン目７でラベル用紙８が連
接する連続ラベル用紙８′と、左側に一部機械読取可能
なＯＭＲカード１０からなり、目視可能なカード番号記
入欄１１とこの番号記入欄１１に対応する機械読取用記
号記入欄１２や手書き用の登録番号、氏名、住所、性別
等の記入欄１３や所定の検査条件記入欄１４等が設けら
れてなる帳票１５がミシン目７′で連接されてなる連続
帳票１５′を構成するものであり、この連続ラベル用紙
８′と連続帳票１５′は、側端を糊１６で接続されて連
続ラベル片付帳票２０が構成されるものである。この連
続ラベル片付帳票２０の両側には用紙移送用孔２１が設
けられたマージナル部２２を有している。

次いでこの連続ラベル片付帳票２０は、第２図で示され
るように文字、数字、記号等を含むあらゆる画像情報が
制御出力される電子計算装置４０電子計算装置４０から
の出力情報信号を画像信号に変換する画像発生部４１、
および画像信号を光信号に変換して出力するオプテイカ
ルフアイバーチユーブなどからなる光信号出力部４２と
光信号を受けて静電潜像を表面に作成する転写ドラム４
３、ドラムへの帯電器４４、現像部４５、印字面へのト
ナー転写帯電器４６、定着器４７、トラクタ４８、４８
′などから構成される電子写真方式のプリンタＰにより
、連続ラベル片付帳票２０の単位ごとの帳票１５側に目
視可能なカード番号２３（アラビア数字）とこの番号に
一致する機械読取用ＯＭＲ記号２４を印字すると同時に
ラベル片６側には、このカード番号２３および機械読取
用ＯＭＲ記号２４に一致対応するバーコード２５を印字
する（第３図参照）。

尚ラベル片６は、２枚用意されており、バーコード２５
は２枚のラベル片６に印字され、１枚はバツクアツプ用
に保存される。また、バーコード２５のバーの向きは用
紙の移送方向に印字される。

これによつて、バーの印字状態は波うつことなく、印字
精度は向上する。そして、順次カード番号を異にして印
字を続けて連続バーコードラベル片付帳票３０′を作成
した後、両側の用紙移送用孔２１のマージナル部２２は
切落とされるとともに各単位毎に切断されてバーコード
ラベル片付帳票３０が作成される。

この場合、バーコードラベル片付帳票３０は、左側帳票
部分をＯＭＲカード１０で構成しているので機械読取精
度を上げるためミシン目７′を中心に幅をもつてカツタ
ー（図示せず）で切断しミシン目７′跡を残さないよう
にしている。２６はＯＭＲカード１０の機械読取用タイ
ミングマークである。

なお、上述において貼着部分となるラベル片６以外の部
分はプリンタにて文字、数字、記号等およびそれらをバ
ーコード化したバーコードを印字する前、または後に剥
離してもよく、またラベル用紙の側端が帳票の側端の下
に位置させ綴じ合わせてもよい。

上述の如くして作成されたバーコードラベル片付帳票３
０は、第３図に示す如く病院等の各検査場で被検者の登
録番号、氏名、性別、住所等の記入欄１３に記入し、そ
の他検査条件記入欄１４に所定の記入マークを記入する
と同時に、バーコード２５が印字されたラベル片６を剥
がし、被検者の採血５０を入れた試験管５１に貼付する
。次いで、帳票のカード番号、バーコード番号と一致す
る機械読取用ＯＭＲ記号２４と検査条件記入欄１４のマ
ークを機械読取させるとともに、先に帳票に記載した登
録番号、氏名、住所等を入力キーボードで打ち込み、電
子計算機に入力する一方、先の試験管５１を自動検査記
録機にセツトして検査を行なう。この際ラベル片６のバ
ーコード２５が検査開始時に読取られ、先に電子計算機
に入力されている検査条件記入欄１４に従つて検査が自
動的に行なわれ、バーコード２５に対応する電子計算機
の記憶部に検査結果が記録される。

その後、伝票１５のカード番号に基づいて、またはＯＭ
Ｒ記号を機械読取させ、検査結果を検索、出力させれば
、スムーズかつ信頼性の高い検査作業を行なうことがで
きる。

なお、帳票側に印字する識別用の文字、数字、記号等の
所望情報はバーコードも含むものであり、バーコードラ
ベル片付帳票の帳票側、ラベル片側の両方にバーコード
を印字してもよいものである。

また、この発明で使用されるプリンタは、電子写真方式
以外にインクジエツトプリンタや読取可能なバーコード
が印字できるものであればよい。

以上述べた如く、この発明は、ラベル用紙を帳票の側端
に綴じ合わされてなるラベル片付帳票を用い、文字、数
字、記号等やバーコード等を含む画像情報を印字できる
プリンタによりラベル片付帳票の帳票側に識別用の所望
情報を印字すると同時にラベル片側には、前記識別用の
所望情報に一致対応したバーコードを印字してバーコー
ドラベル片付帳票を作成するので、識別される帳票とバ
ーコードラベルを別々に作成して一致対応させる作業を
省くことができ、きわめてスピーデイにしかも確実にバ
ーコードラベルと帳票が一致されたものが提供でき、こ
れによつて作成させたバーコードラベル片付帳票を使用
することにより従来の製品等の販売、受注、在庫管理等
において合理的、確実な管理が行なえ、物品の測定、検
査等をきわめて正確かつ信頼性の高いものとすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）は、この発明に用いるラベル片付帳票の平
面説明図、第１図（ロ）は、第１図（イ）のＸ−Ｘ線断
面説明図、第２図は、この発明に用いる電子計算装置に
より制御され出力される電子写真方式のプリンタの説明
図、第３図は、この発明により作成されたバーコードラ
ベル片付帳票の使用状態説明図。 １はラベル片付帳票、２は剥離層、３は剥離台紙、４は
印字部、５は不乾燥性粘着剤層、６はラベル片、８はラ
ベル用紙、１５は帳票、２５はバーコード、３０はバー
コードラベル片付帳票、４０は電子計算装置、Ｐはプリ
ンタ。 特許出願人　トツパン・ムーア株式会社代表者　官澤次
郎

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 剥離層を有する剥離台紙上に、表面に印字部を有し裏面
   に不乾燥性粘着剤層を有するラベル片を重層してなるラ
   ベル用紙の側端と帳票の側端とを綴じ合わせてラベル片
   付帳票とし、次いで電子計算装置により制御され出力さ
   れる文字、数字、記号等およびそれらをバーコード化し
   たバーコードを印字するプリンタによりラベル片付帳票
   の帳票表面に文字、数字、記号等の所望情報を印字する
   と同時にラベル片の表面印字部に該文字、数字、記号等
   の所望情報に一致対応するバーコードを印字してなるバ
   ーコードラベル片付帳票の作成方法。