JPS60145847A - 積層板の製造法 - Google Patents

積層板の製造法

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Publication number
JPS60145847A
JPS60145847A JP59001691A JP169184A JPS60145847A JP S60145847 A JPS60145847 A JP S60145847A JP 59001691 A JP59001691 A JP 59001691A JP 169184 A JP169184 A JP 169184A JP S60145847 A JPS60145847 A JP S60145847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
curing
temperature
laminated
laminate
Prior art date
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Pending
Application number
JP59001691A
Other languages
English (en)
Inventor
外木 健之
和夫 小林
春樹 横野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication of JPS60145847A publication Critical patent/JPS60145847A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁板等に使用される積層板の製造法に関す
る。
積層板は、第1図に示す如き多段式圧縮成Ji機を用い
、第2図に示す如き成形のタイムダイヤグラムを基本と
して実施されている。第1図に於て、1はプリプレグ等
の成形材料、2は鏡板、3はクッション材、4は熱盤で
ある。この積層成形は加熱過程で、加熱された成形材料
の中に含塘れる樹脂の低粘性への変化を利用して加圧す
ることにょシ所定の板厚の平板に成形する過程、樹脂を
十分に硬化させ、機械的性能、熱的性能、電気的性能な
ど積層板の性能を発揮させる過程、ついで常温まで冷却
する過程の4過程が含まれている。これらの各要素工程
は、従来、不明のまま、十分な解析が加えられず、成形
機を第2図の如き温度、圧力の操作を行って、一連の積
層成形作業を実施するようになっていた。この場合、生
産効率をあげるために、多数の積層板を同時に成形する
こと、成形面積を大型化するなどの方法がとられていた
。しかしながら、この方法では、成形時に多量の熱エネ
ルギーを消費し、かつ製品にたいする製造条件も熱伝導
の関係からまちまちとなシ品質上も変動しやすいなどの
欠点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、積層材
料を、加熱工程、成形工程、硬化工程、冷却工程を経て
積層成形する積層板の製造法に於て、少なくとも成形工
程と硬化工程とを分離することを特徴とするものである
すなわち本発明は、加熱工程、成形工程、硬化工程、冷
却工程の4要素のうち、少なくとも成形工程と硬化工程
とを、それぞれ別装置で行うことにより、大幅な熱エネ
ルギーの節約と、製品の成形も1〜6枚という少数成形
とすることによシ、製造条件を均一化し、捷た4要素工
程のうち少なくとも成形工程と硬化エイ呈を別々にした
ことによシ各要素別にIツr喪時間に応じた工程能力と
することによって工程間の流れピッチをバランスよくと
れるようにして作業の連続化をはかシ、作業効率の太I
IvI向上をはかるものである。
第2図に示す如く積層成形は、加熱・成形・硬化・冷却
の4喪素からなっている。こhを第3図に示す如く各要
素別に機能する装置を設置し、積層成形を行うものであ
る。第6図に於て、5は成形プレス、6は硬化プレス、
7は硬化炉、8は冷却装置である。まず、プリプレグ等
の積層成形用成形材料をステンレス等の金属板間に挿み
、これを加熱成形機に装填する。加熱成形機は従来の積
層板成形用圧縮成形機でよい。この成形機の熱板は、常
に高温度の保持されており成形材料を加熱するようにな
っている。成形材料は成形機の熱板と接触し、さらに加
圧さh1昇温を開始する。成形材料は高温になると可塑
性を呈してくる。通常のフェノール樹脂、エポキシ樹脂
などの合成樹脂では、約80〜140℃でこの状態とな
り、加圧により変形しやすくなり、/31[望の形状に
成形することが可能となる。
積層板の厚さによってこの温度に昇温する時間は異なる
が、厚さ1,6鵡紙基材フェノール樹脂積層成形材料の
場合は、熱板温度150〜190°Cで約10〜60秒
でこの状態となる。加圧により所定厚の板に成形された
積層板は、さらに温度が上昇し、樹脂の硬化反応が進み
粘度が急激に上昇する。成形直後は、まだ樹脂は架橋反
応が起らず、圧力をとり除くと、成形材料は膨張して、
げ「望の形状を保持できないがその後極めて短時間で、
粘度が上昇し圧力をとシ除いても所望の形状を保持でき
るようになる。これは、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
では、熱板温度170〜190℃で板厚1.6〜五〇鴎
で約3〜10分である。ここまでのプロセスを加熱・成
形機で行う。所要時間は3〜10分を要する。
成形は多段で同時に6〜10分行う場合、多段の熱板の
間に1段ずつ間欠的に成形戦に投入【一連続的に行う場
合、長さの長いベルト式プレス等で行う場合がある。
次は、硬化工程である。成形工程でlり「望の板厚に成
形された積層成形材料は、まだ樹脂の硬化反応が初期の
段階にあり、績l−板として、機械的特性、耐熱性、耐
化学薬品性、電気性能などが十分でない。そのため、さ
らに〃■熱を続け、樹脂の硬化反応を完結させることが
必炊であんこのとき、加圧は必要でないこともあるが、
加圧會続けることがこのましい。このための硬化工程の
装置としては、加圧加熱装置として通常用いられている
熱板付き油圧成形機や加熱室など任意のものが使用でき
る。この工程は、樹脂によって工程時間が違うが、10
〜60分を奴する。それぞれのt5[時間、硬化せしめ
た積層板成形材料は、次に冷却されて、積層板になる。
実施例1 製造装置として第3図に示したものを使用した。
フェノール樹脂フェスをドルオール:メタノール、1:
1の溶剤で50%に希釈し紙厚0.25鶏のコツトンリ
ンター紙に含浸乾燥して、樹脂分50%、揮発分2%、
のプリプレグを得た。
このプリプレグ6枚を、温度165℃、圧力10 [1
kylcA、時間5分間成形し次いで温度175℃、圧
力5 kl/ / ca、時間20分間硬化を進め、冷
却ロールで冷却させて板厚1.2 Mの積層板を得た。
実施例2 実施例1のフェノール樹脂フェスをドルオール:メタノ
ール、1:1の溶剤で50%に希釈し紙厚0.25aの
コツトンリンター紙に含浸乾燥させて得たプリプレグの
性能は樹脂分50%揮発分4%のものを得た。
このプリプレグ6枚を温度170℃、圧力100kg/
cA、時間7分間成形し次いで温度175℃、圧力5k
liI/c#1、時間20分間仙化を進め冷却ロールで
冷却させて板厚1.2&i1の積層板を得た。
比較例 実施例1.2のフェノール樹脂プリプレグを8枚描成し
第1図に示す多段式圧縮成形機を用い第2図に示すダイ
ヤグラムの成形条件すなわち圧力100kg/cr1、
温度165℃、時間150分成形し板厚1.2鵬の8(
層板を得た。
実施例1.2と比較例の板厚1.2腸の積層板の特性は
まったく同一の特性を得た。
以上説明した本発明による効果は次の辿りである。
(1)積層成形の要素工程を分割することにより、従来
1回ごとに捨てていた熱エネルギーを、使用できる、従
来の約60%以下のエネルギーでよい。
(2)熱板間に1〜6枚という少数の積層板を成形する
ので、均一な熱伝導による加熱が可能となり、製品の品
質が均一となる。歩留も向上した。
(f’l 各要素に分けることによシ、成形のサイクル
を大幅に短縮可能となシ、連続的な生産がuJ能となシ
自動化が行いやすくなった。このため従来にくらべ約1
に人員を減らすことが0 可能となった。
(41自動化、サイクル短縮などで時間当りの生理枚数
は、約5倍以上に向上できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来法を示す側面図、第2図は成形時間一温度
、圧力のダイヤグラム、第3図は本発明法を示す側面図
である。 符号の説明 1 成形材料 2 鏡板 6 クッション材 4 熱盤 5 成形プレス 6 硬化プレス 7 硬化炉 8 冷却装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 積層材料を、加熱工程、成形工程、硬化工程、冷
    却工程を経て積層成形する積層板の製造法に於て、少な
    くとも成形工程と硬化工程とを分離することを特徴とす
    る積層板の製造法。
JP59001691A 1984-01-09 1984-01-09 積層板の製造法 Pending JPS60145847A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59001691A JPS60145847A (ja) 1984-01-09 1984-01-09 積層板の製造法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59001691A JPS60145847A (ja) 1984-01-09 1984-01-09 積層板の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60145847A true JPS60145847A (ja) 1985-08-01

Family

ID=11508543

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JP59001691A Pending JPS60145847A (ja) 1984-01-09 1984-01-09 積層板の製造法

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JP (1) JPS60145847A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57188358A (en) * 1981-05-15 1982-11-19 Matsushita Electric Works Ltd Continuous non-pressure molding method for laminated board

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57188358A (en) * 1981-05-15 1982-11-19 Matsushita Electric Works Ltd Continuous non-pressure molding method for laminated board

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